防衛省・自衛隊/ロシアによるウクライナ侵略の状況(2024年4月23日時点)

目次

2024年
 ・4月16日~現在
 ・4月1日~15日
 ・3月16日~31日
 ・3月1日~15日
 ・2月16日~29日
 ・2月1日~15日
 ・1月16日~31日
 ・1月1日~15日

2023年
 ・12月16日~31日
 ・12月1日~15日
 ・11月16日~30日

以前のタイムライン
ドンバス戦争のタイムライン

戦争に関与する国の戦力

2024年

4月16日~現在

4月26日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺の前線で激しい戦いが続いていると報告。

▽ウクライナのクレバ外相、国外の兵役に適している18~60歳までの自国民男性のパスポート更新を許可しない措置を擁護。「正義の問題である」と強調した。

▽ウクライナの裁判所、ソルスキー農業政策・食料相の身柄拘束を命じた。約700万ドル相当の国有地の違法取得に関与した疑いが持たれている。

▽米政府、ウクライナ向けに60億ドル規模の新たな兵器購入計画を発表する見通し。対砲兵レーダー、戦術車両、迎撃ミサイル「パトリオット」、ドローン、大砲、精密兵器、対ドローンシステムなどが含まれる模様。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、中国が西側諸国との良好な関係を維持したいのであれば、ロシアのウクライナ侵攻への軍事支援をやめなければならないと表明。

▽欧州委員会、ロシアに対する新たな制裁措置として、初めてLNG(液化天然ガス)を対象とすることを提案する見通し。

▽ロシア政府、NATO加盟国のポーランドが米国の核兵器配備の可能性を検討していると表明したことについて、非常に危険なゲームを行っていると警告。

4月25日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも20人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、前線の状況は依然として「困難」であると表明。同盟国に軍事支援を急ぐよう訴えた。

▽中部チェルカースィ州政府、ロシア軍が公共インフラを攻撃し、少なくとも6人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、住宅地にロシア軍の誘導爆弾が着弾したと報告。

▽東部ハルキウ州当局、鉄道駅近くにロシア軍の砲弾が着弾し、7人が負傷したと報告。

▽ロシアのリャプコフ外務次官、西側諸国がロシアの凍結資産を没収する案を進めた場合、米国との外交関係の格下げを検討すると表明。

▽プーチン大統領、産業界の会合で演説。来月訪中する予定と明らかにした。

4月24日
▽ゼレンスキー大統領、米国のウクライナ支援法案の成立を歓迎。「誰が何と言おうと、我々はロシアの攻撃から人命を守り続けるために必要な支援を得る」とSNSに投稿した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃を受け住宅などが損壊し、6人が負傷したと報告。

▽バイデン米大統領、950億ドル規模のウクライナ・イスラエル・台湾支援法案に署名。ウクライナへの兵器輸送は今後数時間以内に開始されるという。ウクライナ向けは610億ドル、イスラエル向けに260億ドル、パレスチナ自治区ガザ向けの人道支援が10億ドル、台湾が80億ドルとなっている。

▽バイデン米大統領、短編動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」の中国の親会社である字節跳動(バイトダンス)に約9カ月以内に同アプリの米資産売却を義務付け、従わなければアプリの利用を禁止する法案に署名。

▽ウクライナ政府、兵役に適している18~60歳までの男性について、国外でのパスポート更新を許可しないと発表。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、女性1人が負傷したと報告。

▽米政府、中国の一部銀行に対する制裁措置について予備的に協議。近い将来に制裁を科す計画はまだないと明らかにした。

▽ロシア西部スモレンスク州当局、ウクライナ軍のドローンがエネルギーインフラを攻撃したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部地域に飛来したウ軍のドローン8機を撃墜したと発表。

▽ロシア・モスクワ地方裁判所、収賄容疑で身柄を拘束されたイワノフ国防次官を6月23日まで勾留するよう命じた。

4月23日
▽ゼレンスキー大統領、米連邦議会下院が承認した法案について、「パッケージの一部として長射程の地対地ミサイルATACNS(エイタクムス)を受け取ることになる」と明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ市にある高さ240メートルのテレビ塔が22日にロシア軍のミサイル攻撃を受け崩壊したことについて、「情報を遮断し、ハルキウ市の占領を試みる取り組みのひとつである」と非難。

▽米上院、950億ドル規模のウクライナ・イスラエル・台湾支援法案を賛成79ー反対18で可決。

▽ウクライナ政府、徴兵の対象年齢にある海外在住の男性に対する領事サービスを「帰国手続きを除き」停止したと発表。徴兵を増やす狙いがあるとみられる。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が攻撃型ドローン16機と短距離弾道ミサイル2発を発射したと報告。うちドローン15機を撃墜したという。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍がアウディーイウカ近郊に誘導爆弾を投下し、車に乗っていた5人が重軽傷を負ったと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部オデーサ州をドローンで攻撃し、少なくとも7人が負傷したと報告。

▽キーウ当局、ロシア軍のドローンが市内上空に飛来したものの、防空部隊によって撃墜されたと報告。負傷者や被害は確認されていない。

▽南部ミコライウ州政府、防空部隊が撃墜したロシアドローンの残骸で商業ビルに当たり、損傷したと報告。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、民間人4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国家警備隊、ロシア軍は今年の夏季攻勢時に予想外の地域を攻撃し、東部の主要都市ハルキウ市への進撃を試みる可能性があると指摘。

▽米政府、ウクライナに対する10億ドル規模の追加軍事支援を準備中。近く成立するとみられる約610億ドルの緊急予算案による最初の支援になる予定。

▽スナク英首相、20230年までに国防費のGDP比を2.5%に引き上げると表明。

▽英政府、ウクライナに車両400台、ボート60隻、砲弾1600発、弾薬400万発を含む5億ポンド相当の新たな軍事支援を提供すると表明。

▽ロシアのショイグ国防相、ロシアは西側から供給された兵器が保管されているウクライナ基地への攻撃を強化すると表明。

4月22日
▽ゼレンスキー大統領、バイデン米大統領と電話会談。米国の支援に改めて謝意を表明した。

▽ウクライナ当局、東部ハルキウ市にある高さ240メートルのテレビ塔がロシア軍のミサイル攻撃を受け崩壊したと報告。

▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。「ウクライナ支援法が成立次第、早急にウクライナのニーズを満たすかなりの安全保障支援を新たに提供する」と伝えた。

▽ポーランドのドゥダ大統領、ロシアに対抗してNATOがポーランドへの核兵器配備を決定した場合、それを受け入れる用意があると表明。

▽ロシア大統領府、ポーランドが米国の核兵器を受け入れる動きがあれば軍が分析し、それが実行されればあらゆる措置を講じると警告。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部の重要拠点であるチャシウヤール近郊の集落を制圧したと発表。

▽スウェーデンのストックホルム国際平和研究所、2023年の世界の軍事費が前年比で7%増の総額2兆4430億ドルにのぼり、過去最高を更新したと発表。

▽ロシアのラブロフ外相、西側によるウクライナ支援によって、世界は核保有国同士の直接的な軍事衝突の瀬戸際に立たされていると警告。「壊滅的な結果につながる恐れがある」と述べた。

▽EU、イランがイスラエルをミサイルやドローンで攻撃したことを受け、対イラン制裁の拡大で合意。

▽EU、ルクセンブルクで会合を開き、ウクライナの防空強化策を緊急に検討する姿勢示す。ウクライナが最も必要としている米国製地対空ミサイル「パトリオット」の供与を確約するには至らなかった。

4月21日
▽ゼレンスキー大統領、米NBCのインタビューでウクライナ支援法案を可決した下院に謝意を表明。「ロシアの計画を打ち砕くためにはより多くの長距離兵器と防空システムが必要だ」と訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、1年前に米製戦闘機F16の供与が決まったにもかかわらず、それはまだウクライナに届いていないと指摘。供与を急ぐよう改めて呼びかけた。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州やハルキウ州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により、民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国家警察、東部地域の検問所で警察官を殺害したとされるウクライナ人兵士2人を逮捕したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、米国の予算案が成立し、その支援が最前線に届くまでの間、ウクライナ軍はさらなる後退に見舞われる可能性があると指摘。

▽ロシア大統領府、米国によるウクライナへの援助は想定内であると指摘。

4月20日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が19日に南部オデーサ州の港湾インフラを攻撃し、被害が出たと発表。

▽米下院、610億ドルのウクライナ支援を含む4法案を可決。全体の予算規模は約950億ドル。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍のミサイル2発とドローン3機を撃墜したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍の弾道ミサイルが市内に着弾し、インフラが被害を受けたと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃により、男性2人が死亡、60歳の女性が負傷したと報告。

▽中部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍の砲撃で54歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ国家警察、東部地域の検問所で警察官を殺害したとされるウクライナ人兵士2人の行方を追っていると発表。

▽ロシア国防省、8地域の上空に飛来したウクライナ軍のドローン50機を撃墜したと発表。ウクライナ政府はコメントを出していない。

▽ロシア国防省、ウクライナ空軍のスホイ25戦闘機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、防空部隊が撃墜したウクライナ軍のドローンの破片が住宅地に降り注ぎ、民間人2人が死亡したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、妊婦が死亡したと発表。

4月19日
▽ゼレンスキー大統領、NATO国防相特別会合にオンライン出席。「ウクライナがロシアの空爆に対応するために、パトリオットもしくは高性能防空システムが少なくとも7基必要である」と説明し、軍事支援の強化を求めた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が中部ドニエプロペトロフスク州の鉄道駅や住宅にミサイルを撃ち込んだと報告。同盟国に対し、防空の強化が必要だと改めて訴えた。

▽中部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃があり、少なくとも8人が死亡、25人以上が負傷し、重要インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍、ロシアの長距離爆撃機ツポレフ22M3を撃墜したと発表。ウクライナ全土に対して巡航ミサイルを撃ち込んでいたツポレフ22M3の撃墜は侵攻開始以来初。

▽ロシア国防省、空軍のツポレフ22M3が戦闘任務を終えて基地飛行場へ帰還する途中、南部スタブロポリ地方に墜落したと発表。

▽ロシア南部スタブロポリ当局、ツポレフ22M3が墜落し、乗員4人のうち1人が死亡したと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATO加盟国がウクライナに追加の防空システムを提供することで合意したと発表。

▽欧州委員会、G7がロシアの凍結資産約3000億ドルをウクライナ向け融資の担保に活用することを協議していると明らかにした。

▽G7外相、凍結したロシア資産約3000億ドルをウクライナ支援に活用する方法の検討を続けると表明。

▽欧州委員会、中国が兵器製造に使用される可能性のある部品をロシアに供給している兆候が見られると報告。

▽ブリンケン米国務長官、中国がロシアに兵器の重要部品を提供することで、ロシアによるウクライナ侵攻を支援していると非難。

▽ロシア、西側との関係が冷え込む中、外国勢力によって国家機密が漏洩しかねないとの懸念から、一部の政府職員を対象に海外渡航を従来よりも制限。

4月18日
▽ゼレンスキー大統領、EUの首脳らに対し、防空システムの支援を急ぐよう改めて要請。「イタリアで開幕した外相会合の主要議題は防空である」と述べた。

▽ウクライナ当局、北部チェルニヒウの住宅地に対するロシア軍のミサイル攻撃による死者が18人に達し、78人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン13機をすべて撃墜したと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、「NATOはウクライナの防空能力強化に向け、一段の取り組みを行っている」と表明。

▽ドイツ軍のブロイアー連邦軍総監、ロシアがウクライナ戦争の影響を受けた軍を再建すれば、5~8年以内にNATO加盟国を攻撃する軍事的準備が整う可能性があると指摘。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ウクライナの防空体制を強化するため、EU加盟国が自国のミサイル迎撃システムをウクライナに送るべきと表明。ウクライナ支援を米国だけに頼るわけにはいかないと述べた。

▽G7財務相、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用するため、あらゆる手段を引き続き模索すると表明。

▽イエレン米財務長官、ウクライナに財政・軍事支援を提供するバイデン政権の決意を強調。共和党が政治的な理由で支援承認を遅らせているのは許されないことだと批判した。

▽トランプ前米大統領、「欧州はウクライナにもっと資金を投入すべき」とSNSに投稿。

▽ドイツ当局、米軍施設などへの破壊工作を計画した疑いでドイツとロシアの国籍を持つ人物2人を逮捕したと発表。

▽ロシア国防省、領空内に侵入したウクライナのスパイ気球5機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、領内に向けて発射されたウクライナ軍のミサイル2発、ロケット弾19発、ドローン16機を撃墜したと報告。

4月17日
▽ゼレンスキー大統領、北部チェルニヒウがロシア軍のミサイル攻撃を受けたことに言及。「支援が十分であれば防げた可能性があった」とSNSに投稿した。

▽ウクライナ、北部チェルニヒウの住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも17人が死亡、60人以上が負傷したと発表。

▽チェルニヒウ州知事、ロシア軍が核弾頭搭載可能な弾道ミサイル・イスカンデルを住宅地に3発撃ち込んだと発表。

▽G7外相会合、イタリア南部カプリ島で3日間の日程で開幕。

▽チェコ政府、ウクライナのために50万発の砲弾を確保したと発表。最初の砲弾は6月に納品される予定。

▽ウクライナ軍のミサイルが南部クリミア半島の飛行場に着弾。AP通信が報じた。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、19日に開く会合で、ウクライナに対する防空システム追加供給の方策を巡り協議すると明らかにした。

▽ドイツ政府、EUとNATO加盟国に対し、ウクライナの防空体制を早急に強化するよう改めて呼びかけた。

▽イエレン米財務長官、G7制裁で凍結した約3000億ドルのロシア資産をウクライナ支援に活用するための選択肢を検討していると表明。G7はウクライナ支援に完全にコミットしていると強調し、米議会に軍事・財政支援を承認するよう訴えた。

▽通信アプリ「テレグラム」の創業者ドゥロフ氏、1年以内に同アプリの月間ユーザー数が10億人を超えるという見通し示す。

▽ロシア国防省、中部タタルスタン共和国の上空でウクライナのドローンを撃墜したと発表。ウ国境から1200キロほどの地点とみられる。

▽ロシア国防省、首都モスクワの東方約350キロの地点でウクライナのドローンを撃墜したと発表。

4月16日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争をめぐり、最前線の行動や同盟国からの兵器供給について軍司令官らと協議。

▽ゼレンスキー大統領、都市やインフラに対するロシアの攻撃を防御するためには同盟国の防空システムが必要だと改めて表明。

▽ゼレンスキー大統領、軍への動員規則を改正する法案に署名。男性は徴兵に関する最新データを当局に登録するよう義務付けられる。また、志願兵に支払う報酬を増やし、徴兵を逃れた場合の新たな罰則を導入する。

▽ウクライナ軍、今年納入されたドローンの数が既に2023年全体の3倍に達したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシアとウクライナ、黒海での安全な商船運航の保障に関して先月合意に達したものの、土壇場でウ側が態度を変えたため、成立しなかったことが分かった。ロイター通信が報じた。

▽米共和党のジョンソン下院議長、イスラエルとウクライナへの支援を今週、別個の法案として審議すると発表。

▽プーチン大統領、イランのライシ大統領と電話会談。全ての当事者に新たな対立を引き起こすような行動を控えるよう求めた。

ウクライナのゼレンスキー大統領とシルスキー総司令官(Getty Images/AFP通信)
4月1日~15日

4月15日
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の情勢が一段と厳しくなっているとSNSに投稿。

▽ゼレンスキー大統領、イランによるイスラエルへのドローン・ミサイル攻撃を非難。空からの脅威を撃退するため、ウクライナもイスラエルのように同盟国の支援が必要だと訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍は先週、ウクライナに向けて約130機のドローン、80発以上のミサイル、約700発の誘導航空爆弾を発射したと報告。

▽ウクライナのクレバ外相、イスラエル軍がイランのミサイル・ドローンをほぼ全て撃墜したことについて、「同盟国の強力な支援があれば、ロシアのミサイルも迎撃できるということを示している」と表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍が対ナチス・ドイツ戦勝記念日である5月9日までに東部ドネツク州チャシウヤールを占領する任務を部隊に課したと指摘。

▽米英両政府、商品取引所でのロシア産アルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱い禁じる。

4月14日
▽ウクライナのウメロウ国防相日、ロシア軍は戦略的に重要な拠点である東部チャシウヤールの制圧を狙って攻勢を強めており、苦戦を強いられていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州、ハルキウ州、南部ザポリージャ州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、エネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽米議会下院のスカリス院内総務、イランがイスラエルに対する報復攻撃を開始したことを受け、イスラエルを支援し、イランの責任を追及する法案を来週審議すると表明。

4月13日
▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が東部と南部の1000キロ以上にわたる前線で攻撃を強化していると指摘。ドネツク州の工業地帯の戦況がここ数日で著しく悪化していると警告した。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシアのプーチン大統領が先月の大統領選で勝利して以来、ウクライナ東部と南部の前線における攻撃を大幅に強化していると指摘。

▽南部ザポリージャ州のロシア当局、ウクライナ軍の12日の砲撃で子供を含む10人が死亡したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローンがクピャンスク近郊の集落に爆弾を投下し、救急車に着弾、58歳の運転手が負傷したと発表。

▽米政府、中国が工作機械や超小型電子機器、ドローン、巡航ミサイルなどの軍事兵器を大量供給することで、ロシアの対ウクライナ軍事行動を支援していると指摘。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州バフムートに近い集落を占領したと発表。ウクライナはこれを否定し、戦闘が続いているとした。

▽ドイツ政府、ウクライナに米国製の地対空迎撃ミサイルシステム「パトリオット」を追加供与すると発表。

4月12日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアによる空爆が激化する中、防空システムなどの軍事援助の約束を果たすよう同盟国に改めて要請。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州やハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、戦死した自軍の兵士99人の遺体がロシアから返還されたと発表。このうち77人が東部ドネツク州、20人がザポリージャ州、2人がハルキウ州で戦死したとされる。

▽国際原子力機関、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発について、「攻撃をやめなければ極めて危険な状態に陥る恐れがある」と警告。

▽ロシア連邦保安庁、イギリスの特殊舟艇部隊(SBS)がウクライナで活動し、ロシア軍に対する作戦を支援していたと主張。

▽ロシア外務省のルデンコ外務次官、武藤 顕・駐ロシア大使に対し、日米軍事協力の深化は危険な傾向であり、北東アジアの安定と安全に対する脅威だと懸念伝える。

▽ロシア国防省、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと報告。

▽ロシア大統領府、2022年3月にトルコ・イスタンブールで議論された文書の草案が和平交渉の礎になる可能性があると主張。ウクライナはこれを拒否している。

4月11日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ市の他、各地の重要インフラがロシア軍から夜間に攻撃を受けたと発表。一晩でミサイル40発以上と無人機40機以上が投入されたという。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、少なくとも4人が死亡、14人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、同国の主要施設がロシア軍の大規模攻撃を受けたと発表。

▽ウクライナ当局、5つの地域にある変電所と電力施設がロシア軍の攻撃を受け、停電が発生したと発表。少なくとも20万人が影響を受けているという。

▽トランプ前米大統領、現職大統領でないため現時点でウクライナを訪問するのは適切でないと表明。

▽ロシア軍、ウクライナのエネルギーインフラに対してミサイルとドローンによる大規模な攻撃を実施。

▽ロシア国防省、ウクライナの燃料・エネルギー複合施設に対し、高精度の長距離兵器とドローンで空と海から大規模な「報復攻撃」を行ったと発表。

▽プーチン大統領、ウクライナのエネルギーインフラに対する攻撃について、「ウ軍によるロ施設への攻撃の報復であり、攻撃を余儀なくされている」という見解示す。

4月10日
ゼレンスキー大統領、第2の都市ハルキウ市とその周辺地域がロシア軍の標的になっていると警告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の空爆を受け半壊したコンスタンチノフカの建物で13歳の少年を含む3人の遺体を収容したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン17機のうち14機を撃墜したと発表。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍が電力インフラを攻撃し、一部地域で停電が発生したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍が電力インフらを攻撃し、少なくとも2人が負傷したと報告。

東部ハルキウ州の町にロシア軍のミサイル着弾。14歳の少女を含む少なくとも3人が死亡した。

▽米欧州軍のカボリ司令官、米国の支援がなければウクライナはかなりの短期間に砲弾と防空迎撃ミサイルを使い果たし、ロシアに対し部分的、もしくは全面的に敗北する恐れがあると警告。

▽スイス政府、ウクライナでの和平実現を目指して6月15~16日に中部ビュルゲンシュトックでハイレベル会合を開催すると発表。

▽米政府、米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派から押収したイラン製武器をウクライナに先週供与。米中央軍(CENTCOM)が明らかにした。

▽米政府、ウクライナに提供した地対空ミサイル「ホーク」の機能維持・拡充に向け、最大1億3800万ドル相当の装備を同国に売却。

NATOのストルテンベルグ事務総長、砲弾と防空ミサイル不足により、ウクライナはロシアの攻撃に翻弄されていると指摘。

4月9日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州を視察。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州やハルキウ州の前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム、ロシアの支配下にある南部のザポリージャ原発をウ軍が攻撃したというロ側の主張をプロパガンダと非難。ロ軍が原発敷地内に地雷を敷設していると指摘した。

▽ブリンケン米国務長官、ロシアの防衛産業基盤を支える技術が北朝鮮、イラン、中国から流入していることを確認しているとし、米国と欧州の同盟国はこうした動きを懸念していると表明した。

▽国連人権高等弁務官事務所、ウクライナにおける先月の民間人の死傷者数が少なくとも604人となり、2月から20%増加したと報告。

▽ロシア・ボロネジ州にある航空機工場の主要生産施設がウクライナ国防省情報総局(GUR)の攻撃を受けた。ロイター通信が報じた。被害の有無は不明。

▽ウクライナ政府、ロシア軍による電力網への攻撃が激化しており、ここ数週間で火力発電所の80%と水力発電所の50%強に加え、多数の変電所が標的になったと報告。

▽中国の王毅外相、2日間の日程で同国を公式訪問したロシアのラブロフ外相と会談。両国の戦略的協力を強化する考えを示した。

▽中国の王毅外相、ロシアとウクライナの間で時宜を得た会議が開催されることを支持すると表明。

▽ロシア政府、ウクライナ南部にあるザポリージャ原発をウクライナが3日連続で攻撃したと非難。ウ政府は関与を全面的に否定している。

4月8日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアによる激しいミサイル・ドローン攻撃が続けば、防空ミサイルが枯渇する恐れがあると警告。米国の防空システム「パトリオット」を含む同盟国の支援が欠かせないと強調した。

