防衛省・自衛隊/ロシアによるウクライナ侵略の状況(2024年12月2日時点)

目次

2024年
 ・12月1日~現在
 ・11月16日~30日
 ・11月1日~15日
 ・10月16日~31日
 ・10月1日~15日
 ・9月16日~30日
 ・9月1日~15日
 ・8月16日~31日
 ・8月1日~15日
 ・7月16日~31日
 ・7月1日~15日
 ・6月16日~30日
 ・6月1日~15日
 ・5月16日~31日
 ・5月1日~15日
 ・4月16日~30日
 ・4月1日~15日
 ・3月16日~31日
 ・3月1日~15日
 ・2月16日~29日
 ・2月1日~15日
 ・1月16日~31日
 ・1月1日~15日

2023年
 ・12月16日~31日
 ・12月1日~15日
 ・11月16日~30日

以前のタイムライン
ドンバス戦争のタイムライン

戦争に関与する国の戦力

2024年

12月1日~現在

12月5日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃122日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ジョージア政府高官19人を制裁リストに追加したと発表。「国をロシアに明け渡した」と非難した。

ブリンケン米国務長官、トランプ次期政権で後任となるマルコ・ルビオ氏がウクライナ問題を含む外交課題を確実に引き継げるよう努力していると表明。

米軍、制服組トップのブラウン統合参謀本部議長が先週、ロシアのゲラシモフ参謀総長と電話会談したと発表。

ブリンケン米国務長官とラブロフ露外相、マルタで開催された欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚理事会に出席。直接会談の予定はない。

ロシア外務省、マルタ政府がラブロフ露外相と同行する職員のビザを無効にしたと発表。

12月4日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃121日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン28機のうち22機を撃墜し、3機がコースから外れたと報告。

▽ベルギーのブリュッセルでNATO外相会議開催。

NATOのルッテ事務総長、欧州諸国に対し、防衛費の増額を改めて強く要請NATO加盟国の防衛費目標はGDP比2%。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナ軍のドローン35機を撃墜したと発表。

12月3日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃120日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、新型の国産ミサイルの試験を実施したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン28機のうち22機を撃墜、1機を電子戦で無力化したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍の巡航ミサイル3発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が西部地域の重要インフラに攻撃を仕掛け、数発が命中したと報告。

ウクライナ政府、領土保全の保証を引き換えに核兵器を放棄した1994年締結の「ブダペスト覚書」を非難。NATO加盟の必要性を訴えた。

米政府、ウクライナに7億2500万ドル相当の追加軍事支援を行うと発表。

スターマー英首相、ウクライナを和平交渉で強い立場に置くため、同国への支援を強化することが不可欠という見方示す。

米国とウクライナの防衛当局、ロシアの新型弾道ミサイルの使用や次回の武器供与などについて協議。ロイター通信が報じた。

ロシア国防省、西部2州に飛来したウクライナ軍のドローンを撃墜したと発表。

12月2日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃119日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、バイデン米大統領が退任する前にウクライナのNATO加盟を後押しするよう米国に要請。

ゼレンスキー大統領、「ウクライナは一段の防空システムを必要としている」と表明。ドイツの巡航ミサイル「タウルス」の供与を巡り、共通点を見出せるよう取り組んでいると述べた。

ドイツのショルツ首相、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。6億5000万ユーロ相当の軍事支援を今月中に実施すると明らかにした。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン110機のうち52機を撃墜、50機を電子戦で無力化したと報告。

ウクライナ当局、ロシア軍のドローンが西部テルノーピリを攻撃し、少なくとも1人が死亡し、3人が負傷したと発表。

ウクライナのシュミハリ首相、22年2月のロシアによる侵攻以来、国内の民間空港15カ所が被害を受けたと報告。

▽サリバン米大統領補佐官、ウクライナへの核兵器移転は検討していないと表明。米紙ニューヨーク・タイムズは先月、バイデン大統領が退任前にウクライナに核兵器を移転する可能性があると西側当局者が示唆したと報じていた。

ロシアのリャブコフ外務次官、米国が敵対政策を継続する中、ロシアが核兵器実験を再開するかどうかの結論はまだ出ていないと表明。

ロシア国防省は、領内に飛来したウクライナ軍のドローン17機を撃墜したと報告。

12月1日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃118日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアがこの1週間で約500発の爆弾、660機のドローン、120発のミサイルをウクライナに向けて発射したとSNSに投稿。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍のドローン攻撃により、民間人3人が死亡、7人が負傷したと報告。

▽東部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍の前日のミサイル攻撃による負傷者が24人となり、うち7人が重体であると報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン78機のうち32機を撃墜し、45機を電子戦で無力化したと発表。

EUのコスタ欧州理事会常任議長とカラス外交安全保障上級代表、首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談した。

▽プーチン大統領、来年度予算案を承認。約32.5%が防衛費に割り当てられた。

▽ロシア国防省、防空部隊がウクライナ国境沿いの西部4地域に飛来したウ軍ドローン29機を撃墜したと報告。

▽ロシア西部ブリャンスク州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃により、子供1人が死亡したと発表。

2024年11月21日/ロシア、国民に向けて演説するプーチン大統領(AP通信/TASS)
11月16日~30日

11月30日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃117日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍のミサイルが東部ドニプロペトロウシク州に着弾し、少なくとも4人が死亡したとSNSに投稿。

ゼレンスキー大統領、パブリュク陸軍司令官の後任にドラパティ少将を充てる人事を発表。

▽東部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により、少なくとも4人が死亡、21人が負傷し、うち8人が重体であると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン10機のうち8機を撃墜、1機を電子戦で無力化し、残り1機はロシア領内に戻ったと発表。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州で活動する3部隊の予備兵力、弾薬、武器、軍事装備を強化すると発表。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナ軍のドローン11機を撃墜したと発表。

11月29日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃116日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、戦争税による戦時下で初の増税を定めた法案に署名。発効は12月1日。個人所得に対する税率が1.5%から5%に引き上げられ、起業家や零細企業にも新たに課税されるほか、銀行とノンバンクの利益にはそれぞれ50%と25%の税率が適用される。

ウクライナ大統領府、兵士の増員よりも武器の供給を速める方が重要だとして、同盟国に対し軍事援助の迅速化を求めた。

プーチン大統領、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使ってウクライナの「意思決定の中枢」を攻撃する可能性があると警告。

ドイツ政府、ポーランドに地対空ミサイルシステム「パトリオット」を来年初めに再配備することを申し出たと発表。

ロシアのベロウソフ国防相、北朝鮮を公式訪問。政府や軍の高官と会談した。

11月28日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃115日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が最新の大規模攻撃でクラスター弾を搭載した巡航ミサイルを使用したと非難。

▽ウクライナ当局、ロシア軍による大規模攻撃により、全土で100万人以上が停電の影響を受けていると発表。

ロシア軍、ウクライナのエネルギーインフラに対して今月2回目となる大規模攻撃を実施。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル91発のうち79発を撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン97機のうち35機を撃墜し、62機を電子戦によって無力化したと報告。

▽米政府、ウクライナに高機動ロケット砲システム「ハイマース」や地雷など、計7億2500万ドル相当の武器供与を準備中。

米政府、ウクライナは徴兵年齢を現在の25歳から18歳への引き下げを検討すべきという見方示す。

プーチン大統領、ミサイル90発とドローン100機でウクライナの17の標的を攻撃したと発表。

ドイツ連邦情報局、ロシアが西側の標的に対する破壊工作を強めているため、NATOが集団防衛条項である第5条の発動を検討するリスクが高まっていると指摘。

ロシア国防省、4つの地域と占領下の南部クリミア半島でウクライナ軍のドローン27機を撃墜したと報告。

ロシアのポリャンスキー国連次席大使、トランプ次期米大統領がウクライナへの支援削減を決定すれば、ウクライナ軍にとって死刑宣告になると主張。

プーチン大統領、カザフスタンを訪問し、同国とのエネルギー分野の関係強化や農産物を巡る対立緩和について協議。

11月27日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃114日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、全国各地で活動している防空部隊を称賛。毎晩、ロシア軍のドローンが各地に飛来していると述べた。

ウクライナ空軍、深夜に飛来したロシア軍のドローン89機のうち36機を撃墜し、48機を電子戦で無力化したと報告。

ウクライナのウメロフ国防相率いる代表団、韓国を訪問して武器支援を要請中。

▽韓国の尹錫悦 大統領、ウクライナのウメロフ国防相率いる代表団と会談。北朝鮮によるロシアへの軍隊派遣や、技術や兵器の交換に関する情報を共有することで合意した。

ブリンケン米国務長官、ウクライナ東部の防衛を強化するため、安全保障支援を米国は引き続き増強していると表明。

ロシア国防省、ウクライナ軍のドローンが南部クリミア半島を攻撃したと発表。

ロシア国防省、黒海とクリミア半島の上空でウクライナ軍のドローン25機を撃墜したと発表。

▽クリミア半島のロシア当局、防空部隊がウクライナ軍のミサイル2発を迎撃したと報告。

ロシア外務省、米国が日本にミサイルを配備した場合、報復措置を取ると表明。

11月26日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃113日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍のドローン攻撃の大半を防いだものの、撃墜したドローンの破片などにより、インフラへの被害が相次いだと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン188機のうち76機を撃墜、95機を電子戦で無力化したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が地上発射型ミサイル「イスカンデルM」を4発発射したと報告。

ウクライナ当局、ロシア軍が西部の主要都市テルノーピリを空爆し、送電網が損壊、電気と水道が遮断され、熱供給が途絶えたと報告。

ロシア軍、ウクライナ戦争初期以来最も速いペースで進軍しており、戦略的に重要な東部クラホベに入り、ウクライナ軍の弱点を突いている模様。ロイター通信が報じた。

ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、米国がウクライナに核兵器を移転すればロシアへの攻撃と見なし、核による対応の根拠となり得ると警告。

ロシア国防省、領内に飛来したウクライナ軍のドローン少なくとも40機を撃墜したと報告。

ロシア国防省、ウクライナ軍が最近、西部クルスク州のS400対空システムを標的として、米国製の地対地ミサイル「エイタクムス」による攻撃を開始したと報告。

11月25日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃112日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ハルキウ州や南部オデーサ州など、複数の地域にミサイルやドローンを発射したと報告。

ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州をミサイルで攻撃し、少なくとも23人が負傷し、41の建物が損傷したと発表。

ウクライナ当局、ロシア軍が夜間に南部ミコライウ州のエネルギーインフラと南部ザポリージャ州の工業施設を攻撃したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン145機のうち71機を撃墜、71機を電子戦で無力化したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が数十機のドローンで同州を攻撃し、子供1人が負傷、複数の工業施設と住宅地区に被害が出たと報告。

首都キーウ当局、ロシア軍のドローンが周辺地域に飛来したものの、防空部隊が撃墜したと発表。

イタリアのタヤーニ外相、国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を発行したことについて、G7が共通の見解を模索していると明らかにした。

▽イギリスのマクファデン公領相、西側諸国がロシアのサイバー脅威に屈し、ウクライナ支援をやめることはないという考え示す。

ロシア大統領府、バイデン米政権がウクライナ紛争をエスカレートさせている一方で、トランプ次期大統領のチームは和平案について話しているのに留意していると表明。

ロシア国防省、複数の地域に飛来した23機のウクライナ製ドローンと8発のミサイルを撃墜したと発表。

11月24日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃111日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が今週、800発以上の誘導ミサイル、約460機の攻撃用ドローン、様々な種類の20発以上のミサイルを使用したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア西部クルスク州の占領地を40%以上失ったと明らかにした。

ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン73機のうち50機を撃墜、19機を電子戦で無力化したと報告。

米当局、ウクライナがロシア西部クルスク州に向けてイギリス製長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めて使用し、北朝鮮軍の将官が死亡したことを確認。

プーチン大統領、ウクライナで戦うために登録した新兵に対して、最大1000万ルーブルの債務を免除する法案に署名。

▽ロシア西部クルスク州知事、防空部隊がこの地域に飛来したウクライナ軍のミサイル2発を撃墜したと発表。

ロシア国防省、領内に飛来したウクライナ軍のドローン36機を撃墜したと報告。

11月23日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃110日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ空軍、ロシアのドローンが複数の地域に飛来し、その大半を防空システムと電子戦で無力化したと報告。

トランプ次期米大統領、ロシア・ウクライナ戦争の早期終結に向け、特使のポストを新設し、グレネル元国家情報長官代行の起用を検討。

11月22日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃109日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアによる新型の中距離弾道ミサイル発射を受け、「ウクライナは新たなリスクに対抗するために、新型の防空システム開発に取り組んでいる」と明らかにした。

ウクライナ国防省情報総局、ロシアが前日に東部ドニプロの軍事施設を標的に発射した新型中距離弾道ミサイルについて、最高速度が時速1万3000キロを超え、発射から約15分で標的に着弾したと報告。

プーチン大統領、新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」の試験を継続すると表明。連続生産に乗り出す考えも示し、同ミサイルの即時使用可能な在庫があると明らかにした。

ロシア大統領府、新開発の極超音速弾道ミサイルによるウクライナへの攻撃について、「無謀な西側諸国への警告」という見解示す。

▽ロシア国防省、新開発の極超音速弾道ミサイルによるウクライナへの21日の攻撃について、「ミサイルは全て目標に命中した」と発表。

韓国大統領府、ロシアが北朝鮮に対し、対ウクライナ戦派兵の見返りとして対空ミサイルと防空装備を提供したと報告。

ロシア国防省、ウクライナ東部ドネツク州ダルネを制圧したと発表。

▽北朝鮮、国連制裁決議に違反して、今年ロシアから100万バレル以上の石油を輸入した可能性があることが分かった。

11月21日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃108日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアの新型ミサイルが発射されたと報告。「速度、高度など、すべての特徴がICBMと一致しており、専門家による調査が行われている」と述べた。

ウクライナ空軍、ロシアが南部アストラハン州から大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が極超音速ミサイル・キンジャル1発と巡航ミサイルKh-107を7発発射し、6発のKh-107を撃墜したと報告。

米当局、ロシアがウクライナ東部ドニプロに向けて発射したのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、中距離弾道ミサイルだったという認識示す。

プーチン大統領、テレビ演説でウクライナの軍事施設に対し「極超音速中距離弾道ミサイル」による攻撃を実施したと発表。

プーチン大統領、ロシア領内への攻撃で使用された兵器の供与国の軍事施設を攻撃する可能性があると警告。

▽プーチン大統領、最新の中距離ミサイルシステムの1つをテストし、「今回は核兵器を搭載しない極超音速の弾道ミサイルでウクライナを攻撃した」と発表。

東部ドニプロ当局、ロシア軍のミサイル攻撃により2人が負傷したと報告。

ロシア国防省、過去24時間にイギリス製の長距離ミサイル「ストームシャドー」2発を撃墜したと発表。

韓国の金龍顕 国防相と日本の中谷 防衛相、北朝鮮のロシアへの派兵を非難。

ロシア外務省、ポーランド北部に米軍が新たに開設した弾道ミサイル防衛基地について、核の危険性を高めると非難。「ロシアの標的になっている」と警告した。

ロシア外務省、ウクライナ戦争について、「ロシアの利益と現地の状況を踏まえたあらゆる現実的な和平案を検討する用意がある」と表明。

11月20日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃107日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、19~20日にかけて広まったパニックを誘発するような情報はロシアを利するだけと非難。国民に対し、空襲警報に引き続き細心の注意を払うよう呼びかけた。

ウクライナ当局、同国との国境から160キロほど離れたロシア西部ベルゴロド州グブキンにある軍司令部への攻撃に成功したと発表。

ウクライナ、イギリス製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めてロシア領に向けて発射したとみられる。ロシア当局が明らかにした。

米国務省、ウクライナが20日に空から大規模な攻撃を受ける可能性があるとの情報を入手したため、首都キーウの在米国大使館を閉鎖すると発表。

米国務省、安全保障上の脅威を受けて閉鎖された首都キーウの在米国大使館について、21日にも通常業務を再開すると発表。

ウクライナ軍情報総局、ロシアが大規模攻撃を仕掛けるという情報は「フェイク」で、ロシアはウクライナに対し、大規模な情報・心理作戦を仕掛けていると指摘。

▽米政府、対人地雷をウクライナに提供することを承認。

韓国議会情報委員会、約1万900人の北朝鮮軍兵士がロシアの空挺部隊や海兵隊の一員として西部クルスク州に派遣され、その一部はすでにウクライナとの戦争に参加していると報告。

ロシア国防省、夜間にウクライナ軍のドローン44機を撃墜したと発表。

プーチン大統領は、トランプ次期米大統領とウクライナ停戦について話し合うことには前向きだが、ウクライナとの領土問題で譲歩をするつもりはなく、ウクライナにNATO加盟を断念するよう求めている。ロイター通信が報じた。

11月19日
▽ロシア・ウクライナ戦争、開戦から1000日。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃106日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、議会演説で、「戦争の決定的な瞬間は来年訪れる」と強調。「この段階でどちらが勝利するか決まるだろう。われわれが勝つか、敵がウクライナと欧州に勝つか」と述べた。

ゼレンスキー大統領、ドイツに対し、ウクライナのロシアに対する長距離攻撃能力を支援するよう要請。

ウクライナ軍、米国から供与された長距離地対地ミサイル「エイタクムス(ATACMS)」を使用し、ロシア西部ブリャンスク州の兵器庫を攻撃。

ウクライナ当局、ロシア軍の住宅地に対する攻撃により、全国で子供を含む12人が死亡したと報告。

プーチン大統領、核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定を承認。核保有国の支援を受けたロシアへの通常兵器攻撃に対し、核兵器の使用を検討する可能性があると警告した。

米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアの核兵器使用基準引き下げに驚きはないと表明。米国の核態勢を調整する計画もないと明らかにした。

米当局、ウクライナ軍がロシア西部ブリャンスク州に向けて発射した長距離地対地ミサイル「エイタクムス(ATACMS)」8発のうち、2発が撃墜されたと指摘。

ドイツのショルツ首相と中国の習近平国家主席、G20首脳会議が開かれているブラジル・リオデジャネイロで会談。

▽ロシア非常事態省傘下の研究所、移動式防空施設「KUB-M」の量産を開始したと発表。

ロシアのラブロフ外相、 ウクライナによる米製兵器を使用したロシア領への攻撃は、西側諸国がウクライナでの紛争をエスカレートさせようとしている明確なシグナルと批判。

11月18日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃105日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアが弾道ミサイルで南部オデーサ州の民間住宅を攻撃したと非難。「ロシアは戦争の遂行にしか関心がない」と糾弾した。

南部オデーサ州当局、ロシア軍によるミサイル攻撃で子供を含む10人が死亡、44人が負傷したと報告。

▽G7、ロシアに制裁や輸出管理などの措置を通じて厳しいコストを科し続けるとともに、ウクライナを必要な期間支援する方針を再確認。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ウクライナがEU製の武器をロシア領内への攻撃に使用することについて、EU内で合意することへの期待を表明。

▽ドイツのベーアボック外相、ウクライナによるロシア領内への攻撃でバイデン米政権が米国製兵器の使用を許可したとされることについて、重要な決定との認識示す。

▽ハンガリー政府、ウクライナが米国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを米政府が許可したとされることについて、戦争をエスカレートさせるものであり、容認できないと非難。

ロシアのブティナ議員、バイデン米大統領がウクライナに米国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを容認すれば、第3次世界大戦を引き起こすリスクがあるとけん制。

ロシア大統領府、ウクライナが米国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを米政府が許可すれば、「ロシアは無謀な決定に対応する」と警告。

11月17日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃104日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が全国各地のエネルギーインフラなどに向けてミサイルとドローンを発射したと報告。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が約120発のミサイルと90機のドローンを発射し、防空部隊が140以上の目標を撃墜したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が全土にミサイル・ドローン攻撃を仕掛け、少なくとも5人が死亡したと発表。

▽南部ミコライウ州当局、ロシア軍のドローン攻撃で2人が死亡、子供を含む6人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍の攻撃により2人が死亡、エネルギーインフラが損傷し、電力と水の供給が途絶えたと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍による大規模攻撃の中には空中発射型の極超音速弾道ミサイル「キンジャル」8発が含まれていたと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が102発のミサイルと42機のドローンを撃墜したと報告。

ポーランド軍、ロシア軍によるウクライナへの大規模攻撃を受け、戦闘機をスクランブル発進させたと発表。

ロシア国防省、ウクライナの軍事産業に関連する施設を攻撃したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃により男性1人が死亡したと報告。

11月16日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃103日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽首都キーウ当局、ロシア軍のドローン攻撃があり、住宅やインフラが被害を受けたと報告。死傷者の情報はない。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン83機のうち55機を撃墜し、電子戦で残りのドローンを無力化したと報告。

▽ウクライナのシビハ外相、北朝鮮がロシアのミサイル、核、その他軍事プログラムへのアクセスと引き換えにロシア軍を支援していると非難。

▽日本の岩屋外相、首都キーウを訪問。シビハ外相と会談し、ウクライナに対する支持を再確認した。

ロシア国防省、西部クルスク州上空で20機、ブリャンスク州上空で11機を含む計35機のウクライナ軍ドローンを撃墜したと発表。

▽ロシア国営ガスプロム社、オーストリアへの天然ガス供給停止。

2024年11月9日/ウクライナ、首都キーウ、EUのボレル外交安全保障上級代表(右)(Getty Images/AFP通信)
11月1日~15日

11月15日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃102日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ドイツのショルツ首相がプーチン大統領と電話会談を行ったことを批判。「ロシアを孤立させる西側の取り組みを堅持する必要がある」と強調した。

ウクライナ当局、ロシア軍による南部オデーサ州への前日の空爆で1人が死亡、8人が負傷したと報告。

ウクライナのシビハ外相、次期米国務長官に指名されたルビオ上院議員が「力による平和」の政策を追求することを望むと表明。

ドイツのショルツ首相、ロシアのプーチン大統領と電話会談。ウクライナからのロシア軍撤退と戦争終結を促した。両首脳の電話会談は約2年ぶり。

▽ハンガリーのオルバン首相、対ロシア制裁を解除しなれば、EUは経済崩壊する可能性があると主張。

11月14日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃101日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ当局、ロシア軍の小規模な部隊が東部ハルキウ州クピャンスク郊外に短時間侵入したと報告。

▽NATOのルッテ事務総長、ロシアと北朝鮮による軍事技術移転の可能性に言及。「ミサイル技術の交換は欧州だけでなく日本、韓国、米国本土にも脅威をもたらす」と警告した。

ウクライナのシビハ外相、ロシア領内への長距離攻撃についてブリンケン米国務長官と協議したと発表。「慎重ながら楽観視している」と述べた。

ジェンキンス米国務次官、ロシアと北朝鮮の関係強化と両国間の技術移転の可能性について懸念していると表明。

ロシアのガチロフ駐ジュネーブ国際機関代表部大使、トランプ次期米大統領がウクライナ戦争終結に向けた交渉を開始すれば、ロシアは応じる用意があると表明。

11月13日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃100日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウにミサイル攻撃を仕掛けたと報告。ウクライナ軍によると、戦略爆撃機がミサイルを発射したほか、弾道ミサイルも使われたという。負傷者や被害の情報はない。

ブリンケン米国務長官、ブリュッセルでNATOのルッテ事務総長と会談。トランプ次期政権に移行するまでの2カ月間にウクライナへの支援を強化すると表明した。

米国務省、北朝鮮軍がロシア軍とともに戦闘作戦を開始したと指摘。ロシアがウクライナとの戦争において北朝鮮に派兵を求めていることに改めて懸念を表明した。

台湾の顧立雄国防部長、退役した米国製地対空ミサイル「ホーク」をウクライナに供与するかとの問いに対し、「米国の決定次第」と応じた。

11月12日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃99日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽NATOのルッテ事務総長、ロシアによる中国、北朝鮮、イランとの経済・軍事協力の拡大が欧州だけでなく、インド太平洋地域や北米の平和や安全をも脅かしていると警告。

