◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は10日午後の時点で4万3603人、負傷者は10万2929人となっている。
2024年11月10日/レバノン南部、イスラエル軍の空爆を受けた集落(AP通信)

イスラエル軍が10日、パレスチナ・ガザ北部のジャバリア難民キャンプを夜明け前に空爆し、子供13人を含む少なくとも33人が死亡した。ガザ当局が明らかにした。

イスラエル軍は1カ月以上に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となり、各地で行方不明者の捜索が続いている。

イスラエル軍はレバノンの過激派ヒズボラへの空爆も継続中。レバノン保健省は10日、南部の集落にミサイルが着弾し、子供7人を含む少なくとも23人が死亡、数人が負傷したと明らかにした。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は10日、ガザ北部で飢饉が起きている可能性が高いと発表。イスラエル政府に対し、直ちに封鎖を解除し、物資を搬入するよう求めた。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は10日午後の時点で4万3603人、負傷者は10万2929人となっている。

レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は10日午前の時点で3136人、負傷者は1万3979人。

ヒズボラは10日、イスラエル北部ハイファの海軍基地をドローンで攻撃したと明らかにした。

それによると、10日の午後4時にドローンの連隊がハイファ海軍基地への空爆を開始し、目標を正確に攻撃したという。イスラエル軍は声明を出していない。

またヒズボラはレバノン南部のイスラエル国境付近に駐留するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃したと主張した。

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