▽ゼレンスキー大統領、スイスで開催される予定の平和サミットについて、「同国のアムヘルト大統領と近日中に日程を設定したい」と表明。「80~100カ国の参加を見込んでいる」と明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア当局、ウクライナ南部でロシアの支配下にあるザポリージャ原発をウ軍がドローンで攻撃したとし、欧州の核安全保障が危険にさらされていると改めて非難。ウクライナは関与を否定している。

▽南部ザポリージャ州のロシア当局、ウクライナ軍がザポリージャ原発を2日連続で攻撃したと主張。

▽ショルツ独首相、同国はロシアとの戦争に対するウクライナ支援への取り組みを弱めないと言明。西側の同盟国に支援継続を要請した。

▽ロシアのラブロフ外相、8~9日の日程で中国を訪問し、王毅外相と会談する予定。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍によるザポリージャ原発へのドローン攻撃は極めて危険な挑発行為と非難。

▽ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム、「ザポリージャ原発がウ軍の攻撃を受けたというロシアの主張は捏造である」と非難。

4月7日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州のバフムートとアウディーイウカの周辺およびその前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の飛翔体が民家を直撃し、少なくとも3人が死亡したと発表。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人2人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃で民間人3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ南部のザポリージャ原発がドローン攻撃受ける。放射線量に変化なし。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ザポリージャ原発が攻撃を受けたことに言及。大事故のリスクが高まっているとして、ロシア・ウクライナ当局に攻撃を控えるよう要請した。

▽ロシア国営原子力庁ロスアトム、ウクライナ軍がザポリージャ原発に前例のないドローン攻撃を仕掛けたと報告。3人が負傷したと明らかにした。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、防空部隊が撃墜したウクライナのドローンの破片が走行中の車に当たり、少女1人が死亡、4人が負傷したと発表。

4月6日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州バフムート周辺で激しい戦闘が続いていると報告。ロシア軍の進攻を防衛線で食い止めているという。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、アウディーイウカ近郊の2地点で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル6発のうち3発、イラン製自爆ドローン32機のうち28機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも6人が死亡、11人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、もう1人が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ各地にある装甲車両や車両、ドローンを製造・修理する軍事企業のほか、軍用飛行場や外国の傭兵が駐留する施設を攻撃、破壊したと主張。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したロケット弾10発を防空部隊がすべて撃墜したと発表。その破片が住宅地に落下し、被害が出たという。

4月5日
▽ゼレンスキー大統領、各地の前線・陣地を評価した結果、ウクライナ軍はロシア軍に兵力で劣っているものの、なんとか陣地を安定させているという見方を示した。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州やザポリージャ州などにロシア軍のドローン13機が飛来し、全て撃墜したものの、ミサイル5発の着弾を許したと報告。死傷者は出ていない模様。

▽ウクライナ軍、東部の拠点であるドネツク州チャソフヤール近郊で戦闘が激化していると報告。

▽ウクライナ当局、ロシア西部ロストフ州のモロゾフスク空軍基地を攻撃し、ロ軍戦闘機6機を破壊したと報告。

▽ニュージーランド外相、NATOとのパートナーシップ協定を数カ月以内に完了することを目指し、集団安全保障支援に向け協力を強化すると明らかにした。

▽ドイツ国防省、ロシアのウクライナ侵攻を受けて開始された連邦軍の再編をさらに推し進め、新たな中央司令部やサイバー空間専門の支部を含む軍の再編成を発表。

▽ロシアメディア、ウクライナ東部ドネツク州チャソフヤール郊外にロシア軍が入ったと報じた。ウ側はこの報道を否定し、ロ軍との戦闘は続いていると報告している。

▽ロシアの液化天然ガス(LNG)生産大手ノバテク、北極圏で進めているLNG事業「アークティックLNG2」の規模縮小。

▽ロシア産石油の輸入代金の支払いを中国経由で行う際、決済に最大6カ月かかることが分かった。ロイター通信が報じた。

▽ロシア国防省、一晩でウクライナのドローン53機を撃墜したと発表。その大半がロストフ州上空で撃墜されたという。

▽ロシア大統領府、米国との対話の主要な潜在的分野として、宇宙兵器を含む戦略的安全保障問題を挙げた。米国は来週、国連安全保障理事会に宇宙への核兵器配備を禁止する決議案を提出する予定。

4月4日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により、救助隊員を含む少なくとも4人が死亡、10人が重軽傷を負ったと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が電力設備に攻撃を仕掛け、停電が発生したと報告。

▽国営送電会社ウクレネルゴ、東部ハルキウ州の電力設備に対するロシア軍のドローン攻撃で停電が発生。約35万人が影響を受けていると述べた。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ドニエプロペトロフスク州の太陽光発電所を攻撃したと報告。火災が発生したものの、消し止められたという。

▽フランス政府、仏・ロ国防相による電話会談で仏側がウクライナを巡る対話や和平交渉の可能性を話し合う用意を示したとするロ側の主張を否定。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナにNATOの部隊を派遣することはなく、計画もないと言明。

▽NATO設立75周年。ブリュッセルの本部で記念式典が行われた。

▽フィンランド政府、ロシア国境沿いの陸路にある検問所の閉鎖を無期限に延長すると発表。ロシアからの渡航を禁止する港湾も増やすとしている。

▽ロシア連邦保安局、先月22日に発生した首都モスクワ郊外のコンサートホール銃乱射事件に関与した疑いがあるとして、新たに3人の身柄を拘束したと発表。

4月3日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が制圧したと主張するアウディーイウカ西方のトネンケも含め、ウクライナ軍が各地を防衛していると報告。トネンケがロ軍に制圧されたかは定かでないという認識を示した。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーイウカ周辺や南部の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナに対して、向こう5年で1000億ユーロの軍事支援をNATOとして直接行うことを提案。

▽NATO、ブリュッセル本部の外相会合でウクライナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意。

▽米政府、連邦議会でウクライナ支援法案を通過させるため、液化天然ガス(LNG)の新規輸出許可を一時的に停止している措置を終了することを検討。

▽ロシアのショイグ国防相、同国軍の攻撃によりウクライナ軍が西方に後退していると報告。

▽ロシア国防省、首都モスクワ郊外のコンサートホールで先月起きた銃乱射事件以降、軍への入隊が大幅に増えたと発表。

4月2日
▽ゼレンスキー大統領、戦闘任務に動員できる年齢を27歳から25歳に引き下げる法案に署名。

▽ゼレンスキー大統領、身体的理由で兵役免除を受ける男性に新たな医療検査を義務づける法案と、兵役対象者のオンラインのデータベースを構築する法案に署名。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が送電網を攻撃するためにイラン製自爆ドローンを10機発射し、うち9機を撃墜したと発表。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍のロケット攻撃により、10代の若者5人を含む18人が負傷したと発表。

ロシア連邦保安局、ウクライナからEUを経由して届いた爆発物数十キロを押収したと発表。

▽ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記、米国がNATO加盟国に防衛費について義務を課し、特定の武器や装備を購入する条件を設定していると指摘。

▽ロシア南東部タタールスタン共和国、国内最大級の製油所がウクライナのドローン攻撃を受け、火災が発生。

▽米フォーブス紙、ロシアの富豪の総資産が2024年に5770億ドルとなり、昨年から720億ドル増えたと報じた。

4月1日
▽ウクライナ軍、ロシアが今年に入り、首都キーウへの攻撃で極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を5発使用したと発表。ツィルコンは海上発射型ミサイルで、射程は1000キロ。音速の9倍で飛行する。

ウクライナ空軍、同国軍がロシアの高機能ドローン「フォルポスト」を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で戦闘が続いていると報告。少しずつロシア軍を押し戻しているという。

▽ロシア連邦保安局、南部ダゲスタン共和国で拘束された外国人4人が、モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件の資金提供に関与していたと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊がテロ攻撃を行おうとしていたウクライナのドローン6機を迎撃したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、防衛部隊が19の飛行体を撃墜したと報告。ウクライナによる州内への砲撃で10人が負傷したという。

2024年4月10日/米ワシントンD.C.ホワイトハウス、バイデン大統領と日本の岸田首相(AP通信)
3月16日~31日

3月31日
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説でロシア軍によるエネルギーインフラへの攻撃が続いていることに言及。国民に忍耐を求めた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したイラン製自爆ドローン11機のうち9機、巡航ミサイル14発のうち9発を撃墜したと発表。

▽西部リビウ当局、ロシア軍の巡行ミサイルが住宅地に着弾し、1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルがガソリンスタンドに着弾し、19歳の男性が死亡したと発表。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊が撃墜したロ軍ドローンの破片が電力インフラに落下、火災を引き起こし、約17万戸で停電が発生したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州にチェコ製ロケット10発が着弾し、女性1人が負傷したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍が国境沿いの集落を砲撃し、女性1人が死亡したと発表。

▽プーチン大統領、毎年恒例となる春の徴兵の開始を告げる大統領令に署名。15万人の徴兵を正式に開始した。

3月30日
▽ゼレンスキー大統領、首席補佐官を含む数人の側近を解任。理由は明らかにしていない。

▽ゼレンスキー大統領、米連邦議会で審議が滞っている軍事支援が得られなければ、ウクライナ軍は徐々に退却を余儀なくされると警告。迅速な可決を訴えた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がイラン製自爆ドローン12機を発射し、うち9機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が過去24時間にミサイル38発、空爆75回、多連装ロケットランチャーによる攻撃98回を行ったと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、東部ハルキウ州にある同国最大規模の火力発電所がロシア軍の砲撃を受け、完全に破壊されたと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が29日の一斉攻撃で全土にドローン99機を送り、集中砲火を行ったと報告。

3月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が複数の水力発電ダムを攻撃していると報告。ダムが崩壊すれば、隣国に影響を与える可能性があると警告した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が死傷したと報告。

▽ウクライナ送電会社ウクレネルゴ、中部と西部の火力および水力発電所が夜間にロシア軍のミサイルやドローンの攻撃を受けたと報告。

▽ウクライナ政府、中部のドニエプロペトロフスク州、ポルタワ州、チェルカスイ州の電力施設が攻撃を受けたと報告。

▽ウクライナのシュミハリ首相、全国6州のエネルギー施設がロシア軍の攻撃を受けたと発表。重要インフラや住民を守るために、より多くの防空システムが必要と訴えた。

▽ウクライナ国営石油・ガス会社ナフトガス、ロシア軍が朝方に同社のエネルギー施設を攻撃したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、インドのロシアとの緊密な関係はソビエト連邦時代の遺産に基づくものと指摘。ウクライナ支援に向け再考するようインドに促した。

▽ウクライナのクレバ外相、訪問先のインドでジャイシャンカル外相と会談。両国の貿易と協力関係をロシアによるウクライナ侵攻前の水準まで回復させることで合意した。

▽米商務省、国内企業少なくとも20社に対し、海外の約600組織への製品出荷を自主的に中止するよう要請。

▽イスラム国(ISIS)報道官、ロシア・モスクワ近郊のコンサートホールで140人以上が死亡した銃撃事件に言及。実行犯を称賛した。

▽ロシアのラブロフ外相、ウクライナが提案した和平案は制圧地域からのロシア撤退など、受け入れがたい概念を土台にしており無意味と非難。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、市内にウクライナ軍の砲弾15発が着弾し、多くの民家が被害を受けたと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ側のドローン攻撃で男性1人が死亡したと報告。

3月28日
▽ゼレンスキー大統領、ジョンソン米下院議長(共和党)と電話会談。ウクライナに対する新たな軍事支援法案を迅速に可決することが重要だと伝えた。

▽ウクライナのウメロフ国防相、NATOとウクライナの臨時会合で同盟国に防空強化を要請。今年のロシア空爆による影響はほぼ全て民間インフラに及んだと明らかにした。

▽国連安全保障理事会、対北朝鮮制裁を監視する専門家パネルの任期を延長する決議案を否決。ロシアが拒否権を行使した。現在の任期は4月30日に期限切れとなる。

▽ロシア連邦捜査委員会、首都モスクワ郊外のコンサートホールで先週発生した銃乱射事件について、「実行犯がウクライナの民族主義者と関連している証拠を入手した」と発表。

▽米政府、ロシア・モスクワ郊外のコンサートホールで先週発生した銃乱射事件にウクライナが関与しているというロシアの主張を「馬鹿げている」と一蹴。

▽プーチン大統領、ロシアにNATO加盟国を攻撃する意図はないが、西側がウクライナにF16戦闘機を供与すれば、ロ軍はそれを撃ち落とすとけん制。

▽ロシア軍、ウクライナ東部の都市ハルキウに対して27日に行った空爆で、新型爆弾を使用したとみられる。ロイター通信が報じた。

3月27日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州の住宅地を空爆し、民間人少なくとも1人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により、住宅地が被害を受け、負傷者が多数出ていると報告。

▽フランスとポーランド両政府、ウクライナ産農産物の輸入がEUの関税免除措置により急増した場合の緊急輸入制限(セーフガード)を強化するよう要請。

▽ウクライナのドローン攻撃を受け稼働を停止したロシア製油所の生産能力が合計で日量12万4580トン(日量90万バレル)に達した。ロイター通信が報じた。

▽米国務省、ブリンケン国務長官が来週フランスとベルギーを訪問すると発表。

▽ロシアのガチロフ国連ジュネーブ事務局常駐代表、スイスがウクライナの平和実現努力を主導する可能性はないと考えていると言明。

▽ロシアの石油会社に対する中国、トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)の銀行の原油・燃料売却代金送金に遅れ。米政府の対ロシア制裁の影響とされる。

3月26日
▽ゼレンスキー大統領、ダニロフ国家安全保障・国防会議書記を解任。後任はリトビネンコ対外情報局長官。解任の理由は明らかにしていない。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州と南部ヘルソン州・ザポリージャ州の前線付近で激戦が続いていると報告。多くの地域でロシア軍を押し返していると述べた。

▽ウクライナ海軍、この2年余りで黒海に展開するロシア軍艦の3分の1を沈没または無力化させたと発表。

▽フランス政府、ウクライナへの軍事支援として、榴弾砲78門を追加供与すると発表。

▽ロシア大統領府、ロシア抜きでウクライナ和平に関する国際会議を開催するのは馬鹿げており、失敗に終わるという認識示す。

▽プーチン大統領の側近、首都モスクワ郊外で22日に発生した銃乱射事件について、ウクライナが関与しているという見方示す。

3月25日
▽ウクライナ当局、ロシア軍のミサイルが首都キーウに着弾し、中心部の3階建てビルが損傷したほか、3地区で被害が確認されていると報告。

▽キーウ市長、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国営エネルギー会社ナフトガス、地下ガス貯蔵所がロシアのミサイル攻撃を受けたものの、消費者へのガス供給に影響はないと発表。

▽ウクライナ政府、ロシアでの事業を通じて間接的に戦争を支援している主要企業約50社を掲載していた「戦争支援企業」リストを廃止。

▽マクロン仏大統領、ロシア・モスクワ郊外のコンサートホールで137人を殺害した銃撃犯が過去数カ月間にフランスに対する攻撃を計画していたイスラム主義グループの一員だったと明らかにした。この計画は未遂に終わったという。

▽欧州の極右政党各党、イタリアのローマで会合を開き、欧州大陸への移民を抑制し、欧州委員会のフォンデアライエン委員長の2期目続投に反対する方針を表明。

▽ロシア外務省、首都モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件の実行犯が過激派組織イスラム国(ISIS)だという米国の主張に異議唱える。

3月24日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍による大規模ミサイル攻撃により、エネルギーインフラに被害が出たと報告。

▽ウクライナ軍、ロシアの支配下に置かれる南部クリミア半島でロ軍の揚陸艦2隻を攻撃したと発表。

▽南部クリミア半島のロシア当局、ウクライナ軍のミサイル攻撃で1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ポーランド政府、ロシア軍によるウクライナへの大規模攻撃中にミサイル1発がポーランド領空に一時的に侵入したと発表。ロシアに説明を求めたと明らかにした。

▽ウクライナ国営送電会社ウクレネルゴ、ロシアの大規模攻撃でエネルギーインフラが損傷したため、ポーランド、ルーマニア、スロバキアから緊急支援を受けていると報告。

▽プーチン大統領、首都モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件について、その背後にいる勢力を見つけ出して処罰すると表明。

3月23日
▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で戦闘が続いており、複数の地域でロシア軍を押し返していると報告。

▽ロシア連邦捜査委員会、モスクワのコンサートホールで発生した銃乱射事件について、死者が133人に達したと発表。

▽プーチン大統領、モスクワのコンサートホール銃乱射事件を受け、全土に治安当局を追加派遣。この事件にウクライナが関与している可能性があると示唆した。イスラム国(ISIS)が犯行声明を出しているが、真偽は不明。

▽ウクライナ外務省、ロシアがウクライナ侵攻への支持を集めるために、モスクワの銃乱射事件を利用していると非難。

3月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍がエネルギー・インフラに大規模攻撃を仕掛けたと非難。「テロリストは発電所やエネルギー供給ライン、水力発電ダム、民間の住宅用建物、トロリーバスなどを標的にした」と断じた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍の大規模攻撃により、同国最大のダムが被害を受け、各地で少なくとも5人が死亡、7地域の100万人以上が停電に見舞われていると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が各地に向けて88発のミサイルと63機のドローンを発射、それぞれ37発と55機を撃墜したと明らかにした。ミサイルに関しては通常よりも撃墜率が低下しており、撃墜が困難な極超音速弾道ミサイルの使用が増加している可能性がある。

▽ウクライナの水力発電公社ウクルヒドロエネルホ、南部ザポリージャ州にあるドニプロHES(水力発電ダム)が攻撃を受けたと報告。決壊の恐れはないという。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による一斉ミサイル攻撃について、「エネルギー・インフラに対する攻撃としては最大規模」と指摘。

▽ウクライナの民間エネルギー会社DTEK、ロシアがエネルギー・インラフに大規模攻撃を仕掛け、複数の火力発電所に被害が出ていると報告。南東部ドニエプロペトロフスク州で停電が発生する可能性があると述べた。

▽ウクライナ国営送電会社ウクレネルゴ、ロシア軍の一斉攻撃でエネルギー・インフラが損傷したため、ポーランド、ルーマニア、スロバキアの電力各社から緊急支援を受けていると発表。

▽ウクライナのステファニシナ副首相、軍事上の観点からロシア領内の製油施設はウ軍の正当な標的になるという認識示す。

▽欧州委員会、ロシアとベラルーシから輸入する穀物に関税を課すことを提案。両国の穀物収入を抑制するほか、数カ月にわたって安価な輸入品に抗議している域内農家をなだめる狙いがある。

▽国際通貨基金(IMF)理事会、ウクライナ向け融資プログラムに基づく3度目の審査を行い、同国に対する8億8000万ドル相当の金融支援を承認。これで支援総額は54億ドルに達した。

▽中国の李輝ユーラシア事務特別代表、ロシアとウクライナ両国について、「和平交渉をめぐっては互いの立場を強く主張しており、大きな隔たりがあるものの、話し合いを通じて危機を解決できると考えている」と表明。

▽ロシア国防省、ウクライナに対する大規模攻撃について、「大統領選中にウクライナ側がロシアに仕掛けた攻撃に対する報復」という認識示す。

▽ロシアのノズドレフ駐日大使、米国のライセンスに基づき日本で生産された迎撃ミサイル「パトリオット」が最終的にウクライナの手に渡れば、日本は報復措置を含む深刻な結果に直面すると警告。

3月21日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による首都キーウへのミサイル攻撃について、「毎日毎晩このようなテロ行為が行われる」とテレグラムに投稿。防衛システムが強化されればこのような攻撃を防ぐことができるとして、国際社会に支援を求めた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウと周辺地域にミサイルを撃ち込み、少なくとも17人が負傷したと報告。学校や住宅、工業施設が被害を受けた。

▽首都キーウのクリチコ市長、防空部隊がロシア軍のミサイルをすべて撃墜し、その破片が市内の複数カ所に落下、集合住宅や工業施設、幼稚園が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍が首都キーウに向けて発射したミサイル31発全てを撃ち落としたと発表。このうち2発が弾道ミサイル、29発が巡航ミサイルだった。

▽サリバン米大統領補佐官、共和党の反対で数カ月にわたり成立が阻まれているウクライナ支援法案について、「成立する」と表明。米政府は今後も支援を継続すると強調した。

▽ロシアのラブロフ外相、西側諸国がロシア産原油に設定した上限価格を「1バレル=30ドル」に引き下げるウクライナ政府が提示した案について、米国が支持する可能性は低いという見方示す。

▽ロシア大統領府、インドのモディ首相にロシア訪問を招請。プーチン大統領との会談を予定しているが、詳細の詰めはこれからだという。

▽ロシア中央選挙管理委員会、大統領選の最終結果を公表。プーチン大統領の5選が確定した。

3月20日
▽ゼレンスキー大統領、民主主義サミットでオンライン演説。世界の指導者に対し、ロシアの武力行使に立ち向かうことでルールに基づく国際秩序を再び機能させるよう呼びかけた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による北部スムイ州への空爆を非難。「今月に入ってから、ロシアの航空部隊はスムイ州に200発近くの誘導爆弾を投下した」と明らかにした。

▽北部スムイ州当局、ロシア軍が激しい爆撃を行ったため、民間人に避難命令を出した。

▽EU、経済制裁によって欧州で凍結されたロシア資産が生む利息などの収入について、EUが90%を徴収したうえで、ウクライナに武器調達資金を提供する欧州平和ファシリティー(EPF)に移すべきという見方示す。

▽欧州委員会、経済制裁によって欧州で凍結されたロシア中央銀行の資産が生む利息などの収入をウクライナに移転することを提案。こうした収入は年間25億~30億ユーロになる見通し。

▽インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領およびウクライナのゼレンスキー大統領と個別に電話会談ゼレンスキー氏とはウクライナが提案するロシアとの和平案について協議した。

▽ロシアのショイグ国防相、ロ軍の攻勢でウクライナ軍が後退していると主張。年末までに2つの軍と30の編隊を新設すると表明した。

▽ロシア当局、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州やクルスク州などの上空でウ軍が発射したミサイルやドローンを撃墜したと発表。