ロシアのショイグ安全保障会議書記、中国の王毅外相と北京で会談。米国によるロシアと中国の封じ込めに対抗することが両国の重要課題だという認識を示した。

▽ロシア国営通信社、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載した海軍北方艦隊のフリゲート艦アドミラル・ゴロフコが英仏海峡で訓練を行い、現在は大西洋で任務を遂行していると報じた。

ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、トランプ次期米大統領の返り咲きを受け、欧州の指導者らがウクライナ戦争を危険なまでにエスカレートさせようとしていると非難。

フランス政府、トランプ次期米大統領がウクライナ戦争にどのように対処するか先入観を持つべきでないという考え示す。

フィンランド政府、ウクライナに中立を強要しても、ロシアとの危機の平和的解決はもたらさないという見方示す。

11月11日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃98日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争を終結させ、戦争の再発を防ぐには武力と外交の双方が必要という考え示す。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍は数万の兵力で西部クルスク州からウクライナ軍を追い出そうと攻勢をかけていると報告。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により5人が死亡、45歳の女性が負傷したと報告。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍による前日の攻撃で4人が死亡したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の滑空爆弾攻撃により1人が死亡、4歳の男の子を含む21人が負傷したと発表。

▽中部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍のミサイルが5階建てアパートに着弾し、少なくとも8人が負傷したと報告。

ウクライナ保安局、モスクワ地域の飛行場に駐機していたロシア軍のMi24攻撃ヘリコプターを破壊したと発表。

ロシア大統領府、プーチン大統領がトランプ次期米大統領と電話会談したという報道を「全くの作り話」と否定。

▽ロシア大統領府、ウクライナ国境沿いに飛来したウ軍のドローン17機を撃墜したと発表。

▽イギリス国防相、トランプ次期米政権がNATOとウクライナへの関与を続けると予想していると表明。

11月10日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃97日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアのドローンとミサイル攻撃が激化していることに言及。「ウクライナの平和を確保するためには、西側パートナーの強力な決定が必要である」と強調した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により、少なくとも1人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃とドローン攻撃により、17歳の少女と10歳の少年を含む少なくとも5人の民間人が負傷したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン145機のうち62機を撃墜、67機を電子戦で無力化したと報告。

ウクライナ軍参謀本部、ロシア西部ブリャンスク州の武器庫をドローンで攻撃し、火災が発生したと報告。

ロシア非常事態省、首都モスクワ郊外の倉庫で大規模な火災が発生した発表。死傷者の情報はない。

▽ロシア大統領府、トランプ次期米大統領の就任について慎重ながらも楽観的な見方を表明。「少なくとも平和について語っている。対立については語っていない」と述べた。

ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したドローン84機を複数の地域で撃墜したと発表。

11月9日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃96日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍による前日のドローン攻撃で1人が死亡、13人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン32機を10の地域で撃墜し、別の18機が電子戦による無力化されたと報告。

▽NATO加盟国、北朝鮮がロシアへの派兵により、ロシアのウクライナ侵攻に対する支援を危険なほど拡大させていると表明。

ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したドローン50機を7つの地域上空で撃墜したと発表。

11月8日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃95日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍のドローン・ミサイル攻撃が激化しているとして、西側の同盟国により多くの支援を呼びかけた。

ゼレンスキー大統領、ウクライナ戦争を迅速に終わらせるというトランプ次期米大統領の計画について、「詳しく承知していない」と表明。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の滑空爆弾がマンションに着弾し、少なくとも25人が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシアが夜間にドローン92機と5発のミサイルを発射し、うちドローン62機と4発のミサイルを撃墜、ドローン26機を妨害電波で無力化したと報告。

▽首都キーウ当局、防空部隊が撃墜したロシアドローンの破片により、少なくとも4人が負傷したと発表。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍のドローン攻撃により1人が死亡、9人が負傷したと発表。

韓国大統領府、北朝鮮がロシアに軍隊を派遣した後、親ロシア派のハッカー集団が韓国を標的としたサイバー攻撃を行っていると発表。

プーチン大統領、ウクライナの中立維持が和平の条件になるべきという考えを改めて強調。ウクライナはNATO加盟を目指している。

ロシア大統領府、プーチン大統領にはトランプ次期米大統領とウクライナ問題について協議する用意があるものの、戦闘終結に向けたロシア側の要求を変更することを意味するものではないと言明。

▽イギリス政府、ロシア軍が先月、ウクライナに対し、約2000機のドローンを発射したと報告。

11月7日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃94日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、欧州各国の指導者に対し、ロシアの脅威に対抗するため、「力による平和のアプローチ」を採用するよう呼びかけた

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍との交戦によって、北朝鮮兵士に死傷者が出ていると報告。ロシア西部クルスク州に派遣された1万1000人の北朝鮮部隊の一部が戦闘に参加しているとし、「対応措置が講じられない限り、ロシアは北朝鮮兵士を戦場に増派すると確信している」と述べた。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の誘導爆弾による攻撃で4人が死亡、18人が負傷したと報告。

米政府、大統領選で勝利を確実にしたトランプ次期大統領の就任式までに、使用されずに残っているウクライナ向け軍事支援の資金を迅速に支出する計画。ロイター通信が報じた。

ロシア大統領府、ウクライナ危機の解決に努めるというトランプ氏の発言について、「指導部は留意している」と言明。

ロシアのショイグ安全保障会議書記、ウクライナ戦争について、「西側諸国はロシアが勝利している現実を受け入れたうえで交渉すべき」と主張。

プーチン大統領、米国でトランプ氏が次期大統領に選出されたことを祝福。トランプ氏と対話する用意があると表明した。

11月6日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃93日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、米大統領選を制したトランプ次期大統領を祝福。東部でロシアの攻勢が強まる中、ウクライナ支援に批判的なトランプ氏にいち早く祝意を示し、関係構築を図ろうとしているとみられる。

北朝鮮兵士がロシア西部クルスク州で戦うウクライナ軍と交戦、複数の死者が出ているとみられる。米ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

北朝鮮軍兵士、4日にロシア西部クルスク州で初めて戦闘に参加。ロイター通信が報じた。

韓国大統領府、米国の次期政権と完璧な安全保障パートナーシップを構築すると表明。

ロシア政府、米大統領選でのトランプ氏勝利宣言を受け、ウクライナ戦争の終結に向けた過去の発言がどう反映されるか様子見する姿勢を示した。

11月5日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃92日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

南部ザポリージャ州政府、ロシア軍によるミサイル攻撃で6人が死亡、23人が負傷したと報告。

ウクライナ国防相、ロシアに配備された北朝鮮軍部隊と初めて交戦したと報告。

韓国国防省、北朝鮮兵1万人以上がロシアのウクライナ侵攻を支援するためロシアに入り、相当数の兵士が西部クルスク州など前線地帯にいると報告。

米国防総省、ウクライナが越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州に少なくとも1万人の北朝鮮兵が派遣されていると発表。北朝鮮部隊が実際に戦闘に参加しているかは確認できていないとしている。

▽G7、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの外相、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がウクライナ戦線に投入される可能性に重大な懸念を表明する共同声明を発表。

11月4日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃91日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

韓国とEU、北朝鮮によるロシアに対する兵器供給を非難。北朝鮮に対し、ロシアに派遣した部隊の撤退を求める共同声明を出した。

ウクライナのシビハ外相、「北朝鮮軍が欧州の主権国家に対し、欧州で侵略戦争を展開している」と非難。

プーチン大統領、首都モスクワで北朝鮮の崔善姫 外相と会談。

11月3日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃90日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領は、ロシア軍が過去1週間でウクライナに対して約900発の滑空爆弾、500機のドローン、30発のミサイルを発射したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したドローン66機とミサイルを撃墜、さらに27機のドローンを妨害電波で無力化したと報告。

ロシア国防省、3つの地域に飛来したウクライナ軍のドローン19機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナのドローン攻撃で男性が死亡したと報告。

11月2日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃89日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、北朝鮮軍が訓練を受けているロシア領内のキャンプに対するウクライナ軍の先制攻撃の可能性を提起。その位置を把握しているとしながらも、「ウクライナは同盟国の許可なしに、西側製の長距離兵器を使用してロシアの奥深くにあるそのキャンプ場を攻撃できない」と述べた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍による夜間の空爆により、警察官1人が死亡、数十人が負傷したと報告。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により、40歳の女性が死亡、子供を含む3人が負傷したと報告。

▽首都キーウ当局、防空部隊が上空で撃墜したドローンの破片が市街地に降り注ぎ、2人が負傷したと報告。

▽中部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍の攻撃で2人の子供を含む民間人5人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が一晩で70機以上のイラン製自爆ドローンを各地に向けて発射したと報告。

ウクライナ政府、ロシア軍の武器を装備した7000人以上の北朝鮮軍兵士がウクライナ国境近くの地域に移送されたと発表。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、22年2月にロシアによる侵攻が始まって以来、ロシア軍による「最も強力な攻勢のひとつ」を食い止めるのに苦労していると表明。

韓国の趙兌烈 外相、北朝鮮によるロシア支援への対応として、ウクライナに武器を供与する可能性があるかという質問に対し、「あらゆるシナリオを検討している」という考え示す。

ロシア国防省、防空部隊が4つの地域上空に飛来したウクライナ軍のドローン24機を撃墜したと報告。

11月1日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃88日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ軍、ロシアが先月、全土の民間・軍事目標に向けて2000機以上の攻撃型ドローンを発射したと発表。

ウクライナ軍、ロシアが先月発射した攻撃型ドローン2023機のうち1185機を撃墜し、738機を妨害電波で無力化したと報告。

ウクライナ政府、ロシアが直近24時間の夜間攻撃で発射したドローン31機とミサイル1発を撃墜したと報告。

ウクライナのシビハ外相、11月5日の米大統領選で誰が勝利するかにかかわらず、ウクライナは支援継続を確信していると表明。

 ロシア外務省、ラブロフ外相が欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚理事会に参加するため、12月にEU加盟国のマルタを訪問する予定と明らかにした。

フィンランド沿岸警備隊、バルト海のフィンランド湾で4月以降、全地球航法衛星システム(GNSS)信号の妨害が相次いでおり、船舶が位置情報を正しく把握できない事例が増えていると報告。

北朝鮮、陸軍の戦車部隊を視察する金正恩 党総書記(Korean-Central-News-Agency)
10月16日~31日

10月31日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃87日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、北朝鮮によるロシアへの派兵について、「ロシアは西側諸国の反応を探っており、反応が薄ければ、北朝鮮部隊を増強する」という認識示す。

ゼレンスキー大統領、「西側諸国はロシアが旧ソ連構成国ジョージアで”勝利”したことを認めるべきであり、ロシアのレッドラインを越えることに反対する発言を西側がやめない限り、モルドバでも同じようなことが起きる」と警告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が住宅地を攻撃し、10代の少年2人を含む3人が死亡、多数の負傷者が出たと報告。

ウクライナ軍、南部オデーサ州のビルホロドドニストロフスキーにある戦略的に重要な橋が夜間にロシア軍の攻撃を受けたと発表。

ウクライナ政府、ロシアに派遣された北朝鮮兵の統括役として、「朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長など将官3人が現地入りした」と国連安全保障理事会に報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したドローン43機のうち17機と誘導ミサイル2発を撃墜したと報告。

米国のウッド国連代理大使、現時点でロシア西部クルスク州に北朝鮮軍兵士8000人がいることを示す情報を入手したと明らかにした。

ロシア国防省、弾道ミサイル「イスカンデル」3発と誘導ミサイル8発をウクライナ南部オデーサ州に向けて発射したと発表。

ロシア大統領府、ウクライナが米国製長射程巡航ミサイル「トマホーク」の供与を要請したのが事実であれば、前線でのロシアの前進に神経質になっていることの表れと指摘。

ロシア国防省、防空部隊がいくつかの地域と黒海に飛来したウクライナのドローン21機を撃墜したと発表。

10月30日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃86日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州の原子力発電所の制圧を目指しているというメディアの報道を否定。

ゼレンスキー大統領、米国製の長射程巡航ミサイル「トマホーク」の供与を要請していたと示唆。トマホークの射程距離は約2500キロ、ウクライナが現在保有するどのミサイルよりもはるかに長い。

ゼレンスキー大統領、米議会が承認した軍事支援について、「ウクライナはまだその10%しか受け取っていない」という見方示す。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍による過去24時間の攻撃により、全国で少なくとも4人が死亡、30人が負傷したと報告。

▽首都キーウ当局、ロシア軍のドローンが住宅地を攻撃し、子供を含む9人が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシアが62機のドローンとミサイル1発を発射し、そのうちドローン33機を撃墜、25機を妨害電波で無力化したと報告。

韓国国防情報本部、議会に対し、北朝鮮軍の一部がウクライナの戦場に派遣された可能性があるとの分析結果示す。明確な情報はまだ得ていないと説明した。

韓国の金龍顕 国防相、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援する見返りに、ロシアから戦術核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の技術移転を求める可能性が高いという見解示す。

韓国の金龍顕 国防相、米大統領選が行われる11月5日前後に、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験もしく7回目の核実験を実施する可能性があるという認識示す。

米政府、ロシアのウクライナ侵攻に対する既存の制裁措置の回避を阻止することを目的に、12カ国以上の約400の団体と個人を制裁リストに追加。

英紙フィナンシャル・タイムズ、匿名筋の情報として、ウクライナとロシアが互いのエネルギー施設への空爆を停止する可能性について初期段階の交渉を進めていると報じた。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州郊外の集落を占領したと発表。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境沿いの地域に飛来したウ軍のドローン25機を撃墜したと報告。

10月29日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃85日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、韓国の尹錫悦 大統領と電話会談。ウクライナ戦争への北朝鮮の関与を巡り、両国の連絡体制をあらゆるレベルで強化することに合意した。

▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍の空爆により4人が死亡したと報告。20軒近くの家屋が被害を受けた。

▽首都キーウ当局、防空部隊が撃墜したロシア軍ドローンの破片が市街地に落下し、6人が負傷したと報告。

米国防総省、北朝鮮によるロシア派兵について、「数千人の北朝鮮兵士がロシア西部クルスク州に向かっており、このうち少数がすでに到着した」と発表。

バイデン米大統領、北朝鮮軍がロシアからウクライナに入った場合、ウクライナ軍は反撃すべきという考え示す。

▽NATOのルッテ事務総長と欧州委員会のフォンデアライエン委員長、NATOとEUの協力強化に向け、高官レベルの作業部会を新たに設置することで合意。

ロシア軍、10月20~27日の1週間でウクライナの領土196.1平方キロメートルを制圧。ロシア国営メディアが報じた。

ロシア国営メディア、北朝鮮の崔善姫 外相が極東ウラジオストクに到着し、30日にモスクワを訪問すると報じた。

プーチン大統領、戦略核戦力の演習を開始したと発表。敵の攻撃に対する大規模核攻撃を想定する演習で、陸海空による「核のトライアド(3本柱)」が対象。大陸間弾道ミサイル(ICBM)ヤルスが北西部から極東に向けて発射されたという。

▽チェチェン共和国政府、市内の特殊部隊養成所がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、火災が発生したと発表。

10月28日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃84日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍による前日の攻撃で子供5人を含む少なくとも21人が負傷したと報告。

▽NATOのルッテ事務総長、ロシアに派兵された北朝鮮軍部隊がロシア西部クルスク州に配備されたことを確認したと明らかにした。

▽米国防総省、北朝鮮がウクライナ戦争に加わった場合、米国はウクライナによる米兵器の使用に新たな制限を課さないと発表。同省は北朝鮮軍兵士1万人が訓練のためロシア東部に派遣されていると推定。先週に発表した3000人から推定値を引き上げている。

韓国の尹錫悦 大統領、北朝鮮軍部隊のウクライナ戦線への実際の投入は予想よりも早くなる可能性があるという見方示す。

▽イギリス政府、ロシアの3つの機関と機関幹部3人に対し、制裁を科すと発表。

スイスのアムヘルト大統領、第三国を経由したウクライナへのスイス製武器の再輸出禁止を改正することを支持すると表明。

10月27日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃83日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人3人が死亡したと報告。

▽首都キーウ当局、防空部隊が市内に飛来したドローン10機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン41機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ブリャンスク州に飛来したウクライナのドローン12機以上を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境沿いの地域に飛来したドローン少なくとも16機を撃墜したと報告。

▽プーチン大統領、米国とNATO同盟国がウクライナ軍によるロシアへの長距離ミサイル攻撃を許可した場合、必要な措置を取ると警告。あらゆる選択肢を検討しているとした。

ロシア軍、ウクライナ当局による西部ブリャンスク州への侵入を阻止したと報告。

10月26日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃82日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ当局、首都キールの高層住宅が25日にロシアのドローン攻撃を受け、上層階で火災が発生。少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと明らかにした。

▽東部ドニプロ政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、14歳の少年を含む5人が死亡、21人が負傷したと発表。この攻撃により、12棟以上のアパート、民家、医療施設が被害を受けた。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の空爆により男性と女性が死亡したと報告。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人2人が死亡したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃で民間人2人が死亡したと報告。

ロシア軍、ウクライナに向けて91機のドローンと7発のミサイルを発射したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローンのうち44機を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が国境沿いの地域に向けて発射したドローン17機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の前線で戦いを有利に進め、過去24時間で1つの集落を制圧したと発表。

10月25日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃81日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が10月27~28日から北朝鮮軍部隊をウクライナ戦線に投入する予定と明らかにした。

ゼレンスキー大統領、国連のグテレス事務総長によるキーウ訪問計画を拒否。グテレス氏が今週ロシア西部カザンで開催されたBRICS首脳会議に出席したことが理由だという。

ウクライナ当局、ロシア軍による東部地域への攻撃で少なくとも6人が死亡、10人が負傷したと報告。

北朝鮮、ロシア支援に向けたウクライナ派兵が行われれば、「国際法に沿う行動を取る」という認識示す。

プーチン大統領、北朝鮮軍を戦線に投入するかどうか決めるのはロシアであり、ウクライナがNATO加盟を望むのであれば、ロシアは自国の安全を確保する措置を取ることができると言明。

10月24日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃80日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ軍情報局、ロシアで訓練を受けた北朝鮮部隊の一部が、ウクライナ国境に近いロシア西部クルスク州にすでに配備されたと発表。

ウクライナ軍参謀本部、ドネツク州北部セレブリアンカ周辺でロシア軍が行った12回の攻撃を全て撃退したと発表。

米政府、ロシアの凍結資産を活用したG7によるウクライナへの500億ドルの融資のうち、米国が担当する200億ドルの拠出を最終決定し、経済・軍事支援に向け年末までに提供を開始すると発表。

韓国の尹錫悦 大統領、ポーランドのドゥダ大統領と会談。北朝鮮のロシアへの軍隊派遣は世界的な安全保障上の脅威であると非難した。

ロシア国防省、ウクライナ東部ドネツク州でセレブリアンカとミコライフカの2集落を掌握したと発表。

プーチン大統領、北朝鮮とのパートナーシップ条約をどう履行するかはロシアの問題と指摘。北朝鮮兵士が現在ロシアに駐留していることを否定しなかった。

ロシア下院、北朝鮮とのパートナーシップ条約の批准法案を可決。

10月23日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃79日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

韓国の国家情報院、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、ロシアに3000人の兵士を派遣したという見方示す。

オースティン米国防長官、北朝鮮の兵士がロシアにいる証拠があると表明。北朝鮮兵がロシアで何をするかは現時点では不明だという。

英独両政府、新たな防衛協力合意「トリニティ・ハウス合意」に調印。

国連人口基金、ウクライナの人口はロシアがクリミア半島を併合した2014年以降で約1000万人、25%ほど減少したという推計を公表。

▽BRICS首脳会議、首脳宣言を採択。パレスチナ・ガザ地区での停戦を呼びかけ、西側に依存しない国際決済システムの構築に前向きな姿勢を示した一方、ウクライナに関する言及は1回にとどまった。

10月22日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃78日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、同盟国に対し、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻に関与している証拠に背を向けることなく対応するよう求めた。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州と南部ザポリージャ州に対する前日のロシア軍の攻撃により、合わせて6人が死亡したと報告。

米国のウッド国連代理大使、北朝鮮が対ウクライナの戦闘に加勢するためロシアに兵士を派遣しているとの情報について、危険かつ極めて憂慮すべき事態であり、「事実であれば北朝鮮とロシアの軍事関係が深化しているのは明白だ」と警戒感示す。

ウクライナ外相、訪問中のトルコでエルドアン大統領と会談。黒海の安全な船舶航行について協議した。

韓国大統領府、北朝鮮とロシアの軍事協力への対抗措置として、ウクライナへの直接的な武器供与を検討する可能性があると表明。

ロシア当局、ウクライナ軍が夜間にロシアのエタノール工場をドローンで攻撃し、火災が発生したと報告。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナ軍のドローン18機を撃墜したと報告。

ロシア中部カザンでBRICS首脳会議開幕。

10月21日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃77日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、米国のオースティン国防長官と会談。米政府が4億ドルの新たな軍事支援に加え、ウクライナによるドローン生産向けに8億ドルの援助パッケージを準備していると明らかにした。

ウクライナ当局、ロシアが2夜連続で首都キーウを標的に複数のドローンを発射したと発表。

ウクライナ空軍、夜間に発射されたロシアのドローン116機のうち59機を撃墜したと発表。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の弾道ミサイル攻撃により民間人2人が死亡、15人が負傷したと報告。

東部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍が同州クリブイリフを攻撃し、5人が負傷し、複数の民間施設が被害を受けたと発表。

オースティン米国防長官、ウクライナの首都キーウを訪問。4億ドルの新たな軍事支援を発表した。

韓国外務省、ウクライナへの派兵を目的とした北朝鮮軍兵士のロシア派遣について、駐韓国・ロシア大使を召還して抗議し、北朝鮮兵の即時本国帰還を求めた。

▽NATOのルッテ事務総長、韓国の尹錫悦 大統領と電話会談。北朝鮮がロシアの委託でウクライナに派兵すれば、紛争が大幅にエスカレートすると警告した。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領がモスクワを訪問しているアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領と20日に会談し、ウクライナ情勢について協議したと発表。

国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会、ワシントンDCで開幕。

10月20日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃76日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアは先週だけでウクライナに向けて約800発の誘導爆弾と500機以上の攻撃用ドローンを発射したとSNSに投稿。

▽ウクライナ当局、ロシア軍のミサイルが中部クリビーリフに着弾し、17人が負傷したと報告。

ウクライナ軍参謀本部、ロシア西部ニジニ・ノヴゴロド州にある国営工場を攻撃したとSNSに投稿。

ウクライナ空軍、ロシア軍が各地に向けてドローン49機とミサイル2発を発射し、うちドローン31機を撃墜、ドローン13機が電子戦部隊による攻撃で墜落したと報告。

ロシア国防省、防空部隊が西部地域に飛来したウクライナ軍のドローンを100機以上撃墜したと報告。

10月19日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃75日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、各地の前線で戦う部隊を支援・強化するために、新たな旅団を来月末までに編成すると報告。

ゼレンスキー大統領、ロシアとの捕虜交換で解放された95人が無事帰国したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が100機以上のドローンと6発のミサイルを発射し、そのうちドローン42機とミサイル4発を撃墜、ドローン46機が電子戦システムにより墜落したと報告。

