エチオピアから数百人がケニアへ避難、国境の町で戦闘、女性や子どもが多数
ロイター通信によると、戦闘は21日に始まり、翌22日もエチオピア側の町の一部で銃声が聞こえたという。
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エチオピア南部オロミア州の国境の町モヤレで戦闘が発生し、数百人の住民が隣国ケニアに避難した。ケニア赤十字社と地元政府が22日、明らかにした。
ロイター通信によると、戦闘は21日に始まり、翌22日もエチオピア側の町の一部で銃声が聞こえたという。モヤレはエチオピアとケニアの国境をまたぐ形で広がっており、両国の住民が暮らす地域だ。戦闘が発生した原因は明らかになっておらず、エチオピア側はコメントを出していない。
ケニア当局によると、避難者の多くは女性と子ども。避難者たちはケニア側のモヤレ近くにある複数の集落で、親族や地域住民の支援を受けている。
ケニア赤十字社は声明で、避難した人数や必要な支援を把握するため、現地の状況調査を進めていると明らかにした。また、避難民を受け入れるためのキャンプはまだ整備されていないものの、今後、受け入れ態勢の構築に取り組む考えを示した。
今回の衝突は、エチオピア北部ティグレ州で続く国軍と反政府勢力の戦闘とは数百キロ離れた場所で発生した。ティグレ州では、ティグレ人民解放戦線(TPLF)が主導する反政府勢力連合と政府側の対立が続いている。
エチオピアでは複数の地域で武力衝突が起きており、今回の戦闘も住民の安全と周辺地域の安定に対する懸念を強めている。原因や戦闘の規模が明らかになっていない中、避難者への緊急支援と国境地域の情勢把握が課題となっている。