▽プーチン大統領、5期目となる新たな任期入り後、最初の外遊先として中国を検討する意向示す。

3月19日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が今月だけでミサイル130発、攻撃用ドローン320機超、誘導爆弾約900発を発射したと報告。同盟国に弾薬の供与を急ぎ、防空システム強化に向けたさらなる支援を呼びかけた。

▽ウクライナ空軍、東部ドネツク州郊外の住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、4人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ウクライナのシュミハリ首相、4月までに十分な弾薬を確保したいという考え示す。EUからの供給が遅れ、米国のウクライナ支援が連邦議会の審議難航で停滞。ウクライナは弾薬不足に直面しており、チェコが主導し弾薬の供給を進めている。

▽ウクライナのクレバ外相、今年7月に米ワシントンD.C.で開かれるNATO首脳会議でウクライナが加盟に向け強力、かつ重要な一歩を踏み出せるよう取り組んでいると表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、数で勝るロシア軍に対しウ軍が優位に立つためにはドローンの開発が重要という見方示す。

▽EU、ロシアとベラルーシから輸入する穀物に関税を課す準備を進めている。ロイター通信が報じた。

▽オースティン米国防長官、ウクライナが存亡の危機に瀕していると警告。米国は引き続きウクライナにコミットしていると強調したものの、連邦議会の審議難航でウクライナ支援が停滞する中、同盟国を納得させるには至らない可能性がある。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、NATO加盟国のフランスがウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の優先的な標的になると警告。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナからの砲撃を理由に子供約9000人をベルゴロド市などから避難させる方針示す。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州に飛来したウクライナのドローン2機を撃墜したと報告。

3月18日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの選挙には正当性がないと非難。「プーチン氏が権力を求め、永遠に支配するためにあらゆることを行っていることは、世界中の誰にとっても明らかだ」と断じた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射した自爆ドローン22機のうち17機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州とスムイ州にミサイルを発射し、標的を破壊したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍による攻撃と空爆が激しさを増しており、過去1週間で子供を含む56人がロシア国境近くの集落から避難したと報告。

▽ウクライナ当局、東部と北部のロシア国境付近に対する過去2カ月半の空爆が3000回を超えたと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により民間人4人が死亡したと報告。

▽欧州理事会、ウクライナ軍に対する支援を50億ユーロ増額すると発表。

▽プーチン大統領、NATOとの直接衝突は第3次世界大戦の一歩手前を意味すると警告。大統領選勝利を受け記者会見した。

▽プーチン大統領、反体制派指導者ナワリヌイ氏について公の場で数年ぶりに言及。同氏が北極圏の刑務所で先月死亡したのは「悲しい出来事」だったと述べた。

▽中国政府、スイスが計画しているウクライナ和平会議に参加することを検討すると明らかにした。会議はウクライナ戦争の終結を目指すもので、数カ月以内に開催される可能性がある。

▽ロシア大統領府、ロシア領土をウクライナの攻撃から守る唯一の手段は緩衝地帯の設置になるという見解示す。

▽中国、インド、北朝鮮、イランなどがプーチン大統領の再選に祝意示す。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領の再選について、「大統領に対する国民の支持および大統領を中心とした団結を物語っている」という見方示す。

3月17日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア大統領選でプーチン大統領が再選を確実にしたことを受け、「プーチンは権力欲の強い独裁者だ」と糾弾。

▽ゼレンスキー大統領、国際社会に対し、ロシア大統領の結果を認めないよう改めて強く要請。

▽南部ミコライウ州、住宅地にロシア軍のミサイルが2発着弾し、少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州に飛来したロシア軍のドローン14機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ側に付いて戦う義勇兵「自由ロシア軍団」、西部ベルゴロド州のウクライナ国境近くにある集落を制圧したと発表。

▽西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、16歳の少女が死亡、父親が負傷し、その後の再砲撃で男性が死亡、11人が負傷したと発表。

ロシア国防省、領内に飛来したウクライナのドローン35機を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州、クルスク州、ロストフ州などに多くのドローンが飛来したと報告。

▽首都モスクワ市長、防空部隊がドモジェドヴォ空港近くに飛来したテロリストのドローンを撃墜したと報告。

▽南部クラスノダール地方、製油所にウクライナのものとみられるドローンが墜落、火災が発生した。

▽ロシア国営メディア、大統領選の出口調査の結果を一斉に公表。プーチン氏の当選確実と報じた。

3月16日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州へのミサイル攻撃を非難。報復を約束した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍による15日のミサイル攻撃の死者が21人に増加したと報告。70人以上が負傷した。

▽南部ザポリージャ州当局、ウクライナ軍のドローンがロシア大統領選の投票所近くに爆弾を投下したと報告。負傷者は確認されていない。

▽ロシア人義勇軍、ロ領内への侵入に成功し、ロ兵25人を拘束したと主張。その様子をソーシャルメディアで公開した。

▽ロシア国防省、ウクライナ北部スムイ州から侵入したテロ工作部隊を撃破。ロシア人義勇軍組織の戦闘員を30人殺害したと明らかにした。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ国境から2キロほど離れた集落にウ軍のドローンが飛来し、少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ側に付いて戦うロシア人義勇軍組織の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部ベルゴロド州に飛来したウクライナ軍のロケット弾15発を撃墜したと発表。

2024年3月15日/ウクライナ、南部オデーサ州の住宅地(AP通信)
3月1日~15日

3月15日
▽南部オデーサ州の住宅地に核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」が着弾。少なくとも16人が死亡、53人が負傷した。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が東部と南部地域に向けて発射した27機の自爆ドローンをすべて撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア西部カルーガ州の小規模民間製油所をドローンで攻撃し損害を与えた。ロイター通信が報じた。

▽ウクライナ国防省情報総局、プーチン政権に反対するロシア人武装組織がロ領内に侵入しており、ウクライナと国境を接するロ西部ベルゴロド州とクルスク州が活発な戦闘地帯になっているという見方示す。

▽ウクライナ外務省、ロシアが占領地域で大統領選を実施することは違法かつ無効として、国際的パートナーに結果を認めないよう求めた。

▽駐ハンガリー米国大使、NATO同盟国がハンガリーに対し、ロシアとの緊密な関係が拡大することの危険性を警告していると明らかにした。

▽ショルツ独首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。軍事支援でパートナー国が緊密に協力していくと表明した。

▽ショルツ独首相、マクロン仏大統領とポーランドのトゥスク首相とベルリンで会談。

▽G7、イランに対しロシアに弾道ミサイルを提供しないよう呼びかけ、提供すればイランに対する行動を起こすと警告する声明を発表。

▽プーチン大統領、ウクライナがロシア大統領選を妨害するためにロ領内の民間人を標的に砲撃を行い、2500人の代理武装兵を投入してロシアとの国境を突破しようとしていると非難。こうした犯罪行為に対しウクライナを罰すると警告した。

3月14日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部と南部の前線付近で戦闘が続いており、ロシア軍を押し返していると報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATO加盟国はロシアの侵攻を受けているウクライナに対する支援を行うための経済力を持っているにもかかわらず十分なことを行っていないと指摘。各国に政治的決断を呼びかけた。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ウクライナ戦争の結末は今春から夏にかけて決まるという見方示す。多くの専門家が今夏にロシアの大規模な攻撃を予想しているという。

▽ロシア軍、ウクライナ北東部の通信インフラをドローンとミサイルで攻撃。5つの市町村でテレビとラジオの信号が途絶えた。

▽ロシア大統領府のペスコフ報道官、プーチン大統領の核兵器に関する発言は核使用の脅しには当たらないとし、米国が意図的に文脈を無視したとして非難。

3月13日
▽ウクライナ当局、ロシア各地をドローンで攻撃。石油大手ロスネフチの製油所で火災が発生した。

▽米政府、ロシアのプーチン大統領が核戦争への準備が整っていると述べたことについて、「従来の核使用に関するドクトリンを改めて表明したもの」という見方を示し、「米国は核態勢を調整していない」と明らかにした。

▽EU、ロシアのウクライナ侵攻後にEU内で凍結された資産について、「世界的な金利動向にもよるが、2027年までに税引き後で150億~200億ユーロの利益が発生する可能性が高いと報告。

▽ロシア西部グラトコフ州政府、ウクライナ軍が発射した4機のドローンを撃墜し、落下した破片で被害が出たと報告。

▽ロシア・クルスク州政府、ウクライナ軍が発射したドローン4機を防空システムが撃墜したと報告。被害には言及せず。

▽プーチン大統領、「ロシアは戦闘態勢にあり、核戦争への準備も万端に整っている」としつつも、現時点では差し迫ってはいないと表明。

▽プーチン大統領、陸海空から発射される三位一体の核戦力では、米国よりもロシアの方がはるかに進んでいると主張。

▽プーチン大統領、どの国の選挙にもロシアは干渉しないと言明。米国で今年選出される大統領が誰であれ、協力するという考えを示した。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍がロシア各地にドローンを送り込んだと報告。約60機を撃墜したとしている。

▽ロシア外務省、一部のNATO加盟国の思慮に欠ける行動によって、ウクライナ戦争が制御不能になり、地理的に拡大する恐れがあると警告。

3月12日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で数人が負傷、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽バイデン米大統領、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、3億ドル規模の追加軍事支援を送ると発表。

▽ロシアの反体制派武装集団「自由ロシア軍」、ウクライナからロシア西部に向けて戦車で越境攻撃を行ったと発表。ロシア側はこれを撃退したとしている。

▽ウクライナ当局、ロシアの反体制派武装集団「自由ロシア軍」は単独で行動していると発表。

▽バチカン(ローマ教皇庁)国務長官のパロリン枢機卿、ウクライナ戦争を終わらせるための交渉の第1条件はロシアが侵攻を止めることであると言明。

▽米政府、ウクライナに対する最大4億ドル規模の新たな軍事支援策を準備中。ロイター通信が報じた。

▽米中央情報局(CIA)のバーンズ長官ら情報機関トップ、下院情報委員会の公聴会に出席。ウクライナに対する追加的な軍事支援実施は中国による侵略の抑止にもつながるという考えを示し、対ウ軍事支援の承認を呼び掛けた。

▽ルーマニアのヨハニス大統領、NATOの次期事務総長に立候補すると表明。米英独仏などは先月、ストルテンベルグ事務総長の後任にオランダのルッテ首相を起用することに支持を表明していた。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍がロシア各地をドローンやミサイルで攻撃したと報告。少なくとも25機のドローンと9発のロケットが使用されたという。

3月11日
▽ゼレンスキー大統領、米アカデミー賞でウクライナのドキュメンタリー映画「マリウポリの20日間」が同国初のオスカーを獲得したことを称賛。ウクライナで活動する世界中のジャーナリストに謝意を表明した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍によるドローン攻撃で高層ビル2棟、ホテル、市庁舎が被害を受けたと報告。

▽オデーサ州政府、ロシア軍の砲撃で公共インフラが被害を受けたと報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATOがウクライナに軍隊を派遣する計画はないと言明。「NATOはロシア・ウクライナ戦争の当事者ではない」と述べた。

▽日本の林房長官、ウクライナがどのような姿勢で対ロシア交渉に臨むべきかは「ウクライナの意思によるものでなければならない」という見解示す。

▽ストックホルム国際平和研究所、欧州諸国による2019~23年の武器輸入が14~18年から94%増となり、ほぼ倍増したと報告。ロシアの侵攻を受けるウクライナが欧州最大の武器輸入国となった。

▽在米国・ロシア大使館、今週行われるロシア大統領選を前に外交使節団の安全を確保するため、米国務省と緊密に連絡を取り合っていると明らかにした。

▽ハンガリーのオルバン首相、「トランプ前米大統領が復権すればロシアと戦うウクライナへの支援を差し止めるため、戦争の終結を促しそうだ」と主張。

▽ロシア大統領府、バチカンのフランシスコ教皇がウクライナにロシアと和平交渉を始めるよう促したことについて、「極めてよく理解できる」と表明。

3月10日
▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍のドローン39機のうち35機を撃墜したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の自爆ドローンが民家を直撃し、2人が死亡したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で66歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が東部ドネツク州ミルノフラドにミサイル攻撃を仕掛け、民間人少なくとも11人が負傷したと発表。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍の砲弾が民家を直撃し、女性1人が死亡、もう1人が重傷を負ったと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン9機が飛来したと報告。負傷者には言及していない。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境から1000キロ以上離れた地域に飛来したウ軍のドローン3機を撃墜したと発表。

3月9日
▽ウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で10代の少年を含む少なくとも2人が死亡したと発表。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、16歳の少年が死亡、22歳の男性が負傷したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ポーランドのシコルスキ外相、NATO軍のウクライナ派兵は考えられないことではないと発言。

▽ロシア国防省、領内に飛来したウクライナ軍のドローン46機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州ポクロフスクに飛来したウクライナ軍の戦闘機ミグ29を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローンが国境近くの2つの集落を攻撃したものの、負傷者は出なかったと報告。

3月8日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のトルコで声明発表。「ウクライナとトルコは食料の安全保障や黒海の航行安全保障で協力しなければならない」と表明した。

▽トルコのエルドアン大統領、ゼレンスキー大統領をイスタンブールに迎えた。首脳会談でウクライナ戦争の行方のほか、黒海経由の穀物取引や防衛産業協力の拡大などについて協議する予定。

▽ウクライナ政府、ロシア軍の制圧下にある南部ザポリージャ原発の安全性が日々悪化していると報告。

▽EU欧州議会の最大会派・欧州人民党、現職のフォンデアライエン氏を党の欧州委員長候補に選出。再選の可能性が高まった。

▽国際原子力機関(IAEA)理事会、ロシアにウクライナ南部ザポリージャ原発からの退去を求める決議を採択。

▽在ロシア・米国大使館、過激派組織が首都モスクワで襲撃を計画していると警告。詳細は明らかにしていない。

▽インド中央捜査局、仕事を約束して若者をロシアに呼び寄せ、ウクライナ戦争へ送り込む大規模な人身売買ネットワークを摘発したと発表。

▽ロシア連邦保安局、イスラム国(ISIS)の下部組織によるモスクワのユダヤ教会の襲撃を未然に防いだと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、バイデン米大統領を「米国にとって狂気の恥」と批判。自身をルーズベルト元大統領と比較する資格はないと主張した。

3月7日
▽スウェーデン、NATOに正式加盟。32カ国目のNATO加盟国になった。

▽ゼレンスキー大統領、先月解任した軍トップのザルジニー前総司令官を駐英大使に充てる人事を承認。

▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでシャップス英国防省と会談。

▽ウクライナ大統領府、東部ドネツク州や南部ザポリージャ州の前線で激戦が続いていると報告。

▽イギリス政府、ウクライナにドローン1万機を供与すると発表。

▽トルコ大統領府、ゼレンスキー大統領が8日にトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談すると発表。

▽バイデン米大統領、スウェーデンがNATOに正式加盟したことについて、「NATOはこれまで以上に結束し、力強くなった」と言明。

▽イエレン米財務長官、ロシアの侵攻に対抗するウクライナ軍の弾薬が不足する中、「ウ軍への新たな支援を連邦議会が承認しないことはプーチン大統領やイラン、その他敵対勢力への贈り物にほかならない」と警告。

▽ロシア外務省、駐米国大使を召喚。ロシアの内政に干渉しないよう警告したと明らかにした。

▽ロシア軍参謀本部軍事アカデミー学長、ウクライナ戦争が欧州の全面戦争にエスカレートする可能性があると警告。ロシアが新たな紛争に巻き込まれる可能性が著しく高まっているという認識を示した。

3月6日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州でギリシャのミツォタキス首相と会談。共同記者会見ですぐ近くのインフラがミサイル攻撃を受け、死傷者が出ていると非難した。

▽ウクライナ当局、南部オデーサ州の港湾インフラに対するロシア軍の攻撃で5人が死亡したと報告。

▽ギリシャのミツォタキス首相、黒海に面したウクライナ南部オデーサ港でゼレンスキー大統領と会談。ウクライナを引き続き支持すると表明した。

▽マクロン仏大統領、ロシアの侵攻を受けるウクライナの同盟国が行動を強める時が来たと表明。「欧州が弱腰にならないことが近く適切になる」という見方を示した。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、ウクライナにNATO部隊を派兵する可能性に言及したマクロン仏大統領の発言について、世界を核戦争寸前の状態に追いやるものだと批判。

▽国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長、ロシア軍の支配下にある南部ザポリージャ原発の安全性を巡りロシアのエネルギー当局者と協議を行った後、プーチン大統領と会談。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍のドローン2機が鉄鉱石工場を攻撃したと報告。負傷者はなく、工場は通常通り稼働しているという。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍のドローンボートを格納していた南部オデーサ州の港湾インフラを攻撃、破壊したと発表。

3月5日
▽ウクライナ国防省、南部クリミア半島の近くでロシア黒海艦隊の哨戒艇セルゲイ・コトフを水上ドローンで攻撃し、損傷させたと発表。

▽ウクライナ軍、先月掌握された東部ドネツク州アウディーイウカ郊外でロシア軍の前進を食い止めているものの、ロ軍は同地域の南方に増援を送っていると発表。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーイウカの北方に位置するクラマトルスク付近で消防士2人が消火活動中にロシア軍の砲撃を受けて死亡したと報告。

▽オランダ・ハーグの国際刑事裁判所、ウクライナで戦争犯罪に関与した疑いでロシア軍の司令官2人に逮捕状を発行したと発表。

▽ウクライナ大統領府、国際刑事裁判所がロシア軍司令官2人の逮捕状を発行したことについて、「ロシアが計画的かつ大規模な戦争犯罪の責任を回避することは絶対にできないことを明確にした」と評価。

▽スウェーデン、NATOによる冷戦後最大規模の演習に参加。同国の加盟は先週ハンガリー議会の承認により決定したばかり。

▽米国務省、ヌランド次官(政治担当)が近く退任すると発表。ヌランド氏はロシアの侵攻を受けるウクライナの強力な支持者として知られる。

▽ロシア国防省、先月掌握した東部ドネツク州アウディーイウカ近郊で協調行動の結果、さらに有利な拠点を制し続けていると報告。

3月4日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナへの軍事支援実現に向けて、「西側諸国の政治的意思が必要」と訴えた。

▽ウクライナ軍、ロシア南西部サマラ州の鉄道橋を爆破したと発表。軍事貨物の輸送に使用されていたためとしている。

▽ウクライナのウメロフ国防相、ロシアとの戦況や武器供給についてオースティン米国防長官と協議。

▽ロシア南部サマラ州の国営鉄道会社、鉄道橋で爆発が発生し、一部区間で列車の運行が休止していると発表。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、プーチン露大統領との会談が実現すれば、ロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発について協議すると表明。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、「ウクライナはロシアの一部」という認識示し、現在のウ政府との和平交渉は否定。将来のウ政府がロシアとの交渉を望む場合は「新しい現実」を認める必要があるいう見解を示した。

▽中国の李輝ユーラシア事務特別代表、訪問先のロシアでガルージン外務次官と会談。ウクライナを巡る協議について、「ロシアの参加なしに進めることは不可能」という見解で一致した。

▽ロシア大統領府、ドイツ軍高官の会議の内容が漏えいした問題でロシア領内への攻撃計画が話し合われていたという見解示し、ショルツ独首相が事態を把握していたかどうかに疑問を呈した。

3月3日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州の住宅地に対するロシア軍のドローン攻撃について、西側の同盟国に軍事支援を強化するよう改めて要請。「防空システムの強化が急務である」と訴えた。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍によるドローン攻撃の死者が11人に増加したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を空爆し、民間人少なくとも16人が負傷、集合住宅15棟が被害を受けたと報告。

▽トルコ外相、ウクライナ戦争の停戦を協議する時が来たと表明。「これはロシアによるウクライナ領の一部併合を認めることを意味するものではない」と述べた。

▽南部クリミア半島の石油貯蔵所で爆発。ロシア当局は付近の高速道路が約8時間通行止めになったと報告している。

▽ロシア国防省、クリミア半島に飛来したウクライナ軍のドローンを38機撃墜したと発表。

3月2日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州の住宅地に対するロシア軍のドローン攻撃を非難。西側の軍事支援が遅れていることに触れ、「防空システムの強化が急務である」と訴えた。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍が住宅地にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも7人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサに飛来したロシアドローン8機のうち7機を撃墜したと報告。過去24時間で全土に飛来したドローンは17機、うち14機を撃墜したとしている。

▽東部ハルキウ州政府、20以上の集落がロシア軍の砲撃を受けたと発表。死傷者は出なかった。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により53歳の男性が死亡したと発表。

ロシア・サンクトペテルブルクのアパートにウクライナ軍のものとみられるドローン墜落。負傷者はいなかった模様。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍の動向について、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを占領した後、南部と東部前線への攻撃を強化しているように見えると指摘。

3月1日
▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の葬儀、首都モスクワで執り行われる。数千人が参列した。

▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州でオランダのルッテ首相と会談。二国間の安全保障協定に署名した。ウクライナと二国間安全保障協定を締結したのはカナダ、イタリア、ドイツ、フランス、デンマーク、イギリスに次いで7カ国目。

▽ゼレンスキー大統領、オランダとの二国間安全保障協定についてX(旧ツイッター)に声明を投稿。「この協定には今年の20億ユーロの軍事支援と今後10年間の追加軍事支援が含まれている」と明らかにした。

▽イエレン米財務長官、米国と同盟国はウクライナ侵攻に対する制裁で凍結したロシア資産約3000億ドルを活用する選択肢を引き続き検討すると表明。

▽米政府、ロシアのプーチン大統領が2月29日の年次教書演説で、「西側がウクライナ紛争をエスカレートさせた場合、核戦争に発展するリスクがある」と発言したことについて、無責任と非難。ロシアが核兵器を使う準備をしている兆候はみられないと述べた。

▽カジュアルブランド「ザラ」を展開するスペインのアパレル大手インディテックス、市場環境の改善を理由に、ウクライナで4月1日から順次店舗を再開する予定と発表。

▽モスクワの地方裁判所、独立系新聞ノーバヤ・ガゼータの編集長に対し、軍の信用を失墜させたとして、3万ルーブルの罰金を科した。

2024年2月16日/ドイツ、ミュンヘン、ロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏(AP通信)
2月16日~29日

2月29日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも8人が死亡、12人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍が今月制圧した東部ドネツク州の要衝アウディーイウカの西方に位置する集落オルリウカでロシア軍を撃退したものの、東部戦線の状況は依然厳しいと報告。