ウクライナ当局、数十人の北朝鮮兵がロシア軍兵士から物資を受け取る動画を公開。撮影場所は明らかにしていない。

▽フランス政府、ウクライナのゼレンスキー大統領が策定した対ロシア戦争の「勝利計画」を支持すると表明。

▽フランス政府、来年1~3月までにウクライナに最初のミラージュ2000-5戦闘機を引き渡すと発表。

ロシア軍、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州などに飛来したウ軍のドローン16機を激したと発表。

10月18日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃74日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ当局、ロシアが501人のウクライナ兵の遺体を返還したと発表。

ウクライナ政府、ロシアによる南部ザポリージャ原発の占拠とエネルギー網への度重なる攻撃を受け、原子力の安全性を維持する取り組みの強化呼びかけ。

ウクライナ空軍、ロシア軍が17日夜に135機のイラン製自爆ドローンなどを各地に向けて発射したと報告。そのほとんどを撃墜したとしている。死傷者の情報はない。

ウクライナのシュミハリ首相、国土の最大4分の1に埋め込まれた地雷と不発弾の除去に支援求める。除去には346億ドルの費用がかかる見込み。

バイデン米大統領、訪問先の独ベルリンで演説。「西側同盟国はウクライナへの支援を継続しなければならない」と強調した。

韓国の国家情報院、北朝鮮がロシア極東地域に特殊部隊1500人を派遣、軍事基地で訓練しているとし、ウクライナでの戦闘に投入される可能性が高いと発表。

ロシア国防省、核弾頭を搭載可能な大陸間弾道ミサイル「ヤルス」を運用する部隊の戦闘即応性をモスクワ北西のトベリ州で検証していると明らかにした。

▽プーチン大統領、ウクライナとの戦争でロシアがいつ勝利するかは不明だが、ロシア軍は勝利を確定させるまで戦い続ける用意があると表明。

プーチン大統領、ウクライナが自国防衛のために核兵器を持つことは認めないという考え示す。

10月17日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃73日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、EU首脳に対し自身が策定した対ロシア戦争の「勝利計画」を提示。ウクライナをNATO加盟交渉に招待するよう求めた。

ゼレンスキー大統領、数千人規模の北朝鮮軍兵士がロシア側についてウクライナで戦う準備を進めており、「北の一部の将校はすでにウクライナに派遣されている」という見方示す。

ウクライナ空軍、南部ミコライウ州へのインフラ施設が攻撃を受けたと報告。22機のドローンを撃墜し、27機は電子戦システムにより墜落したとみられると明らかにした。

▽首都キーウ市長、ドローンの破片が市内の幼稚園の敷地に落下したと報告。死傷者の報告はない。

北東部スムイ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により行政庁舎で火災が発生し、車2台が損傷したと発表。

米財務省、攻撃用ドローンの製造と出荷に関与した中国企業2社とロシアの関連会社を制裁リストに追加。

▽NATO、ブリュッセルの本部で国防相会合を開催。18日まで。

ロシア軍、ウクライナ南部ミコライウ州のエネルギーインフラを攻撃。ドローン56機とミサイル1発を発射した。

ロシア大統領府、ウクライナが提示した「勝利計画」で事態が一段と悪化し、ロシアとNATOの直接紛争のリスクが高まると改めて警告。

10月16日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃72日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、議会演説で対ロシア戦争を終結させる「勝利計画」を公表。友好国の支援に依存する5つの柱からなり、NATO加盟交渉への無条件での招待や、武器支援などが含まれる。

ゼレンスキー大統領、議会演説で北朝鮮がロシア軍を支援し、戦争に参加していると非難。

バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。安全保障支援の増強について協議し、4億2500万ドルの新たな軍事支援の提供を表明した。

ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウなどの都市を標的にドローンとミサイルによる夜間攻撃を行い、西部テルノーピリ州の工業施設で火災が発生したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が136機のドローンと2発のミサイルを発射し、防空部隊がドローン51機を破壊したと報告。

▽NATOのルッテ事務総長、ゼレンスキー大統領が公表した「勝利計画」の詳細を把握していると表明。「今後の対応について加盟国と連絡を取り合っている」と述べた。

▽NATOのルッテ事務総長、ゼレンスキー大統領が公表した「勝利計画」を「強力なシグナル」としながらも、「現状では全面的に支持できない」という考え示す。

ロシア大統領府、ゼレンスキー大統領が公表した「勝利計画」について、詳しくコメントをするのは時期尚早としながらも、「ウクライナは頭を冷やし、その無益さに気づく必要がある」という見解示す。

▽ロシア外務省、ゼレンスキー大統領が公表した「勝利計画」がNATOをロシアとの直接衝突に駆り立てていると批判。

2024年10月8日/ウクライナ、東部ハルキウ州、ロシア軍の誘導爆弾が投下された現場(AP通信)
10月1日~15日

10月15日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃71日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍がクルスク州の戦線を突破しようと試みたが、自軍が防衛ラインを堅持し、逆にロシア軍を押し戻していると報告。

ウクライナ当局、ロシア軍が南部ミコライウ州を空爆し、少なくとも1人が死亡、11人が重軽傷を負ったと発表。

南部オデーサ州政府、ロシア軍が港湾インフラを空爆し、1人が死亡、8人が負傷したと報告。民間船2隻と穀物貯蔵施設が被害を受けたとしている。

▽ウクライナ大統領府、平和に関するオンライン会合で将来の武力侵攻を防ぐための新たな国際安全保障システムの必要性を強調。

在ノルウェー・ロシア大使館、ノルウェー当局からの要求に従い、領事部職員を2人に削減すると発表。

ロシア大統領府、NATOによる核抑止力強化のための年次軍事演習について、「ウクライナで戦争が展開される中、緊張を煽る」と批判。

ロシア外務省、韓国が北朝鮮との緊張を高めていると非難。朝鮮半島の平穏と安全を回復するための努力を求めた。

イラン外務省、EUとイギリスが新たに導入した対イラン制裁を非難。弾道ミサイルをロシアに供与した事実はないと主張した。

10月14日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃70日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、侵攻を続けるロシア軍に北朝鮮が武器を提供するだけでなく、人員も派遣していると指摘。同盟国との防衛関係を変化させる必要があるという見解を示した。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が秋と冬に計画している攻撃について説明を受けたと報告。同盟国にさらなる支援が必要であると訴えた。

ゼレンスキー大統領、欧州の同盟国に自身が掲げる対ロシア戦争終結案「勝利計画」を公に提示すると述べた。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍が港湾インフラを空爆し、1人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、約6週間ぶりにロシア軍による夜間のドローン攻撃がなかったと報告。

ウクライナ情報総局、ロシア南部オレンブルク州の軍用飛行場を攻撃し、軍用輸送機Tu-134を破壊したと発表。

▽ロシア軍、南部ザポリージャ州の前線沿いにある集落を占領したと発表。

10月13日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃69日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が過去1週間にウクライナに対して約900発の誘導爆弾、40発以上のミサイル、400機のドローンを発射したと発表。

ゼレンスキー大統領、「ロシア軍はクルスク州のウクライナ陣地を取り戻そうとしているが、自軍は陣地を守っている」と明らかにした。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン68機のうち31機を撃墜、36機が妨害電波により墜落したと発表。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州などにロシア軍のミサイルが飛来したと報告。死傷者や被害は確認されていない。

ウクライナ軍参謀本部、ロシアの占領下にある東部ルガンスク州の燃料貯蔵所を前日に攻撃し、大きな戦果を挙げたと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州のウクライナ支配地域を攻撃し、少なくとも2人が死亡したと報告。

▽ウクライナの人権オンブズマン、ウクライナ軍が8月に侵攻を開始したロシア西部クルスク州で数人のウクライナ人捕虜が処刑されたという報告に対応するよう国際機関に促した。

ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ国境近くの集落がウ軍のドローン攻撃を受け、1人が死亡したと発表。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナと国境を接する3地域に飛来したウ軍のドローン13機を撃墜したと報告。

10月12日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃68日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州の住宅地を攻撃し、1人が死亡し、7人が負傷したと報告。

ウクライナ軍参謀本部、ロシアの占領下にある東部ルガンスク州の燃料貯蔵所を攻撃し、火災が発生したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン28機のうち24機を撃墜したと発表。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が東部ドネツク州の占領地を攻撃し、1人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、自軍が東部ドネツク州の2つの集落を占領したと発表。

ロシア国防省、防空部隊が領内に飛来したウクライナ軍のドローン47機を撃墜したと発表。

▽ロシア当局、7日にウクライナ軍の攻撃を受け火災が発生した南部クリミア半島の石油ターミナルで延焼が続いていると報告。

10月11日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃67日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のドイツでショルツ首相と会談。ショルツ氏は年末までに14億ユーロの軍事支援を実施すると表明した。

▽南部オデーサ州政府、商業ビルがロシア軍のミサイル攻撃を受け、16歳の少女を含む4人が死亡したと報告。同州に対するロシアの攻撃は過去5日間で4回目。

▽東部ドネツク州のロシア当局、自軍が同州の要衝トレツクの50%を支配していると報告。

▽ローマカトリックのフランシスコ教皇、バチカンの教皇宮殿でウクライナのゼレンスキー大統領と会談。

▽世界銀行理事会、ウクライナを支援するための金融仲介基金(FIF)設置を承認。

プーチン大統領、訪問先のトルクメニスタンでイランのペゼシュキアン大統領と会談。経済関係を拡大するほか、世界情勢に関して認識が近いことを確認した。

10月10日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃66日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、訪問先の英ロンドンでNATOのルッテ事務総長とスターマー首相と会談。自身が掲げる対ロシア戦争終結案「勝利計画」のほか、米欧製の長距離射程兵器を使ったロシア領内への攻撃の可否などについて協議した。

▽ウクライナ当局、ロシア軍による空爆で民間施設や重要インフラが被害を受け、少なくとも10人が負傷したと報告。

南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の空爆で17歳の少女を含む6人が負傷、建物29棟が損壊したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン62機のうち41機を撃墜したと発表。

▽NATOのルッテ事務総長、NATOによる核兵器搭載のシミュレーションを含めた年次軍事演習を10月14日に開始すると発表。ベルギーとオランダが主催、約2週間の日程。

ウクライナ最高会議(議会)、ロシアとの開戦後初となる大型増税案を賛成多数で可決。

ロシアのリャプコフ外務次官、ロシア、米国、中国、フランス、イギリスの核保有国5カ国が近い将来、米ニューヨークで会合を開くことになると発表。

ロシアのシルアノフ財務相、天然ガスと石油の生産から得られる収入の割合を減らし、2027年までに依存度を約23%まで下げることを目指すと表明。

ロシア大統領府、ウクライナ戦争でロシアを支援するために北朝鮮が軍部隊を派遣し、さらに大規模な派遣を検討している可能性があるという韓国政府の主張を否定。

10月9日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃65日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、8月に大規模な侵攻を開始したロシア西部クルスク州でウクライナ軍がロ軍に対する十分な圧力を維持していると報告。

▽ゼレンスキー大統領、10月12日に独ラムシュタイン空軍基地で予定されていた会議が延期されたと報告。この会議で自身が策定した「勝利計画」を公表する予定であった。

ゼレンスキー大統領、クロアチアを訪問。欧州諸国の首脳らと会談した。

▽ウクライナ軍、ロシア西部ブリャンスク州の兵器庫を攻撃したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が3つの地域に向けて発射したドローン22機のうち21機を撃墜したと発表。

ロシア当局、西部ブリャンスク州で爆発があったとして非常事態を宣言。ウクライナ軍は同州の兵器庫を攻撃したとしている。

ロシア大統領府、トランプ前米大統領政権時に同氏から新型コロナ検査機器が送付されたと明らかにした。なお、トランプ氏が大統領退任後にプーチン大統領と何らかの会話をしたという報道は否定した。

10月8日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃64日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

南部ヘルソン州政府、ロシア軍の砲撃により民間人1人が死亡、5人が負傷と報告。

東部ハルキウ州政府、ロシア軍の攻撃を受け、民間人少なくとも2人が死亡、子ども1人を含む30人以上が負傷したと報告。

ウクライナ軍、ロシア軍が東部の前線のひとつ、ドネツク州トレツク郊外に進軍したと発表。

ウクライナ当局、南部オデーサ州でロシア軍のミサイルがパラオ船籍の船舶に命中し、ウクライナ人1人が死亡、乗組員5人が負傷したと発表。

▽独ミュンヘン安全保障会議、NATOのストルテンベルグ前事務総長が2025年2月から議長に就任すると発表。

ハンガリーのオルバン首相、「ウクライナはロシアとの戦闘に勝利できず、犠牲を防ぐには対話と停戦が必要である」という考え示す。

ロシア外務省のグルシコ次官、「米国やNATOとの関係は冷戦以来、最悪の状況にあるが、危機回避に向けた緊急ホットラインは維持している」と表明。

10月7日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃63日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍に燃料を供給する南部クリミア半島の主要石油ターミナルを攻撃したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が様々なタイプのミサイル6発とイラン製自爆ドローン74機を発射したと報告。その多くを撃墜したという。

ウクライナ当局、首都キーウにロシアの極超音速ミサイル「キンジャル」が飛来し、防空部隊が撃墜したと報告。

ウクライナ国防省情報総局、自軍の破壊工作によって、ロシア・カリーニングラード州でロシア軍の掃海艇が損傷し、戦闘力を喪失したと発表。

ウクライナのシュミハリ首相、スロバキアのフィツォ首相に対し、「ウクライナ経由でEUに天然ガスを供給する現行の協定が年末に期限を迎えた後は延長しない」と伝えたと明らかにした。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したドローン約20機を撃墜したと発表。

ロシア大統領府、新たな駐米ロシア大使が任命されると発表。アントノフ大使の任期満了に伴い、ロシアと米国の関係が格下げされるという憶測を否定した。

10月6日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃62日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、防空部隊が領内に飛来したロシア軍の多数のドローンとミサイルを撃墜したと報告。部隊に敬意を表した。

ウクライナ空軍、首都キーウを含む14地域にロシア軍のドローンとミサイルが飛来し、防空部隊がドローン87機とミサイル2基を撃墜したと発表。

ロシア国防省、ウクライナのドローン4機を西部クルスク州、ボロネジ州、ベルゴロド州上空で撃墜したと発表。

10月5日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃61日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、10月12日に独ラムシュタイン空軍基地で行われる会議で自身が策定した「勝利計画」を公表すると明らかにした。

南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で2人が死亡したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射した3発のミサイルと13機のドローンを全て撃墜したと発表。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍のドローンが旅客バスを攻撃し、9人が負傷したと報告。

ウクライナ軍、東部ドネツク州でロシアの戦闘機を撃墜したと発表。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナ軍のドローンをベルゴロド州上空で7機、クルスク州上空で2機、ボロネジ州上空で1機撃墜したと発表。

ロシア国防省、東部ドネツク州の要衝ウグレダル近郊の集落を占領したと発表。

10月4日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃60日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、北部スムイ州を訪問、兵士らを激励した。同州はウ軍が8月に越境攻撃を開始したロシア西部クルスク州に隣接する。

ウクライナ空軍、ロシアが未明に19機のドローンで国内の重要インフラを攻撃したと発表。

南部ヘルソン州政府、ロシア軍のドローン攻撃により1人が死亡、4人が負傷したと報告。重要インフラ、公益施設、35軒の民家が標的になったという。

首都キーウ当局、市内の集合住宅がロシア軍のドローン攻撃による被害を受けたが、死傷者の報告はないと発表。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州の部隊に防衛態勢を強化するよう指示したと明らかにした。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝ウグレダルを掌握したという報道を確認。

10月3日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃59日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽東部ハルキウ州政府、ロシアの滑空爆弾が前日夜に市内の5階建てアパートに着弾し、3歳の少女を含む少なくとも12人が負傷したと報告。

ウクライナ軍、ロシア南部ボロネジ州にあるボリソグレブスク軍用飛行場や、燃料・誘導爆弾の倉庫に夜間ドローン攻撃を行ったと報告。

ウクライナのエネルギー省、過去24時間に首都キーウ、南部オデーサ州、西部イワノフランコフスク州の各地域で送電線や変電所設備がロシア軍のドローン攻撃によって被害を受けたと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン105機のうち78機を撃墜したと発表。

ロシア軍、ウクライナの15地域に大規模な夜間ドローン攻撃を行い、エネルギーンフラや商業ビル、居住用建物が被害を受けた。

ロシアのリャプコフ外務次官、ウクライナを巡る現在のロシアと西側諸国との対立は歴史上類を見ないもので、誤算が大惨事につながる恐れがあると警告。

ロシア西部クルスク州知事、クルスク原発があるクルチャトフ近郊でウクライナのドローンを迎撃したと発表。

▽ロシア国防省、4つの地域に飛来したウクライナ軍のドローン113機を迎撃したと発表。

10月2日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃58日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州の要衝ウグレダルの部隊に撤退を命じたと発表。

南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍が前日に市内の市場を砲撃し、市民少なくとも6人が死亡、3人が負傷したと報告。

南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を空爆し、少なくとも1人が死亡、32人が負傷したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が中部、南部、北東部に向けて発射したイラン製自爆ドローン32機のうち29機を撃墜したと発表。

NATOのルッテ事務総長、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。

ロシア外務省、米国のNATO拡大に対する姿勢を理由に、米国との核協議の可能性を否定。

10月1日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃57日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争の最前線の状況は非常に厳しく、ウクライナ軍は今秋にできる限りのことを行う必要があると表明。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が同州の要衝ウグレダルの中心部に到達したと報告。ウグレダルは高台にあり、東部と南部の2つの主要戦線がつながる地点に近い。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATO加盟国はプーチン大統領の核に関する見境のない発言によってウクライナへの軍事支援強化を弱めるべきではないという考え示す。

▽オランダのルッテ前首相、NATO事務総長に就任。ウクライナへの強力な支持を表明した。

欧州委員会、500億ドルのウクライナ向け支援融資に関し、同国が年末までに活用できるようにするため、G7が10月末までの政治合意を目指していると明らかにした。

▽プーチン大統領、年末までの秋期徴兵で13万3000人の招集を命じた。予備役でない18~30歳までの国民13万3000人を招集するとしている。

2024年9月27日/米ニューヨーク州、ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とトランプ前大統領(AP通信)
9月16日~30日

9月30日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃56日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、米大統領選の共和党候補であるトランプ前大統領から対ロシア戦争における支援を約束されたという認識示す。

▽ウクライナ軍、ロシアが首都キーウを標的とするドローンによる波状攻撃を仕掛けたと発表。攻撃は5時間以上続いたが、防空システムがこの地域に飛来した全てのドローンを撃墜したという。

ウクライナ空軍、ロシアが発射したドローン73機のうち67機とミサイル3発のうち1発を撃墜したと発表。

ウクライナ当局、北東部スムイ州の病院に対する28日の攻撃について、これまでに10人が死亡、22人が負傷したと報告。

▽ロシア政府、来年度予算で国防に13兆5000億ルーブル(約20兆8000億円)を割り当てると国会に提案。総予算の32.5%。

ロシア大統領府、核兵器使用に関するドクトリン(基本原則)の修正案を準備しており、正式決定されるという見解示す。

北朝鮮、バイデン米大統領が80億ドル規模の対ウクライナ軍事支援を発表したことについて、「信じ難い過ちであり、核超大国であるロシアに対する火遊びだ」という見解示す。

9月29日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃55日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍による南部ザポリージャ州への攻撃で市内の交通インフラが被害を受けたとSNSに投稿。

ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が南部ザポリージャ州での新たな攻撃作戦を準備している可能性があると警告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン22機のうち15機を撃墜、5機を電子装置を使って無力化したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人16人が負傷したと報告。

ロシア国防省、7つの地域に飛来したウクライナ軍のドローン125機を撃墜したと報告。

9月28日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃54日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が市内の病院を2回攻撃し、少なくとも9人が死亡したと報告。

▽東部ハルキウ州、ロシア軍が郊外の集落を空爆し、3人が死亡、3人負傷したと報告。

▽中部クリビーリフ当局、27日に空爆を受けた行政庁舎で男性1人の遺体を収容したと報告。この攻撃の死者は4人となった。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したドローン73機のうち69機と、ミサイル4発のうち2発を撃墜したと発表。

▽首都キーウ当局、防空部隊が市と周辺地域に飛来したロシア軍のドローン15機を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊がベルゴロド州でウクライナ軍のドローン4機、クルスク州上空で1機を撃墜したと発表。

9月27日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃53日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、米大統領選の共和党候補トランプ前大統領とニューヨークのトランプタワーで会談。自身が策定した対ロシア戦争終結案「勝利計画」を提示した。

南部オデーサ州当局、ドナウ川を挟んだルーマニアの対岸に位置する町イズマイールがロシア軍のドローン攻撃を受け、3人が死亡、14人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン32機のうち24機を撃墜したと報告。

ルーマニア政府、ロシアのドローンが夜間に隣国ウクライナを攻撃した際、ルーマニア領空を3分弱ほど侵犯した可能性があると発表。

リトアニア政府、ウクライナは提供された武器を自由に使用できるべきという見解を示し、米国が供与したミサイルでウクライナがロシア深部に攻撃できるよう望んでいると表明。

ロシア連邦保安庁、2014年に併合した南部クリミア半島でウクライナの諜報員2人を拘束したと発表。ロシアの軍事施設に関する情報をウクライナに提供していたという。

ロシアのパトルシェフ前安全保障会議書記、西側諸国がロシアの飛び地カリーニングラード州を孤立させようとしていると非難。

ロシア大統領府、プーチン大統領が示した核兵器使用に関するドクトリン(基本原則)の改定について、西側がロシアへの攻撃に参加すれば結果が伴うというシグナルとみなすべきと警告。

9月26日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃52日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、米国のバイデン大統領およびハリス副大統領と個別に会談。

ウクライナ空軍、ロシアが数時間にわたって攻撃を行い、78機のドローンと6発のミサイルを発射。このうちドローン66機とミサイル4発を撃墜したとしている。

バイデン米大統領、ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナに対し、80億ドル以上の軍事支援を行うと発表。

ゼレンスキー大統領、米政府による新たな軍事支援に謝意を表明。「ウクライナはこれを最も効率的かつ透明性のある方法で使用する」と述べた。

▽バイデン米大統領、ウクライナの防衛支援を協議する50カ国以上の首脳級会合を10月にドイツで主催すると発表。

米国務省、ウクライナに3億7500万ドルの追加軍事支援を提供すると発表。

米共和党のジョンソン下院議長、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、駐米大使を直ちに解任するよう要請。

ロシア国防省、ウクライナの兵器生産産業に電力を供給する施設を攻撃したと発表。

9月25日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃51日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、中国とブラジルが共同で打ち出したウクライナ和平構想案について、「ウクライナが示した和平案に代替する構想をなぜ両国が提示しているのか」と疑問を呈し、「ウクライナの犠牲の上に自国の力を増大させることはできない」と非難した。

東部ドネツク州のウクライナ当局、同州クラマトルスクのアパートや店舗、車両がロシア軍の誘導爆弾による攻撃を受け、少なくとも2人が死亡、12人が負傷したと発表。

ロシア大統領府、ウクライナ東部におけるロシア軍の戦況は前向きと表明。ロ軍は東部ドネツク州で新たに2つの村を占領したとしている。

ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の要塞都市ブフレダルへの攻撃を開始。

ロシア、ウクライナ戦争で使用する長距離攻撃ドローンの開発・製造計画を中国で立ち上げ。ロイター通信が報じた。

▽プーチン大統領、核保有国が関与するロシアに対するいかなる通常攻撃も、自国に対する共同攻撃とみなすと警告。

▽プーチン大統領、改訂された核ドクトリンについて、「核兵器の使用条件をより詳細に規定している」と強調。核保有国が関与するロシアに対する攻撃が実施された場合、核で反撃する可能性があると指摘した。

