米フロリダ州留学生2人失踪、ルームメイトを殺人罪で起訴
警察によると、リモンさんの遺体は24日、タンパ湾に架かる橋の近くで発見された。
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米フロリダ州タンパのサウスフロリダ大学(USF)で行方不明となっていた留学生2人のうち、1人の遺体が発見された事件について、同居していた男が25日、殺人容疑で訴追された。地元当局はもう1人の捜索を続けており、事件の全容解明が急がれている。
行方不明となっているのはいずれも同大学の博士課程に在籍していたバングラデシュ出身の大学院生ザミル・リモン(Zamil Limon、27歳)さんとナヒダ・ブリスティ(Nahida S. Bristy、27歳)さん。4月16日から連絡が取れなくなっていた。
警察によると、リモンさんの遺体は24日、タンパ湾に架かる橋の近くで発見された。 遺体はその後の捜査で本人と確認され、死因の特定に向けて解剖が進められている。一方、ブリスティさんの行方は分かっておらず、当局が捜索を続けている。
この事件をめぐり、当局はリモンさんの元ルームメートであるヒシャム・アブガルビエ(Hisham Abu Gharbieh、26歳)容疑者を逮捕した。当初は遺体の遺棄や証拠隠滅、監禁など複数の容疑がかけられていたが、その後の捜査で証拠が積み重なり、検察は第1級殺人罪で正式に起訴した。
現地メディアによると、警察はSWATを投入して容疑者の身柄を確保した。容疑者は過去にも軽犯罪や家庭内暴力に関するトラブル歴があったとされ、当局が事件との関連について慎重に調べている。
リモンさんは地理学および環境科学を専攻する博士課程の学生、ブリスティさんは化学工学を研究していた。2人は交際関係にあり、将来を期待されていた若手研究者だったという。突然の失踪は大学関係者や地域社会に大きな衝撃を与えている。
事件は当初、行方不明事案として扱われていたが、遺体発見と容疑者の逮捕により重大事件へと発展した。現在もブリスティさんの行方は不明で、当局は湾岸地域を中心に大規模捜索を継続している。
検察は「すべての証拠を精査し、被害者のために正義を実現する」としており、今後は裁判に向けた捜査が本格化する見通しである。事件の背景や動機については明らかになっておらず、真相究明が待たれている。