▽ウクライナ空軍、今月の戦闘でロシア軍の戦闘機を13機撃墜したと発表。

▽ウクライナ国防省、同国軍がロシア軍の戦闘機スホイ34を3機撃墜したと発表。

▽ウクライナ財務省、今年を乗り切るには海外からの資金援助が月約30億ドル必要になると表明。米国の追加支援が行き詰まる中、ウクライナが直面している課題を浮き彫りにした。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、3月1日にモスクワで執り行われる夫の葬儀での妨害や逮捕を恐れていると表明。

▽フランス外務省、ロシアがモルドバに対する不安定化工作を強化しているとみられることから、EUがモルドバへの軍事支援を強化する方法について協議していると明らかにした。

▽プーチン大統領、議会で年次教書演説を行い、内政干渉を許さないと表明。NATO加盟国がウクライナに軍隊を派遣すれば核戦争のリスクがあると警告した。

▽プーチン大統領、戦略核戦力は完全な準備態勢にあると言明。

▽ロシア大統領府、ウクライナ派兵の可能性に触れたマクロン仏大統領に対し、「派兵すればナポレオンの大軍が1812年のロシア侵攻で敗北した時と同じ結末を迎えることになる」と警告。

▽モルドバで分離独立を宣言した親ロシア派支配地域「沿ドニエストル」 、全階層の議員による会議を開き、モルドバ政府からの圧力への抵抗を支援するようロシアに要請する決議を採択。

2月28日
▽ゼレンスキー大統領、アルバニアの首都ティラナで開催されたバルカン諸国の首脳会議に出席。ウクライナ和平ビジョンに対する各国からの支援を求め、兵器共同生産を視野に入れたフォーラムの開催を提案した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーイウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、東部と南部前線近くの民間インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ情報当局、同国を不安定化させ、国際的な支援を妨げるためにロシアが現在行っている情報操作を今春に強化するという見解示す。

▽米財務省、紅海での商船攻撃を巡り、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のファラザデ副司令官を制裁リストに追加。

▽米財務省、紅海での商船攻撃を巡り、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のメンバーを制裁リストに追加。

▽ポーランドのトゥスク首相、ウクライナ産穀物に課している輸入禁止措置について、EUが市場保護策を講じなければ他の産品への拡大も排除できないと表明。

▽ロシア外務省、スウェーデンのNATO加盟は攻撃的かつ誤りと指摘。自国を守るために軍事技術などを用いた対抗措置を実施すると表明した。

2月27日
▽ゼレンスキー大統領、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談。ロシアによる侵攻が3年目に入る中、自らが提案するロシアとの和平案などについて協議した。

▽ゼレンスキー大統領、米CNNのインタビューで返り咲きを目指すトランプ前大統領に言及。「ロシアのプーチン大統領を理解しておらず、同大統領の側に付いている」と指摘し、「米国の支援がなければウクライナで数百万人が命を落とす恐れがある」と警告した。

▽ゼレンスキー大統領、サウジ訪問について、「ロシアによる侵攻を終わらせるために自らが提唱している和平案の枠組みのほか、捕虜交換などが主要議題」とSNSに投稿。

▽ウクライナ軍、ロシアの占領下に置かれた東部ドネツク州の要衝アウディーイウカ近郊の2つの集落から部隊を撤退させたと発表。

▽イギリス、ドイツ、スペイン、ポーランド、チェコなど、ロシアによる侵攻を受けているウクライナに部隊を派遣する可能性を否定。

▽米ホワイトハウス、ウクライナに軍隊を派遣しないと表明。

▽ウクライナ大統領府、西側の民主主義国がウクライナ戦争への直接軍事介入について議論することは良いことであり、ロシアの侵略が欧州にもたらすリスクを認識していることを示していると指摘。

▽ロシア大統領府、NATO加盟国がウクライナに部隊を派遣すれば、NATOとロシアの衝突は避けられないと警告。

▽イエレン米財務長官、対ロシア制裁で凍結している資産を没収し、ウクライナ支援に充てる取り組みが喫緊の課題という認識示す。

▽カナダのフリーランド財務相、制裁措置の下で凍結されたロシア資産を没収し、ウクライナの支援に充てる案について、「カナダと米国は完全に合意している」と表明。

▽韓国の申源湜・国防相、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、昨年7月以降、コンテナ約6700個の武器・弾薬をロシアに提供したと明らかにした。

▽プーチン大統領、特殊作戦部隊の機動力と攻撃能力を高め、新世代の兵器を装備すると表明。

▽ロシア裁判所、ウクライナ侵攻を繰り返し批判したとして、ベテラン人権活動家のオルロフ氏に対し、懲役2年6月を言い渡した。

2月26日
▽ハンガリー議会、スウェーデンのNATO加盟を承認。賛成188ー反対6。

▽ゼレンスキー大統領、同国およびその国際的なパートナー国はロシアが2014年に併合したクリミア半島に対する領有権を再び得るために戦い続けなければならないと表明。

▽ゼレンスキー大統領、武器弾薬の共同生産を拡大し、ウクライナの防空体制を改善し、制裁や資産没収を通じてロシアに圧力をかける必要性を強調。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン9機とミサイル3発を迎撃したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が住宅地を攻撃し、夫婦が死亡したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍に占領された東部ドネツク州の要衝アウディーイウカの西方に位置する村から撤退したと報告。

▽マクロン仏大統領、欧州諸国など約20か国によるウクライナ支援会合を主催。ロシアの侵攻開始から2年となり、支援疲れへの懸念が高まる中、ウクライナ支持の姿勢を改めて打ち出す。

▽マクロン仏大統領、パリで開催したウクライナ支援会合閉幕後、同国に侵攻するロシアに勝利するため、西側諸国はウクライナに地上部隊を派遣する選択肢も排除するべきではないと表明。

▽スロバキアのフィツォ首相、NATOとEUに加盟するいくつかの国が2国間ベースでウクライナへの派兵を検討していると発表。

▽米国のアデエモ財務副長官、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、カザフスタンなどの国とロシアとの間の資金の流れに大きな変化が見られていると報告。 対ロシア制裁の中で、関与が疑われる第三国の金融機関も制裁の対象にすると表明したことが影響しているという。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州アウディーイウカ西方の集落からウクライナ軍を追い出したと発表。

▽ロシアメディア、米国がウクライナに供与した主力戦車「M1エイブラムス」1両が初めて破壊されたと報じた。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、3人が負傷したと報告。

2月25日
▽ゼレンスキー大統領、この2年間で3万1000人のウクライナ兵が戦死したと明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアの占領地で数万人の民間人が殺害されたと発表。戦争が終わるまで正確な数は分からないと述べた。

▽ゼレンスキー大統領、昨年始めた反転攻勢の作戦計画が事前にロシア側に漏れていたという見方示す。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国防省、同盟国が約束した軍事支援の供与が半分にとどまっており、多くの兵士が命を落としていると表明。

▽ウクライナ軍、東部ハルキウとクピャンスクの前線付近でロシア軍による激しい砲撃が続いていると報告。

▽米ホワイトハウス報道官、西側がウクライナに必要な軍事支援を提供する限り、ウ軍は勝利できると信じていると表明。

▽ドイツ外相、ウクライナ南部ミコライウ州を訪問。新たに1億ユーロの人道支援を送ると明らかにした。

▽フランシスコ教皇、ロシアによるウクライナ侵攻から2年となったことを受け、戦争の外交的解決を呼びかけた。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部で激しい戦闘が続く中、今月占領したアウディーイウカの西方に部隊が進んでいると報告。

2月24日
▽ロシアによるウクライナ侵攻、開戦から2年。

▽ゼレンスキー大統領、G7オンライン首脳会議に出席。「ウクライナは勝利する」と述べ、米軍事支援の遅れや東部アウディーイウカ陥落などの難局に直面する中、国民に奮起を促した。

ゼレンスキー大統領、G7議長国のメローニ伊首相、トルドー加首相、欧州委員会のフォンデアライエン委員長らを首都キーウの空港で出迎える。

▽首都キーウ中心部でロシア軍に拘束されたウクライナ兵捕虜の解放を求めるデモ。約100人が参加した。

▽G7オンライン首脳会議開催。ゼレンスキー大統領も出席した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃による民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ゼレンスキー大統領夫人、2年前の開戦以来、200万人以上の子供が国外に避難したりロシアやベラルーシに誘拐され、少なくとも528人が殺害されたと発表。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営、当局が同氏の遺体を母親に引き渡したと発表。

▽ロシア南部リペツク州政府、市内の製鉄所がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、大規模な火災が発生したと報告。死傷者は出ていない模様。

▽ロシア首都モスクワでウクライナ侵攻に反対する小規模なデモ。人権団体によると、デモに参加した市民少なくとも5人が逮捕されたという。

2月23日
▽ウクライナ空軍、ロシアの早期警戒管制機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線付近で激戦が続いていると報告。

▽米政府、ウクライナ侵攻開戦から2年になるのに合わせ、ロシアに対する大規模な追加制裁を発表。金融や防衛、資源部門など、500を超える団体や個人を対象としたほか、反政府活動家ナワリヌイ氏の死への関与が疑われる当局者も制裁リストに追加した。

▽米政府、ロシアのウクライナ侵攻を支援したとして、ロシア、中国、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、キルギス、インド、韓国の企業93社に新たな制裁を科すと発表。米国から対象企業への輸出を実質的に禁止する。ロシアの63社、トルコ16社、中国8社、UAE4社など。

▽バイデン米大統領、ウクライナでの戦争に加え、ナワリヌイ氏の死に対する責任を問うとし、「ロシアのプーチン大統領は国外での侵略と国内での抑圧に対し、確実に一段と厳しい代償を払うことになる」と表明。

▽バイデン米大統領、G7、EU、NATO首脳らと近くロシアについて協議すると発表。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営、当局が同氏の母親に対し、「密葬に同意しなければ、遺体を刑務所の敷地に埋葬する」と圧力をかけていると明らかにした。

▽スイス政府、高官レベルのウクライナ和平会議を夏までに開催すると表明。

▽アルメニアのパシニャン首相、ロシア主導の軍事同盟CSTO(集団安全保障条約機構)への参加を凍結。

▽プーチン大統領、ロシアの戦略核戦力の95%が近代化されたと明らかにした。軍人をたたえる祖国防衛の日に合わせて声明を出した。

▽ロシア国防省、ロ軍はウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを制圧した後、西方に向けさらに進軍していると明らかにした。

2月22日
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカをロシア軍に奪われたことを重視せず、同盟国に対し、迅速な支援を改めて要請。

▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のロシア占領地にある軍の訓練場を攻撃したと報告。ロ兵約60人が死亡したという。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを先週掌握したロシア軍部隊が近隣の町への攻撃を続けていると報告。

▽国際通貨基金(IMF)とウクライナ政府、総額156億ドルのウクライナ向け融資プログラムのうち8億9000万ドル分の拠出に向けて交渉中。

▽ウクライナ国営ガス会社ナフトガス、外国企業がウクライナ国内に貯蔵する天然ガスを増やすことを期待すると表明。

▽イギリス政府、50以上の個人・団体を対象とした新たな対ロシア制裁を発表。ロシアの兵器保有を減らし、軍資金を断つのが狙い。

▽プーチン大統領、核弾頭を搭載できる近代化された戦略爆撃機「TU-160M(白鳥)」に乗り込み、テスト飛行を行った。

▽ブラジル外相、G20外相会合に出席したほぼ全ての外相がイスラエルとパレスチナの紛争を和平に導く唯一の道として、2国家共存案を支持したと発表。

▽デンマーク政府、ウクライナに17億クローネ相当の新たな軍事支援を供与すると発表。

2月21日
▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ国防省、同盟国とのドローン連合について、少なくとも新たに20カ国の参加を目指すと表明。

▽バイデン米大統領、ロシアのプーチン大統領を「クレージーなサノバビッチ(くそ野郎の意)」と非難

▽EU、第13弾となる対ロシア制裁を承認。ロシアの武器調達の支援、ウクライナの子供の誘拐に関与したとして約200の団体や個人を制裁リストに追加した。

▽国連難民高等弁務官事務所、ロシアによるウクライナ侵攻で生じている難民危機の改善には米国による資金提供継続が不可欠という見解示す。

▽ウクライナ国営武器製造会社ウクルオボロンプロム、エアバス・BAEシステムズ・レオナルドによるミサイル合弁会社の子会社である独MBDAドイチュラントと防空システムで協力すると発表。

▽イラン、ロシアに大量の地対地弾道ミサイルを供与し、両国間の軍事協力を深めている模様。ゾルファガールを含む約400発のミサイルを供与する計画。専門家によると、これらは300~700キロの射程距離にある目標を攻撃できる。

▽西側当局者、ロシアは制裁措置の影響でウクライナでの戦争に必要な弾薬を国内で十分に生産できていないという見方示す。ロイター通信が報じた。

▽ポーランド外務省、自国の農民がウクライナからの安価な農産品流入により打撃を受けているとして抗議デモを激化させていることについて、「ロシアの影響を受けている可能性がある」と警告。

2月20日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部と南部の前線約1500キロのいくつかの地点で部隊を増強していると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも5人が死亡、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の自爆ドローンが民家に直撃し、5人が死亡したと発表。

▽ウクライナ空軍、各地に飛来したロシアドローン23機をすべて撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍の爆撃機スホイ34と35を撃墜したと発表。

▽獄死したロシア反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、プーチン大統領に対する圧力を強めるため、来月予定されているロシア大統領選の結果を認めないようEUに要請。

▽ウクライナのシュミハリ首相、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が獄死したことを受け、新たな経済制裁をロシアに科すよう日本とEUに要請。

▽イタリア首相府、ロシアによるウクライナ侵攻から2年を迎える2月24日にG7首脳会議をテレビ会議形式で開催すると発表。ウクライナ支援について協議する。

▽ウクライナ政府、米実業家マスク氏率いる米スペースXに対し、ロシア支配地域で同社通信衛星サービス・スターリンクの利用を阻止するよう求めた。

▽ウクライナ財務省、これまでに同盟国から425億ドルを受け取り、うち116億ドルは返済不要の無償資金であると報告。

▽NATO加盟を目指すスウェーデン政府、ウクライナへの新たな軍事支援を発表。71億クローナ相当。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、ウクライナに亡命した元ロシア軍パイロットがスペインで死亡した事件について、「道徳的な価値観を失った結果」という認識示す。

▽プーチン大統領、ショイグ国防相と会談。ウクライナ東部アウディーイウカの占領報告を受けた。

▽ロシアのショイグ国防相、プーチン大統領に対し、ウクライナのロシア支配地域であるドニエプル川東岸のクリンキーも新たに奪還したと報告。

2月19日
▽ゼレンスキー大統領、北東部ハルキウ州の前線を視察。同盟国からの追加支援が遅延しているため、前線は極めて困難な状況にあるという認識を示した。

▽ゼレンスキー大統領、人為的な武器不足でロシア軍が優勢になっていると同盟国に訴え、米国の援助が不可欠と言明した。

▽バイデン米大統領、ウクライナ支援を盛りこんだ緊急予算案を巡り、共和党のジョンソン下院議長と協議する用意があると表明。共和党によるウクライナ支援への反対は大きな過ちという認識を示した。

▽バイデン米大統領、ロシアに対する追加制裁を検討していると表明。

▽EU、ブリュッセルで外相会合開催。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対する制裁第13弾の合意に向けて前進した。

▽欧州委員会のフォンデアライエン委員長、防衛産業戦略案を3週間後に公表すると表明。ウクライナに防衛技術革新室を開設する方針も示した。

▽日・ウクライナ経済復興推進会議開催。岸田首相とウクライナのシュミハリ首相が出席した。

▽ロシア当局、反体制派指導者の故ナワリヌイ氏の獄死に関する捜査を延長する旨を同氏の母親と弁護士らに伝えた。

▽ロシアがウクライナ侵攻のために使用する装備や部隊配置、維持の戦費が最大2110億ドルに達し、武器輸出の取りやめや延期に伴う損失も100億ドル以上にのぼっている。ロイター通信が報じた。

▽ロシア国防省、軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーイウカのコークス工場を完全に掌握したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ハルキウ州と南部ザポリージャ州でも攻勢を強めていると指摘。

2月18日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーイウカやバフムートの前線付近で戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民家や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍がウ兵捕虜を射殺した疑いがあるとし、戦争犯罪に該当するか調査を開始したと明らかにした。

▽ロシア人権団体、全国各地に反体制派指導者ナワリヌイ氏を追悼する献花や小規模な集会が続いていると報告。当局はこれまでに400人以上を逮捕したとみられる。

▽中国の王毅 外相、ウクライナのクレバ外相に「中国はロシアに対し、ウクライナ侵攻に使用する殺傷兵器を売却しない」と伝えた。

2月17日
▽ゼレンスキー大統領、独ミュンヘン安全保障会議で演説。同盟国に軍事支援を継続・強化するよう改めて要請した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州の激戦地アウディーイウカから撤退。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州アウディーイウカから部隊を撤退させたことについて、「兵士の人命を優先し、包囲されるのを防ぐための決断だった」と説明。

▽獄中で死亡したとされるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、プーチン大統領はロシアとナワリヌイ氏の家族に対する残虐行為で裁かれなければならないと訴えた。

▽国連人権理事会、ロシアの反体制派ナワリヌイ氏が死亡したことを受け、「ロシア政府が反体制派に行っている弾圧の氷山の一角にすぎない」という見方示す。

▽ハリス米副大統領、独ミュンヘンでゼレンスキー大統領と会談。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州アウディーイウカのウクライナ軍を撃退し、完全制圧したと発表。

2月16日
▽ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏、懲役19年を言い渡され服役していた北部ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡したとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ドイツの首都ベルリンに続きフランスの首都パリを訪問。両国との安全保障協定に署名した。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のミュンヘンでナワリヌイ氏に言及。「プーチン大統領は自分の地位さえ守れれば、誰が死のうと構わない」と述べ、ナワリヌイ氏はプーチン氏に殺されたと非難した。

▽ウクライナ当局、ロシアが昨年12月30日以降、少なくとも24発の北朝鮮製弾道ミサイルをウクライナに向けて発射したと報告。

▽獄中で死亡したとみられるロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリヤ氏、ナワリヌイ氏の死亡が確認されれば、プーチン大統領とその側近は罰を免れるわけにはいかないと非難。

▽ナワリヌイ氏の母リュドミラ氏、ナワリヌイ氏と2月12日に面会したときは「生きていて、健康で、幸せだった」と明らかにした。ロシア独立系紙ノーバヤ・ガゼータが報じた。

▽ショルツ独首相、ベルリンでゼレンスキー大統領と会談。2国間の長期的な安全保障協定に署名し、ウクライナに対する追加支援も発表した。

▽マクロン仏大統領、パリでゼレンスキー大統領と会談。2国間の長期的な安全保障協定を「野心的かつ非常に実質的」と評価し、ドローンや電子戦争システムの共同生産について協議したと明らかにした。

▽国連人権事務所、獄中で死亡したとみられるナワリヌイ氏について、信頼できる調査を行うよう要請。

▽ロシアの調査委員会、ナワリヌイ氏の死亡を巡る調査を開始したと発表。

▽ハリス米副大統領、独ミュンヘン安全保障会議でナワリヌイ氏が死亡したという情報に言及。「事実であれば、ロシアに責任がある」と指摘した。

▽EUのミシェル大統領、ナワリヌイ氏が死亡した責任は全てプーチン政権にあると表明。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、「ナワリヌイ氏の死に関する全ての事実を明らかにする必要があり、ロシアはその死の状況に関する疑問に答える必要がある」と表明。

▽ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記、キルギスでイラン最高安全保障委員会のアフマディアン事務局長と会談。

▽ロシア軍、米実業家マスク氏率いる米スペースXの通信衛星サービス・スターリンクの端末数千台の使用を継続中。ロイター通信が報じた。

2024年2月16日/セルビア、首都ベオグラード、ナワリヌイ氏の死を悼む人々(AP通信)
2月1日~15日

2月15日
▽ゼレンスキー大統領、防空システムの改善が最優先課題のひとつであると言明。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が郊外の集落にミサイルを撃ち込み、5人が死亡、10人が負傷したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人4人が負傷したと報告。

▽西部リビウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により学校や民家が被害を受け、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が首都キーウなどに向けて発射したミサイル26発のうち13発を撃墜したと発表。

▽G7首脳、ロシアによるウクライナ侵攻から2年を迎える2月24日にテレビ会議形式で首脳会議を開催する。議長国のイタリアが明らかにした。

▽ウクライナの経済再建には10年間で4860億ドルの費用がかかる見込み。世界銀行、国連、欧州委員会、ウクライナ政府による調査で明らかになった。

▽スウェーデン外務省、ハンガリーがスウェーデンのNATO加盟申請を早期に承認すると予想していると表明。

▽イエレン米財務長官、米国がウクライナを支援する約束を果たすことが重要であり、それを怠れば、ロシアのプーチン大統領などによる罪のない民主的な国への攻撃を助長することになると警告。

▽米ホワイトハウス、ロシアが対衛星兵器を開発していると明らかにした。米国にとって懸念すべきことではあるが、地球上の人々の直接の脅威にはならないとしている。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、州都ベルゴロド市が空爆を受け、少なくとも5人が死亡、18人が負傷したと発表。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍が市内の石油貯蔵所をドローンで攻撃し、火災が発生したと報告。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州上空でウクライナ軍のロケット弾14発を迎撃したと発表。

2月14日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも9人が死亡、25人が負傷したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が前線近くの民家と病院を砲撃し、子供と妊婦が死亡、子供3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、南部クリミア半島沖の黒海でロシア海軍の揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」を無人艇攻撃で破壊したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー新総司令官、東部ドネツク州の前線を視察。現地の状況は極めて困難だと警告した。

▽ウクライナ政府、国内農業部門のEUとの統合条件は交渉で決定されると表明し、政府がEUグリーンディール要件の緩和を求める可能性があるとした報道を否定。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、加盟31カ国中18カ国が今年、国防費GDP比2%とする目標を達成する見通しと明らかにした。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアがウクライナでの戦争に勝利すれば、中国が勢力を増すと警告。米下院に対し極めて重要なウクライナ支援法案を速やかに可決するよう呼びかけた。

