◎警察は市中心部でガスボンベが爆発したと説明しているが、詳細は明らかにしていない。
UAE(アラブ首長国連邦)の消防当局は26日、今週初めに首都アブダビで発生したガス爆発の死者は2人、負傷者は120人と発表した。
警察は市中心部でガスボンベが爆発したと説明しているが、詳細は明らかにしていない。
現地メディアによると、爆発はインドとパキスタンの出稼ぎ労働者が特に多い地区で発生したという。
インド外務省は26日、爆発で同国の市民1人が死亡、約100人が負傷したと報告した。
パキスタン外務省も同国の市民1人が死亡、数人が負傷したと報告している。パキスタンの外交官によると、アブダビの警察責任者は情報を共有すると約束したという。
サウジアラビアの主要同盟国であるUAEはイエメンのシーア派武装勢力フーシの攻撃を何度も受けており、今年2月に発生したガスボンベの爆発事故もフーシ派の犯行と疑われている。
UAE当局のデータによると、同国の外国人労働者の多くはインド人とパキスタン人で占められている。