プーチン大統領、改訂された核ドクトリンについて、同盟国ベラルーシに対する侵略に対抗して核兵器を使用する可能性があることを想定していると述べた。

9月24日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃50日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州の民間施設がロシア軍の標的になったと非難。「国連総会では現在、安全と未来のための取り組みについて盛んに議論されている。今、我々に必要なのはテロを阻止することだ」と表明した。

ゼレンスキー大統領、日本のエネルギー支援について岸田 首相と協議したと明らかにした。

ゼレンスキー大統領、ドイツのショルツ首相、インドのモディ首相と個別会談。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の誘導爆弾による攻撃で少なくとも3人が死亡、15人以上が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が北部と中央部に向けて4発のミサイルを発射したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン81機のうち79機を撃墜したと報告。

バイデン米大統領、国連総会で一般討論演説。イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ間の戦闘によって悪化の兆しを示す中東情勢について、外交的解決はまだ可能とし、緊張緩和を呼びかけた。

バイデン米大統領、国連総会でロシアによるウクライナ侵攻を改めて強く非難。「侵攻は失敗に終わる」と言明した。

ウクライナ大統領府、同国の戦場で見つかったロシア軍の武器について、外国製部品の約60%が中国を経由したものだったと報告。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ロシアは冬を前にウクライナのエネルギーインフラを破壊しようとしていると非難。欧米諸国はウクライナの防空体制強化を支援すべきと指摘した。

 国連のグテレス事務総長、国連総会で演説。ウクライナ、パレスチナ自治区ガザ、スーダンでの紛争を巡り、「何をしても許容される免罪符を手に入れたと考える政府や団体が増加している」と非難した。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したドローン13機の越境を阻止したと報告。

9月23日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃49日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州やハルキウ州など、数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

ゼレンスキー大統領、米ABCニュースのインタビューで、「ロシアとの戦争が終結に近づいている」との認識を示し、米国をはじめとするパートナー国に支援継続を訴えた。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍によるミサイル攻撃で、少なくとも2人が負傷、重要インフラが被害を受けたと報告。

ロシア外務省、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃について、9月20日までに少なくとも56人の民間人が死亡し、266人が負傷したと明らかにした。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍が侵攻した西部クルスク州で、市民13万1000人が避難を余儀なくされていると発表。

ロシアのリャプコフ外務次官、米国が核実験の実施を控える限り、ロシアも実施しないと表明。

9月22日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃48日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、「ウクライナには長距離兵器で敵領内を攻撃する能力が必要であり、同盟国にこれを認めるよう繰り返し求めている」とSNSに投稿。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がイラン自爆ドローン80機と巡航ミサイル2発を発射し、うちドローン77機を撃墜したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍がハルキウ市のマンションを攻撃し、少なくとも21人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ市当局、ロシア軍のミサイル攻撃や砲撃などにより、市内の建物18棟が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が東部ハルキウ州の複数の地域に滑空誘導爆弾による攻撃を仕掛けたと発表。

▽ウクライナ国防省、欧州製の複数の戦闘機の供与を確保するため、関係国と協議を続けていると表明。

▽中部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍のドローンがニコポリ市内の乗用車を攻撃し、12歳の少女と女性が死亡、2人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で2人が負傷、女性1人が瓦礫の下敷きになったと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が州内の鉱山を砲撃し、2人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃により、民間人少なくとも6人が負傷したと報告。

▽ロシア非常事態省、ウクライナ軍が東部ルガンスク州にドローン攻撃を仕掛け、消防士1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍の砲撃により少なくとも12人が負傷したと報告。

9月21日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃47日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、米国訪問に先立ち、自身が策定した「勝利計画」を速やかに承認し、より多くの武器を送るよう米政府に改めて強く要請。

ウクライナ軍参謀本部、北朝鮮が供給したミサイルを含む少なくとも2000トンの兵器を、ロシア南部と北西部の軍補給所を標的とした夜間のドローン攻撃で破壊したと報告。

▽中部ドニプロペトロウシク州当局、ロシア軍のミサイル攻撃で12歳の少年1人と年配の女性2人が死亡、20人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により、10代の若者ら15人が負傷したと報告。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍のドローン攻撃と砲撃により、民間人3人が負傷したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の空爆で民間人1人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が南部クリミア半島に向けて100機以上のドローンを発射したと報告。

9月20日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃46日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍との戦闘が続く東部ドネツク州での戦闘において、ウ軍がロ軍による攻撃の可能性を低下させているという見解示す。

ゼレンスキー大統領、欧州委員会のフォンデアライエン委員長と会談。EU融資をエネルギーや防空、武器調達に充てるとしたほか、自身が策定した「勝利計画」を年内に承認するよう西側同盟国に改めて求めた。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長、首都キーウを訪問。ウクライナへの支援として、最大350億ユーロを融資する方針示す。

ウクライナ国家安全保障・国防会議、国家当局者や兵士などによる対話アプリ「テレグラム」の使用を禁止すると発表。ロシアが個人間のメッセージや個人データにアクセスしていることを理由とした。

バイデン米大統領とハリス副大統領。26日にウクライナのゼレンスキー大統領とそれぞれ個別に会談予定。

ロシアのラブロフ外相、NATOが軍事演習を拡大していることにロシアとして対抗する決意だとし、政治や軍事的観点で北極圏の国益を守ると言明。

9月19日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃45日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争終結につながる「勝利計画」の策定を完了したと報告。

ウクライナ当局、ロシア軍が東部スムイ州にあるエネルギー施設を標的とし、民間インフラを攻撃したと発表。

ウクライナ・エネルギー省、ロシアの攻撃により国内10地域で停電が起きたと発表。

 ロシアのウォロジン下院議長、西側諸国に対し、ウクライナがロシア領内の奥深くを攻撃するために西側が供与した長距離兵器の使用を承認すれば、核戦争に発展すると警告。

▽プーチン大統領、今年のドローン生産を増強し、140万機程度にすると発表。昨年の約14万機からほぼ10倍増となる。

中国政府、米国が禁輸対象としているロシア産濃縮ウランを中国が輸入し、自国製の濃縮ウランを米国に輸出することで、ロシアの制裁逃れを助けているかどうかをめぐる米国の調査を批判。

9月18日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃44日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ロシア当局、首都モスクワの北西に位置するトベリ州西部トロペツにウクライナのドローンが飛来し、攻撃により非常に大規模な火災が発生、大型の武器庫の敷地付近に住む住民が避難したと明らかにした。

米国務省、ブリンケン国務長官が先週キーウ訪問中にロシアに戦争終結を迫るウクライナの「勝利計画」について説明を受けたと明らかにした。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使、ニューヨークで来週開催される国連の年次総会で、「米国は戦争や紛争の終結と、過剰な負担を負っている支援システムの再活性化に注力する」という考え示す。

ドイツのベーアボック外相、ロシアに侵攻されたウクライナへの支援はウクライナの隣国モルドバが生き残れることを保証するものであると表明。

▽イギリス外務省、モスクワ駐在の英外交官を追放するなど、前例のない事実無根の公的な攻撃を受け、駐ロシア大使を召還し、抗議したと発表。

9月17日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃43日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン51機が5州に飛来し、うち34機撃墜したと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナがロシア領内への攻撃に長距離ミサイルを使用することについての協議を歓迎すると表明。使用の可否は各加盟国が判断する必要があると述べた。

ロシア軍、ウクライナ北東部スムイ州のエネルギーインフラに対しミサイル攻撃を実施。

ロシア核実験施設の責任者、同国の政府機関紙のインタビューで、「政府から命令が出れば、いつでも核実験を再開する用意が整っている」と表明。ロシアは1990年以降、核実験を実施していない。

ロシア国防省、ウクライナ軍による西部クルスク州への新たな越境攻撃を5回阻止したと発表。

ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の都市ウクラインスクを制圧。国営RIAが報じた。

9月16日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃42日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ当局、首都キーウとその周辺地域にロシア軍のドローンが飛来し、1人が負傷、家屋5棟が損壊したと報告。

ウクライナ空軍、中部、北部、南部に飛来したロシア軍のドローン56機のうち53機を防空部隊が撃墜したと報告。

イランのペゼシュキアン大統領、先月大統領に就任して以来、いかなる兵器もロシアに供与していないと表明。イランがロシアに弾道ミサイルを供与したという西側の主張を否定した。

プーチン大統領、ロシア軍の通常兵力を18万人増やして150万人にするよう命じた。

ロシア国防省、西部クルスク州の2つの集落をウクライナ軍から奪還したと発表。

2024年9月11日/ウクライナ、首都キーウ、左からラミー英外相、ブリンケン米国務長官、ゼレンスキー大統領(AP通信)
9月1日~15日

9月15日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃41日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿し、「ロシアが今週、ウクライナに対して様々なタイプのミサイル約30発、滑空誘導空爆を800発以上、ドローン約300機を発射した」と指摘。西側同盟国に対し、長距離兵器によるロシア領内への攻撃を認めるよう改めて訴えた。

ウクライナ空軍、ロシア軍が2発の弾道ミサイル、1発の巡航ミサイル、14機のイラン製自爆ドローンをウクライナに向けて発射したと発表。巡航ミサイル1発とドローン10機を撃墜したという。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人2人が死亡。1人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の滑空誘導爆弾がマンションに着弾し、少なくとも41人が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部と南西部のウクライナ国境付近でウ軍のドローン29機を撃墜したと発表。

9月14日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃40日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍がウクライナ全土に数十機のドローンを発射したと発表。

ゼレンスキー大統領、国民の生命を守るために、ウクライナはより多くの防空シールド、防空能力、長距離兵器による攻撃を必要としているとSNSに投稿。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン76機のうち72機を撃墜したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍がエネルギーインフラを砲撃し、少なくとも1人が死亡、7人が負傷したと発表。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が前線近くの農業関連企業を砲撃し、3人が死亡したと報告。

▽ロシアとウクライナ、アラブ首長国連邦(UAE)の仲介で捕虜交換。両陣営の206人が解放された。

▽G7外相、イランによるロシアへの弾道ミサイル輸出を「可能な限り最も強い言葉で非難する」と声明を発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍の砲弾が民家に着弾し、女性が1人が死亡したと方向。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境沿いの少なくとも2地域にウ軍のドローンが飛来したと報告。西部クルスク州上空で10機、ベルゴロド州上空で9機を撃墜したという。

9月13日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃39日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの新たな捕虜交換によって、ロ側に拘束されていた94人の帰還を確保したと発表。ロシアとの捕虜交換は今回で56回目。

米国のカービー大統領補佐官、ウクライナに供与する長距離兵器の使用をめぐる米国の政策に変更はなく、新たな発表がなされる予定もないと言明。

カナダのトルドー首相、ウクライナがロシアによる民間インフラへの攻撃継続を阻止するため、長距離兵器を使用することを全面的に支持すると表明。

バイデン米大統領、スターマー英首相と会談。ウクライナ支援やウクライナに供給する長距離兵器の使用制限を解除するかどうかなどについて協議した。

ロシア大統領府、2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島をウクライナに返還すべきというトルコ大統領の意見にロシア政府は全く同意していないと表明。

ロシア、昨年から中国製のエンジンと部品を使った新型の長距離攻撃ドローンの生産を開始。ウクライナ戦争に投入している。ロイター通信が報じた。

ロシア連邦保安局(FSB)、モスクワ駐在の英外交官6人を追放したと明らかにした。

ロシアのネベンジャ国連大使、西側諸国がウクライナによるロシア領内への長距離攻撃を認めれば、NATOはロシアと直接戦争に関与することになると警告。

ロシアのショイグ安全保障会議書記、北朝鮮・平壌を訪れ、金正恩 党総書記と会談。

9月12日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃38日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、同国軍は越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州でのロシアによる反撃を予測していたという見解示す。

ゼレンスキー大統領、中国とブラジルが共同で打ち出した和平構想を「破壊的な提案」「単なる政治的な声明」と一蹴。

ゼレンスキー大統領、ウクライナ産の穀物を積載しエジプトに向かっていた民間の穀物運搬船がウクライナ領海を出た直後にロシアのミサイル攻撃を受けたと報告。

ウクライナ海軍、ロシアの戦略爆撃機ツポレフ22が民間の穀物運搬船に向けて数発の巡航ミサイルを発射したと発表。

▽世界保健機関(WHO)、ウクライナ東部ドネツクで活動していた赤十字職員3人が砲撃により死亡したと発表。

ウクライナ、ロシアがルーマニアの黒海領海付近で民間の穀物運搬船をミサイルで攻撃したと発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が12日未明にドローン64機を使ってウクライナ全土を攻撃したと報告。防空部隊が9州で44機を撃墜した。

ロシア軍、ウクライナ北部スムイ州の町コノトプにあるエネルギー施設をドローンで攻撃。

9月11日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃37日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、今月中にバイデン米大統領に提示する「勝利計画」について、「ウクライナを強化するとともに、ロシアに外交交渉による戦争終結を促す心理的影響を与える」という見方示す。

ブリンケン米国務長官、首都キーウでゼレンスキー大統領らと会談。ウクライナに供与する長距離兵器でのロシアへの攻撃を容認するという決定は下されなかったと明らかにした。

ブリンケン米国務長官、ウクライナに対する7億ドル規模の新たな支援を発表。

▽イギリス政府、ウクライナに対する6億ポンド規模の新たな軍事・人道支援を発表。

ロシア軍、ウクライナによる西部クルスク州への越境攻撃に対する大規模な反転攻勢を開始。一部の領土を奪還したとみられる。

バイデン米大統領、ロシアの侵攻に対抗するウクライナに供給する長距離兵器の使用制限を解除するか調整中。ロイター通信が報じた。

ロシア大統領府、西側諸国に対し、ウクライナに供与した長距離兵器でのロシアへの攻撃を容認する決定を下せば、西側の戦争への直接関与が深まることになるという見解示す。

プーチン大統領、米国に対し、アジア地域でロシアを軍事力で圧倒しようと試みないよう警告。

プーチン大統領、西側諸国がロシアに対し導入した制裁措置への報復として、ウラン、チタン、ニッケルなどの輸出制限を検討すべきと表明。

9月10日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃36日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ブリンケン米国務長官、ロシアがイランから短距離弾道ミサイルを受け取り、数週間以内にウクライナで使用する公算が大きいという認識示す。

独仏英3カ国、イランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送を強く非難。イラン航空への制裁実施に向け取り組むと表明した。

▽EU、イランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送は軍事的緊張の高まりを示すものであり、EUからの強力な対応(制裁)に直面すると警告。

ウクライナ政府、イランがロシアに供与したとされる短距離弾道ミサイルをロシアがウクライナへの攻撃に使用した場合、イランとの国交を断絶する可能性があると表明。

ウクライナ軍、ロシアの首都モスクワや西部に大規模なドローン攻撃を実施。

ロシア国防省、ウクライナ軍が首都モスクワと西部の9つの地域に大規模なドローン攻撃を仕掛け、防空部隊がこの地域で144機のドローンを撃墜したと発表。

ロシアのショイグ安全保障会議書記、8月から9月8日までにロシア軍がウクライナ東部で1000平方キロメートル前進したと主張。

ロシアのショイグ安全保障会議書記、イランとの新たな2国間条約に署名するために必要な手続きがほぼ完了したと明らかにした。

▽イラン外務省、ロシアへの短距離弾道ミサイル供与を改めて否定。こうした疑惑は西側諸国のプロパガンダに過ぎないと主張した。

9月9日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃35日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ドイツ情報機関の連邦憲法擁護庁、NATOやEU諸国にサイバー攻撃を仕掛けているとして、ロシア軍情報機関(GRU)の29115部隊に属するサイバーグループに対して警告を発した。

ドイツ軍のブロイアー連邦軍総監、北朝鮮からの兵器提供により、ロシアが国内に武器を備蓄することが可能になり、ウクライナへの攻撃力を強化したという見解示す。

ロシア大統領府、イランがロシアに短距離弾道ミサイルを提供したという報道に関連して、「イランはロシアのパートナーであり、あらゆる分野で対話を進めている」と表明。

プーチン大統領、先月までスパイ容疑でロシアに身柄を拘束されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者や他の西側メディアのインタビューに応じることに興味がないという考え示す。

イスラム革命防衛隊、イランがロシアに短距離弾道ミサイルを移送したという報道を否定。

9月8日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃34日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ドイツおよびイタリアの首脳と重要な協議を行ったと発表。詳細は明らかにしなかった。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により、女性3人が死亡したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の空爆により民家人2人が死亡、4人が負傷したと報告。

ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が北東部スムイ州とその周辺地域を空爆し、少なくとも16発の誘導滑空爆弾を投下したと明らかにした。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃により女性1人が死亡したと発表。

▽ウクライナ当局、3日にロシア軍のミサイル攻撃を受けた中部ポルタワ州の軍事通信研究所について、死者数が58人に増加し、320人以上が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ北東部スムイ州郊外の集落を攻撃したと発表。

ロシア国防省、東部ドネツク州の要衝ポクロフスクの南東約19キロに位置する集落を占領したと主張。

NATO加盟国ルーマニアとラトビア、領空にロシア軍のドローンが侵入したと発表。ケガをした人はいなかった。

9月7日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃33日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、3日にロシア軍のミサイル攻撃を受けた中部ポルタワ州の軍事通信研究所について、死者数が55人に増加し、328人が負傷したと明らかにした。

ゼレンスキー大統領、西側の同盟国に対し、供給した兵器によるロシア領内への攻撃を認めるよう改めて強く要請。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人4人が死亡、3人が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン67機のうち61機を撃墜したと発表。

ウクライナ外務省、イラン政府に対し、ロシアに武器を送らないよう警告。

▽ロシア南西部ボロネジ当局、防空部隊がウクライナ軍のドローンを撃墜し、その破片により火災が発生したと報告。

英対外情報部MI6のムーア長官と米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がロンドン市内で講演。ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃を称賛した。

9月6日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃32日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、これまでにロシア領約1300平方キロメートルを占領し、約6000人のロシア兵が死傷したと明らかにした。

ゼレンスキー大統領、西側諸国に対し、ロシアが主張する「レッドライン(越えてはならない一線)」を無視し、ロシア領土攻撃のために長距離兵器の使用を認めるよう要請。

中部ドニエプロペトロフスク州政府、防空部隊がロシア軍のドローン5機とミサイル1発を撃墜したと報告。同州では少なくとも50人が負傷、住宅12軒以上が損壊し、送電線とガスパイプラインに影響が出たという。

▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍のミサイル攻撃で住宅が損壊し、3人が負傷したと報告。

西部リビウ州政府、防空部隊が撃墜したドローンの残骸が産業地区に墜落し、火災が発生したと報告。

南部ミコライウ州政府、空軍がドローン7機を撃墜し、その残骸により火災が発生したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン44機のうち27機を撃墜したと発表。

オースティン米国防長官、バイデン大統領がウクライナへの2億5000万ドル規模の追加支援を承認すると発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、中国のロシア支援がウクライナ戦争長期化の重要な要因になっているとして、援助をやめるよう要請。

米バイデン政権、ウクライナ向け軍事支援60億ドルを期限の9月30日までに使い切るため、連邦議会と緊急協議を進めている。

▽イギリス政府、ロシアによるドローン攻撃や空爆からウクライナを守るため、1億6200万ポンド相当の軽量多目的ミサイル650発を供与すると発表。

9月5日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃31日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、新たな外相にシビハ第一外務副大臣を指名。同日、議会が承認した。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州への越境攻撃は成功しているという認識示す。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ウクライナ東部の戦況について、「ロシア軍は過去6日間にわたり、重要地域で前進していない」と明らかにした。

▽キーウ当局、ロシア軍が大規模なドローン攻撃を仕掛けてきたと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が首都キーウなどに向けて弾道ミサイル1発と、78機のイラン製自爆ドローンを発射したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン78機のうち60機を撃墜。15機が墜落したと明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が過去24時間で14発のミサイルを発射したと報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナはロシア西部クルスク州への越境攻撃で多くの成果を上げていると指摘。

ロシア国防省、防空部隊がウクライナ国境沿いの複数の州に飛来したロケット弾とドローンを撃墜したと報告。

プーチン大統領、西部クルスク州へのウクライナの越境攻撃について、「ウクライナ軍は東部ドンバス地方でのロシア軍の進撃を抑えることができず、自ら防衛力を弱めた」と指摘。

9月4日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃30日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、「この秋はウクライナにとって極めて重要となる」と言明。「政府のいくつかの分野を強化する必要があり、大統領官邸にも変更があるだろう」と述べた。

ウクライナ軍、ロシア軍が首都キーウとポーランドと国境を接する西部リビウに向けてミサイルやドローンを発射したと発表。

▽西部リビウ州当局、ロシア軍の空爆により少なくとも3人が死亡し、30人余りが負傷したと発表。

ウクライナ当局、過去24時間に国内9州のエネルギー施設や重要インフラがロシアの空爆を受けたと発表。

▽ウクライナ国営電力会社ウクレエネルゴ、発電能力の低下を理由に、先月末のエネルギーインフラへの大規模空爆後に導入した「緊急送電停止措置」を拡大していると発表。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル13発のうち7発、ドローン29機中22機を撃墜したと発表。

ロシア国防省、ウクライナ中部ポルタワにある軍の訓練施設を3日に攻撃したことについて、「ロシア国内の民間施設を標的とする攻撃に関与したウクライナ兵と外国人教官を狙った」と表明。

ロシア大統領府、核兵器使用の条件を定めた核ドクトリンの見直しについて、「米国とその西側同盟国がウクライナでの戦争をエスカレートさせ、ロシアの正当な安全保障上の利益を踏みにじっているため」と説明。

ロシアのラブロフ外相、米国がロシアの内陸部まで射程圏に入る長距離巡航ミサイルの供与についてウクライナと合意に近づいているという報道について、「米国はロシアのレッドライン(越えてはならない一線)を軽視すべきでない」と警告。

9月3日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃29日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が中部ポルタワ州の軍事施設を弾道ミサイル2発で攻撃し、軍事通信研究所の建物が損傷したと発表。少なくとも51人が死亡、235人が負傷したという。

ゼレンスキー大統領、ロシアが占拠する南部ザポリージャ原発を訪れる国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と首都キーウで会談すると明らかにした。

ウクライナ空軍、ロシア軍が占領下のクリミア半島から弾道ミサイル3発、ロシア西部クルスク州から空中発射ミサイル1発、クリミアとクルスクの両地域からイラン製自爆ドローン35機を発射したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン33機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ当局、南部ザポリージャ州のホテルがロシアの夜間攻撃を受け、8歳の少年と母親の2人が死亡したと発表。

▽ウクライナ当局、中部ドニプロ市へのミサイル攻撃で民間人1人が死亡したと発表。

ウクライナのカムイシン戦略産業相、ステファニシナ副首相、司法相、環境保護・天然資源相の4人の閣僚が辞任。これにより、内閣の3分の1以上が空席状態となる。

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発への訪問を前に、ウクライナのエネルギー当局者らと会談。

フィンランド政府、国家安全保障上の理由から、大半のロシア人による不動産購入を禁止する案を公表。

▽ドイツ経済省、ロシア石油大手ロスネフチのドイツ国内資産について、信託管理期間を来年3月10日まで再延長したと発表。

9月2日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃28日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、西側諸国に対し、ロシア領内の奥深くにある軍事拠点の攻撃を許可するよう改めて強く要請。

ウクライナ当局、首都キーウにロシア軍によるミサイル攻撃があり、3人が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル35発のうち22発、ドローン23機のうち20機を撃墜したと発表。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍による攻撃の中心地周辺は困難な状況にあるものの、必要な全ての決定を下していると表明。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、自衛権の範囲内で正当という認識示す。

