◎破裂した水道管は1985年敷設。直径は2メートル超とのこと。
カナダ・モントリオールの住宅地で16日、水道管が突然破裂し、少なくとも70戸の家屋が浸水、数百人が避難を余儀なくされた。
地元メディアによると、この影響で約15万戸の水道の水圧が下がったという。
市の水道局は水道水が濁った場合は口にしないよう呼び掛けている。
報道によると、水道管は午前6時頃に破裂し、道路から水が噴き出した。カナダ放送協会(CBC)の取材に応じた住民は「ゴーーという音で目が覚め、外を見ると大変なことになっていた」と語った。
目撃者によると、ピーク時の水の高さは10メートルを超え、道路も冠水、周辺の住宅に水が押し寄せたという。
住民たちは長靴をはいて通りを歩いた。
水道局は水を抑え込むのに5時間半ほどかかった。
同局は声明で、「午前11時45分に水を抑え、復旧作業を開始した」と述べた。
また同局は周辺の約15万世帯に対し、追って通知があるまで水道水をそのまま口にせず、一度沸騰させて飲むよう勧告した。
破裂した水道管は1985年敷設。直径は2メートル超とのこと。