▽オースティン米国防長官、ウクライナ関連の会合にオンラインで参加。米国は短期的、長期的なウクライナ支援から手を引くつもりはないと言明した。

▽ロシア国防省、黒海上空でウクライナ軍のドローン偵察機6機を撃墜したと発表。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領が仲介役を通じて米国にウクライナでの停戦を提案したという報道を否定。

▽プーチン大統領、3月15~17日に行われる大統領選の前にトルコを訪問する見通し。国営メディアが報じた。

▽プーチン大統領、軍に関する虚偽情報を流した市民の資産を没収する法案に署名。

2月13日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン23機のうち16機を撃墜したと報告。

▽ウクライナのエネルギー大手DTEK、ロシア軍のドローン攻撃で火力発電所1カ所が大きな被害を受けたと発表。死傷者は出ていないという。

▽バイデン米大統領、ウクライナなどへの支援を盛り込んだ法案が上院を通過したことを受け、下院にも迅速に可決するよう呼びかけた。

▽米国のスミスNATO大使、ウクライナが望むNATO加盟について、7月にワシントンD.C.で開催されるNATO首脳会議で加盟招待が実現する可能性は低いという見方示す。

▽国際通貨基金、今後5年間のウクライナの経済・金融改革を支援するための新たな信託基金「ウクライナ能力開発基金」を正式に設立したと発表。供与国から6500万ドルの資金調達を目指す。

▽国際通貨基金、「凍結したロシア資産の使途を決める際には法的根拠を確保し、将来のリスクを避けるべき」と警告。

▽英シンクタンク国際戦略研究所による世界の軍事情勢を分析した報告書「ミリタリー・バランス」、ロシアがウクライナで喪失した戦車が3000両以上に達したと報告。

▽ロシア、先週行ったウクライナの首都キーウへの攻撃で極超音速巡航ミサイル・ツィルコンを初めて使用したとみられる。

▽ロシア税関当局、昨年は同国の対アジア貿易依存が大きく高まった一方、欧州との貿易は大幅に減少したと報告。

▽ロシア軍、ミサイルとドローンでウクライナ東部ドニプロを攻撃。発電所が被害を受け、一部で水の供給が断たれた。

▽ロシアのプーチン大統領が現在の占領ラインに沿ってウクライナ戦争を凍結する停戦案を提示したものの、米国がこれを拒否した。ロイター通信が報じた。

2月12日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州・ルガンスク州と南部ザポリージャ州・ヘルソン州の前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間インフラが被害を受け、数人が負傷したと報告。

▽ショルツ独首相、国防費にGDP比2%を拠出するというNATOの努力目標にコミットしていると表明。

▽国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事、今年のロシア経済について、「経済成長は大規模な軍事費に支えられているものの、人口の流出と技術不足を受け、厳しい局面を迎える」という見方示す。

▽フィンランド大統領選、与党・中道右派「国民連合」のストゥブ元首相が勝利宣言。親欧州派で、ウクライナを支持する対ロシア強硬派である。

▽ロシア大統領府、同国軍がウクライナの占領地域で米宇宙企業スペースXが提供する衛星インターネットサービス・スターリンクを利用しているというウクライナの主張を否定。

▽イスラエルのヘルツォグ大統領とパレスチナ自治政府のシュタイエ首相、ドイツのミュンヘンで今週16~18日に開催されるミュンヘン安全保障会議に出席予定。

▽モルドバ当局、隣国ウクライナの国境近くに墜落したロシアドローンの爆発物を解除したと発表。

2月11日
▽ウクライナ空軍、首都キーウを含む9地域に飛来したロシア軍のイラン製ドローン45機のうち40機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ大統領、元国防副長官を陸軍の司令官に任命。総司令官に就任したシルスキー氏の後任。

▽ウクライナ軍、ロシアへの攻撃を支援するために米スペースX社のマスク氏が提供したスターリンク端末をロ軍が使用していたことが判明したと発表。

▽NATO、トランプ前米大統領が在職時、国防費をGDPの2%にするという目標を達成していないNATO同盟国を糾弾し、ロシアに攻撃を奨励すると発言したことが明らかになったことについて、「NATOとその安全保障を脅かすとんでもない発言」と断じた。

2月10日
ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州へのドローン攻撃を非難。犠牲者とその家族に哀悼の意を表し、「ロシアに責任を負わせる」と断じた。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン31機のうち23機を撃墜したと報告。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウ州の住宅地にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも7人が死亡、3人が負傷。

▽ウクライナ内務省、東部ハルキウ州へのドローン攻撃について、「石油貯蔵所の燃料が漏れ出し、近隣の民家少なくとも15棟が全焼。7歳、4歳、9カ月の子供3人を含む5人家族が死亡し、別の家で成人2人の遺体が発見された」と明らかにした。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃で民間人少なくとも4人が負傷したと報告。飛来したドローンはすべて撃墜したものの、その破片が住宅地や港湾インフラに落下、被害が出た。

▽ルーマニア国防省、ロシアがルーマニア国境近くに位置するウクライナの河川港に対し、夜間にドローン攻撃を行ったと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナが黒海を航行する民間輸送船に海上ドローンによる攻撃を仕掛けたと主張。

2月9日
▽ゼレンスキー大統領、更迭した軍のザルジニー前総司令官に最高の称号である「ウクライナの英雄」を授与。

▽ウクライナ政府、ロシア軍による有毒化学物質を装填した弾薬の使用が急増していると非難。今年1月だけで200回以上にのぼるという。

▽ウクライナ軍当局、ロシア軍が化学物質を装填した弾薬をドローンで運んでいると指摘。

▽ウクライナ軍のシルスキー新総司令官、当面の目標は前線部隊のローテーション改善と、新技術の力を活用することと表明。

▽米国務省、ブリンケン国務長官が14~17日の日程でアルバニアとドイツを訪問すると発表。ウクライナや中東情勢について協議する見通し。

▽プーチン大統領、同国で勾留されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者をロシア人受刑者と引き換えに釈放することが可能かもしれないと表明。

▽ロシアのショイグ国防相、ロ軍はウクライナにおける戦闘のほとんどの局面で成功を収めていると強調。さらに活発な偵察作戦を行うよう呼びかけた。

▽プーチン大統領、遺伝学や人工知能(AI)の発展のリスクに言及。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナ軍の新たな総司令官に起用されたロシア生まれのシルスキー氏を裏切り者と批判。

▽米シンクタンク戦争研究所、「数年に渡って戦争を続けている国家にとって、指揮官の変更は珍しくない」と指摘。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍の総司令官がザルジニー氏からシルスキー氏に変更になったことについて、「戦況に変化をもたらすとは考えていない」と指摘。

2月8日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍のザルジニー総司令官の交代を発表。後任に陸軍のシルスキー司令官を充てる。

▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー総司令官とウクライナ軍に必要な刷新について協議し、誰が軍の新たな指導者に得るかについても話し合ったと報告。

▽ザルジニー総司令官、ゼレンスキー大統領と重要かつ真剣な対話を行い、戦術・戦略を変更することを決定したと表明。

▽国連子どもの権利委員会、ロシアに対し、占領したウクライナの地域からの子供たちの強制移送をやめ、家族の元に戻すように要求。強制移送は国際法に違反していると訴えた。

▽ロシア大統領選への立候補を目指しているナジェージュジン氏、中央選挙管理委員会から立候補者としての登録を阻止されたと明らかにした。

▽ドイツ政府、ロシア石油大手ロスネフチのドイツ事業について、国有化に向けた準備を進めている。

2月17日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が6州に大規模攻撃を仕掛けてきたとSNSに投稿。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍によるドローンやミサイルによる大規模攻撃があり、民間人少なくとも5人が死亡、30人以上が負傷したと発表。

▽首都キーウ当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍が住宅地を砲撃し、少なくとも1人が死亡したと報告。

▽西部リビウ州政府、ロシア軍の大規模攻撃で住宅や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、「ロシア軍がドローン、巡航ミサイル、弾道ミサイル、対空誘導ミサイルなど、さまざまな航空攻撃手段を使って複数の都市を攻撃した」と明らかにした。

▽首都キーウを訪問中だったEUのボレル外交安全保障上級代表、ロシア軍による攻撃の間、ホテル内の防空壕に避難。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発を視察。

▽ロシア国防省、南西部ベルゴロド州上空でウクライナ軍が発射したロケット弾7発とドローン2機を撃墜したと発表。

▽スウェーデン当局、ロシアから欧州へ天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で2022年9月に起きた爆発に関する捜査を中止した。

2月6日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により生後2か月の乳児が死亡、女性3人が負傷したと発表。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ロシア軍が制圧しているウクライナ南部ザポリージャ原発を7日に訪れると発表。核燃料の安全性などを確認した後、モスクワを訪問する予定。

▽ウクライナの調査報道機関bihus.info、同国の情報機関である保安局(SBU)の支部が記者を違法に監視していたと指摘。

▽ロシア大統領府、欧米諸国が制裁の一環として凍結しているロシア資産について、ウクライナ向け資金調達の担保に活用することは違法だと指摘。実行すれば何件もの訴訟を引き起こすと警告した。

▽ロシア国防省、ウクライナから西部ベルゴロド州に向けて発射されたドローン7機をすべて撃墜したと報告。

2月5日
▽ウクライナ軍参謀本部、同国は今後、F16戦闘機とともに射程300~500キロメートルのミサイルを受領する予定であると発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽米上院、ウクライナとイスラエルへの支援を盛り込んだ1180億ドル規模の超党派国境警備法案を発表。

▽EUの複数の外交官、第13次対ロシア制裁案の中身を拡充しないという見通し示す。可決スピードを重視する方針。

▽オランダ国防省、ウクライナに供与を約束しているF16戦闘機18機に加えて、追加の6機を準備していると発表。

▽韓国外務省、尹錫悦大統領による北朝鮮関連発言をロシアが批判したことについて、ジノビエフ駐韓大使を呼んで抗議したと発表。

2月4日
▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー軍総司令官を含む複数の高官の交代を検討していると明らかにした。

▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近でロシア軍による激しい砲撃が続いていると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍による住宅地への砲撃を少なくとも16回確認したと報告。

▽東部ルガンスク州リシチャンスのロシア当局、ウクライナ軍の砲弾がパン屋に着弾し、少なくとも28人が死亡したと報告。

2月3日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が負傷、送電線やガスインフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州と南部ヘルソン州郊外の前線でドローンなどによりロシア軍を攻撃したと報告。

▽ロシア・モスクワ、ウクライナで捕虜になったロ軍兵士の家族が抗議デモ。現地で取材に当たったジャーナリストなど、20人以上が拘束された。

2月2日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、エネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が墜落した事故について、「ロシアが死亡したとされるウクライナ兵捕虜の遺体引き渡しを拒否している」と発表。

▽米財務省、ロシア産原油に対する価格制限に参加するG7やEUなどが市場参加者による制限回避や違反行為の報告方法についての通達まとめる。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、「ウクライナは主要同盟国からの支援縮小により、軍事戦略の変更を余儀なくされる可能性がある」という見解示す。

▽米連邦議会の超党派グループ、ハンガリーに対し、スウェーデンのNATO加盟議定書を速やかに批准するよう要請。

▽中国、ウクライナに対し、「中国企業を戦争支援企業に指定したことで2国間関係が損なわれる可能性がある」と伝えていたことが分かった。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUがウクライナ向け支援で合意したことについて、「国益のために最大限粘った結果」と強調。

▽プーチン大統領、ウクライナにおける特別軍事作戦はロシアの存亡をかけた戦いであり、同胞の大多数が自らの方針を支持していると主張。

2月1日
▽ゼレンスキー大統領、EUによる500億ユーロ規模の資金支援が合意に至ったことを歓迎。ロシアによる侵攻が3年目に突入する中、この支援はウクライナの長期的な経済的・財政的安定を強化すると述べた。

▽EU、ベルギー・ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナに500億ユーロ規模の資金支援を行うことで合意。

▽EU、今年3月までにウクライナに100万発の砲弾を供給するという自主目標は達成できず、期限までに届けられるのは半分強にとどまると発表。

▽ウクライナ当局、黒海でロシア軍のコルベット艦を撃沈したと報告。爆薬を積んだ海上ドローン6機を使用したとしている。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が11の町や村を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が郊外の住宅地を砲撃し、民間人6人が負傷したと報告。

▽ロシア連邦捜査委員会、ウクライナ人捕虜らが搭乗していたとされるロシア軍輸送機の墜落について、ウクライナが米国から供与された防空システムパトリオットを使用し撃墜したと推測されると発表。

▽ウクライナ中央銀行、2023年の経常収支が98億ドルの赤字に転落したと発表。22年は80億ドルの黒字だった。

ウクライナ、東部ドネツク州、RPGを発射するウクライナ兵(Libkos/AP通信)
1月16日~31日

1月31日
▽ロシアとウクライナ、捕虜交換(双方約200人)を実施。アラブ首長国連邦が仲介した。

▽NATO加盟国ドイツ・オランダ・ポーランド、軍部隊や兵器を国境を越えて移動させる際の手続き簡略化に関する合意文書に署名。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、米国のトランプ前大統領が11月の大統領選で再選されたとしても、NATOは弱体化しないという考え示す。

イエレン米財務長官、EU高官に対して、バイデン政権は118億ドルのウクライナ向け予算の議会承認を得るため取り組んでいると表明。

▽国際司法裁判所、2014年のマレーシア航空機撃墜事件への関与などについてロシアを訴えたウクライナの主張の大半を退けた。

▽ロシアの元下院議員であるナジェージュジン氏、3月の大統領選への立候補に必要とされる支持者の署名を中央選管に提出。

▽プーチン大統領、ウクライナ人捕虜らが搭乗していたとされるロシア軍輸送機の墜落について、「ウクライナが米国から供与された防空システムパトリオットを使用し撃墜した」という見解示す。

▽プーチン大統領、2月12日にNATO加盟国のトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談する予定。

▽南アフリカのパンドール外相、国際司法裁判所(ICJ)が示したイスラエルをめぐる判断を受け、全ての国はイスラエルの軍事行動への資金提供を停止する義務を負っているという見解示す。

1月30日
▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー軍総司令官の交代を準備。英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

▽ウクライナ軍、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島にあるロ軍の防空レーダー基地を攻撃したと発表。

▽ハンガリー政府、500億ユーロのウクライナ支援を含むEU予算見直し案を容認する姿勢示す。

▽ロシア軍、クリミア上空でウクライナが発射したドローン11機を撃墜したと報告。

▽ロシア太平洋艦隊のフリゲート艦マーシャル・シャポシニコフ、南シナ海で対潜水艦訓練を実施。国営メディアが報じた。

1月29日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナにおけるロシアとの戦争が第三次世界大戦に発展する恐れがあると指摘。西側諸国に改めて支援を要請した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州バフムート郊外で激戦が続いていると報告

▽ウクライナとハンガリーの外相が会談。EUのウクライナ支援などについて協議した。

▽中部ポルタワ州当局、ロシア軍がクレメンチュク地区にある工業用地に2日連続でミサイル攻撃を行ったと報告。死傷者は確認されていない。

▽ハンガリーのシーヤールトー外相、ウクライナのクレバ外相やイエルマーク大統領府長官らと会談。両国はウクライナのハンガリー系住民の権利をめぐる問題で協力することで合意した。

▽プーチン大統領、欧州のロシア嫌悪を強く非難。バルト海諸国に人権問題が存在すると指摘した。

1月28日
▽ゼレンスキー大統領、EU加盟基準達成に向けた透明化政策と汚職体質一掃の一環として、過去2年間の自身の所得を公表。同氏の所得公表は初めて。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による過去24時間の攻撃で公共インフラや送電鉄塔が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州と南部ヘルソン州の前線付近で戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、政府当局者と共謀して国防費約4000万ドルを横領したとされる5人を逮捕したと発表。うち1人は国境を越えようとしたところで逮捕された。

1月27日
▽ウクライナ当局、ロシア軍による過去24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が墜落した事故について、「ロシア当局はウ軍が撃墜したという主張を裏付ける証拠を提供していない」と指摘。

▽米政府、長きにわたる交渉の末、トルコへのF16戦闘機40機の売却を承認。法律に従って議会に通知した。売却総額は230億ドル、トルコが保有している79機の改修も行う。

▽米政府、ショルツ独首相がワシントンD.C.を訪問し、2月9日にバイデン大統領と会談すると発表。ウクライナ支援などについて協議する予定。

▽ウクライナ赤十字国際委員会、ロシアに対し、西部ベルゴロド州の飛行機事故で死亡したとされるウクライナ兵捕虜の遺体を返還するよう要請。

▽ウクライナのクレバ外相、首都キーウでリトアニアの外相と会談。EUのウクライナ支援などについて協議した。

▽南部ヘルソン州のロシア支配地域、ウクライナ軍のドローン攻撃で70歳の女性が負傷したと報告。

1月26日
▽ウクライナ当局、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽ウクライナ政府、ハンガリーのオルバン首相による初の訪問に向けた調整を進めていると明らかにした。

▽欧州中央銀行理事会メンバーのイタリア中銀総裁、国際的な紛争で通貨ユーロを武器として使うべきではないと指摘。将来的な魅力低下につながる恐れがあるという認識を示した。

プーチン大統領、ウクライナ兵捕虜を乗せていたとされるロ軍の輸送機イリューシン76が西部ベルゴロド州で墜落した事故について、ウ軍が撃墜したと非難し、調査結果を公表すると表明。

▽ロシア産のソコール原油を計1000万バレル積んだ14隻のタンカーが数週間にわたって韓国沖にとどまり、販売できずにいる。ロイター通信が報じた。

1月25日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナはロシアの侵攻に関するあらゆる戦争犯罪の国際調査を推進し続けると改めて表明。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が撃墜されたことについて、刑事捜査に着手したと発表。

▽ウクライナのルビネツ行政監察官、ロシア軍輸送機の墜落について国際的な調査を求めると表明。

▽米海軍のドック型揚陸艦ガンストンホールが米バージニア州ノーフォークの基地を出港。NATOの大規模演習ステッドファスト・ディフェンダー(不動の守護者)2024が始まった。

▽国営エネルギー会社ナフトガス、同社のデータセンターの1つが大規模なサイバー攻撃を受け、ウェブサイトとコールセンターが閉鎖されたと発表。

▽トルコ政府、スウェーデンのNATO加盟を正式に承認。官報に掲載された。

▽ロシア議員、捕虜のウクライナ兵を乗せたロ軍輸送機の墜落をめぐり、ウクライナの軍事情報機関は同機が撃墜された空域に入る15分前に警告を受けていたと主張。

▽ロシア連邦捜査委員会、墜落したロ軍輸送機はウクライナ製の地対空ミサイルで撃墜されたと主張。

▽ロシアメディア、西部ベルゴロド州で墜落したロ軍の輸送機イリューシン76のブラックボックスが回収されたと報じた。

1月24日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ人捕虜を乗せたロシア軍輸送機の墜落をめぐり、ロシア側がウ軍に撃墜されたと主張したことを受け、「ロシアはウクライナ人捕虜の命をもてあそんでいる」と反発。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による過去24時間の大規模ミサイル攻撃で18人が死亡、130人が負傷したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、自軍はロシア国境近くでミサイルを輸送していると考えられるロ軍輸送機を標的にしていると発表。

▽EU、ウクライナ侵攻を受けて凍結したロシア中央銀行の資産を没収する可能性は低いという見方示す。

▽イエレン米財務長官、ウクライナのシュミハリ首相とテレビ会議方式で会談。118億ドルの対ウクライナ支援のための予算をバイデン政権は確保すると確約した。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍がウクライナの防空網に穴を開けるために、23日の大規模ミサイル攻撃でおとりミサイルを使用した可能性があると指摘。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の捕虜65人を乗せた輸送機イリューシン76がウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州に墜落したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の捕虜65人を乗せた輸送機イリューシン76が西部ベルゴロド州に墜落したことについて、ウ軍が東部ハルキウ州から地対空ミサイルを発射し、撃墜したと主張。

▽ロシアのラブロフ外相、国連での記者会見でウクライナが輸送機を撃墜したと主張。国連安全保障理事会に緊急会合を開くよう呼びかけた。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境付近で防空部隊がウ軍のドローンを4機撃墜したと発表。

▽ドイツ国防省、シーキングMk41ヘリコプター6機をウクライナに供与すると発表。

1月23日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が夜間に首都キーウをはじめ各地にミサイル攻撃を行い、少なくとも9人が死亡、多数の負傷者が出たと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したミサイル44発のうち22発を迎撃したと発表。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、ロシア軍が発射したのは巡航ミサイルや弾道ミサイルなど計41発のうち21発を撃墜したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人5人が死亡、51人が負傷したと報告。

▽ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍がパウロフラードを攻撃し、少なくとも1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽キーウ当局、ロシア軍によるミサイル攻撃で20人が負傷、うち13人が病院に搬送され、女性1人が集中治療を受けていると報告。

▽国営エネルギー会社ナフトガス、ロシア軍のミサイル攻撃で東部ハルキウ州のガスパイプラインが被害を受けたと報告。電力インフラも被害を受けたため大規模な停電が発生している模様。

▽米連邦議会上院の外交委員会、制裁で凍結したロシア資産をウクライナの再建と復興に使うための法案を可決。

▽NATO、12億ドル規模の砲弾調達契約に調印。155ミリ砲弾が20万発以上納入される見通し。

▽オースティン米国防長官、ウクライナ軍事支援に関する国際会議に自宅からオンラインで出席。極秘入院後、公の場に姿を見せたのは初めて。

▽今年のG7議長国を務めるイタリア、ロシアに侵攻されたウクライナに対して、G7として全面的な支援を続ける意向を示す見通し。

ロシア大統領府、ウクライナの首都キーウや東部ハルキウ州が攻撃を受けたことに言及。ロシア軍はウクライナで民間人を標的に攻撃することはないと改めて表明した。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ軍のミサイル、爆発物や弾薬を製造する企業を攻撃したと主張。

▽米誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ、人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す終末時計を90秒と発表。1947年の創設以来最短となった昨年から変わらず。ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ・ガザ情勢に絡む核の脅威、気候変動、人工知能(AI)などを要因に挙げた。

1月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦闘に参加している外国人義勇兵に対し、ウクライナ国籍の付与を可能にする法案を公表。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が過去1日の間に9州の100以上の市町村を砲撃し、東部ドネツク州への攻撃が特に激しかったと報告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西・南部について歴史的にウクライナ人が居住してきたと認定する大統領令に署名。

