◎ブラジルとアルゼンチンを含む多くの中南米諸国がイスラエルの軍事作戦によって子供を含む多くのガザ市民が虐殺されていると非難している。
ホンジュラス、首都テグシガルパ、カストロ大統領(ロイター通信)

ホンジュラス外務省は3日、駐イスラエル大使を召喚し、同国軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃を国際法違反と非難した。

レイナ(Eduardo Reina)外相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「ガザ地区の深刻な人道状況を鑑み、イスラエル大使の即時召喚を決定した」と書き込んだ。

ブラジルとアルゼンチンを含む多くの中南米諸国がイスラエルの軍事作戦によって子供を含む多くのガザ市民が虐殺されていると非難している。

ボリビア政府は今週、イスラエルがガザで「人道に対する罪」を犯していると非難。イスラエルとの外交関係を断絶した。

チリとコロンビア両政府もイスラエルの攻撃を非難し、駐イスラエル大使を召還した。

イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ側の死者は1万人近くに達し、今も増え続けている。

2021年、ホンジュラスのエルナンデス(Juan Orlando Hernandez、米国で公判中)大統領は在イスラエル・ホンジュラス大使館を西エルサレムに移転した。

この決定は2018年に米大使館をエルサレムに移転したトランプ米政権の機嫌を取るためのものと考えられている。

エルナンデス氏の後任に選ばれた同国初の女性大統領である左派のカストロ(Xiomara Castro)氏はベネズエラやキューバなどの左派政権と足並みを揃えつつも、米国を完全に疎外することなく一線を画そうとしている。

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