◎女性はヘビに噛まれながらも山岳地帯で生き延び、27日に無事保護された。
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のスノーウィー山地(Getty Images/AFP通信)

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の山地で1週間以上前から行方不明になっていた48歳の女性が無事保護された。警察が29日、明らかにした。

それによると、この女性は21日、同州のスノーウィー山地を訪れ、その後連絡が取れなくなったという。家族が警察に捜索願を提出し、レンジャーなどが捜索していた。

警察は声明で、「女性はヘビに噛まれながらも山岳地帯で生き延び、27日に無事保護された」と明らかにした。

レンジャー、地元警察、消防、国立公園局などが捜索に参加し、ヘリコプター、ドローン、災害救助犬を投入。地元のボランティアも参加し、大規模な捜索活動が展開された。

警察によると、女性はスノーウィー山地の中でも特に峻険なエリアで1週間近く生き延び、27日午後4時50分頃、国立公園局の職員によって発見されたという。

オーストラリア放送協会(ABC)は関係者の話しとして、「女性は自力で歩行できる状態で、職員の問いかけにも応じ、市内の病院に搬送され手当てを受けている」と報じた。

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