▽ポーランドのトゥスク首相、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。

▽ポーランドとウクライナの両首脳、同盟関係の妨げとなっていた政治的摩擦の解決に向け取り組んだうえで、防衛面での協力を強化すると確約。

▽英シンクタンク国際戦略研究所、ウクライナでの戦闘はロシアが抱く通常戦力に対する信頼を下げたと指摘。将来紛争が起きた場合にはNATOから守り、打ち負かす手段としてロシアが非戦略核兵器(NSNW)の重要性を高めているという見解を示した。

▽ロシア大統領府、ウクライナ戦争をめぐり、2024米大統領選の共和党最有力候補であるトランプ前大統領と接触していないと発表。

▽国営ロシア通信、西側諸国がロシアの資産を没収してウクライナ復興に充当し、ロシアが報復に動いた場合、西側が失う資産と投資の規模は少なくとも2880億ドルにのぼるという試算結果を公表。

▽ロシア天然ガス大手企業ノバテク、サンクトペテルブルク西方約170キロのフィンランド湾で運営している巨大製油輸出ターミナルの一部の操業停止を余儀なくされたと発表。

1月21日
▽ウクライナ軍、東部ハルキウ州郊外の小さな集落から部隊が撤退したと発表。空き家5軒がロシアの支配下に置かれたと明らかにした。

ウクライナ東部ドネツク人民共和国、ウ軍が郊外の市場を砲撃し、少なくとも27人が死亡、25人が負傷したと発表。

▽ロシア国営メディア、西部のウクライナ国境付近にウ軍のドローンが6機飛来し、全て撃墜されたと報じた。

▽ロシア国防省、自軍が東部ハルキウ州郊外の集落を占領したと発表。ウクライナ軍はこれを認めたものの、「占領エリアは限定的である」という見方を示した。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍がドネツク人民共和国の市場を砲撃したと非難。

1月20日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン市などを夜通し砲撃し、民間人1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部ヘルソン市の住宅地を砲撃し、市民少なくとも1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、西側諸国に対し、制裁の抜け穴をふさぎ、ロシアの兵器生産能力の抑制に真剣に取り組むよう改めて要請。

▽国際原子力機関、ロシアの占領下にあるウクライナ・ザポリージャ原発の周囲に地雷が再設置されたと警告。

▽ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム、戦争初期からザポリージャ原発を占拠してきたロシア軍による地雷埋設疑惑を新たな戦争犯罪と糾弾。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローンがガスパイプラインを攻撃したと発表。

1月19日
▽ウクライナ大統領府、東部ハルキウ州の住宅地がロシア軍の砲撃を受け、57歳の女性が死亡。地雷を踏んだ男性の死亡も確認されたと明らかにした。

▽ウクライナ軍、国産ドローンでロシア第二の都市サンクトペテルブルクを攻撃。

▽米国務省、国政選挙が続く今年の欧州でウクライナ問題を巡る世論操作を狙ってロシアが情報戦を仕掛けるという見方示す。

▽ロシア西部ブリャンスク州政府、ウクライナのドローンを撃墜した際に石油タンクで火災が発生したと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州、ウクライナ軍のドローン攻撃が相次いでいることを受け、ロシア正教会のイベントを中止。

1月18日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が東部クピャンスクの集落を砲撃し、高齢女性1人が死亡、10歳の少年と13歳の少女が負傷したと明らかにした。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルが市内の高層ビルに着弾し、57歳の女性が死亡、男性2人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍の砲撃により民間人少なくとも2人が死亡、81歳の女性を含む7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン33機のうち22機を撃墜したと発表。

▽NATOのEU軍最高司令官、約9万人の兵士が参加する大規模演習「ステッドファスト・ディフェンダー(不動の守護者)2024」を来週から5月にかけて実施すると発表。

▽NATOのバウアー軍事委員長、ロシア・ウクライナ戦争は現在、膠着状態にあるという見方示す。

▽フランス外務省、ウクライナに仏軍の傭兵が紛れ込んでいたというロシアの主張を否定。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアが今のところ米国との核問題に関する協議を拒否していることは新戦略兵器削減条約(新START)の順守や後継の枠組みに取り組む意思に疑問を投げかけていると指摘。

▽米共和党のジョンソン下院議長、ウクライナ支援をめぐるバイデン大統領と議員らの協議で、移民政策の見直しを求めたと明らかにした。

▽格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス、西側がウクライナ侵攻を受けて凍結した3000億ドル相当のロシア資産を没収しても、ロシアが保有していた外国債の発行国はデフォルト(債務不履行)と見なされないという見解示す。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ドネツク州のベセレという集落を制圧したと発表。

▽西部ベルゴロド州政府、ウクライナから発射されたロケット弾10発が撃墜され、落下した残骸で女性1人が負傷したと発表。

1月17日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルがアパートや医療機関に着弾し、少なくとも17人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが夜間に発射したイラン製自爆ドローン20機のうち19機を撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、男性1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃で少なくとも3人が負傷、約130人が避難を余儀なくされたと報告。

▽ウクライナのクレバ外相、西側の支援疲れが指摘される中、「ウクライナはどれほど疲れてもロシアから国を守るために戦い続ける」と言明。同盟国に支援継続の重要性を訴えた。

▽マクロン仏大統領、ウクライナとの2国間安全保障協定を取りまとめるため、来月ウクライナを訪問すると表明。フランスが長距離巡航ミサイルなど、より高度な兵器を提供することが盛り込まれる見通し。

▽ブリンケン米国務長官、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説。パレスチナ・ガザ地区やウクライナ戦争、台湾を巡る緊張など、自身のキャリアにおいてこれ以上の世界的な課題に直面した時期は考えられないと語った。

▽NATOのバウアー軍事委員長、加盟国の政府・民間部門に対し、「戦争を含め、いつ何がきてもおかしくない時代に備える必要がある」と呼びかけた。

▽プーチン大統領、戦争が続けばウクライナは国家として回復不可能な打撃を受ける可能性があると主張。ロシアが得たものを手放すよう迫られる事態にはならないという見方を示した。

▽ロシア大統領府、ウクライナのゼレンスキー大統領が紛争解決に向けて提唱している和平案に成功の見込みはないと主張。同案を話し合う会合は無意味で有害と一蹴した。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州でウクライナのドローン2機とミサイル4発を撃墜したと発表。

1月16日
▽ゼレンスキー大統領、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説。ロシアのウクライナ侵攻開始からまもなく2年を迎える中、ロシアの勝利を阻止するために西側の結束とウクライナへの支援を訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、西側によるウクライナ支援へのためらいや戦闘激化を巡る懸念によって戦争が長引く恐れがあると警告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア制裁を適切に実施する必要があると指摘。原子力部門が制裁対象になっていないことは西側の弱さを物語っているとしたうえで、各国の制裁措置に感謝していると表明した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍による攻撃が激化しているとして、前線に近い20か所以上の集落の住民に避難命令を出した。

▽ブリンケン米国務長官、ダボスでゼレンスキー大統領と会談。

▽EU加盟東部5カ国(ブルガリア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア)、不公正な競争を理由にウクライナの穀物に輸入関税を課すようEUに要求。

▽世界保健機関、ウクライナ、パレスチナ自治区ガザ、アフガンなど、全世界で人道危機に巻き込まれている何百万人もの人々の医療ニーズに対応するため、15億ドルの資金拠出を加盟国に呼びかけた。

▽ロシア南部ボロネジ市、ウクライナによるドローン攻撃で建物数棟が損壊し、子ども2人が負傷したことを受け、非常事態を宣言。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接するボロネジ州上空で夜間にドローン5機を破壊し、他に3機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州に飛来したウクライナ軍のドローン4機を撃墜したと発表。

2024年1月16日/スイス・ダボス会議、ウクライナのゼレンスキー大統領(AP通信)
1月1日~15日

1月15日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のスイスでアムヘルト大統領らと会談。

▽ウクライナ空軍、最大650キロ離れた目標を発見できるロシアの早期警戒管制機と、地上部隊に情報を中継する指揮統制機を撃墜したと発表。

▽世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)開幕。

▽ウクライナ国防省、ロシアは最近、軍産複合体に集中して空爆を実施しているが、エネルギー施設に対する脅威は依然として高いと指摘。

▽ウクライナ大統領府、ロシアによる侵攻を巡るウクライナの和平案「平和の公式」に関する今後の協議にロシアと友好関係にある中国も参加する必要があるという見解示す。

▽スイス政府、ウクライナのゼレンスキー大統領の要請を受け、ウクライナに関する世界平和サミットを開催することに合意したと発表。

▽国連、加盟国に対し、今年ウクライナ国内および国外避難民を支援するために42億ドルを拠出するよう要請。

▽ロシア大統領府、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でのウクライナ和平案を巡る協議について、「ロシアが参加していないため何も達成できない」と批判。「全ての目標を達成するまでウクライナでの軍事作戦を継続する」と改めて表明した。

▽ロシア連邦捜査委員会、ウクライナ人捕虜200人以上に対し、終身刑を含む長期刑を言い渡したと発表。

▽プーチン大統領、インドのモディ首相と電話会談。ウクライナ情勢を巡り協議した。

1月14日
▽ゼレンスキー大統領、今週開幕する世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で対ロシア制裁の強化と戦争終結に向けた取り組みを支援するよう改めて強く求めると表明。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部と南部の前線付近の住宅地が被害を受けたと報告。

▽スイス東部ダボスでウクライナが提唱する和平案を協議する会合開催。83カ国の代表団が出席する予定。

▽ロシア大統領府、ダボス会合を「非現実的」と批判。「ウクライナが提案する和平案を受け入れるつもりはない」と改めて表明した。

1月13日
▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、公共インフラや民家などが被害を受けたと報告。

▽フランスの新外相に起用されたセジュルネ氏、ウクライナでゼレンスキー大統領やウクライナ議会の議長らと会談する見通し。

1月12日
▽ゼレンスキー大統領、イギリスと結んだ安全保障協定について、「前例のないもの」と述べ、ウクライナがNATOに加盟するまで効力を持つと表明。

▽スナク英首相、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領会談。2国間の安全保障協定に署名した。

▽ウクライナ経産省、同国の2023年経済成長率は5%だったと発表。今年は4.6%と予想。国内消費の伸びと防衛部門の成長が見込まれ、経済成長を支える見通し。

▽米国務省、ロシアがウクライナに対して使用する北朝鮮の弾道ミサイルの移転と実験に関与したロシアの3団体と1個人を制裁リストに追加。

▽スイス外務省、東部ダボスで14日にウクライナが提唱する和平案を協議する会合を開催すると発表。

1月11日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ戦争の停戦は政治的な対話につながらないと指摘。「停戦すればロシアが軍需物資を補給して有利になるだけだ」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアの侵略はプーチン大統領が3月の再選を目指す前に戦術的な前進を目指し、今後、より大規模な軍事行動が予想されると指摘。

▽ゼレンスキー大統領、エストニア議会で演説。

▽ウクライナ国防省、先月議会に提出した追加動員に関する法案を取り下げ、新たな法案を用意したと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナが米国とその同盟国から供与された兵器でロシア国内のミサイル発射基地を攻撃すれば、核兵器で反撃する可能性があると警告。

▽ウクライナ当局、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃やドローン攻撃が相次ぎ、民間人数人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル2発がホテルに着弾し、複数の外国人記者を含む13人が負傷したと発表。

国連人道問題調整事務所、今年のウクライナ支援資金として31億ドルの拠出を来週加盟国に要請する予定。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアとの戦争において米国がウクライナに提供している支援は現在停止していると表明。

1月10日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のリトアニアで演説。「ウクライナはロシアとの戦いをやめるよう同盟国から圧力を受けていない」と言明した。

▽米英日など国連8カ国、ロシアが安全保障理事会の常任理事国としての立場を利用し、安保理決議に違反して北朝鮮のミサイルを入手しウクライナに向けて発射したと非難。

▽イタリアのクロセット国防相、ウクライナの反転攻勢は望ましい結果を生んでおらず、軍事的な状況を現実的に見る必要があると指摘。「和平に向けた外交の時が来た」と述べた。

▽NATO、ウクライナとテレビ会議形式の会合を開催。ウクライナに対し大規模な軍事、経済、人道支援を提供し続けると表明した。

▽ロシアの政府系ハイテク複合企業ロステック、新型滑空爆弾・ドレルの連続生産を年内に開始する計画。国営メディアが報じた。ドレルは最新兵器のひとつで、発射後に自力で滑空してより遠くの標的に向かい、適切なタイミングで攻撃できるとされる。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境上空でウ軍のドローンを撃墜したと発表。

1月9日
▽ゼレンスキー大統領、「ロシアの防衛産業が減速している明白な兆候がある」という認識示す。

▽ゼレンスキー大統領、対ロシア制裁の効果を100%にするため、制裁の抜け穴を完全にふさぐ必要があると表明。同盟国に一段の行動を求めた。

▽ウクライナ情報機関・保安局(SBU)に関連があるとされるハッカー集団、ロシア・モスクワに拠点を置くインターネット企業のシステムに侵入。

▽米国を含む約40カ国、ロシアと北朝鮮間の武器移転を非難する共同声明を発表。

▽米ホワイトハウス、ロシアが1月6日にウクライナに向けて北朝鮮のミサイルを複数発射したという見解示す。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ国境に近い集落が砲撃を受け、女性1人が死亡したと報告。

▽ロシア西部オリョール州政府、燃料施設が2機のドローンによる攻撃を受け、火災が発生。3人が負傷したと明らかにした。

▽ロシア西部ブリャンスク州政府、州内でウクライナ軍のドローンを撃墜したと報告。

1月8日
▽ウクライナ当局、ロシア軍による全土へのミサイル攻撃で住宅地や商業施設などが被害を受け、少なくとも4人が死亡、38人が負傷したと発表。

▽西部フメリニツキー州政府、重要インフラにロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも2人が死亡したと報告。

▽南東部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍のミサイルが9発着弾し、商業施設のほか多数の民家に被害が出たと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル51発のミサイルのうち18発を防空部隊が撃墜したと発表。迎撃できたミサイルの数が少なかったことについて、「放物線状の軌道を描いて着弾する弾道ミサイルが多用されているため」と説明した。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により3人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナの軍事産業目標を海と空からミサイルで攻撃したと発表。「ウクライナの軍産複合体の施設を標的に、極超音速弾道ミサイル・キンジャールを含む高精度・長距離兵器による多重攻撃を行った」と述べた。

1月7日
▽南部ヘルソン市当局、ドニエプル川東岸に陣取るロシア軍から多数の砲撃を受け、少なくとも2人が死亡、数人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍がクピャンスクの住宅地を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射した自爆ドローン28機のうち21機を防空部隊が撃墜したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、首都キーウ郊外のブチャで日本の上川外相と会談。

▽プーチン大統領、ウクライナ侵攻で亡くなったロシア兵の家族と面会。モスクワ郊外ノボオガリョボの教会で行われたクリスマス礼拝に兵士の家族らと共に出席した。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の攻撃により市民100人以上が避難を余儀なくされたと発表。

1月6日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州の住宅地を砲撃し、子供5人を含む少なくとも11人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ東部ハルキウ州検察、ロシアが北朝鮮から提供されたミサイルでウクライナを攻撃した証拠としてミサイルの破片を公開。

▽ウクライナ空軍、ロシア占領下にあるクリミア半島西部の空軍基地への攻撃が成功したと発表。

ロシア国防省、クリミア半島上空に飛来したウクライナ軍のミサイル4発をすべて撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が黒海上空でウクライナ軍の対艦ミサイル6発をすべて撃ち落としたと報告。

▽クリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋、3日連続で一時通行止め。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、領内に侵入した飛行物体を撃墜したと発表。負傷者が出たかどうかは明らかにしていない。

1月5日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアに占領されたクリミア半島や南東部4州への攻撃を強化すると言明。

▽ゼレンスキー大統領、軍事援助、特に防空兵器に重点を置いたドイツの支援に謝意を表明。

▽ウクライナ空軍、ロシアの自爆ドローン29機のうち21機を撃墜したと発表。この攻撃で14歳の少年を含む2人が負傷した。

▽ウクライナ空軍、米ホワイトハウスが前日にロシアが北朝鮮から供与された弾道ミサイルを12月30日に少なくとも1発、ウクライナに向けて発射したと発表したことについて、現時点で確認できていないと報告。

▽英国防省、東部と南部の前線について、「地上戦の動きは鈍く、ロシア軍が一部地域で非常に緩やかに前進しているように見える」と指摘。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミアなどに飛来したウクライナ軍のドローン数十機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、黒海北西部でウクライナ軍の対艦ミサイルを撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍のドローン・ミサイル攻撃で3人が負傷したと報告。

▽ロシア中央選挙管理委員会、大統領選の立候補届を提出した野党候補2人の出馬を承認。

1月4日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍は12月29日~1月2日にかけて、ウクライナに向けて500機以上のドローンとミサイルを発射したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が中部キロボフラード州クロピブニツキーを攻撃し、民間人少なくとも1人が亡し、7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア支配下の南部クリミアのイェウパトーリヤ付近のロ軍部隊を攻撃したと表明。

▽ウクライナ空軍、南部クリミア・セバストポリ近郊のロシア軍指揮所を攻撃したと発表。

▽米ホワイトハウス、ロシアが北朝鮮から供与された弾道ミサイルを12月30日に少なくとも1発、ウクライナに向けて発射したと判断したと発表。

▽イギリス政府、ロシアがウクライナへの攻撃に北朝鮮から調達した弾道ミサイルを使用したことを非難。北朝鮮に対し、ロシアへの武器供給を中止するよう求めた。

▽ウクライナ保安局、ロシアのハッカー集団が少なくとも昨年5月からウクライナ最大の通信事業者キーウスターのシステムに侵入していたと報告。

▽ウクライナ警察、徴兵逃れを支援していたとされる2人が隣国モルドバで逮捕されたと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミア上空でウクライナ軍のミサイル10発を撃墜したと発表。

1月3日
▽ウクライナ当局、UAEが仲介したロシアとの交渉に基づき、ウクライナ人捕虜230人が帰国したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、ロシアとの戦いで滞っている米国の軍事援助をめぐり、代替案は検討していないと表明。米議会の承認を得られると確信していると述べた。

▽ロシア国防省、ウクライナの捕虜になっていたロ軍兵士248人が解放されたと発表。

▽EU、新たな対ロシア制裁の一環として、世界最大のダイヤモンド鉱山会社と経営者を制裁リストに追加。

▽NATO、最大1000発の地対空ミサイル・パトリオットを調達すると発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したミサイル12発を防空システムが撃墜したと発表。

▽英国防省、ロシア軍はウクライナの防衛産業を標的にしているように見えると指摘。

1月2日
▽ゼレンスキー大統領、テレグラムに声明を投稿。ロシアの極超音速ミサイルが首都キーウと東部ハルキウ州の街区に撃ち込まれ、民間人4人が死亡、92人が負傷したと明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、X(旧ツイッター)に声明を投稿。ロシアが様々な種類のミサイルを約100発発射し、うち少なくとも70発を撃墜したと述べた。

▽ウクライナ空軍、首都キーウなどの都市でロシアのドローン35基を全て撃墜したと発表。

▽キーウ当局、ロシア軍のミサイル攻撃で公共インフラに被害が出たと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃を複数の地域で確認したと報告。

▽ロシア国防省、キーウと周辺地域の軍需産業施設に対するミサイル・ドローン攻撃を開始したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したミサイル4発を防空システムが撃墜したと発表。

1月1日
▽ゼレンスキー大統領、新年のメッセージで、ロシアの侵攻から2年になろうとする中、ウクライナは深刻な困難を克服して強くなったと表明。前線の状況、昨年6月に開始した反攻作戦の戦果が限定的なこと、米欧の支援疲れなど、政治・外交上の課題には言及しなかった。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部地域に向けて自爆ドローンを90機発射したと報告。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊がロシア軍のドローンを87機撃墜し、その破片の一部が民家に落下。15歳の少年が死亡、7人が負傷したと明らかにした。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍のドローン攻撃と砲撃により73歳の女性を含む3人が死亡したと報告。

▽西部リビウ、ロシア軍のドローン攻撃で公共施設が被害を受けたと発表。死傷者は報告されていない。

▽プーチン大統領、ロシア西部ベルゴロド州への攻撃で20人以上が死亡、100人以上が負傷したことを受け、ウクライナへの攻撃を強化すると表明。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍の砲撃により、民間人少なくとも4人が死亡、13人が負傷したと報告。

▽ロシア西部ベロゴロド州当局、ウクライナ軍が国境付近の集落を砲撃し、1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽プーチン大統領、国民向けのテレビ演説でウクライナと西側諸国を非難。国民に団結を呼びかけた。

▽メドベージェフ安全保障会議副議長、「ネオナチ」と戦うためにウクライナに侵攻するというプーチン大統領の主張を繰り返し、国民に対し、「2024年をネオファシズム敗北の年にする」と訴えた。

2024年1月2日/ウクライナ、首都キーウの住宅地、ロシア軍のミサイル攻撃で負傷した市民と救助隊員(AP通信)

2023年

12月16日~31日

12月31日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローン空爆で民間人少なくとも28人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射した自爆ドローン49機のうち21機を撃墜したと発表。

▽キーウ当局、ロシアのドローン攻撃により重要インフラ施設で火災が発生した発表。詳細は明らかにしなかった。

▽ロシア軍、ウクライナ東部に対する新たな攻撃を実施。ロシアは前日、西部ベルゴロド州に対するテロ攻撃への報復を宣言していた。

12月30日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による29日の大規模攻撃の死者が39人に増加し、160人以上が負傷したと報告。数十人が瓦礫の下敷きになった可能性があると述べた。

▽ウクライナ軍参謀本部、南部地域に飛来したロシア軍のドローン10機を撃墜したと報告。

▽ロシア非常事態省、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の中心部が攻撃を受け、子供2人を含む14人が死亡、108人が負傷したと発表。ウクライナ軍は声明を出していない。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州の中心部への攻撃にチェコ製のロケットとクラスター弾を搭載したミサイルで使用されたと主張。

▽ロシア当局、ウクライナ軍のドローン32機が首都モスクワなどに飛来し、全て撃墜したと発表。

▽ポーランド軍司令官、前日にロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があると発表したことについて、「あらゆる兆候がそれが事実であることを示している」と表明。

▽ロシア、同国が開催を要請した国連安全保障理事会の緊急会合で、ウクライナ軍が禁止されているクラスター弾を使ってロシア西部ベルゴロド州の民間人にテロ攻撃を実施したと主張。

12月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が今年最大規模のドローン・ミサイル攻撃を仕掛けてきたことについて、「ロシアはありとあらゆる武器を使って攻撃してきた」とSNSに投稿。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が全国各地にドローンやミサイルによる大規模攻撃を行い、少なくとも31人が死亡、120人以上が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が全国各地に向けて発射したミサイルやドローン158のうち114を撃墜したと発表。首都キーウ、東部ハルキウとドニプロ、西部リビウ、南部オデーサ州など6都市が標的になった。

▽バイデン米大統領、ロシア軍がウクライナに今年最大規模の攻撃を仕掛けたことについて、「この壊滅的な戦争が始まってから約2年が経った今も、プーチン大統領の目的が変わっていないと世界に痛感させた」と表明。

▽ポーランド軍司令官、ロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があると発表。ミサイルは3分弱程度ポーランド領空を飛行し、ウクライナ領空に戻ったとみられる。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があることについて、状況を注意深く監視していると表明。

▽キーウ当局、ロシア軍の大規模空爆で複数の建物が被害を受け、少なくとも8人が死亡したと報告。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍の空爆による火災で民間人5人が死亡、20人が負傷したと発表。

▽南部オデーサ州政府、撃墜したドローンの破片がマンションに落下、火災を引き起こし、2人が死亡、子供を含む15人が負傷したと発表。

▽西部リビウ当局、ロシア軍のドローン攻撃で3つの学校と幼稚園が被害を受け、民間人1人が死亡、30人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽ドイツ軍でウクライナ支援を統括する高官、ロシア軍はウクライナで人的・物的に甚大な損害を被っており、終戦後の弱体化は避けられないという認識示す。

▽ロシア大統領府、G7が凍結しているロシア資産の没収に動くようであれば、「ロシアには報復として没収する欧米諸国などの資産リストがある」と警告。

12月28日
▽ゼレンスキー大統領、バチカンのフランシスコ教皇と電話会談。ウクライナの平和実現に向けたプロセスについて協議した。

▽ウクライナ当局、黒海を航行していたパナマ船籍の貨物船が機雷に触れて爆発し、2人が負傷したと発表。

▽ウクライナとハンガリー、ゼレンスキー大統領とオルバン首相の会談を準備中。

▽米政府、G7の作業部会に対し、凍結したロシアの資産3000億ドル相当を没収する方法を検討するよう提案。

▽モルドバのサンドゥ大統領、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻を止めなければ欧州全体が高い代償を払うことになると警告。

▽ポーランドのトゥスク首相、トラック運転手らがウクライナとの国境検問所に通じる複数の道路を封鎖している問題について、解消に近づいているという認識示す。

▽ベラルーシのルカシェンコ大統領、ウクライナのロシア支配地域から連れてこられた子供たちとの政府主催の会合に出席。

▽ロシアのラブロフ外相、優位性を失いつつある西側諸国が世界を混乱に陥れようとしていると主張。

12月27日
▽ウクライナ当局、南部地域などにロシア軍の自爆ドローンが約50機飛来し、ヘルソン市などで大規模停電が発生したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍のドローン攻撃と砲撃により警察官1人が死亡、少なくとも4人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により民間人少なくとも2人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、夜間に飛来したロシア軍の自爆ドローン46機のうち32機を撃墜したと発表。

▽ウクライナのザルジニー総司令官、ロシアが制圧したと主張している東部ドネツク州の激戦地マリンカについて、同軍はまだこの地域にとどまっていると報告。

▽ウクライナのスビリデンコ副首相、欧米からの資金支援が直ちに承認されなければ、公務員の給与や年金などの支払いが遅延する事態に直面すると警告。

▽ブリンケン米国務長官、ロシアの侵攻を受けているウクライナに対し、防空弾や大砲弾などを含む最大2億5000万ドルの兵器を供与すると表明。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍が東部ドネツク州の激戦地マリンカから他の地域に急速に侵攻する可能性は低いと指摘。

▽ロシアのノバク副首相、自国産の石油について、欧州向けの輸出量が激減し、中国とインドに大半が輸出されていると明らかにした。

▽ロシア外務省、日本が地対空ミサイルシステム・パトリオットを米国に輸出することを決定したことについて、ウクライナに供与されれば日本は重大な結果を負うことになると警告。

▽ロシアのラブロフ外相、モスクワでインドのジャイシャンカル外相と会談。軍用装備品の共同生産計画について具体的な進展があったと明らかにした。

12月26日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ空軍がロシア軍黒海艦隊の揚陸艦を攻撃したとしてSNSに投稿。

▽ウクライナ空軍、南部クリミア半島の黒海沿岸の港町フェオドシヤを空爆し、ロシア軍の大型強襲揚陸艦ノボチェルカッスクを破壊したと発表。

▽ウクライナ国防省、南部クリミア半島フェオドシヤの港でロシア海軍の揚陸艦ノボチェルカッスクを破壊したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシアのウクライナ侵攻を支持するベラルーシとの自由貿易協定の破棄を議会に提案。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州のウ軍が激戦地マリンカの北郊外まで後退したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が南部オデーサ州などに向けて発射したドローン19機のうち13機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ大統領府、南部地域に飛来したドローン少なくとも6機がインフラに損害を与えたものの、死傷者は確認されていないと発表。

▽ロシアの反政権活動家ナワリヌイ氏、北極圏の刑務所に到着したと報告。SNSに「元気だ」と投稿し、弁護士と面会したと明らかにした。

▽ロシアのショイグ国防相、プーチン大統領に対し、クリミア半島フェオドシヤの港がウクライナ軍の攻撃を受け、海軍の揚陸艦が破壊されたと報告。

▽ロシアのマントゥロフ副首相、同国が西側諸国との武器生産競争で優位に立っており、高い生産ペースを維持すると表明。

▽ロシア当局、ウクライナ空軍の戦闘機2機を対空砲火で撃墜したと主張。ウ軍はこれを否定した。

12月25日
▽ゼレンスキー大統領、クリスマスイブにロシア戦闘機2機が撃墜されたことを称賛。「今年のクリスマスは今後1年の成果を反映する素晴らしいものになった」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、同盟国の軍事支援でウクライナの防空能力がさらに強化されれば、ロシアの悪魔的な攻撃は減るだろうと表明。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、夜間に飛来したロシア軍の自爆ドローン31機のうち28機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ議会、徴兵の対象年齢下限を27歳から25歳に引き下げるよう定める法案をウェブサイトに掲載。

▽ロシア北極圏LNG(液化天然ガス)開発事業「アークティックLNG2」について、出資した外国企業がウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁を理由に事業参加を停止。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の激戦地マリンカを完全に制圧したと主張。

12月24日
ゼレンスキー大統領、首都キーウの大聖堂前で撮影された動画をSNSに投稿。クリスマス・イブを祝い、「ロシアがもたらした闇は日に日に失われつつある」と述べた。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、80代の夫婦を含む4人が死亡したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン市の住宅地を砲撃したことについて、「敵に祝日はない」とSNSに投稿。

▽ウクライナ空軍、東部と南部の前線付近にロシア軍の自爆ドローンが15機飛来し、うち14機を撃墜したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が20の町や村を砲撃し、民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が国境沿いの南部ブリャンスク州を攻撃し、男性1人が負傷したと発表。

12月23日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近におけるロシア軍の砲撃頻度が低下していると報告。双方は弾薬不足を補うためにドローンを多用している。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州のアウディーウカ周辺でロシア軍の攻撃が続いていると報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境付近の町や集落で正体不明のドローンを複数確認、撃墜したと発表。

12月22日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のスホイ34爆撃機を3機撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、東部と南部の前線付近でロシア軍のドローンを28機撃墜したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、バフムートやアウディーウカ周辺の前線でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽バイデン米大統領、ロシアに対する制裁強化の一環として、制裁逃れをほう助する金融機関も制裁対象とする大統領令に署名。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境付近の集落にウ軍のドローンが5機飛来し、全て撃墜したと報告。

12月21日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの軍事活動が減速しつつある兆候があるという見方示す。「敵の計画やロシア産業の取り組みなど、減速を示す兆候がある」と述べた。

▽ウクライナ当局、首都キーウがロシア軍のドローン攻撃を受け、民間人少なくとも2人が負傷したと報告。同市でロシア軍の攻撃による負傷者が出たのはここ数か月で初めて。

▽ウクライナ空軍、ロシアは昨年2月の侵攻開始以降、ウクライナに対し合計7400発のミサイルを発射し、ウ軍はこのうち1600発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシアは昨年2月の侵攻開始以降、ウクライナに対しイラン製ドローンを3700機発射し、ウ軍はこのうち2900機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ドネツク州トレツクにある2つの炭鉱を空爆し、民間人少なくとも3人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ議会、医療用大麻の使用を合法化する法案を可決。

▽ロシア軍のゲラシモフ参謀総長、北朝鮮と包括的な意思疎通を構築したと発表。

12月20日
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で、「ウクライナ国民は皆、徴兵の分野で変化が必要であることを認識している」と述べ、追加の動員に理解を求めた。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシアのイラン製自爆ドローン19機のうち18機を夜間に撃墜したと発表。

▽ウクライナ最大の通信事業会社キーウスター、国内外での全てのサービスが復旧したと発表。

▽オースティン米国防長官、東地中海に派遣した最新鋭原子力空母ジェラルド・フォードを訪問。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が地域紛争に拡大することを阻止しているとして、乗組員に謝意を表明した。

▽ウクライナ当局、同国の国防産業は来年、数百キロ飛行できる中距離攻撃用ドローンを1万機以上、射程距離が1000キロを超えるドローンを1000機以上製造できると表明。

▽米財務省、G7などがロシア産原油の海上取引に設定した上限価格について、監視を強化する措置を発表。

▽ロシア国防省、北東部ハルキウ州に向けて弾道ミサイル2発を発射したと発表。

▽ロシア大統領府、ロシアとウクライナの和平交渉には現在のところ根拠がなく、ウクライナ政府が提案した和平案はロシアを排除した不合理なものと主張。

▽英国防省、東部と南部の前線におけるロシア軍の攻撃が落ち着きつつあり、ウ軍はこれに乗じて前線基地や拠点の要塞化を進めていると指摘。

12月19日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争がいつ終わるかは誰にも分からないが、ウクライナが回復力を維持すればより早期に勝利することができるという見方示す。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍は追加で45万─50万人の動員を要請しているが、最終決定はされておらず、この規模の動員を行うには追加の資金が必要と報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、子供と女性が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

 米ホワイトハウス、米国は月内にウクライナへの追加支援を計画しているが、その後の支援を提供するためには連邦議会が予算を承認する必要があると表明。

▽国連、昨年2月にロシアの侵攻が始まって以来、1万人以上の民間人の死亡を確認したと報告。

▽ロシア政府、EUの対ロシア制裁第12弾について、回避は困難ではないという見方示す。

▽プーチン大統領、軍幹部との会合で、ロシア軍はウクライナで主導権を握っており、有利な立場にあるという見方示す。

12月18日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が郊外の集落を砲撃し、民間人1人が死亡、複数の民家が被害を受けたと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が市中心部を砲撃し、81歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、自身のオフィスの1つで盗聴装置が発見されたと報告。詳細は明らかにしていない。

▽EUの最高意思決定機関である欧州理事会、ロシアからのダイヤモンド輸入禁止などを盛り込んだ対ロシア制裁第12弾を採択。

▽ドイツのピストリウス国防相、2023年までに新たな軍事的脅威が生じる恐れがあるとして、欧州は防衛能力の確実な強化を急ぐ必要があると表明。

▽ドイツのピストリウス国防相、リトアニアのアヌサウスカス国防相と会談。独軍部隊の常駐に関する合意文書に署名し、ロシアと国境を接するリトアニアで2027年に4800人規模の独軍常駐部隊の戦闘態勢が整うと発表した。

12月17日
▽ウクライナ空軍、南部と西部地域に向けてロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン20機と巡航ミサイル1発を撃墜したと発表。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊が撃墜したロシア軍ドローンの破片が民家に落下し、1人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、同国南西部の3地域上空でウクライナ軍のドローンを少なくとも35機撃墜したと発表。

▽ロシア与党「統一ロシア」、来年の大統領瀬に出馬するプーチン大統領の5選を全会一致で支持。

▽トルコのフィダン外相、ブリンケン米国務長官と電話会談。イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区やヨルダン川西岸への攻撃の停止に向け米国が影響力を行使するよう求めた。

▽プーチン大統領、ロシアがウクライナ戦争に勝利すればNATO加盟国を攻撃する恐れがあるとバイデン米大統領が発言したことについて、「ナンセンス」と否定。

12月16日
▽ウクライナ空軍、防空部隊が国内11地域に対して発射されたロシア軍ドローン31機のうち30機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ国防省、軍事物資の欧米依存から脱却し、国内生産を強化する取り組みを進める中、共同生産や技術交換に関する企業間の新規契約が数十件あると明らかにした。

▽西側諸国、ウクライナ向けに資金を調達するため、ロシア中央銀行の資産を差し押さえる方法を模索。ロイター通信が報じた。

▽南部ヘルソン州のロシア当局、ウクライナのドローン15機を撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊がクリミア半島上空でウクライナのドローン32機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接するクルスク州でドローン6機が撃墜されたと発表。

2023年12月14日/ロシア、首都モスクワ、プーチン大統領(ロイター通信)
12月1日~15日

12月15日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民家やエネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUによる500億ユーロ規模のウクライナ支援に拒否権を行使。

▽ロシア大統領府、ロシアは米国と対話する用意があるものの、それは自国の条件に基づく場合のみと表明。

▽ロシアのリャプコフ外務次官、米国が核実験を再開した場合、ロシアは同様の対応を取ると警告。

12月14日
▽EU首脳、ウクライナの加盟交渉を開始することで合意。交渉には数年かかる可能性が高い。

▽ゼレンスキー大統領、EU首脳会議でウクライナの加盟交渉開始が決まったことについて、「歴史的勝利であり、全欧州にとっての勝利。やる気を起こさせ、鼓舞し、強化する勝利だ」と歓迎。「歴史は自由のためにたゆまず戦う人々によって作られる」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、ドイツにある米欧州軍司令部を電撃訪問。カボリ司令官と会談した。

▽ウクライナ軍、夜間にロシアのミサイルとドローンによる攻撃があり、民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ウクライナ空軍、首都キーウ上空で ロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」を迎撃したと発表。

▽EU首脳、第12弾の対ロシア制裁案(ダイヤ禁輸など)で合意。欧州理事会が発表した。

▽ウクライナ政府、半導体産業の育成や人工知能(AI)の開発を国家が後押しするハイテク産業支援策「ウィン2030」を発表。

▽米財務省、ウクライナ戦争がロシア経済に多大な影響を及ぼしているという見解を文書草案で示した。

▽ハンガリーのオルバン首相、ウクライナのEU加盟交渉を開始する条件が満たされていないとして、反対する考えを示した。

▽ロシア国防省、首都モスクワに向かっていたウクライナのドローン9機を防空システムで撃墜したと発表。

▽ロシア当局、自国領内での攻撃を主導したとして、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のブダノフ局長を指名手配。

▽プーチン大統領、首都モスクワで年末恒例の大記者会見。ウクライナとの和平は侵攻の目標であるウクライナの非武装化が達成されて初めて可能になると主張した。

12月13日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。首都キーウに対するロシア軍のミサイル攻撃を非難した。

ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウをミサイルで攻撃し、子供6人を含む民間人少なくとも53人が負傷し、家屋や小児病院が損傷を受けたと発表。

▽ウクライナ空軍、防空システムでロシア軍が発射したミサイルを全て撃ち落としたとSNSに投稿。その破片が住宅や病院などを直撃したと報告した。

▽北欧5カ国首脳、ウクライナのゼレンスキー大統領とノルウェー・オスロで会談。ロシアとの戦争において、必要な限りウクライナを支援すると表明した。

▽デンマークのフレデリクセン首相、10億ユーロ規模のウクライナへの追加支援策を今週国会に提出すると発表。

▽ウクライナ当局、南部オデーサ州などにロシア軍のドローン10機が飛来し、全て撃墜したと報告。

▽ロシアのラブロフ外相、国連のグテレス事務総長に対し、ガザ紛争の永続的な解決策を見いだすために国際会議を招集するよう要請。

▽ウクライナ最大の通信事業会社キーウスターに対する大規模なサイバー攻撃について、ロシアの軍事情報機関と関係があるとされるハッカー集団が犯行声明を出した。

▽ロシア大統領府、ウクライナに対する米国の軍事支援が減少しており、ウ軍が戦場で後退しているという認識示す。

12月12日
▽ゼレンスキー大統領、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で米議員らと会談。ロシアの侵攻を受けているウクライナに対する軍事支援を継続するよう改めて強く呼びかけた。

▽ゼレンスキー大統領、共和党のジョンソン下院議長と個別に会談。

▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談。ウクライナを見捨てることはないと表明した。

▽ロシア軍の死傷者がこれまでに31万5000人に達した。機密解除された米情報機関の報告書の情報を関係筋が明らかにした。

▽ウクライナ当局、600発近いロシアの砲弾、ロケット弾、その他飛翔体が南部地域に降り注ぎ、正体不明のハッカーが電話サービスやインターネットサービスを遮断したと発表。空とサイバースペースから激しい攻撃を受けていると述べた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、南部ザポリージャ州ノボポクロフカの西などでロシア軍の攻撃を3度撃退したと発表。

▽ロシア当局、南部ザポリージャ州で自軍が大きく前進したと主張。

▽EU、ロシア産ダイヤモンドの輸入禁止やロシア産原油の流入を抑制する新たな措置に焦点を当てた制裁第12弾で合意に近づいている模様。

▽アイルランド、ウクライナから新たに到着する難民への支援金額と宿泊施設の提供期間を大幅に引き下げ、欧州諸国の水準に一致させると発表

12月11日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先の米ワシントンD.C.にある国防総合大学で演説。ウクライナに対する支援をめぐり、米国を頼りにできると期待していると表明した。

▽米ホワイトハウス、バイデン大統領と政府高官らはウクライナに対する約500億ドルの新たな安全保障支援を承認する緊急性について、連邦議会議員らと緊密かつ頻繁に連絡を取り合っていると明らかにした。

▽米ホワイトハウス、ロシアはウクライナの民間インフラに対するミサイルやドローンによる攻撃を強めているほか、冬季が近づくにつれてエネルギー施設を標的にすることが予想されると発表。

▽米下院、ロシアへの制裁強化のため、ロシア産ウランの輸入禁止法案を賛成多数で可決。

▽国際通貨基金、ウクライナでの紛争と米中間の緊張を踏まえると、世界経済の分断化と基調的な二国間貿易の明らかな変化が新たな冷戦を引き起こす可能性があると警告。

▽国際通貨基金、ウクライナへの156億ドル融資プログラムから9億ドルを拠出することを承認。ゲオルギエワ専務理事が訪米中のゼレンスキー大統領と会談した。

▽プーチン大統領、北部の造船所を訪問。新たに建造中の原子力潜水艦2隻を視察した。

▽ロシア中央選挙管理委員会、来年3月の大統領選について、ロシアが昨年併合したウクライナのドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソンの4州でも実施されると発表。

▽ロシア政府、パレスチナ・ガザ地区の人道状況を評価するため、国際監視団を派遣するよう要請。

▽投獄されているロシアの野党指導者ナワリヌイ氏、消息不明に。主要メディアが弁護士の話しとして報じた。

12月10日
▽ゼレンスキー大統領、アルゼンチンのミレイ氏の大統領就任式に出席するためブエノスアイレスを訪問。

▽ウクライナ大統領府、ゼレンスキー大統領がアルゼンチン到着後、パラグアイ、エクアドル、ウルグアイの大統領と個別に会談すると発表。

▽ゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領と電話会談。軍事支援などについて協議した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州知事、ロシア軍が前線に近い住宅地を砲撃し、女性2人が死亡したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、ロシアとベラルーシ選手の2024年パリ五輪参加が条件付きで認められたことについて、戦争を奨励していると国際オリンピック委員会(IOC)を批判。

12月9日
▽ウクライナ大統領府、東部ドネツク州アウディーウカとバフムート近郊で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、ロシアが来年3月に東部・南部の占領地で大統領選の投票所を開設するという見方を示し、非難した。

▽首都キーウ当局、旧ソ連時代に設置された赤軍司令官の騎馬像を撤去。

12月8日
▽ウクライナ、国内で米企業2社と155ミリ砲弾を共同生産することで合意。生産開始は少なくとも2年後になる見通し。

▽バイデン米政権、ウクライナとイスラエルへの追加支援に共和党の支持を取り付けるため、国境対策として難民申請に新たな制限を設け、国外退去の略式手続きを拡充する措置を予算法案に盛り込むことに同意する方向で検討。

▽国際オリンピック委員会、ウクライナに侵攻しているロシアとその同盟国ベラルーシの選手について、中立選手として2024パリ五輪に出場できると表明。ただし、国旗、国歌、エンブレムの使用は禁じられるほか、出場できるのは個人競技のみで、団体競技には参加できない。

▽プーチン大統領、来年行われる大統領選に立候補する意向を表明

▽EUの国境警備を担う欧州沿岸国境警備機関、フィンランドとロシアの国境に約50人の警備隊を配置。

▽ロシア大統領府、ウクライナが提示した条件に基づき和平交渉に参加するという考えは非現実的と表明。

12月7日
▽ウクライナがロシアとの戦闘で必要とする米国の兵器を挙げた最新のリストに高性能防空システムやF18戦闘機などが含まれることが分かった。ロイター通信が報じた。

▽米司法省、ロシアによるウクライナ侵攻で米国人に対する戦争犯罪を犯したとして、ロシア軍部隊の指揮官ら4人を起訴。

▽国連、ロシアによるエネルギー・インフラへの攻撃でウクライナ全土の人道状況が悪化していると非難。

▽ロシア大統領府、6日に行われたプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子の会談について、原油市場における石油輸出国機構(OPEC)プラスの協力と中東情勢が話し合われたと明らかにした。

▽イランのライシ大統領、モスクワを訪問しプーチン大統領と会談。西側諸国がパレスチナ・ガザ地区におけるイスラエル軍の「大量虐殺」を支援していると主張した。

▽ロシア連邦議会、大統領選の投票日を2024年3月15~17日に設定。

▽サウジアラビアとロシア、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成するOPECプラスの加盟国に対し、減産合意に協力するよう呼び掛けた。