▽プーチン大統領、国際刑事裁判所(ICC)の加盟国であるモンゴルに到着。

プーチン大統領、ウクライナの主要防衛線突破を図るロシア軍がウクライナ東部で進軍スピードを上げ、1日数平方キロメートルを占領していると主張。

プーチン大統領、西側諸国がロシアのジャーナリストを公然と迫害していると批判。

9月1日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃27日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃により、民間人少なくとも3人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により、少なくとも44人が負傷したと報告。

ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン11機のうち8機を撃墜したと報告。

ロシア防空省、防空部隊がモスクワ上空と周辺地域上空に飛来したウクライナ軍のドローン158機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のミサイル攻撃で11人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ドネツク州の2つの集落を占領したと発表。

2024年8月25日/ウクライナ、東部ドネツク州、ロシア軍のミサイル攻撃で全壊したホテル(ロイター通信)
8月16日~31日

8月31日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃26日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が東部の戦略上の重要拠点であるチャシウヤールを砲撃し、5人が死亡したと発表。

▽ウクライナ政府、東部ハルキウ州ハルキウ市に対するロシア軍の誘導爆弾攻撃による負傷者が96人に達したと報告。これまでに6人の死亡が確認されている。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍の攻撃で5人が死亡、46人が負傷し、うち37人が入院していると発表。

8月30日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃25日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領は30日、空軍のオレシチュク司令官を解任。理由は明らかにしていない。

▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍の誘導爆弾による攻撃で少なくとも6人が死亡、55人が負傷したと報告。集合住宅などが被害を受けた。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州で過去24時間に最大2キロ前進し、現在も越境攻撃を継続していると表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、今月6日にロシア西部クルスク州への越境攻撃を開始して以来、約100の集落を制圧し、35キロ奥地まで進軍したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ウメロフ国防相を含む政府高官が米ワシントンDCを訪問していると明らかにした。

▽ウクライナ政府、モンゴルに対し、ロシアのプーチン大統領が9月3日に同国を訪問した際、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状に基づき逮捕するよう要請。

▽国際原子力機関(IAEA)、グロッシ事務局長が来週ウクライナを訪問すると発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部で3集落を制圧したと発表。

8月29日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃24日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍、ロシアによる攻撃を受けて、国内9州でミサイル2基とドローン60機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシアの弾薬庫と2カ所の石油貯蔵施設を攻撃したと発表。

▽ウクライナ軍、同国に供与された米国製F16戦闘機が26日のロシア軍の空爆に対応していた際に墜落し、パイロットが死亡したと明らかにした。

ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州ポクロフスクの戦線について、「非常に厳しい」という見解示す。

▽ウクライナ政府、200億ドル超の外貨建て国債の再編について、「海外の債権者グループが計画を正式に承認した」と発表。

▽ウクライナのクレバ外相、ロシアとの戦闘を続けるウクライナにとって最大の問題は、「同盟国が緊張激化の懸念から新たな軍事支援策の承認を躊躇していることだ」という見解示す。

▽ロシア外務省、米国のジャーナリストや弁護士のほか、ロシアが軍事企業と見なす企業の幹部を含む合計92人の米国人のロシア入国を禁止すると発表。

▽ロシア大統領府、ウクライナ経由のロシア産ガス輸送契約について、「ウクライナが延長に合意しない限り、欧州のガス消費国はさらなる価格高騰に見舞われる」と警告。

8月28日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃23日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽NATO・ウクライナ理事会開催。ウクライナの防衛能力の一段の強化に向けたコミットメントを再確認した。

▽ロシア国家警備隊、西部クルスク州のクルスク原子力発電所から5キロの場所で、ウクライナ軍が発射した米国提供砲弾の不発弾の爆破処理を実施したと発表。

▽ロシア西部クルスク州知事、クルスク原子力発電所をめぐり、29日から新たな安全対策を導入するとし、同原発のあるクルチャトフへの立ち入りを制限すると発表。

▽ロシア大統領府、ウクライナのゼレンスキー大統領が示唆した停戦構想を一蹴。「ウクライナでの特別軍事作戦を継続する」と表明した。

▽米中央情報局(CIA)のコーエン副長官、ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「ウクライナは制圧下に置いたロシア領を一定期間維持するとみられる」と指摘。ロシアによる領土奪還に向けた反撃は困難なものになるという見通しを示した。

▽英独首脳、ベルリンで会談し、防衛や貿易などを含む包括的な協力協定の締結を目指すことで合意。

8月27日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃22日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争を終結させるための計画を米大統領選候補のハリス副大統領とトランプ前大統領、バイデン大統領に提示する予定であると明らかにした。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、これまでに1300平方キロメートルの領土を支配し、594人のロシア人を捕らえたと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、28日にNATO・ウクライナ理事会を招集する。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ウクライナが越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州にあるクルスク原発を視察。「状況は深刻で、核事故の恐れがある」と警告した。

▽インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領と電話会談。ウクライナ戦争の早期の平和的解決を支持すると表明した。

▽中国政府、ウクライナ戦争をめぐって米政府が中国企業に科した制裁について、「違法かつ一方的であり事実に基づいていない」と批判。

▽ロシアのウォロジン下院議長、メッセージアプリ「テレグラム」創業者で同国出身のドゥーロフCEOがフランスで逮捕されたことについて、「背後に米国がいる」と主張。

▽ロシアのラブロフ外相、西側諸国がウクライナに供与した兵器の使用制限の緩和を検討することは「火遊び」にあたると批判。米国に対し、「第3次世界大戦の戦場は欧州にとどまらない」と警告した。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃について、ウクライナ側の死傷者は6600人に達し、70両以上の戦車と数十台の装甲車を破壊したと主張。

▽ロシア国防省、西部クルスク州に飛来したウクライナ軍のミサイル4発を撃墜したと発表。

8月26日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃21日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が全土に向けて100発以上のミサイルとドローン約100機を発射し、少なくとも5人が死亡、複数のエネルギー施設に被害が出たと発表。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が全土に大規模攻撃を仕掛けたと発表。127発の様々な種類のミサイルと約109機の自爆ドローンが使用され、重要な民間インフラが狙われたとした。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による過去24時間の攻撃により7人が死亡、子供4人を含む47人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア・サラトフ州をドローンで攻撃し、住宅が損壊、空港では航空機の飛行も制限された。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃について、「こうした敵対行為に対しロシアは適切に対応する」と表明。

ロシア国防省、防空システムがサラトフ州上空でウクライナ軍のドローン9機を撃墜したと発表。

▽EUの欧州対外行動局、対ウクライナ軍事支援ミッションの見直しを行い、ウクライナのニーズに合わせて兵士の訓練を調整するよう加盟国に要請。

▽ウクライナ農業省、2024~25年の穀物輸出量が約640万トンに達し、前年同期の380万トンから大幅に増加したと報告。

▽ メッセージアプリ「テレグラム」、創業者のドゥーロフCEOがフランス・パリで逮捕されたことを受け、「ドゥーロフ氏は何も隠し事はしていない」と主張。捜査当局を非難した。

8月25日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃20日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州ポクロフスクと周辺の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃により、複数の民間人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が市内のホテルを攻撃し、2人が負傷、1人が瓦礫の下敷きになったと報告。3人はいずれもジャーナリストと伝えられている。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により、民間人5人が死亡、12人が負傷したと報告。

▽ウクライナ外務省、隣国ベラルーシに対し、両国国境地帯に配備している部隊や装備を撤収するよう要請。

8月24日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃19日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ、33回目の独立記念日。

▽ウクライナとロシア当局、捕虜交換を実施。それぞれ100人以上の戦争捕虜を解放した。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの捕虜交換について、UAE(アラブ首長国連邦)が仲介したと明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、独立記念日の式典で演説。国産のドローンを初めて戦闘で使用したと明らかにした。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人5人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽南部へルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃で民間人2人が死亡、赤ちゃんを含む4人が負傷したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州への越境攻撃に参加した兵士たちに勲章を授与。

▽ロシア西部クルスク州政府、防空部隊がウクライナ軍のミサイル7発を撃墜したと発表。

▽ポーランドのドゥダ大統領、首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談した。

▽ロシア国防省、領内に飛来したウクライナ軍のドローン7機を撃墜したと発表。

8月23日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃18日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州の戦線でロシア軍が繰り返し攻撃を仕掛けており、要衝ポクロウシク周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍、東部ハルキウ州の前線を約2平方キロメートル、ロシア側に押し返したと報告。

▽ウクライナ海軍、ロシア南部クラスノダールの黒海を望む港にいた貨物船を破壊したと発表。

▽バイデン米大統領、ゼレンスキー大統領と電話会談。「ウクライナへの揺るぎない支持」を表明した。

▽バイデン米大統領、ウクライナに対する新たな軍事支援を発表。防空ミサイル、対ドローン装備、対装甲ミサイル、移動式ロケットシステムなどを供与する。

▽ウクライナ軍、ロシア西部クルスク州への越境攻撃で米国の高精度滑空爆弾を使用したと発表。

▽ロシア政府、ウクライナ軍が22日夜から未明にかけてクルスク原子力発電所を攻撃しようとしたと主張。核テロ行為と非難した。

▽ロシア当局、西部クルスク州の一部地域からウクライナ軍を追い出すことに成功したと報告。

▽インドのモディ首相、ウクライナの首都キーウを訪問、ゼレンスキー大統領と会談した。インド首相の訪問はウクライナが1991年にソビエト連邦から独立して以来、初めて。

▽ロシア運輸省、南部クラスノダール地方の港で貨物船がウクライナ軍の攻撃により沈没したことを受け、南部とクリミア半島を結ぶフェリーの運航を停止したと発表。

▽アントノフ駐米ロシア大使、プーチン大統領がウクライナによる西部クルスク州への越境攻撃に対応する策を立案したと発表。

▽ロシア国防省、西部クルスク州の2つの集落に侵攻したウクライナ軍を撃退したと発表。

8月22日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃17日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「この戦争をウクライナ側の条件で終結させるための組織的な取り組みの一環」という認識示す。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州への越境攻撃の拠点となっている北東部スムイ州を訪問。軍のシルスキー総司令官らと面会した。

▽ロシア当局、ウクライナ軍の越境攻撃を受ける西部クルスク州の市民13万3000人以上が避難を余儀なくされ、1万9000人以上が同地域にとどまっていると報告。

▽ウクライナ国境警備隊、ベラルーシとの国境付近でベラルーシ軍の兵士や軍備の特別な動きは確認されていないと報告。

▽ウクライナ当局、8月24日の独立記念日に向け、今後数日間、ロシア軍が全土にミサイルやドローンによる攻撃を実施する危険性が高まっていると警告。

▽ロシア南部クラスノダール当局、燃料タンクを積載した貨物船がウクライナ軍の攻撃を受けて炎上、沈没したと発表。

▽ロシア連邦保安局、ウクライナ軍の越境攻撃を取材するため西部クルスク州スジャに入ったとして、米CNNの記者ら3人について、不法入国の疑いで刑事捜査を開始したと発表。

▽プーチン大統領の側近チェメゾフ氏、米国が挑発を続け、今後もウクライナによる越境攻撃を容認するのであれば、西側は世界大戦の危機に直面することになると警告。

▽プーチン大統領、ウクライナがロシア西部のクルスク原子力発電所への攻撃を試みたとして主張。国際原子力機関(IAEA)に状況を報告したと明らかにした。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境付近にウ軍のドローン28機が飛来し、すべて撃墜したと発表。

8月21日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃16日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州ポクロフスクの戦線について、「ロシア軍の進撃に備え、軍部隊を増強している」と表明。

▽ウクライナ空軍、首都キーウを含む複数の地域に飛来したロシア軍のドローン50機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で橋などの攻撃に米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使用していると明らかにした。

▽ロシア国防省、首都モスクワ周辺など、様々な地域で50機以上のウクライナ軍ドローンを撃墜したと発表。

▽ロシア外務省、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が今月末にクルスク原子力発電所を視察する用意があることを確認したと発表。

▽インドのモディ首相、今週のウクライナ訪問で同国との協力を強化し、ロシアとの紛争の平和的解決について視点を共有すると表明。

▽ロシア国営タス通信、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃が始まって以来、民間人31人が死亡、143人が負傷、うち79人が入院し、4人は子供と報道。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃について、「ウクライナが戦場で完全に敗北するまで、両国間の協議が行われないことを意味する」と主張。

▽ロシア中央選挙管理委員会、9月8日に予定されていた西部クルスク州の地方選挙を延期すると発表。

8月20日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃15日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍はロシア西部クルスク州で「目標」を達成していると表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、これまでに93の町や集落を制圧し、1263平方キロメートルを占領したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州ポクロフスクとその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

ウクライナ議会、ロシア正教会やロシアの侵攻を支持する宗教団体の活動を禁止する法案を可決。

▽ロシア国営メディア、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃でこれまでに民間人17人が死亡、140人が負傷したと報じた。

▽ロシア非常事態省、ウクライナ軍の越境攻撃が始まって以来、12万2000人以上が避難を余儀なくされたと報告。

プーチン大統領、ウクライナがロシアを不安定化させようとしていると非難。テロリストになぞらえた。

8月19日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃14日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「防衛作戦のひとつであり、主要な任務はロシアの戦争能力を可能な限り破壊し、最大限の反撃を行うことである」と説明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州ポクロフスクで激しい戦闘が起きていると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が同州ポクロフスクへの攻撃を強化したため、住民に避難を命じたと明らかにした。

▽ロシア調査委員会、ウクライナ軍が18日にロシア西部クルスク州のセイム川に架かる3本目の橋を破壊したことを確認。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍の砲撃により、妊婦1人が死亡、10人が負傷したと報告。

▽ロシア当局、ウクライナ国境から270キロほどの町にウ軍ドローンが飛来、その攻撃により倉庫で火災が発生し、消火に当たった消防士41人が負傷、うち18人が入院したと発表。

▽ロシア政府、ロシア産天然ガスをドイツに輸送する海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年に爆破された事件で、容疑者が逮捕を逃れたことをめぐり、ドイツに対し不満を表明。

▽ロシア外務省、西側諸国による対ロシア経済制裁について、「ウクライナ和平が仮に実現しても数十年間維持される」という見通し示す。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州を越境攻撃しているため、和平交渉は当面見送ると表明。

8月18日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃13日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州に対する越境攻撃について、「国境沿いに緩衝地帯を設けることを目的としている」と明らかにした。

▽ウクライナ空軍、ロシア西部クルスク州内にある2つ目の橋を破壊したと発表。ロ軍の補給路のひとつとされる。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウに向けて弾道ミサイルを発射したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が首都キーウに向かっていたミサイルをすべて撃墜したと発表。

▽国際原子力機関、ロシア軍の占領下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発の状況が悪化していると警告。

▽ベラルーシ政府、ウクライナによるロシアへの越境攻撃を受け、ウクライナ国境沿いに全部隊の3分の1を集めていると報告。

▽ウクライナ軍、ロシア西部クルスク州のセイム川に架かる橋を破壊する映像を公開。

8月17日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃12日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州でロシア兵を捕らえたウクライナ軍を称賛。「ウクライナ人捕虜の解放に向けた交渉をより進めやすくなる」と述べた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が負傷、公共インフラや家屋が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ空軍、首都キーウを含む周辺地域に飛来したロシア軍のドローン14機を撃墜したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア西部クルスク州に侵攻したウクライナ軍について、「ゆっくりではあるが、確実に前進しているようにみえる」と指摘。

▽ロシア非常事態省、西部クルスク州の避難者約1万人が全国の171の仮設宿泊施設に滞在していると発表。

8月16日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃11日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州ポクロフスクとその周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州で同軍が1~3キロ前進していると報告。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長と戦況について協議。「作戦と戦略的な状況の変化について米国側に報告し、ウクライナ軍が現在最も必要としている武器と軍事装備について話し合った」と明らかにした。

▽ウクライナのクリメンコ内相、ロシア西部クルスク州の占領地域に住む民間人への人道支援物資の輸送を目的に、ウクライナ北東部スムイ州に保管施設を設置したと発表。

▽ウクライナ保安局、ロシア西部クルスク州への越境攻撃で同局の特殊部隊がロ軍兵士100人余りを捕らえたと発表。

▽東部ドネツク州ポクロフスク当局、ロシア軍が迫っているとして、住民に避難を急ぐよう要請。

▽ロシア当局、西部クルスク州の住民の避難を支援をしていたボランティア2人がウクライナ軍の砲撃に巻き込まれて死亡したと発表。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍の攻撃により、市内のスーパーマーケットで火災が発生し、11人が負傷したと報告。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍が西部クルスク州のセイム川にかかる橋を米国の高機動ロケット砲システム「ハイマース」で破壊したと主張。

▽プーチン大統領の側近であるパトルシェフ氏、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州に越境攻撃を仕掛けたことについて、「攻撃計画の策定に西側とNATOが直接関与していた」と主張。

2024年8月9日/ウクライナ、東部ドネツク州コンスタンチノフカ、ロシア軍の攻撃を受けた商業施設(AP通信)
8月1日~15日

8月15日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃10日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ウ軍の司令官事務所を西部クルスク州スジャに設立すると発表。

▽ウクライナ当局、黒海に面する南部オデーサ州の港湾インフラが14日夕方にロシア軍の攻撃を受け、少なくとも2人が負傷したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、西部クルスク州で活動する部隊が30キロ以上前進し、これまでに州境の町スジャを含む82の町・集落を掌握したと報告。

▽イギリス政府、ウクライナ軍はロシア領内での作戦においてイギリスの兵器を使用できるが、長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」の使用については制限するという見解示す。

▽ロシア西部クルスク州知事、ウクライナ軍の越境攻撃を受け、新たにグルシュコフ地区で住民の避難が始まったと報告。

▽ロシア政府、ウクライナ軍による西部クルスク州への越境攻撃を受け、国境防衛と指揮統制を強化し、追加部隊を派遣すると発表。

▽ウクライナ大統領府、バルト海を経由してロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」が22年9月に爆破された事件について、自国の関与を否定し、ロシアが関わった可能性を示唆した。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州上空でウクライナのドローンを撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、西部クルスク州に侵入したウクライナ軍の陣地を空爆したと発表。

8月14日
▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃9日目。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍の飛行場4カ所に対するドローン攻撃について、「タイムリーで正確だった」と称賛。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州の占領地について、人道面での状況のほか、ウ軍が占領した地域に軍事関連地帯を設置する可能性について高官らと協議。

▽ウクライナ政府、自軍がロシア西部クルスク州に緩衝地帯を設け、人道支援や民間人のための避難回廊の設置を計画していると表明。

▽ウクライナ軍、夜間にロシア軍の飛行場4カ所に対しドローンによる長距離攻撃を行ったと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍用機の能力を弱体化させることを目的に、ロシアのボロネジ、クルスク、サバスレイカ、ボリソグレブスクの空軍基地に対するドローン攻撃を実施したと発表。

▽ロシア当局、ウクライナ軍による西部国境付近への越境攻撃により、約20万人が避難を余儀なくされたと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍による攻撃が続いているとして、州全域に非常事態を宣言。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、増援部隊がロシア西部クルスク州に入ったと報告。

▽バイデン米大統領、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「プーチン大統領にとってジレンマになっている」という見方示す。

▽ポーランド検察当局、バルト海を経由してロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」を2022年に攻撃したとしてドイツ当局が逮捕状を出しているウクライナ人の男がすでにポーランドを出国していると報告。

8月13日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「ウクライナが主導権を握れることを証明した」と指摘。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍はロシア西部クルスク州で前進していると発表。これまでに74のコミュニティ(小さな町や集落)を支配下に置いたという。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、8日目に突入。激しい戦闘が続いているものとみられる。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、直近24時間で自軍がロシア西部クルスク州の領土40平方キロメートルを新たに制圧したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がウクライナに向けてドローン38機と弾道ミサイル「イスカンデルM」2発を発射したと発表。ドローン30機を撃墜したという。

▽ウクライナ軍、ロシア西部クルスク州への新たなドローン攻撃を開始。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア西部クルスク州と国境を接する北東部スムイ州の民間人の移動を制限すると発表。国境から20キロメートル以内の地域が対象。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の空爆により1人が負傷したと報告。送電線とガスパイプラインも損傷したため、市内の一部地域への電気・ガス供給が停止しているという。

▽ウクライナ外務省、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、「ウクライナには制圧した地域を占領する意向はない」と表明。

▽ロシア国防省、西部クルスク州の複数の集落に接近したウクライナ軍をすべて撃退したと主張。

▽プーチン大統領、来訪中のパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談。

8月12日
▽ゼレンスキー大統領、テレグラムにシルスキー軍総司令官のコメント抜粋を投稿。ロシア西部クルスク州で攻撃作戦を継続しており、現時点で約1000平方キロのロシア領を支配していると述べた。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、7日目に突入。激しい戦闘が続く中、ロ軍は戦車や大砲、ロケットシステムを同州に移動させ、応戦を続けている。

▽ウクライナ軍のシルスキー軍総司令官、越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州で約1000平方キロの領土を制圧したと発表。

▽ウクライナ保安局、ウ軍がロシア西部クルスク州で越境攻撃を続ける中、ロシアがウクライナを虚偽の戦争犯罪で告発しようとしていると指摘。

▽ロシア国営メディア、西部クルスク州知事の話しとして、「ウ軍が化学兵器を使用した」と報じた。

▽スイス外相、イタリア外相とロシアのウクライナ侵攻に「深い懸念」を表明する共同声明に署名。

▽ロシア西部クルスク州知事、ウクライナ軍が国境ラインから40キロほど前進し、現在少なくとも28の地域を支配下に置いていると報告。

▽ロシア西部クルスク州知事、ウクライナ軍の攻撃により民間人12人が死亡、121人が負傷し、約12万1000人が避難を余儀なくされたと報告。

▽ロシア国防省、西部クルスク州の戦況について、空軍と砲兵隊の支援を受け、この地域に派遣された増援部隊が過去24時間に3つの集落に対するウクライナ軍の攻撃を退けたと報告。

▽プーチン大統領、ウクライナ軍はロシア西部への攻撃でロシアを不安定化させようとしているが、成功しないと主張。

8月11日
ゼレンスキー大統領、ロシア軍による首都キーウへのミサイル・ドローン攻撃について、「ロシアがこの攻撃で北朝鮮のミサイルを使用した」と述べた。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、6日目に突入。激しい戦闘が続く中、ロ軍は追加的に戦車や大砲、ロケットシステムを同州に移動させ、応戦を続けている。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウにミサイルとドローン攻撃を仕掛け、4歳の男児を含む2人が死亡したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が首都キーウに向けて4発の弾道ミサイルと57機のイラン自爆ドローンを発射したと報告。防空部隊がドローン53機を撃墜したという。

▽ロシア当局、西部クルスク州でウクライナ軍が発射したミサイルの破片が9階建ての住宅に落下し、13人が負傷したと報告。

▽ウクライナとロシア、ロ軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発の敷地内で火災を起こしたと互いを非難。

▽ロシア国防省、西部クルスク州の国境から約30キロに位置する3つの集落でウクライナの進軍を阻止したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が西部クルスク州に侵攻して以来、大きな損害を被り、1100人以上の兵士と22両の戦車を含む100台以上の装甲車両を失ったと主張。

▽ロシアの軍事ブロガー、ウクライナ国境から約120キロほど離れた西部クルスク州の原子力発電所に向かう小さなウクライナ軍部隊が目撃されたと報告。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍は西部クルスク州に対する侵攻について、「軍事的観点から意味をなさないことを完全に理解している」と主張。

