3姉妹殺害、父親が関与か、警察が行方追う 米ワシントン州

殺害されたのは5歳、8歳、9歳の3姉妹。両親の離婚後、母親と一緒に暮らしていた。
2025年6月4日/米ワシントン州で父親に殺害されたみられる3姉妹(ABCニュース)

ワシントン州のキャンプ場近くで幼い3姉妹が殺害され、警察が父親の行方を追っている。現地メディアが9日に報じた。

警察によると、殺害されたのは5歳、8歳、9歳の3姉妹。両親の離婚後、母親と一緒に暮らしていた。

3人の遺体はワシントン州シェラン郡のロック・アイランド・キャンプ場付近で6月2日に発見された。

3人は父親との面会で自宅を離れた後、行方不明になった。

シェラン郡保安官事務所は9日の声明で、解剖の結果、3人の死因は窒息死であることを確認し、他殺と断定したと述べた。

ABCニュースは情報筋の話しとして、「3人の頭部にはビニール袋がかぶせられ、手首を縛られていた」と報じている。

警察は殺人容疑で父親のトラビス・デッカー(Travis Decker)を指名手配。行方を追っている。

警察によると、容疑者が寝泊まりしていたトラックは現場のすぐ近くで見つかったという。

容疑者の元妻の弁護士はABCの取材に対し、「デッカーは退役軍人で、PTSD(心的外傷後ストレス症)を含む精神疾患に悩まされ、退役軍人支援制度を通じて支援を受けることができなかった」と語った。

報道によると、容疑者は2014年にアフガニスタンに派遣されたという。

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