◎演習期間は4日間。両国は最近、防衛関係を強化するパートナーシップ協定を締結した。
インドネシア軍とオーストラリア軍が13日、インドネシア本島のジャワ島沖で合同演習を開始し、約2000人の兵士が航空、海上、水陸両用、陸上作戦の訓練を行った。
両軍は東ジャワ州シトゥボンドのバノンガン海岸付近で戦車、大砲、歩兵、攻撃ヘリコプターによる実弾射撃訓練、共同上陸作戦、災害を想定した非戦闘員の避難訓練を行う予定だ。
演習期間は4日間。両国は最近、防衛関係を強化するパートナーシップ協定を締結した。
インドネシアはオーストラリアにとって最も重要な隣国であり、戦略的同盟国であるとしばしば紹介されるが、その関係は不安定である。
最近の意見の相違にはオーストラリア政府が過去のインドネシア大統領の私用電話を盗聴していたという疑惑や、インドネシアがオーストラリアの麻薬密輸業者に対して死刑を執行したこと、移民の密入国などがある。
インドネシア軍の司令官は声明で、「今回の合同演習は信頼関係を築き、能力と相互運用性を高めることで、両国のパートナーシップを強化することを目的としている」と述べた。