▽ロシア国防省、西部クルスク州を含むウクライナ国境地帯に35機のドローンが飛来し、すべて撃墜したと報告。

8月10日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について初めて認めた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西部クルスク州に隣接する北東部スムイ州を含む前線における自軍の活動を称賛。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、5日目に突入。激しい戦闘が続く中、ロ軍は追加的に戦車や大砲、ロケットシステムを同州に移動させ、応戦を続けている模様。

▽ウクライナの特殊部隊、南部ヘルソン州キンブルン砂州に対し、水陸双方から攻撃を行い、ロシア軍の装甲車両6両を破壊したと発表。

▽国際原子力機関、ロシア最大級の原子力発電所がある西部クルスク州で戦闘を続けているウクライナとロシアに自制を呼びかけた。

▽ロシア西部、ウクライナ陣営との激戦が続く西部クルスク州治安対策の強化すると発表。

▽ロシア非常事態省、西部クルスク州の戦闘について、これまでに約7万6000人の住民が避難したと発表。

8月9日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ドネツク州コンスタンチノフカの商業施設を攻撃したことについて、「ロシアはごく普通のスーパーマーケットと郵便局を攻撃した」と非難。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、コンスタンチノフカの商業施設がロシア軍の攻撃を受け、少なくとも14人が死亡、43人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア西部リペツク州のロシア軍飛行場を攻撃し、保管されていた誘導爆弾を破壊したと発表。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、4日目に突入。激しい戦闘が続く中、ロ軍は追加的に戦車や大砲、ロケットシステムを同州に移動させ、応戦を続けている。

▽ウクライナ大統領府、ウクライナ主導で和平案を協議する2回目の「平和サミット」をロシアとの交渉の始まりとして扱うべきではないと指摘。

▽ロシア西部リペツク州知事、ウクライナのドローンによる大規模攻撃で爆発が起き、一部地域から住民を避難させていると明らかにした。9人が負傷、電力供給に影響が出ているという。

▽米シンクタンク戦争研究所、地理位置情報付きの映像とロシア側の説明から、ウクライナが8日に西部クルスク州で急速な進撃を続けたことが示されたと報告。

▽ドイツ経済省と国防省、政府が戦略的意義がある場合に兵器メーカーや防衛事業に出資できるようにする草案を起草。

8月8日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍の「奇襲」能力と成果を上げる能力を称えた。ロシア西部クルスク州への越境攻撃には言及せず。

▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃、3日目に突入。ロ軍は予備部隊を投入してウ軍との戦闘を続けている模様。

▽ロシア西部クルスク州知事、州内で数千人が避難を余儀なくされたと報告。同州の国境地帯には非常事態宣言が発令されている。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナによる西部クルスク州への越境攻撃を受け、「ロシアは目的をウクライナ全土の占領に拡大すべき」と主張。

▽ロシア国防省、軍と連邦保安局(FSB)がウクライナの進軍を阻止し、クルスク州でウ軍と戦っていると発表。ウ軍は戦車8両を含む82両の装甲車両を失ったという。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の進軍を止め、ウ側の死傷者は数百人にのぼると主張。

▽ロシア政府、西部クルスク州に対するウクライナ軍の攻撃で、民間人少なくとも66人が負傷したと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍はロシア西部クルスク州の国境ラインから15キロほど進軍したと指摘。

8月7日
▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ドネツク州やハルキウ州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部クルスク州で越境攻撃を仕掛けているウ軍との激しい戦闘が続いていると報告。ウ政府はこの侵攻に関するコメントを出していない。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部クルスク州で越境攻撃を仕掛けているウ軍の勢力が州北西部に進撃したと報告。。

▽プーチン大統領、大規模な挑発行動があったとし、ウクライナ軍が西部クルスク州の民間施設を無差別に攻撃していると主張。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍の砲撃により救急隊員2人が死亡、24人が負傷したと発表。

8月6日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州やハルキウ州の公共インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ザポリージャ州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナのクレバ外相、ロシアとの戦争におけるウクライナへの支持を集めるため、今週アフリカ3カ国を歴訪する予定。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の戦車と兵士数百人がロシア南部クルスク州に侵入したものの、国境警備隊が撃退していると報告。

▽ロシア国防省、戦車とウクライナ戦闘員数百人によるロシア南部クルスク州の国境地帯への攻撃を受け、予備軍を投入したと発表。

▽ロシアのショイグ安全保障会議書記、和平交渉開始までの時間が長引くほど、ウクライナ国民にとって条件は厳しくなるという見解示す。

8月5日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州やハルキウ州の住宅や公共インフラなどが被害を受け、民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ドネツク州、ハルキウ州、ルガンスク州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境地域に飛来したウ軍のドローンを全て撃墜したと発表。

8月4日
▽ゼレンスキー大統領、同盟国が供与した米製戦闘機F16の写真をSNSに投稿。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で住宅や公共インフラなどが被害を受け、数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ドネツク州の前線および周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍のドローンの残骸が市内のアパートを着激し、女性1人が死亡したと報告。

8月3日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で住宅や公共インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ザポリージャ州とヘルソン州の前線および周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、フェイスブックへの投稿で、同軍が南部ロストフ州モロゾフスクの空軍基地を攻撃し、さらに誘導爆弾で弾薬庫を破壊した他、西部ベルゴロド州などの燃料貯蔵施設を破壊したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間にイラン製自爆ドローン29機と4発のミサイルでウクライナ領内を攻撃したと報告。被害の程度は明らかにしていない。

▽ウクライナ空軍、同国の防空部隊が国内9地域に飛来したロシア軍のドローン24機を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊がウクライナ国境周辺の複数の地域に飛来したウ軍ドローンを合計75機撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、同州の石油貯蔵庫がウクライナ軍の攻撃を受けたと報告。

8月2日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、住宅地や公共インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ハルキウ州とドネツク州の前線および周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。一進一退の攻防が続いているという。

▽ウクライナ政府、トルコ製のコルベット艦2隻が海軍に納品されたと発表。

8月1日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争を巡り、中国が和平の仲介役になることは求めておらず、ロシアに戦争を終わらせるよう圧力を強めることを望んでいると表明。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃により、民家や公共インフラなどが被害を受け、数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ハルキウ州とドネツク州の前線および周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽NATO加盟国から供与された最初のF16戦闘機がウクライナに到着。

▽ウクライナ政府、200億ドルの外貨建て国債の再編計画の最終段階として、債務返済を一時的に停止することを可能にする法律を施行。

▽米国とロシア、囚人の大規模な身柄交換を実施。ロシアで収監されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者や元米海兵隊員ウィーラン氏を含む26人が釈放された。

ウクライナ大統領府が公開した写真、ゼレンスキー大統領と米製F16戦闘機(ウクライナ大統領府/AP通信)
7月16日~31日

7月31日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間のドローン攻撃を防ぎ、その残骸により、民家や公共インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ハルキウ州やドネツク州などの数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が首都キーウに大規模なドローン攻撃を仕掛けたと発表。現時点で死傷者は確認されていない。

▽ウクライナ軍、防空部隊が首都キーウなどに飛来したロシア軍のドローン30機以上を撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したイラン製自爆ドローン89機をすべて撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、夜間にロシア領内の軍事目標を攻撃したと発表。クルスク国境地帯の武器・軍事装備の倉庫を攻撃したという。

▽ロシア国防省、戦術核演習の第3段階を開始したと発表。南部軍管区と中央軍管区の兵士が作戦・戦術ミサイルシステム「イスカンデルM」に模擬弾頭を配備し、発射地点まで密かに移動させる訓練を行うという。

7月30日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民家や公共インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ハルキウ州や南部ヘルソン州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍、ロシア軍による東部ハルキウ州への空爆が続いていると報告。

▽米政府、ウクライナに対し、最大2億ドル相当の軍事支援を新たに実施すると発表。

▽ウクライナ外務省、中国の王毅外相にウクライナ訪問を要請していると明らかにした。

▽ロシア海軍、3艦隊と1小艦隊などによる大規模演習を開始。

7月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの国境に近い東部ハルキウ州ボウチャンスク近くの前線地域を視察。兵士らを激励した。

▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の戦況を「極めて困難」と指摘。同盟国に支援を強化するよう改めて要請した。

▽ウクライナ軍参謀参謀、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州の1000キロに渡る前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州郊外の2つの集落をロシア軍に占領されたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、SBU(ウクライナ保安局)がロシア・クルスクの複数の変電所を攻撃し、停電が発生したと報告。

▽ロシア当局、防空部隊が領内に侵入したウクライナ軍のドローン39機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境地域などに飛来したウ軍ドローンを全て撃墜したと報告。その残骸により発電所、橋、送電線が損傷したと述べた。

7月28日
▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも5人が死亡、15人が負傷したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州の前線と周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。一進一退の攻防が続いているとした。

▽ウクライナ政府、ロシア南部の石油貯蔵施設を攻撃したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、首都キーウの治安部隊がロシア南部クルスク地方にある石油貯蔵施設をドローンで攻撃したと発表。この攻撃により、大規模な爆発と火災が発生したという。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドニプロ・ニコポリの住宅地を攻撃し、少なくとも8人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、領内に侵入したウクライナのドローン7機を撃墜したと報告。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の2つの町に向かって西進し、支配地域を拡大していると報告。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ドネツク州の2つの集落を制圧したと発表。

7月27日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州などの家屋、公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線と周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

7月26日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、東部ドネツク州やハルキウ州の家屋、公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシアの占領下にあるクリミア半島西部の航空基地をミサイルで攻撃したと発表。

▽EU、ロシア凍結資産の運用益を活用する500億ドルのウクライナ支援融資について、10月までに全体の枠組みで合意できる公算が大きいという見通し示す。

▽EU、ロシア凍結資産の運用益から得た15億ユーロを拠出したと発表。

▽米国防総省、ウクライナに供与する兵器の価格算定を巡る会計処理の間違いで新たに20億ドルの過大計上をしていたことが明らかになった。

▽スロバキア政府、ウクライナを経由したロシア産原油の輸送途絶を巡り、EUの執行機関である欧州委員会に迅速な判断を下すよう要請。

▽フィンランド政府、ロシアの船舶がフィンランド領海に侵入した疑いがあると発表。

7月25日
▽ゼレンスキー大統領、同国がパリ五輪に出場するという事実そのものが戦時下における成果だと指摘。「大会参加は国民が普通の生活を維持する一助になる」という考えを示した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州やハルキウ州の家屋、公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線やその周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。自軍がロシア軍を押し戻しているとした。

▽ウクライナのクレバ外相、制裁回避ルートとしてロシアに利用されることのないよう、香港の李家超(ジョン・リー)行政長官に求めた。

▽EU、ロシア中央銀行の資産に対する制裁期限の延長について協議。G7によるウクライナ融資に活用したい考え。

▽ルーマニア国防省、ウクライナ国境近くの集落でロシア軍のものとみられるドローンの破片を発見したと報告。

▽ロシアのパトルシェフ大統領補佐官、米国がウクライナへの武器供給を加速させ、最新の長距離兵器を配備するために、黒海沿岸諸国に物流拠点を設置しようとしていると非難。

7月24日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州やヘルソン州の公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ザポリージャ州の前線とその周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の複数回にわたる攻撃により少なくとも3人が死亡、6人が負傷したと発表。

▽オースティン米国防長官、ウクライナのウメロフ国防相と電話会談。米国のウクライナに対する揺るぎない支援を再表明した。

▽イギリスとドイツ、共同防衛宣言に署名。欧州安全保障の強化やロシア軍撃退に向けたウクライナ支援での緊密な連携を表明した。

▽ウクライナ大統領府長官、ハリス米副大統領の国家安全保障顧問と電話協議。

▽ウクライナのクレバ外相、訪問先の中国・広州市で王毅 外相と会談。

▽ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相、ウクライナが同国の領域を通るパイプライン経由でのロシア石油大手ルクオイルの原油輸送を許可するまで、EUがウクライナに軍需品を供与した加盟国に対して行う払い戻しを阻止すると表明。

▽ロシア大統領府、ウクライナ側のロシアとの戦闘終結に向けた交渉を巡る発言はロシアの立場と一致しているように見えるという認識示す。

7月23日
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウを訪れたバチカンの国務長官と会談。平和と捕虜解放を模索するバチカンの取り組みを称賛し、訪問はシグナルになると謝意を表明した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ドネツク州の家屋や公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の前線とその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ国民の約3分の1がロシアとの戦争の早期終結に向け、領土譲歩を受け入れる考えがある。23日に公表された世論調査で明らかになった。

▽ロシア石油大手ロスネフチのトゥアプセ製油所、ウクライナ軍のドローンによる大規模攻撃を受けたと報告。

▽ロシア南部ベルゴロド州、ウクライナ軍の攻撃を受けている国境周辺14地域への立ち入りを制限。

▽ロシア大統領府、米大統領選でハリス副大統領が民主党候補となる可能性について、「ハリス氏はロシアに対し非友好的な発言をしており、両国関係に目立った貢献をしていない」と指摘。

▽ロシア・モスクワ市長事務所、ウクライナでの戦闘に志願したモスクワ市民に初年度に支払う報酬額を合計520万ルーブルに引き上げると発表。

7月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアのミサイルやドローンによる攻撃から都市や前線部隊を守るために長距離兵器が必要と表明。同盟国に供与を急ぐよう改めて要請した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、家屋や公共インフラなどが被害受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。一進一退の攻防が続いているとした。

▽ウクライナ政府、200億ドルの外貨建て国債の再編について、債権者グループと基本合意に達したと発表。

▽ウクライナ外務省、クレバ外相が中国政府の招待を受け、今週23~25日に訪中し、王毅 外相と二国間関係について協議すると発表。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ハンガリーが8月末に主催する予定だったEU外相会合の開催場所をブリュッセルに変更すると発表。

7月21日
▽ウクライナ軍、ロシアが首都キーウに向けてこの2週間で5回目となるドローン攻撃を行ったと発表。防空システムがキーウ到達前にその全てを破壊したと明らかにした。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン39機のうち35機を防空部隊が撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が弾道ミサイル3発と誘導ミサイル2発を発射したものの、目標に届かなかったと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が市中心部の重要インフラにミサイル攻撃を仕掛けたと報告。暖房施設2カ所が破壊されたという。

▽ドネツク人民共和国当局、ウクライナ軍の攻撃により、民間人少なくとも2人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州とルガンスク州の2つの集落を制圧したと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部ベルゴロド州と黒海上空に飛来したウクライン軍のドローン8機を撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン州のロシア当局、防空部隊がクリミア半島に向かうウクライナ軍の長距離弾道ミサイルATACMS(エイタクムス、米国供与)2発を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が国境に接する町を砲撃し、9人が負傷したと報告。

7月20日
▽ゼレンスキー大統領は、南部ミコライウの住宅街に対するロシア軍の前日の攻撃を非難。「アパートの隣にある遊び場に砲弾が着弾した」とSNSに書き込んだ。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州のインフラを攻撃し、少なくとも2人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、南部ミコライウの住宅街に対するロシア軍の前日の攻撃について、死者数が4人に増えたと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間にミサイル4発とドローン17機を発射し、うち13機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、前線から数百キロ離れた南部ロストフ州上空でウクライナ軍のドローン26機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍のドローンを西部ベルゴロド州上空で3機、スモレンスク州上空で1機撃墜したと発表。

7月19日
▽ゼレンスキー大統領、スターマー英首相の招待で同国の閣議に出席。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州の2つの集落に対するロシア軍の攻撃を直近24時間で47回撃退したと報告。

▽ウクライナ当局、南部ミコライウの住宅街にロシアのミサイルが着弾し、子供を含む3人が死亡したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、10数人が負傷し、家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ政府、ロシアとの開戦後、初めての増税案を議会に提出。武器や軍関係者の給与などの資金として新たに数十億ドルを調達するため。

▽ウクライナ議会、政府が約200億ドルの債務再編に向けた正式な交渉を再開する中、対外債務の支払い停止を認める法案を可決。

▽トランプ前大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と「非常に良い」電話会談を行ったとSNSに投稿。

▽ロシア裁判所、スパイ罪に問われた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者に対し、懲役16年の判決を言い渡した。求刑は懲役18年であった。

7月18日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーイウカ郊外の集落から撤退したと発表。

▽ウクライナ当局、自軍のドローン部隊が南部クリミア半島のロシア沿岸警備隊基地を攻撃したと発表。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽BAEシステムズやバブコック・インターナショナル・グループなどの英防衛関連企業の幹部、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談。

▽ロシア外務省、トランプ前米大統領がウクライナ戦争を早期に終結できると主張していることについて、「同氏が大統領在任中に中東和平案を発表しながらも何の成果も得られなかったことを踏まえると、現実的に捉えるべき」と指摘。

▽ロシアのラブロフ外相、米国民が選出した公平で相互に尊重し合う対話に応じる意思のある大統領であれば、ロシアは誰であろうと協力する用意があると表明。

7月17日
▽ゼレンスキー大統領、UAE(アラブ首長国連邦)の仲介により、ロシアとウクライナがそれぞれ95人ずつの捕虜を交換したと発表。捕虜交換はここ7週間で3回目となる。

▽ゼレンスキー大統領、これまでに授与した国の勲章などを「裏切り者」から剥奪する手続きを定める法案を可決するよう議会に要請。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線と周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽EU議会、ハンガリーのオルバン首相がロシアのプーチン大統領と会談したことを強く非難する決議を賛成多数で採択。

▽NATO、ロシアが侵攻を続けるウクライナへの支援強化に向けた取り組みの一環として、ウクライナにおけるNATOの活動を主導する上級代表にターナー氏を任命したと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナのNATO加盟はロシアに対する宣戦布告であり、地球が粉々に砕け散るのを防げるのはNATOの「分別」だけだと警告。

▽ロシア国防省、捕虜交換によりウクライナから帰国したロシア兵は健康診断と心身のリハビリテーションのためにモスクワへ飛行機で移送されると発表。

7月16日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線と周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。自軍がロシア軍を少しずつ押し戻していると述べた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、住宅地や公共インフラで被害が確認と報告。

▽ウクライナのシュミハリ首相、チェコ政府との合同会議後、ウクライナ国営企業「ウクロボロンサービス」とチェコの弾薬メーカー「セリエ・アンド・ベロット」がウクライナに弾薬工場を建設すると発表。

▽ハンガリーのオルバン首相、米大統領選でトランプ前大統領が当選すれば、ウクライナ戦争の仲介に直ちに乗り出す用意があるという見方示す。

▽ロシアのラブロフ外相、国連安全保障理事会で米国が同盟国に「無条件の服従」を要求し、多国間主義を脅かしていると主張。

2024年7月9日/米ワシントンD.C.、NATO加盟32カ国の首脳ら(AP通信)
7月1日~15日

7月15日
ゼレンスキー大統領、和平計画の全ての要素を今年11月中に準備し、2回目の平和サミットを開催することを目指すと表明。「それにはロシアも参加する必要がある」という考えを示した。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナの空域を完全に防衛し、ロシアのミサイル攻撃から国全体を守るためには、地対空誘導弾パトリオットが25台必要と言及。西側諸国に供与を約束した数より多くのパトリオットとF16戦闘機を供与してほしいと呼びかけた。

▽ゼレンスキー大統領、「11月の米大統領選でトランプ前大統領が勝利した場合も、米国と引き続き綿密に連携する意思があり、何も心配していない」と表明。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線と周辺地域で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で複数の家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

7月14日
▽ゼレンスキー大統領、米国のトランプ前大統領が銃撃され、右耳を負傷したことを受け、「民主主義への攻撃であり、最も厳しい言葉で非難する」と表明。トランプ氏と集会参加者への連帯を示した。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷。複数の家屋や公共インフラが被害を受けたと明らかにした。

▽ロシア大統領府、南部と西部のウクライナ国境地域に飛来したウ軍のドローンを撃墜したと発表。

7月13日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆と砲撃により、民間人2人が死亡、22人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍のドローン5機のうち4機を撃墜したと発表。5機目のドローンはベラルーシ方面に向かったという。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、8人が負傷したと報告。

▽ロシア南部ロストフ州当局、ウクライナ軍が市近郊の製油所を攻撃し、火災が発生したと発表。

▽ロシア国防省、南部ロストフ州上空でウクライナ軍のドローン2機を撃墜。西部クルスク州とベルゴロド州でも2機のドローンを撃墜したと明らかにした。

▽ロシア大統領府、米国によるドイツへの長距離ミサイル配備計画について、「現実になれば、欧州の首都がミサイルの標的になる可能性がある」と警告。

7月12日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を押し戻していると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃により少なくとも6人が死亡、13人が負傷したと報告。

▽ウクライナ検察のコスティン検事総長、首都キーウの小児病院がミサイル攻撃を受けた件でロシアを訴追するよう国際刑事裁判所(ICC)に要請。

▽米国防総省、オースティン国防長官とロシアのベロウソフ国防相が電話会談を行ったと発表。この2週間で2度目。

▽トルコのエルドアン大統領、NATOがイスラエル政権との協力を継続することは不可能という立場示す。

▽トルコのエルドアン大統領、米政府がパレスチナ自治区ガザの紛争におけるイスラエルの戦争犯罪と国際法違反に加担していると非難。イスラエルへの制裁を求めた。

▽ロシア大統領府、米国によるドイツへの長距離ミサイル配備計画に対抗すると表明。NATOがロシアの国家安全保障にとって深刻な脅威になっているという認識を示した。

▽ロシア外務省、「NATOへの攻撃など計画しておらず、緊張を悪化させているのはNATO側」と非難。

7月11日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州の数百キロに渡る前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽NATO、ポーランド北部の新たな米ミサイル防衛基地について、「任務の準備が整った」と表明。NATOのミサイル防衛シールドの一部として弾道ミサイル攻撃を探知・迎撃する能力を持つ。

▽米国、2026年にドイツへの長距離ミサイル配備を開始。NATO首脳会議で明らかにした。欧州に対するロシアの脅威の高まりに対抗する取り組みのひとつ。

▽ウクライナ統計局、先月の消費者物価指数が前年同月比4.8%上昇したと発表。電気料金の上昇などにより、5月の3.3%から伸びが加速した。6月の電気料金は6.3.6%上昇したという。

▽ウクライナ治安局、ロシアがウクライナ産穀物を輸出するのを支援した疑いで、南部オデーサ州沖で外国の貨物船を拿捕し、船長を拘束したと発表。

▽ウクライナのイェルマーク大統領府長官、ウクライナが西側諸国から供与された武器を使いロシア領内の奥深くを攻撃することを容認するよう要請。

▽ハンガリーのシーヤールトー外相、NATOが反中国勢力になることを望んでおらず、そのような事態を支持するつもりはないと表明。

▽ハンガリーのオルバン首相、米フロリダ州でトランプ前大統領と会談。ウクライナとロシアの和平の可能性について議論したと明らかにした。

7月10日
▽ゼレンスキー大統領、米国製F16戦闘機供与によるウクライナ空軍の強化について、米国、デンマーク、オランダに謝意を表明。

▽ゼレンスキー大統領、トランプ前米大統領が11月の大統領選で当選した場合、どのような行動を取るかは予測できないと指摘。「誰が当選しようと、米国のウクライナ支援が変わらないことを願う」と述べた。

▽NATO加盟32カ国、ウクライナがNATO加盟を含む欧州大西洋諸国への完全な統合に向けた不可逆的な道を歩むよう引き続き支援するという誓約を含む首脳声明案で合意。

