米ノースカロライナ州の公園で銃撃事件、2人死亡、若者同士のケンカが銃暴力に
事件は20日の午前10時ごろ、同市北西部にある公園で起きた。
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米ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムの公園で銃撃事件が発生し、少なくとも2人が死亡、複数人が負傷した。警察が20日、明らかにした。若者同士のケンカが原因とみられる。
事件は20日の午前10時ごろ、同市北西部にある公園で起きた。警察によると、対立関係にあった若者同士が事前にケンカをする約束をして現場に集まり、その最中に発砲があった。複数人が銃を使用したとみられ、事態は急速にエスカレートした。
この銃撃により、16歳と17歳の少年2人がその場で死亡。14歳から19歳までの少なくとも5人が負傷し、病院に緊急搬送された。負傷者の中には女性も含まれているという。
警察は複数人が発砲したことを確認し、ケンカに関与した人数や経緯の特定を進めている。現時点で逮捕者は出ていない。負傷者の中にも発砲した者がいるとみられる。動機やケンカの原因は明らかになっていない。
現場の公園は中等学校近くに位置しており、事件発生を受けてこの学校と周辺地域で一時的に封鎖措置が取られた。ただし、警察は学校自体への直接的な脅威はなく、安全は確保されていると説明している。
当局はこの事件について、無差別に一般市民を狙った事案ではないとしつつも、多数の若者が関与した点を重く見て捜査を続けている。現場周辺は一時閉鎖され、市民に対して近づかないよう呼びかけが行われた。
地元警察の責任者は記者会見で、「避けることができた悲劇だ」と述べ、若者間の対立が銃暴力に発展したことに強い懸念を示した。今回の事件は若年層の間での暴力の深刻化と銃が容易に手に入るという、米国社会が抱える問題を改めて浮き彫りにしたといえる。