12月6日
▽ゼレンスキー大統領、G7首脳とのオンライン会談で演説。ウクライナへの支援継続をあらためて呼びかけた。

▽G7首脳、オンラインでウクライナのゼレンスキー大統領と会談。あらためて連帯を表明し、ロシア産ダイヤモンドの新たな禁輸措置で合意した。

▽米上院、ウクライナやイスラエルに対する安全保障関連の支援1105億ドルの法案審議入りできず。共和党がメキシコ国境の移民対策強化を求めたことから、賛成49ー反対51で審議入りに必要な60票の賛成を得られなかった。

▽バイデン米大統領、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領を勝たせるわけにはいかないと表明。ウクライナへの追加軍事支援の必要性を共和党に訴えた。

▽イギリス政府、ロシアがウクライナ侵攻を巡る制裁を逃れようとしているとして、同国への軍事関連製品の供給に関わっている計46の個人と団体を制裁リストに追加。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーウカ制圧に向けた作戦を続行。

▽イエレン米財務長官、政府が要請したウクライナ向け予算を連邦議会が承認しなければ、ウクライナが敗北した場合に米国が責任を負うことになるという見解示す。

▽プーチン大統領、アラブ首長国連邦(UAE)に到着。同国およびサウジアラビアを訪問し、エネルギー問題や地域情勢について協議する。

▽プーチン大統領、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談。パレスチナ・ガザ地区での紛争やOPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスにおける両国の協力についても話し合うとみられる。

▽ネパール警察、失業中の若者をロシアに密入国させたうえで軍に入隊させ、大金を請求した疑いで10人を拘束したと発表。

▽ハンガリー与党、ウクライナのEU加盟に関する協議開始を政府が支持しないよう求める決議案を議会に提出。

12月5日
▽ゼレンスキー大統領、米議会上院でオンライン演説を行う予定だったが、直前に中止された。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡したと発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が市内の医療機関を砲撃し、医療従事者4人が負傷したと発表。

▽ウクライナ大統領府、米国の対ウクライナ支援が遅延されれば、ウクライナがロシアとの戦争に敗北するリスクが生まれると懸念示す。

▽ウクライナ軍、ロシアが支配する東部ルガンスク州の石油貯蔵施設を攻撃。

ウクライナ空軍、ロシア軍が5日夜に発射したイラン製ドローン17機のうち10機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がS-300ミサイル6発を発射したと発表。撃墜したかどうかには言及せず。

▽オランダ政府、2024年予算にウクライナ支援25億ユーロを割り当てると発表。

▽ロシア国防省、クリミア半島とアゾフ海上空で防空部隊がウクライナのドローン22機を撃墜。その後さらに13機を迎撃したと明らかにした。

▽カタール当局、ロシアによるウクライナ侵攻で子供がロシアに連れ去られている問題について、カタールの仲介でウクライナの子供6人が帰還し家族と再会すると発表。

12月4日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの侵攻に対抗するウ軍の体制を改善する総合的戦略の一環として、兵士動員の見直しが必要だと改めて表明。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカに対する直近24時間のロシア軍による攻撃が減少したと報告。

▽米行政管理予算局、共和党のジョンソン下院議長などに宛てた書簡で、ロシアと戦うウクライナを支援する資金も時間も尽きつつあると指摘。ウクライナやイスラエルへの支援、国境警備のための約1060億ドル規模の予算を承認するよう議会に要請した。

▽G7プラスとウクライナ政府、ウクライナのエネルギーシステム再建に向けたクリーンエネルギ・ーパートナーシップを締結。

▽プーチン大統領、週内にアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを訪問予定。

▽プーチン大統領、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で昨年9月に起きた爆発事件について、「これによりロシアとドイツの協力関係が中断された」という認識示す。

▽ロシア・ボロネジ州政府、ウクライナに派遣されていたロ軍将官が死亡したと発表。一部メディアはロ軍が設置した地雷を踏み死亡したと伝えている。

▽ロシアのバレエとオペラの名門「ボリショイ劇場」の総支配人に世界的指揮者のゲルギエフ氏が就任。

12月3日
▽ウクライナ当局、ロシア軍によるエネルギーインフラへの攻撃により、1000近くの町や集落で停電が発生したと報告。

▽ウクライナ当局、ソーシャルメディアでロシア軍部隊が降伏したウクライナ兵2人を射殺したとされる動画が拡散したことについて、捜査を進めていると明らかにした。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーウカの戦況について、ロシア軍の攻撃がここ数日で激化したと報告。ウ軍はこの地域の占領を目指すロ軍を押し返しているとした。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人少なくとも2人が死亡、7人が負傷したと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、悪天候により、ウクライナ軍の反攻が減速しており、軽装備での前進がより困難になっていると評価。

12月2日
▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が負傷したと報告。

▽ロシア治安当局、首都モスクワのゲイクラブやLGBTQ+(性的少数者)を支援する団体の事務所を家宅捜索。

12月1日
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説で、東部を中心にロシア軍から攻勢を受けている主要地域で防御施設の建設を早めるよう指示。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽ウクライナ諜報機関SBU、ロシアと中国を結ぶシベリアの鉄道線路を2回爆破したとみられる。国営メディアが報じた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製ドローン25機のうち18機、空中発射型ミサイル2発のうち1発を撃墜したと発表。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、米国はロシアによる冬季のウクライナ攻撃に備えていると表明。

▽米国が射程距離を160キロ弱に修正した長距離ロケット弾「GLSDB」のウクライナ向け供与開始が来年にずれ込む見込み。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUの執行機関である欧州委員会に対し、ウクライナとの加盟交渉を開始する前に戦略的パートナシップ協定を締結すべきという認識示す。

▽プーチン大統領、同国軍の兵力を17万人近く増員し、総兵力を132万人とする政令に署名。

2023年11月23日/ウクライナ、東部ドネツク州バフムート近郊(Shandyba Mykyta/AP通信)
11月16日~30日

11月30日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州の戦闘地域クピャンスクを訪問。兵士らを激励した。

▽ウクライナのクリメンコ内相、東部ドネツク州の住宅地が夜間にロシア軍のミサイル攻撃を受け、10人が負傷、5人が瓦礫の下敷きになったとみられると報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州のアパートにロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも2人が死亡したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン州の住宅地を砲撃し、公共インフラや学校に損害を与えたと発表。民間人1人が死亡したという。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アヴディーウカ付近と、もうひとつの要衝バフムート周辺で攻撃を強化していると報告。

▽ドイツのショルツ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。ウクライナに対する揺るぎない支持を伝えた。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領が12月14日に今年を振り返る記者会見を行うと発表。国営テレビで放送される予定。来年の大統領選挙出馬を表明する可能性がある。

11月29日
▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーウカ占拠に向けたロシア軍の作戦が悪天候で進んでいないと報告。東部地域では2日間にわたり暴風雨が続き、さらなる降雨が予想されている。

▽ウクライナのクレバ外相、NATOによるウクライナ支援の勢いに陰りはみられず、NATO加盟31カ国は占領地を取り戻すというウクライナの目標を支援することに引き続きコミットしていると述べた。

▽ウクライナのクレバ外相、ブリュッセルでブリンケン米国務長官らNATO高官と会談。

▽ロシア国防省、黒海艦隊のフリゲート艦がウクライナの軍事インフラを巡航ミサイル4発で攻撃したと発表。

▽ロシアのリャブコフ外務次官、米国が軍拡競争で勝利し、レーガン元大統領時代のような状況を繰り返そうとしているのなら、大きな過ちだと警告。

▽ロシア南部チェチェン共和国の指導者カディロフ首長の10代の息子がロシア国防省部隊に組み込まれている新しいライフル大隊のオブザーバーに就任。

▽ロシア内務省、同国に対する「忠誠承諾書」への署名を外国人に強制する法案を準備中。国営メディアが報じた。

11月28日
ウクライナ当局、ロシア軍が民間住宅や炭鉱などを攻撃し、少なくとも4人が死亡、10人が負傷したと発表。

▽中東部ドニエプロペトロフスク州知事、南部ニコポリで5階建てビルが砲撃を受け、男性1人が死亡したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア国境沿いの集落が砲撃を受け、民家少なくとも5軒が破壊されたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍は東部ドネツク州アヴディーウカを6方向から攻撃しており、北東部の工場と南東部の工業地帯付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、国防省のブダノフ情報総局長の妻マリアンナ氏が重金属中毒により病院で治療を受けていると明らかにした。

▽ウクライナ海軍、最大8発の巡航ミサイル「カリブル」を搭載したロシア潜水艦2隻が黒海で戦闘任務に就いていると報告。

▽ウクライナとバルト3国(ラトビア、エストニア、リトアニア)、北マケドニアで今週開かれる欧州安保協力機構(OSCE)の外相理事会について、ロシアのラブロフ外相が参加を表明しているためボイコットすると発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、加盟国31カ国に対し、ウクライナ支援を継続するよう要請。

▽プーチン大統領、ロシア正教会のキリル総主教が主導する全世界ロシア民族大会議で演説。来年3月の大統領選を前に、「外国の干渉があれば侵略行為と見なす」と西側諸国に警告した。

▽フィンランド政府、ロシア国境の検問所をすべて閉鎖すると発表。当局は検問所8カ所のうち7カ所を閉鎖していた。閉鎖期間は最低2週間、その後は1カ所の運用を再開する可能性がある。

▽英国防省、ウクライナ東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いており、ロシア軍はこの1カ月で数千人の兵士を失ったと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ドネツク州アウディーウカ南東の工業地帯全域を制圧し、同南東部郊外に部隊を進めていると指摘。

11月27日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは穀物の輸出経路およびロシアとの国境地帯を守るため防空能力を増強する必要があると表明。同盟国にさらなる支援を呼びかけた。

▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人数人が負傷、公共インフラに被害が出たと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で戦闘が続いており、自軍はロシア部隊を押し返していると報告。

▽ブリンケン米国務長官、ブリュッセルで今週開催されるNATO外相理事会でウクライナに対するNATOの継続的な支援を強調する方針示す予定。

▽ロシアのラブロフ外相、欧州安保協力機構(OSCE)の外相会議に出席するため、今週末にNATO加盟国の北マケドニアを訪問すると発表。

11月26日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したイラン製自爆ドローン9機のうち8機を撃墜したと発表。

ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーウカ周辺に展開する自軍の部隊がこの24時間で、ロシア軍による北東、西、南西からの攻撃を撃退したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人1人が負傷したと報告。

▽ロシア当局、防空部隊が首都モスクワに向けて発射されたウクライナ軍のドローン数十機を撃墜したと発表。

▽ロシア当局、西部と南部の4つの州に向けて発射されたウクライナ軍のドローン24機が撃墜されたと報告。死傷者には言及せず。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したミサイル2発を南部クリミア半島沖で撃墜したと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ドネツク州の要衝アウディーウカ付近への進軍を続けていると指摘。

11月25日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。「防空部隊が首都キーウとその周辺地域に向けられたロシア軍ドローンのほとんどを撃墜した」と書き込んだ。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がイラン製ドローン75機を首都キーウなどに向けて発射し、そのうち74機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が午前中に首都キーウと周辺地域上空で66の航空目標(ドローンとみられる)を撃墜したと発表。

▽首都キーウ当局、防空部隊が撃墜したロシア軍ドローンの破片が市街地などに落下し、民間人少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、首都キーウに対するロシア軍のドローン攻撃により、77のアパートと120の施設で停電が発生したと報告。送電線などが損傷したものの、停電は昼過ぎに復旧した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が直近24時間で南部ヘルソン州の住宅地などを少なくとも100回砲撃したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人少なくとも1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ベルギー、アイルランド、フィンランド、チェコ、ポーランド、エストニアの首脳、首都キーウでゼレンスキー大統領と会談。世界の食料安全保障について協議した。

11月24日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争が激化し終わりが見えない中、ウクライナは軍隊動員プログラムの改革を策定していると表明。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは米国とEUからの大規模支援策の承認およびEU加盟交渉の正式な開始という海外からの3つの重要な取り組みを確立する必要があると表明。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、要衝アウディーウカがロシア軍から3度目の大規模攻撃を受けていると報告。「ロ軍は全方向から攻撃してきている」と述べた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アウディーウカを奪取しようと人海戦術を仕掛け、多大な損失を被っているにもかかわらず、次々と兵士を投入していると報告。

▽欧州委員会、ハンガリーへの9億ユーロの資金提供を承認。これによりEUのウクライナ支援が前進する可能性がある。

▽イスラエルとパレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマス、4日間の休戦を開始。

▽ロシアのミロノフ下院議員、ウクライナの孤児院から連れ去った2歳女児を養子にしたとする報道を否定。

▽ロシア大統領府、アルメニアが旧ソ連圏軍事同盟の集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議を欠席したことについて、遺憾の意を表明。

▽ロシア大統領府、NATOがロシアに対抗するため、加盟国内で部隊を自由に移動できるEUのシェンゲン協定のような体制を望んでおり、緊張をあおっているという認識示す。

▽ロシア外務省、モルドバがEUの対ロシア制裁への参加を決定したことについて、「ロシアとの関係破壊を目的とした敵対的な動きと見なしており、報復する」と表明。

▽プーチン大統領、西側諸国が人工知能(AI)の分野で独占的に発展することを容認すべきではないとし、「ロシアはAI開発に向けた野心的な戦略を近く承認する」と発表。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が南部クリミア半島への大規模なドローン攻撃を開始したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミア上空でウ軍のドローン13機を撃墜したと報告。

11月23日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。「ウクライナの天空の盾(防空システム)は日を追うごとに強力になっている」と書き込んだ。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部ヘルソン州を攻撃し、少なくとも4人が死亡し、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ大統領府、南部ヘルソン州のベリスラフがロシア軍の砲撃を受け、自転車に乗っていた男性が死亡。このほか、大規模な砲撃により州内の複数の集落で男性2人と女性1人が死亡したという。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン州への攻撃にクラスター弾を使用した疑いがあると報告。

▽ロシア大統領府、ウクライナでの戦闘に参加した受刑者に恩赦を与える方針に変更はないと表明。

▽ロシア地方裁、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議し徴兵事務所に火炎瓶を投げ込んだ17歳の被告に対し、懲役6年を宣告。

11月22日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、複数の公共インフラが破損したと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーウカの戦況について、「ロシア軍の兵力や武器の投入が減少している」と報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍が市内の港湾インフラを攻撃したと報告。負傷者は確認されていない。

▽欧州理事会のミシェル大統領、ウクライナとの正式なEU加盟交渉を始めるかどうかを決める来月14~15日のEU首脳会議について、「話し合いは難航が予想される」という見方示す。

▽プーチン大統領、オンライン形式によるG20首脳会議で演説。ウクライナ戦争の悲劇を止める方策を考える必要があると表明した。

▽イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマス、4日間の人道的休戦に合意。

11月21日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも5人が死亡、10人が負傷したと報告。

▽ウクライナ内務省、ロシア軍のミサイル2発が東部ドネツク州の病院に着弾し、6人が負傷、多くの市民が瓦礫の下敷きになった可能性があると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン10機、S300ミサイル4発、弾道ミサイル・イスカンデル1発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が東部ドネツク州バフムート周辺で攻勢を強めており、ウ軍は攻撃を食い止める作戦を展開していると報告。

▽国連人権事務局、ロシアが昨年2月に侵攻を開始して以来、ウクライナで1万人以上の市民が殺害され、最近の死者の約半数は前線のはるか後方で確認されていると発表。

▽米国家安全保障会議、イランがロシアへの弾道ミサイル提供を検討している可能性があると発表。ウクライナで使用される可能性があるという。

▽国連総会、来年のパリ五輪・パラリンピックの時期に「五輪休戦」を行う決議案を採択。

▽米ホワイトハウス、ロシアの民間軍事会社ワグネルがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラまたはイラン政府に防空システムを供与する計画があると報告。

▽ドイツ国防相、ウクライナに13億ユーロ相当の追加軍事支援を行うと発表。

ロシア大統領府、EUが提案したロシア産ダイヤモンド禁輸措置について、「適用した側にブーメラン効果が生じる公算が大きい」と指摘。

▽ロシア当局、ロシアはウクライナの現政権と共存できず、プーチン大統領が特別軍事作戦として進めているウクライナ侵攻の目標を改めて確認。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍は南部戦線でドニエプル川東岸に渡ろうとしたものの、失敗に終わったと主張。

11月20日
▽ゼレンスキー大統領、オースティン米国防長官が首都キーウを電撃訪問したことについて、「極めて重要なシグナルであり、ウクライナは米国の支援を頼りにしている」と述べた。

▽ウクライナ当局、 ロシア軍が東部ドニエプロペトロフスク州と南部ヘルソン州の一部地域を攻撃し、少なくとも3人が死亡したほか、送電線とガスパイプラインが損傷したと報告。

▽東部ドニエプロペトロフスク州知事、ロシア軍によるニコポリへの砲撃で高齢の女性が死亡。送電線とガスパイプラインが損傷したと明らかにした。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ヘルソン市の民間輸送会社の駐車場がロシア軍の砲撃を受け、運転手2人が死亡したと報告。

▽オースティン米国防長官、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する支援を継続していくと改めて表明した。

▽オースティン米国防長官、ウクライナに対し1億ドルの追加軍事支援を行うと発表。対戦車兵器や防空迎撃ミサイルなどが含まれる。

▽ウクライナ当局、ポーランドのトラック運転手による道路封鎖が原因で、両国国境のポーランド側で燃料や人道支援物資などを運ぶウクライナ行きのトラック約3000台が立ち往生していると報告。

▽ウクライナ政府、汚職取り締まりの一環として、サイバー防衛を担当する国家特殊通信・情報保護局(SSSCIP)のシチホリ局長とゾラ副局長が解任されたと発表。政府資金を横領した疑いがもたれている。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領がオンライン形式で開催されるG20首脳会議(11月22日)で演説し、不安定な世界情勢について見解を示すと発表。

▽ロシア大統領府、隣国フィンランドによるロシアとの国境検問所の一部を閉鎖する決定を遺憾に思うと表明。フィンランドはロシアの難民申請希望者の流入を阻止するため、ロシア国境にある9カ所の検問所のうち4カ所を閉鎖した。

▽ロシア大統領府、アルゼンチンの次期大統領ミレイ氏のロシアに関する発言に留意していると表明。ミレイ氏は以前、ウクライナへの支持を表明し、米国およびイスラエルをアルゼンチンの主要なパートナー国と見ていると述べていた。

11月19日
▽ゼレンスキー大統領、軍に作戦の迅速な変更を求め、医療部門の責任者オスタシチェンコ司令官を解任。「本日ウメロフ国防相と会談し、最優先事項を定めた。結果を出すために残された時間は少なく、来るべき変革のためには迅速な行動が必要だ」と述べた。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、侵攻初期にロシアに連行された18歳の男性が帰国したと発表。ユニセフとカタール政府が交渉を仲介した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

11月18日
▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のドニエプル川東岸周辺に展開するロシア軍を押し返す攻撃を続けていると報告。

▽ウクライナ軍、防空部隊がロシア軍の自爆ドローン38機のうち29機を撃墜したと報告。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍の自爆ドローンが電力インフラを攻撃し、約2000世帯が停電したと発表。

▽首都キーウで公務員の汚職に抗議するデモ。数百人が参加した。

▽EU、ロシアからフィンランド入りする非正規移民の数が急増していることに言及。「ロシアが移民を利用して周辺諸国に圧力をかけているのは恥ずべき行為」と糾弾した。

▽ロシア政府、西側の投資家からロ企業株を強制的に収用する新たな大統領令を検討中。西側投資家の間で大幅な安値での株式売却を迫られるのではないかとの不安が高まっている。

▽ロシア軍、南部ヘルソン州のドニエプル川東岸に陣地を築いたウクライナ軍をイラン製自爆ドローンで攻撃し、押し戻したと主張。

11月17日
▽ゼレンスキー大統領、ウ軍がドニエプル川で高速艇などを使った作戦を実行している様子を撮影した画像を公表。「力強い前進に感謝する」とSNSに投稿した。

▽ゼレンスキー大統領、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスの紛争が先月始まって以来、ウクライナに輸送される砲弾の数が減少したと報告。イスラエルは米国から軍事支援を受けている。

▽ゼレンスキー大統領、米国とウクライナによる軍事産業会合が来月開催されると発表。ウクライナと米国の兵器の共同生産計画は進展していると言及したものの、会合の開催場所は明らかにしなかった。

▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のロシア支配地域でウ軍がドニエプル川東岸の陣地からロ軍を押し出し、複数の橋頭堡を築いたと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、ウ軍部隊はドニエプル川左岸(東岸)でロシア軍を撃退し、地歩を固めたと報告。一連の戦闘でロ兵約3500人が死傷し、数十の弾薬庫や戦車が現場に放置されていると明らかにした。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アウディーウカへの攻勢を強めていると報告。ロ軍は装甲車を使用し、工業地域、ウ軍陣地、高層ビルなどを24時間体制で攻撃しているという。

▽米エール大学、ロシアによるウクライナ侵攻以降、ウクライナ人の6~17歳の子供2400人以上がベラルーシの施設13カ所に連行されているという調査結果を公表。

11月16日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは水上ドローンを活用したことで黒海の主導権をロシアから奪還し、ロシアの海軍艦隊と軍艦を撤退させたと報告。トルコなどの黒海沿岸国の支援に謝意を表明した。

▽ゼレンスキー大統領、イギリスのキャメロン外相が首都キーウを訪問したことについて、「世界の注目がウクライナから中東に移っている中での訪問に感謝している」と表明。

▽ウクライナ大統領府、イギリスのキャメロン外相が首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談したと発表。

▽ウクライナ軍北部チェルニヒウ州でドローン迎撃訓練を実施。

▽ウクライナの市民団体、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来、これまでにオープンソースを通じて死亡が確認できたウクライナ兵は約2万4500人、総数は3万人を超えたとする調査結果を公表。

▽トルコ議会の外交委員会、スウェーデンのNATO加盟批准に向けた法案について、一段の討議が必要として採決を延期。

▽米財務省、新たな対ロシア制裁を発動。ロシア産原油の輸送に関与した企業や船舶などを制裁リストに追加した。

2023年11月15日/米カリフォルニア州、バイデン大統領(左)と中国の習近平 国家主席(ロイター通信)
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