▽ウクライナ国防省、欧州諸国にいるウクライナ人に対し、隣国ポーランドを拠点とするウクライナ志願兵部隊に参加するよう呼びかけた。

▽ブリンケン米国務長官、米国製F16戦闘機の第1弾がデンマークおよびオランダからウクライナに供与され、今夏にはウクライナ上空を飛行すると発表。

▽デンマーク・オランダ両政府、米国の支援を受けF16戦闘機をウクライナに供与する手続きを進めていると発表。

▽米司法省、人工知能(AI)を駆使した偽のSNSアカウントを使ってロシア政府を支持するメッセージを米国や海外で密かに拡散していたロシアの活動を阻止したと発表。

▽イエレン米財務長官、ウクライナを支援するためにロシアの資産を全面的に差し押さえることを認める法案が米議会で可決されたことを歓迎。同盟国やG7が支持し、ウクライナにより多くの利益をもたらす解決策が必要だという認識を示した。

▽ウクライナの国営軍需企業ウクルオボロンプロム、米ワシントンD.C.に初の海外事務所を開設。

▽ロシア外務省、西側によるウクライナへのF16戦闘機供与を強く批判。

▽ロシア大統領府、今週モスクワで行われたプーチン大統領とモディ印首相の首脳会談について、「見解の相違は一切なかった」と発表。

7月9日
▽NATO首脳会議開幕。

▽ゼレンスキー大統領、前日ミサイル攻撃を受けた首都キーウの小児病院などで捜索活動が続いていると報告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による前日の大規模空爆により、子供4人を含む38人が死亡、少なくとも190人が負傷し、治療を受けていると報告。

▽バイデン米大統領、NATO首脳会議で演説。米国と同盟国がウクライナに戦略防空システム5基を新たに供与すると発表した。

▽国連、ウクライナ・キーウの小児病院が8日にミサイル攻撃を受けたことについて、ロシア軍のミサイルが直撃した可能性が高いと指摘。

▽日本の岸田 首相、ロシアと北朝鮮の軍事協力などで欧州とアジアの安全保障が不可分であることが鮮明になったとし、武力による一方的な現状変更に対抗するため、NATO加盟国との協力を強化する考え示す。

▽韓国の尹錫悦 大統領、北朝鮮とロシアの軍事協力強化が欧州にもたらす脅威について、今週のNATO首脳会議で議論すると発表。

▽NATO、ロシア軍はウクライナで大規模な攻勢に必要な弾薬と兵力が不足しており、他の国から大量の弾薬を確保する必要があるという見方示す。

▽ロシア当局、ウクライナ軍がロシアの複数地域にドローン攻撃を仕掛け、1人が死亡、変電所2カ所と石油貯蔵所で火災が発生したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が夜間に発射したドローン38機を防空システムで撃墜したと発表。

▽ロシア大統領府、ウクライナ・キーウの小児病院が8日に攻撃を受けたことについて、「ロシアの攻撃ではなく、ウクライナのミサイル迎撃システムによるもの」と主張。

7月8日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアが全国各地にミサイル攻撃を仕掛けたことについて、同盟国に断固たる対応を取るよう要請。ロシアに報復すると表明した。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のポーランドでトゥスク首相と会談。

▽ゼレンスキー大統領、ハンガリーのオルバン首相について、「ウクライナ戦争終結に向けた仲介役にはなれず、それは米国、中国、EUなどの世界大国のみが遂行できる」と言明。

▽ウクライナ当局、首都キーウを含む複数の都市がミサイル攻撃を受け、全国で少なくとも36人の民間人が死亡したと発表。

▽キーウ当局、ロシア軍による一連のミサイル攻撃により、民間人少なくとも21人が死亡、65人以上が負傷したと発表。

▽中部クリブイリフ当局、ロシア軍のミサイル攻撃により少なくとも11人が死亡、47人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍のミサイルが工業施設に着弾し、3人が死亡したと報告。

▽中部ドニプロ当局、ロシア軍のミサイル攻撃で1人が死亡したと報告。

▽国連のグテレス事務総長、ロシアがウクライナの小児病院などにミサイル攻撃を仕掛けたことについて、「衝撃的」と強く非難。国連安全保障理事会はこれを受け、9日午前に緊急会合を開く予定。

▽ウクライナ空軍、全国各地に飛来したロシア軍のミサイル38発のうち30発を防空システムで撃墜したと発表。

▽ウクライナ内務省、首都キーウのほか、中部クリブイリフ、中部ドニプロに加え、東部の2都市で住宅や医療施設を含む民間の建物50棟が被害を受けたと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ各地の防衛産業施設や航空基地などを攻撃したと発表。

▽ロシア連邦保安庁、ロ軍兵士に報酬を約束して戦略爆撃機Tu-22M3を奪おうとしたウクライナの試みを阻止したと発表。

▽ハンガリーのオルバン首相、中国を訪問し習近平 国家主席と会談。

7月7日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による過去24時間の攻撃で8人が死亡したと発表。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃で2人が死亡したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人2人が死亡したと報告。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍の攻撃により65歳の女性が死亡したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆で47歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが弾道ミサイル2発とイラン製自爆ドローン13機を発射し、ミサイル2発を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ボロネジ州政府、防空部隊が撃墜したウクライナ軍のドローンの破片が倉庫に落下し、火災が発生したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部ベルゴロド州上空でウ軍のドローンを撃墜したと発表。

7月6日
▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人少なくとも11人が死亡、43人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、自軍とロシア軍が東部ドネツク州ポクロフスク近郊で45回衝突したと報告。

▽ウクライナ政府、ロシア軍による攻撃で10万世帯以上が停電したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により、水道施設に電力を供給する送電線が破損し、複数の地区で停電と断水が発生したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が過去24時間でロケット攻撃を6回、空爆を55回実施したと報告。旧ソ連時代の兵器を改造した誘導滑空爆弾を70発以上投入したという。

▽ロシア国防省、自軍が東部ドネツク州ポクロフスク近郊の集落を占領したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、民間人2人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部ベルゴロド州とクルスク州に飛来したウクライナ軍のドローン8機を全て撃墜したと発表。

▽クリミア半島のロシア当局、防空部隊が夜間に撃墜したドローンの破片が石油貯蔵施設に落下し、火災が発生したと報告。

7月5日
▽ゼレンスキー大統領、ドイツから3基目となる地対空ミサイル「パトリオット」が到着したことに謝意を表明。「我々は防空能力を倍増させるという課題を自らに課しており、今日がその始まりとなる」と述べた。

▽ウクライナ政府、ドイツから3基目となる地対空ミサイル「パトリオット」が到着したと発表。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人1人が死亡、7人が負傷し、港湾インフラが被害を受けたと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の誘導滑空爆弾が郊外の集落に着弾し、1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍のドローン攻撃や砲撃により、子供を含む9人が負傷したと報告。

▽東部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍が南部の町ニコポリを攻撃し、7人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍がヘルソン市の住宅地にドローン攻撃を仕掛け、2人が死亡したと報告。

▽ウクライナ海軍のネイジュパパ中将、ロシア海軍の黒海艦隊がほぼ全ての戦闘可能な艦船を占領下のクリミア半島から他の場所に移動させることを余儀なくされ、主要拠点はウクライナによる攻撃のため無力化しつつあると報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、今年11月の米大統領選からの撤退論が浮上しているバイデン大統領の健康状態に関する質問に応じず、内政には干渉しないと表明。

▽ハンガリーのオルバン首相、訪問先のロシアでプーチン大統領と会談。ウクライナ和平の可能性について協議した。EUの国家元首がロシアを訪問したのは22年2月にウクライナ戦争が始まって以来初めて。

7月4日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州の要衝チャソフヤールの一部地区から撤退したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州の要衝チャソフヤールの一部地区から部隊を撤退させたことについて、「ロシア軍が焦土作戦を実行しており、焼け野原になった町を保持する意味がないと判断した」と説明。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が過去1週間で1300回近くの攻撃を実施、約130発の誘導滑空爆弾を発射し、44回の地上攻撃を行ったと報告。

▽北部チェルニヒウ州政府、ロシア軍のドローンが22機飛来し、うち1機が電力インフラに衝突、一部地域で停電が発生したと報告。残り21機は防空部隊が撃墜した。

▽ロシア大統領府、インドのモディ首相が8日にモスクワを訪問し、プーチン大統領と会談すると発表。

▽プーチン大統領、ウクライナとの戦争について、「ウ側が不可逆的で、かつロシアが受け入れられる措置を取らない限り、停戦を宣言することはない」と言明。

▽プーチン大統領、先月末の米大統領選テレビ討論会の一部を見たとし、「討論会後も次期大統領として現職のバイデン氏を支持する考えは変わっていない」と表明。

▽中国の習近平 国家主席とロシアのプーチン大統領、ユーラシア地域の国々の間で安全保障・政治・経済面での協力を強化すべきという見解示す。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ドネツク州の要衝チャソフヤールの一部地区を制圧したと発表。

▽ロシア政府、ウクライナ情勢を巡るロシアと米国の緊張激化と主要核保有国間の軍拡競争加速への対応策として、キューバへのミサイル配備を選択肢のひとつとして検討中。国営メディアが報じた。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、今年に入り、約19万人が軍に入隊する契約を結んだと発表。

7月3日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ドニプロにミサイル・ドローン攻撃を仕掛けたと発表。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が東部ドニプロの住宅地にミサイル・ドローン攻撃を仕掛け、民間人5人が死亡、47人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃により、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ウクライナのイェルマーク大統領首席補佐官、戦争を終わらせるためにロシアと妥協して領土を諦める用意はない言明。

▽NATO加盟32カ国、来年ウクライナへの軍事支援として400億ユーロを拠出することで合意。

▽ウクライナのシュミハリ首相、信用枠に基づき、国際通貨基金(IMF)から22億ドルの融資を受け取ったと発表。

▽ロシア当局、ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所がウ軍のドローン3機による攻撃を受け、作業員8人が負傷したと発表。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ウクライナ南部ザポリージャ原発を標的としたドローン攻撃は止めるべきと表明。

▽ロシアのプーチン大統領と中国の習近平 国家主席、カザフスタンの首都アスタナで開幕した中ロ主導の地域協力組織「上海協力機構(SCO)」の首脳会議に出席。

7月2日
▽ゼレンスキー大統領、ハンガリーのオルバン首相と会談。ウクライナとハンガリーの幅広い2国間協力協定の可能性を強調した。

▽ハンガリーのオルバン首相、ウクライナの首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの戦闘終結につなげるために停戦を検討するよう求めた。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ザポリージャ州とハルキウ州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ政府、債務再編交渉について、支払い猶予期限の8月1日より前の成功を引き続き見込んでいると表明。

▽米国務省、来週のNATO首脳会議で、ウクライナが要請している防空システムの増強を巡り、何らかの新たな対応が発表されるという見方示す。

▽オースティン米国防長官、ウクライナのウメロフ国防相と会談。ウクライナに対する23億ドルを超える新たな安全保障支援を近く発表すると述べた。

▽ドイツとポーランド政府、ロシアの脅威に対応するため、防衛協力の強化について協議することで合意。

▽ロシア国防省、ウクライナ中部ポルタワ州のミルホロド飛行場に弾道ミサイル「イスカンデルM」を撃ち込み、ウ軍のSU-27戦闘機5機を破壊、2機を損傷させたと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部の2つの集落を制圧したと発表。

7月1日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の数百キロに渡る前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ国境警備隊、ベラルーシ国境付近でウ軍が兵力を増強しているとベラルーシが報告したことについて、ロシアが支援する情報作戦の一環と指摘。挑発行為を防ぐため、ベラルーシ国境付近の部隊を維持していると明らかにした。

▽国際通貨基金(IMF)理事会、ウクライナへの22億ドル相当の融資を承認。

▽ロシア大統領府、ウクライナがベラルーシと国境を接する北部ジトーミル州で兵力を増強していると指摘。

▽ロシア大統領府報道官、ロシアとベラルーシは連合国家であり、情報機関も含め、緊密に意思疎通を図っていると発言。

2024年7月8日/ウクライナ、首都キーウ(AP通信)
6月16日~30日

6月30日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が過去1週間だけでウクライナに向けて800発以上の誘導滑空爆弾を投下したと発表。

▽東部ハルキウ市当局、ロシア軍の誘導滑空爆弾が郵便局の倉庫近くに着弾し、作業員1人が死亡、乳児を含む9人が負傷したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、子供を含む少なくとも7人が死亡、38人が負傷したと発表。

▽ドネツク人民共和国政府、ウクライナ軍の砲撃で4歳の少年と15歳の少女が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、南西部の6つの地域に飛来したウクライナ軍のドローン34機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部クルスク州政府、防空部隊が撃墜したウ軍ドローン1機の破片が住宅地に落下し、複数の家屋が被害を受けたと報告。

6月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍の捕虜になっていた民間人10人が帰国したと発表。バチカン政府が仲介した。

▽ゼレンスキー大統領、東部地方でロシア軍の攻撃が相次いだことを受け、同盟国に防空システムの供与を急ぐよう改めて要請。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも11人が死亡、数十人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が前線近くの集落を砲撃し、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、ドネツク州郊外の住宅地に砲弾が撃ち込まれ、子供2人を含む7人が死亡、数人が行方不明になっていると発表。

▽東部ドニプロ当局、4階建てアパートにロシア軍の砲弾が着弾し、少なくとも1人が死亡、生後7カ月の女児を含む12人が負傷したと報告。

▽ロシア西部クルスク州当局、ウクライナ軍のドローン攻撃があり、少なくとも5人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部の3州に飛来したウクライナ軍のドローン6機を撃墜したと発表。

▽ベラルーシ政府、ウクライナ軍のドローンが領空を侵犯したため、撃墜したと主張。ウ軍はこれを否定し、プロパガンダと非難した。

6月28日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ザポリージャ州の前線とその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。自軍がロシア軍を押し戻しているとした。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国防省、自軍が今週の攻撃で、ロシアの占領下にある南部クリミア半島にある宇宙通信施設を破壊したと発表。

▽ベラルーシ政府、安全保障上の脅威に対処するため、ウクライナ国境沿いに展開する軍部隊を増強したと発表。

▽プーチン大統領、核兵器の搭載が可能な短・中距離の地上配備型ミサイルの製造を再開すると表明。

6月27日
▽ゼレンスキー大統領、EU首脳に対し、ウクライナに武器・装備を提供するという以前の約束を守るよう要請。

▽ゼレンスキー大統領、ブリュッセルのEU本部で首脳会議に出席。共同安全保障を記した12ページの文書に署名した。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。ロシア軍はジリジリと後退しているとした。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽トランプ前米大統領、第1回大統領選討論会でウクライナ戦争について「もし真の大統領、プーチンに尊敬される大統領がいたら、彼は決してウクライナに侵攻しなかっただろう」と主張。

▽バイデン大統領、第1回大統領選討論会でトランプ氏について、「彼は自分が何を言っているのか分かっていない」と指摘。ガザ紛争における自身の停戦計画をアピールするとともに、世界で米国ほどイスラエルを支援してきた国はないと主張し、「我々はイスラエルを救った」と語った。

ロシア大統領府、欧米諸国のウクライナ戦争への関与が深まっていることから、西側との外交関係の格下げを検討していると明らかにした。

6月26日
▽ゼレンスキー大統領、ここ数カ月間ロシア軍の激しい地上攻撃と空爆に耐えてきた東部ドネツク州の前線基地を視察。兵士を激励した。

▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の前線を視察した際、地元当局と飲料水の配給、社会問題、避難計画、住宅の再建などについても協議したと明らかにした。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の誘導滑空爆弾により、住宅37棟や公共インフラが大きな被害を受けたと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍による過去24時間の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽NATO、次期事務総長にオランダのルッテ首相を任命。来月の首脳会議で採択する。

▽EU首脳、この1年増加している悪意あるサイバー活動や偽情報キャンペーンなどのハイブリッド攻撃に対抗するため、新たな制裁の枠組みの確立を検討中。

▽EU、ベラルーシに対する追加制裁に合意。対ロシア制裁を回避する抜け穴をふさぐことが狙い。

▽スパイ罪でロシアに1年余り拘束されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のゲルシコビッチ記者が出廷。

▽国連安全保障理事会、ロシア南部ダゲスタン共和国の首都などで23日に発生したシナゴーグ(ユダヤ教会堂)やロシア正教会などを狙った攻撃を非難。

6月25日
▽ゼレンスキー大統領、UAE(アラブ首長国連邦)の仲介により、双方が90人の戦争捕虜を解放したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が市内の民間インフラなど、3カ所を空爆したものの、負傷者はいなかったと報告。

▽EU、ウクライナとモルドバの加盟交渉を正式に開始。

▽国際刑事裁判所、ロシアによるウクライナ侵攻の戦争犯罪容疑でショイグ前国防相とゲラシモフ参謀総長の逮捕状を発行。

▽ドイツ、フランス、ポーランドの国防相、射程数百キロの巡航ミサイルといった精密兵器の調達協力に関するプログラムを立ち上げると発表。

▽ポーランドのドゥダ大統領、訪問先の中国・北京で「中国が国際法を尊重したウクライナ和平案の策定に寄与することを望む」と表明。

▽米国のオースティン国防長官、ロシアのベロウソフ国防相と電話会談。

▽トランプ前米大統領の主要顧問、ロシアのウクライナ戦争終結に向けてトランプ氏に提示した計画の内容を明らかにした。ウクライナが和平交渉入りした場合にのみ米国からさらに兵器が供与されることが盛り込まれている。

▽ロシア大統領府、今年の米大統領復帰で目指すトランプ陣営が示したウクライナ和平案について、「現地の現実を反映したものでなければならない」という見解示す。

▽チェコ政府、同国が主導するウクライナ弾薬輸送プロジェクトについて、最初の弾薬がウクライナに届いたと報告。

▽ロシア外務省、国内でEUのメディアへのアクセスを禁止すると発表。対象とするメディアは81社で、仏AFP通信、国営オーストリア放送協会ORF、アイルランドの放送局RTE、スペインEFE通信などが含まれる。

▽ロシアのリャプコフ外務次官、西側諸国がロシアの決意を過小評価すれば、悲劇的かつ致命的な結果を招く可能性があると警告。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州に向けて滑空誘導爆弾42発を発射したと発表。

6月24日
▽ゼレンスキー大統領、自軍がロシアの製油所や石油貯蔵施設30カ所以上を攻撃したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。その多くで自軍がロシア軍を押し戻しているとした。

▽EU外相理事会、ロシアに対する追加制裁措置を採択。EU域内でロシア産液化天然ガス(LNG)を積み替えて第三国向けに輸出することを禁止する。新たに47の団体と69の個人を制裁リストに追加した。

▽EU、凍結されたロシア資産から得た収入14億ユーロをウクライナ支援に充てることで合意。

▽米国のトレーシー駐ロシア大使、ロシア外務省に対し、いかなる民間人の犠牲も遺憾と伝えた。

▽ロシア大統領府、ウクライナが米国から供与された地対地ミサイル「ATACMS」でクリミア半島を攻撃したとして、米国を直接非難。

▽北朝鮮の高官、ウクライナに対する米国の軍事支援拡大を非難。ウクライナ戦争におけるロシアへの支持を再確認した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。

▽ロシア国防省、西側諸国から供給されたミサイルやその他の兵器を保管していたウクライナ軍の拠点を攻撃したと発表。

6月23日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州への攻撃が続いていることを受け、同盟国に防空システムの供与を急ぐよう改めて要請。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ハルキウ州の住宅地などを空爆し、少なくとも1人が死亡、11人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が首都キーウ方面に向かっていたミサイル2発を撃墜し、その破片が住宅地に落下、2人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ海軍、ロシア南部クラスノダール地方にあるイラン製自爆ドローンの製造・保管施設を破壊したと発表。

▽ロシア政府、ウクライナ軍が南部クリミア半島の住宅地などにドローンとミサイルによる攻撃を仕掛け、少なくとも6人が死亡、100人以上が負傷したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の攻撃で1人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍がクリミア半島の住宅地などを攻撃したことについて、「ウクライナと米国の両方が民間人への意図的なミサイル攻撃の責任を負っている」と非難。

▽ロシア空軍、防空部隊がウクライナと国境を接する南部と西部の3州に飛来したドローン33機を全て撃墜したと発表。

6月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ハルキウ州ハルキウ市を空爆し、少なくとも3人が死亡したと発表。

▽東部ハルキウ市当局、ロシア軍が住宅地などを空爆し、少なくとも3人が死亡、38人が負傷したと報告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による電力インフラや民間施設へのミサイル攻撃が続いていると報告。「同国は少なくともあと7基、パトリオット(地対空迎撃ミサイルシステム)を必要としている」と述べ、同盟国に供与を急ぐよう呼びかけた。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍による21日の砲撃で民間人5人が死亡、7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍が発射したミサイル16発のうち12発とドローン13機を全て撃墜したと発表。

▽ウクライナの送電大手ウクルエネルゴ、ロシア軍が南部ザポリージャ州と西部リビウ州の送電網に攻撃を仕掛け、一部が損傷したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。その多くで自軍がロシア軍を押し戻しているとした。

▽ウクライナ国家警察、ロシア軍が南部ヘルソン州の検問所にドローン攻撃を仕掛け、警察官1人が死亡したと報告。

▽国連のグテレス事務総長、ロシアは北朝鮮に対する国連の制裁を順守しなければならないと言明。

▽ロシア国防省、防空部隊がアゾフ海と同国西部の2州に飛来したウクライナ軍のドローン5機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ国境近くの集落にウ軍の砲弾が着弾し、男性1人が死亡したと報告。

▽ウクライナ東部ドネツク人民共和国政府、ウ軍の砲撃により、民間人3人が死亡、4人が負傷したと発表。

6月21日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。自軍は確実にロシア軍を押し戻しているとした。

▽ウクライナ軍、SBU(ウクライナ保安局)がロシア南部にある3つの製油所をドローンで攻撃したと報告。

▽米国防総省、ウクライナに供与する兵器について、ロシア領内攻撃で使用できるのは東部ハルキウ州近くに限らないという認識示す。

▽米金融大手JPモルガン、8月末に元利払いの一時猶予措置が切れるウクライナ政府発行の外貨建て債券がデフォルト(債務不履行)となる可能性は低いという見通し示す。

▽米国務省、ブリンケン国務長官が韓国の趙兌烈 外相と電話会談を行い、ロシアと北朝鮮の軍事協力の深化を非難したと発表。

▽イタリアのジョルジェッティ経済財務相、G7が制裁で凍結したロシア資産から生じる利子を活用してウクライナに提供する最大500億ドルの融資について、EU諸国が最大60%を負担すると述べた。

▽ロシア南部クラスノダール地方当局、ウクライナ軍のドローン攻撃で製油所の職員4人が負傷したと発表。

▽ロシア大統領府、同国は米国との安全保障協議が緊急に必要だと認識しているが、「協議は包括的でウクライナ問題も含めたものでなければならない」と表明。

▽プーチン大統領、ロシアが抑止力として核兵器の開発を継続し、ウクライナで戦う軍に最新兵器やドローンを供給すると言明。

▽ロシア国防省、防空部隊がウクライナ軍のドローンを114機撃墜したと発表。うち70機がクリミア半島と黒海、43機が南部クラスノダール地方に飛来したという。

6月20日
▽ウクライナ大統領府、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。自軍がロシア軍の前進を抑え、逆に押し戻しているとした。

▽EU、ロシアのウクライナ侵攻を巡る14回目の制裁措置を承認。EU域内でロシア産液化天然ガス(LNG)を積み替えて第三国向けに輸出することを禁止する。

▽韓国政府、ロシアと北朝鮮の首脳による「包括的戦略パートナーシップ条約」署名を受け、ウクライナへの武器供給の可能性を再検討する。聯合ニュースが報じた。

▽イエレン米財務長官、「米国はベトナムとのパートナーシップを強化している」と表明。関係の維持にベトナムがロシアや中国と関係を断つことは条件になっていないと述べた。

