◎兵士たちを乗せた車列は実戦さながらの吹雪が吹き荒れる中、首都タリン近郊の高速道路で普通乗用車の玉突きに巻き込まれた。
エストニアのNATO軍基地(Getty Images)

先週エストニアで行われたNATOの合同軍事演習中に玉突き事故が発生し、8人のイギリス軍兵士を含む12人の兵士が負傷した。地元メディアが25日に報じた。

それによると、兵士たちを乗せた車列は実戦さながらの吹雪が吹き荒れる中、首都タリン近郊の高速道路で普通乗用車の玉突きに巻き込まれたという。

乗用車が別の乗用車に突っ込み、そのはずみで前方の装甲車に突っ込んだようだ。

警察によると、この事故で兵士12人と一般市民5人が負傷・入院したという。

エストニア国防省は声明で、「NATOの合同軍事演習に参加していたイギリス兵8人が帰国し、うち5人は退院、3人はバーミンガムの病院に入院している」と述べた。

イギリスはバルト3国におけるロシアの侵略を抑止するNATOの取り組みの一環としてエストニアに部隊を派遣している。

イギリス兵はエストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドのNATO同盟国とともにこの地域で防空任務などに当たっている。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク