◎現場はカイロの北東に位置するダカリーヤ県の高速道路。
エジプトの警察当局は25日、首都カイロ近郊の高速道路でトラックがミニバスに衝突し、少なくとも10人が死亡、9人が重軽傷を負ったと発表した。
現場はカイロの北東に位置するダカリーヤ県の高速道路。地元警察によると、トラックは制限速度を超過していたという。
地元メディアは警察筋の話を引用し、「死者には子供と女性が含まれる」と報じた。犠牲者の身元は明らかにされていない。トラックの運転手の安否も不明。
負傷者は県内の医療機関に搬送されたようだ。
地元メディアによると、ミニバスに乗車していたのは近隣県の一家で、帰宅途中に事故に巻き込まれたという。
エジプトでは毎年、数千人が交通事故で命を落としている。
今年8月に南部ミニヤ県の高速道路で発生したマイクロバスの横転事故では少なくとも9人が死亡。同月初めにソハグ県で発生したマイクロバスとトラックの衝突事故では少なくとも17人が死亡、4人が負傷した。
7月にはミニア県の中心部を走行していたマイクロバスが駐車中のトラックに突っ込み、23人が死亡、30人が負傷している。