▽ルーマニア政府、ウクライナに地対空迎撃ミサイルシステム「パトリオット」1基を供与すると表明。

▽プーチン大統領、核兵器使用に関するドクトリン(基本原則)の変更を検討していると表明。現行のドクトリンではロシアが核攻撃を受けた場合、または通常兵器による攻撃で国家としての存立が脅威にさらされた場合などを核兵器使用の要件に規定している。

▽プーチン大統領、訪問先のベトナムでトー・ラム国家主席と会談。エネルギーや安全保障における連携に意欲を示した。

▽プーチン大統領、NATOがロシアやアジアの国々に安全保障の脅威になっていると非難。

6月19日
▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部ヘルソン州やドネツク州の公共インフラが被害を受け、複数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ大統領府、同国の和平案を協議する2回目の平和サミット開催に向け、既に準備作業を開始していると表明。

▽ウクライナ政府、1~5月のGDPが前年比4.3%増加したと発表。5月のGDPは前年比3.7%増と、4月の4.3%から伸びが鈍化した。

▽ウクライナ政府、検察当局がロシア軍兵士に性暴力を受けた被害者の受け付けを開始したと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州の占領地でウクライナ軍兵士1人を斬首した疑いがあり、捜査していると明らかにした。

▽EU、ロシアに対する制裁第14弾を巡り協議も合意に至らず。

▽ロシアのリャブコフ外務次官、最も緊密な複数のパートナー国と長距離兵器の配備について協議していると明らかにした。

▽プーチン大統領、ベトナム訪問に先立ち、共産党機関紙ニャンザンに寄稿文を寄せ、ウクライナでの戦争に対するベトナムのバランスの取れた姿勢を称賛。

▽プーチン大統領、北朝鮮の金正恩 総書記と会談。ウクライナ問題を含むロシアの政策に対する支持に謝意を表明し、「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名した。

6月18日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続き、自軍がロシア軍を徐々に押し戻していると報告。

ウクライナ政府、ロシア南部ロストフ州の石油基地への攻撃について、SBU(ウクライナ保安局)による特別作戦のひとつであると明らかにした。

▽NATO、防衛力強化に向けた10億ユーロの「NATOイノベーション基金(NIF)」について、投資先企業の第1陣を発表。

▽NATOイノベーション基金(NIF)、欧州のテクノロジー企業4社に直接投資したと発表。防衛、安全保障、強靭性を巡る課題への対応に寄与するとした。

▽ロシア大統領府、週末にスイスで開かれたウクライナ平和サミットについて、「ほとんど成果が上がらず、ロシア不在の協議が不毛であることが明らかになった」という見解示す。

▽ロシア南部ロストフ州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃があり、石油貯蔵タンク数基で火災が発生したと発表。

▽プーチン大統領、北朝鮮入り。金正恩 党総書記と会談した。

6月17日
▽中部ポルタワ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により子供を含む22人が負傷したほか、電線が損傷し、5万5000戸以上で停電が発生したと報告。

メローニ伊首相、G7が制裁で凍結したロシア資産から生じる利子を活用してウクライナを支援する計画について、現時点でEU諸国は直接関与しないという見通し示す。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、加盟32カ国中20カ国超が今年、国防費をGDP比2%とする目標を達成する見通しと明らかにした。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアや中国からの脅威の高まりを踏まえ、核兵器を保管庫から出して配備する方向で協議していると表明。

▽ロシア大統領府、NATOのストルテンベルグ事務総長の核配備に関する発言について「緊張のエスカレートに他ならない」と批判。

▽ロシア大統領府、スパイ容疑で拘束されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのガーシュコビッチ記者を含む囚人交換を巡り、米国と接触があったと明らかにした。

▽デンマーク政府、ロシア産原油をバルト海経由で輸送するいわゆる「影の船団」を阻止する方法を検討していると表明。

▽プーチン大統領、6月18~19日にかけて北朝鮮を訪問。金正恩 党総書記と会談する。

▽プーチン大統領、6月19~20日にかけてベトナムを訪問予定。

▽プーチン大統領、国防次官4人を解任。プーチン氏のいとこの娘とされるツィビレワ氏などを後任に充てた。

▽ロシアの地方裁判所、スパイ容疑で収監されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者の審理を非公開で6月26日に開始すると発表。

6月16日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ平和サミットを「平和への第一歩」と称賛。第2回平和サミットの開催を申し出た数カ国と協議中であると明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ヘルソン州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の数百キロにわたる前線で激しい戦いが続いていると報告。その多くで自軍が有利に立っているとした。

▽ウクライナ平和サミットに出席した80カ国、ウクライナの「領土保全」が和平協定の基礎でなければならないことに同意。

▽首都キーウでウクライナ軍に所属するLGBTQ+(性的少数者)の兵士数百人が集会開く。

2024年6月13日/G7イタリアサミット、G7・欧州の首脳(Susan Walsh/Pool/AP通信)
6月1日~15日

6月15日
▽ウクライナ平和サミット、スイスで開幕。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のスイスでハリス米副大統領と会談。先日締結した2国間安全保障協定を再確認した。

▽ハリス米副大統領、ウクライナのインフラ修復と人道支援のため、国際開発局(USAID)経由で15億ドルを融資すると発表。

▽G7首脳会議を主催したメローニ伊首相、ロシア大統領府が提案した和平案を「プロパガンダ」と一蹴。ウクライナが必要とする限り、支援を提供し続けると確約した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、15人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ヘルソン州とドネツクの数十キロにわたる前線で激しい戦いが続いていると報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍の砲弾が住宅地に着弾し、5人が死亡したと発表。

6月14日
▽ゼレンスキー大統領、プーチン大統領が戦争終結にはウクライナがNATO加盟に向けた野心を放棄し、同国東部・南部4州をロシアに割譲する必要があると主張したことについて、「特に目新しいものではなく、アドルフ・ヒトラーのやり方と同じである」と断じた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル14発のうち7発、ドローン17機をすべて撃墜したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を攻撃し、民間人6人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、ロシアが自軍の兵士254人の遺体を返還したと発表。

▽G7首脳、中国による有害な商慣行に対策を講じると確約。

▽G7首脳、ウクライナとの戦争に向けたロシアによる兵器入手を支援した中国の金融機関に対する措置について警告。

▽フランシスコ教皇、G7サミットで演説。人工知能(AI)が人類より優位となることは決して許されないと警告した。ローマ教皇がG7サミットで演説したのは初めて。

▽NATO加盟国の防衛相、西側諸国による資金、武器、弾薬の供給が遅れ、ロシア軍がウクライナの戦場で主導権を握る事態となったことを受けて、ウクライナに信頼できる長期的安全保障支援と軍事訓練を提供する計画を承認。

▽バイデン米大統領、イタリアのメローニ首相やフランシスコ教皇と個別に会談。

▽オースティン米国防長官、ウクライナが供与を受けた兵器でロシア領内を攻撃するのを一部の供与国が認めたことを受け、東部ハルキウ州周辺でロ軍の前進が失速しているという見方示す。

▽ハリス米副大統領、スイスで6月15~16日に行われるウクライナ平和サミットにバイデン大統領の代理として出席予定。

▽イギリス政府、西側諸国によるロシア産石油取引への制裁を回避するために利用された船舶に制裁を科すと発表。

▽国際刑事裁判所、ロシアのものとみられるウクライナ民間インフラに対するサイバー攻撃が戦争犯罪に当たる可能性があるとして捜査中。

▽ロシア、同国産原油の販売価格に上限を設定した西側の制裁に対する対抗措置の期間を2024年末に延長。

▽プーチン大統領、外務省で演説。「西側の現行の国際安全保障モデルは崩壊しており、ロシアと協力する方法を見つける必要がある」と述べた。

▽プーチン大統領、ウクライナ戦争終結にはウクライナがNATO加盟に向けた野心を放棄し、同国東部・南部4州をロシアに割譲する必要があると言明。

▽ロシア国防省、領内などに飛来したウクライナ軍のドローン87機を撃墜したと発表。

6月13日
▽G7首脳会議開幕。

▽G7首脳、ウクライナの復興などを支援するため、凍結したロシア資産から得た利子を使って、今年最大500億ドルをウクライナに融資することで合意。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のイタリアで日本の岸田首相と会談。10年間の安全保障協定に署名した。日本は2024年にウクライナに45億ドルを提供するほか、協定に基づき支援を継続する。この協定には安全保障、防衛面での支援、人道援助、技術および資金協力が想定されている。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のイタリアでバイデン米大統領と会談。ロシアに対する防衛を強化する2国間安全保障協定に署名した。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ヘルソン州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いており、ハルキウ州の部隊がロシア軍を徐々に押し戻していると報告。

▽中国の習近平国家主席、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。「中国はロシアに武器を売却しない」と伝えた。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナ向け武器供与などの支援の調整役を米国から引き継ぐ考え示す。

▽ウクライナ平和サミットを欠席する中国、独自の和平案への支持を求めて各国政府に働きかけている。ロイター通信が報じた。

▽ロシア国防省、戦術核演習の第2段階の一環として、ミサイルの電子発射訓練を行ったと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、米国や西側同盟国によるロシアへの制裁強化への報復として、西側の社会とインフラに最大限の損害を与えるようロシア国民に呼び掛けた。

▽ロシア大統領府、米国への報復措置を検討していると表明。

6月12日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が首都キーウを含む各地にミサイル・ドローン攻撃を仕掛けたことについて、「同盟国と共に防空体制を強化しなければならないことを示している」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談。スイスで今週行われるウクライナ平和サミットや両国の相互関係改善について生産的・精力的な話し合いをしたと述べた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも9人が死亡、29人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ハルキウ州の部隊がロシア軍を押し戻していると報告。複数の前線で優位に立っているとした。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル6発のうち5発、ドローン24機すべてを撃墜したと発表。

▽首都キーウ当局、防空部隊が撃墜した破片が工場に落下し、火災が発生。住宅なども被害を受け、1人が負傷したと明らかにした。

▽東部ドニエプロペトロフスク州、防空部隊がロシア軍のドローン11機を撃墜。その破片が住宅地に降り注ぎ、9棟が損壊、3人が負傷した。

▽バイデン米大統領、13~15日に開催されるG7首脳会議に出席するため、イタリアに向け出発。サミットではウクライナ支援やロシアに対する新たな制裁、ロシアを後押しする中国への圧力を強めることが焦点となる。

▽米政府、ロシアへの半導体などの販売に関する制裁を拡大。

▽米政府、13日にウクライナとの新たな安全保障協定を結ぶと発表。

▽ルーマニア、ポーランド、ラトビア3カ国、ロシアがNATO加盟国で展開している悪意のあるハイブリッド活動が深刻な懸念を生んでいるとする声明を発表。

▽ロシア軍、NATO加盟国のノルウェー、フィンランド、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアと国境を接する北部レニングラード軍管区の部隊が戦術核兵器演習に参加したと発表。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領が国防相、軍参謀総長、5つの軍管区の司令官らと会談したと発表。

6月11日
▽ゼレンスキー大統領、独ベルリンのウクライナ復興会議に出席。ロシア軍が今年3月に空爆を強化して以降、ウクライナの発電能力は9GW失われたとしたうえで、「今年1GW、数年以内に4GWのガス火力発電所を建設する計画がある」と表明した。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。ドネツク州の前線で動きが活発になっているという。

▽ウクライナ復興会議、ドイツの首都ベルリンで開幕。ウクライナとその同盟国は国際企業に対し、戦後復興への数十億ドルの資金拠出を呼びかけた。

▽ショルツ独首相、首都ベルリンで始まったウクライナ復興会議で、民間企業による再建支援が必要という認識示す。

▽ウクライナとドイツの財務相、ウクライナの戦後復興を支援するため、二国間の協力を強化する共同宣言に署名。

▽米国務省、ウクライナ内務省傘下の部隊「アゾフ旅団」が米国の訓練を受けたり、米国製兵器を使用したりすることを解禁する方針示す。

▽ロシア国防省、同国軍とベラルーシ軍がロシアで戦術核演習の第2段階を開始したと発表。

▽ロシアとイランの包括的協力に関する新たな合意、イラン側が直面している問題により保留。

▽ロシア大統領府、同国とイランの包括的協力に向けた新たな協定について、「一部予定を変更する可能性があるものの、作業を続けている」と表明。

6月10日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の誘導爆弾が民家に着弾し、少なくとも6人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を少しずつ押し戻していると報告。

▽ウクライナのマルチェンコ財務相、同国議員らとの会談で、政府が海外の債権者と200億ドルの債務の再編および一部債務減免について協議していると明らかにした。

▽スイス政府、6月15~16日に同国で行われる「ウクライナ平和サミット」について、これまでのところ90カ国・組織が参加を登録していると発表。

▽ベラルーシ国防省、ロシアの戦術核兵器の使用を想定した演習の第2段階にベラルーシ軍が参加していると発表。

▽プーチン大統領、数週間以内に北朝鮮とベトナムを訪問する予定。ベトナム訪問は6月19~20日の予定とみられる。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の前線から数キロ離れた集落を制圧したと発表。

6月9日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で少なくとも3人が死亡、20人以上が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線付近で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を押し戻していると報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人少なくとも3人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアの最新鋭戦闘機スホイ57を攻撃したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア南部の空軍基地を攻撃し、最新鋭戦闘機スホイ57を2機破壊したと発表。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州に飛来したウクライナ軍のドローン5機とミサイル1発を撃墜したと発表。

6月8日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いており、自軍が戦闘の火種となっているボルチャンスクの半分以上を掌握したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が東部と南部の一部地域に飛来したロシア軍のドローン13機のうち9機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ当局、東部ハルキウ州クピャンスクの元市長に対する暗殺未遂事件が確認されたと発表。この元市長はロシア西部ベルゴロド州で何者かに襲われたという。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、米国が増大する敵国からの脅威抑止に向け、今後数年以内に、戦略核兵器の配備拡大を余儀なくされる段階に達する可能性があるという認識示す。

▽南部ヘルソン州のロシア当局、ウ軍の空爆で民間人少なくとも22人が死亡、15人が負傷したと報告。

▽東部ルガンスク州のロシア当局、ウ軍の空爆で民間人少なくとも6人が死亡、60人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が7日夜から8日にかけて、ロシア領内にドローンによる集中攻撃を仕掛けたと発表。

▽ロシア空軍、西部と南西部の複数の州にウクライナ軍のドローンが飛来し、25機撃墜したと発表。

6月7日
▽ゼレンスキー大統領、仏パリでバイデン米大統領と会談。米国の軍事的、財政的、人道的支援に謝意を示した。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州、ドネツク州、ルガンスク州の前線で一進一退の攻防が続いていると報告。

▽バイデン米大統領、仏パリでウクライナのゼレンスキー大統領と会談。議会での対立でウクライナ支援の実施が遅れたことを謝罪し、2億2500万ドルの追加軍事支援を表明した。

▽バイデン米大統領、訪問先のフランス・ノルマンディーで演説。民主主義へのコミットメントを新たにするよう米国民に訴えた。

▽欧州委員会、旧ソ連構成国のウクライナとモルドバのEU加盟について、「両国は正式に交渉を開始するために必要な条件を全て満たしている」という判断を示した。

▽国連人権高等弁務官事務所、24年5月のウクライナにおける民間人の死者数が174人となり、4月から31%急増し、23年6月以来最多となったと報告。

▽米国務省、中国に対し、スイスで今月開催されるウクライナ平和サミットに出席するよう要請。

▽ロシア大統領府、ウクライナにロシア領を攻撃する兵器を供与する西側諸国はロシアの立場などを考慮に入れる必要があると警告。

▽プーチン大統領、「ウクライナでの勝利を確実にするために核兵器を使用する必要はない」と表明。必要であれば核実験を行う可能性はあるが、現時点で必要はないという考えを示した。

6月6日
▽ゼレンスキー大統領、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦の決行日(Dデー)から80周年を記念する式典に出席。

▽ウクライナ大統領府、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽バイデン米大統領、ノルマンディー米軍英霊墓地で開催された合同式典で演説。自由と民主主義の擁護を強く訴えた上で、西側諸国に対し、ウクライナへの支援を続けロシアに屈しないよう求めた。

▽ショルツ独首相、ウクライナは東部ハルキウ州を標的とするようなロシア国内からの攻撃に対応するため、「西側諸国から供与された兵器を使用することができる」という立場を改めて表明。

▽マクロン仏大統領、ウクライナにミラージュ戦闘機を供与すると発表。

▽EU加盟国財務相、凍結したロシア資産が生む利子を活用するG7案について、来週開かれるG7首脳会議後に検討する見通し。

▽バチカンのフランシスコ教皇、第二次世界大戦の惨禍が忘れ去られつつあり、それにより新たな世界的紛争のリスクが高まっていると表明。

6月5日
▽ゼレンスキー大統領、カタールに到着。タミム首長と会談し、ロシアに連れ去られたウクライナの子供たちの返還プロセスへのカタールの参加や二国間の経済・安全保障問題について話し合う予定。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。その多くで自軍が有利に立っているとした。

▽ウクライナのシビハ外務第1次官、中国を訪問し、今月15~16日にスイスで開催されるウクライナ平和サミットに代表団を派遣するよう要請。

▽イエレン米財務長官、凍結されたロシア資産が生む利子をウクライナ支援に活用する案について、今月イタリアで開催されるG7首脳会議を前に、「かなりの支持を集めている」と表明。

▽イエレン米財務長官、バイデン政権は中国に対し、「ロシアへの軍民両用品の輸出増加を容認しないとし、阻止するために制裁措置で対応すると明確に伝えた」と明らかにした。

▽デンマークのサイバーセキュリティーセンター、ロシアからの脅威の高まりを受け、サイバー攻撃の脅威レベルを低から中に引き上げ。

▽プーチン大統領、一部の西側諸国がウクライナ軍に供与した兵器によるロシア領内への攻撃を容認したことについて、「ロシアも西側を攻撃するために他国に長距離兵器を提供する可能性がある」と警告。

▽プーチン大統領、今年秋の米大統領選で誰が勝利しても、「ロシアと米国の関係は何も変わらない」と表明。

▽ロシア大統領府、今月15~16日にスイスで開催されるウクライナ平和サミットについて、「一部の国が参加を辞退している状況は理解できる」という見解示し、「無意味である」と一蹴した。

6月4日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の数百キロにわたる前線で激しい戦闘が続いていると報告。自軍はロシア軍の前進を抑えているとした。

▽米ホワイトハウス、バイデン大統領が6月13~14日にイタリアのプーリア州で開催されるG7首脳会議でウクライナ支援に向けたロシア資産の活用について協議すると発表。

▽米財務省、ウクライナ戦争を続けるロシアへの制裁をめぐり、「米企業はコンプライアンス(法令順守)を強化する必要がある」という見解示す。

▽イタリア政府、ウクライナ向けに防空システム「SAMP/T」の2セット目を送る方針を明らかにした。

▽国際原子力機関(IAEA)、ロシアが掌握しているウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所について、「周辺で戦闘が続いている限り再稼働は危険」と表明。

▽ロシアのラブロフ外相、ウクライナ政府がフランス軍の教官の入国を許可したことについて、「ウクライナにいるあらゆる外国人部隊が正当な標的になる」とけん制。

6月3日
▽ゼレンスキー大統領、フィリピンの首都マニアを訪問し、マルコス・ジュニア大統領と会談。ロシアの侵攻をめぐるフィリピンの支持と明確な立場に謝意を示した。

▽ウクライナ大統領府、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州の数百キロの前線で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を押し戻していると報告。

▽米ホワイトハウス、ハリス副大統領とサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が15日にスイスを訪問し、ウクライナに関する「世界平和サミット」に出席すると発表。

▽欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)、ロシア産液化天然ガス(LNG)の積み替えを対象とした新たな制裁案について、「アジアの買い手に影響を与える可能性は低い」という見方示す。

▽ショルツ独首相、「NATOによる最近の東端部分での戦力強化の取り組みはロシアの抑止が目的である」と表明。

▽ウクライナ戦争を受けて資産を凍結されたロシアの国内投資家と外国人投資家の資産交換計画を進めているロシアのブローカー「インベスティションナヤ・パラタ」、非居住者からの申請受け付けを開始すると発表。

▽中国外務省、ロシア・ウクライナ戦争の和平に向けた措置を支援するため、あらゆる取り組みを認めるべきと表明。

▽ロシア首都モスクワ、動員兵の母親や妻らが国防省の前に集まり、兵士の早期帰還を求めた。

6月2日
▽ゼレンスキー大統領、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、「中国がウクライナ戦争に関するスイス主催の平和会議を妨害するためにロシアを支援している」と非難。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が夜間に発射されたロシア軍のドローン25機を全て撃墜したと発表。

▽ウクライナ送電大手ウクルエネルゴ、ロシア軍による電力インフラへの攻撃が産業と民間人に大きな影響を与えたと報告。

▽首都キーウで戦死したジャーナリストや民間ボランティアを追悼する集会。数千人が参加した。

▽米ホワイトハウス、「バイデン大統領がウクライナに対し、ロシア国境に近い東部ハルキウ州周辺を攻撃するロシア領内の標的に対し、米国が供与した兵器の使用を認めた」と発表。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の前線近くに位置する集落を制圧したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により、民間人6人が負傷したと報告。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍のドローン空爆で3人が負傷したと報告。

6月1日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による大規模ミサイル・ドローン攻撃を受け、防空システムの追加供与を急ぐよう同盟国に改めて強く要請。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が国内各地に向けて発射したミサイル53発のうち35発、ドローン47機のうち46機を撃墜したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、住宅地にロシアのミサイルが着弾し、子供8人を含む12人が負傷したと報告。

▽西部リビウ州当局、ロシア軍の空爆で数人が負傷。民家や電力インフラに被害が出たと明らかにした。

▽中部ドニプロペトロフスク州当局、防空部隊が撃墜したロシア軍のミサイルの破片が住宅地に落下し、数人が負傷、複数の家屋が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ電力大手DTEK、ロシア軍の空爆で同社の2つの発電所が深刻な被害を受けたと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ザポリージャ、東部ドネツク州、ドニプロなどの電力インフラを標的にしたと報告。

▽ウクライナ東部ドネツク人民共和国当局、ウ軍の砲撃により、民間人5人が死亡、3人が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州上空でウクライナのドローン2機を撃墜したと発表。

2024年5月25日/ウクライナ、東部ハルキウ州ハルキウ市、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた商業施設(AP通信)
5月16日~31日

5月31日
▽ゼレンスキー大統領、スウェーデン、ノルウェーと相次いで長期安全保障協定を締結。アイスランドとも安全保障協定を結び、ウクライナが西側と締結した協定数は15となった。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも6人が死亡、25人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が集合住宅など3カ所をミサイルで攻撃し、少なくとも3人が死亡し、16人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が東部ハルキウ州に向けて5発の弾道ミサイルを発射し、うち1発が集合住宅に着弾したと報告。その25分後にはもう1発が救急車に命中した。

▽ブリンケン米国務長官、バイデン大統領がウクライナに対し、ロシア国境に近い東部ハルキウ州周辺を攻撃するロシア領内の標的に対し、米国が供与した兵器の使用を容認したと発表。

▽ドイツ政府、ウクライナ東部ハルキウ州の北部国境地域に対するロシア国内からの攻撃を巡り、「ウ軍が防衛のためドイツから提供された武器を使用することは可能」という認識示す。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナに西側諸国が供与した武器を使ってロシア領内を攻撃するのを認めれば緊張が高まりかねないとするロシアのプーチン大統領の警告を一蹴。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、「ロシアがウクライナに対して戦術核兵器を使用する可能性に言及したのは脅しではない」と警告。西側との全面戦争に発展する可能性を示唆した。

▽中国政府、6月15~16日にスイスで開かれるウクライナ和平会議に出席しないことを確認。

▽ロシアのベロウソフ国防相、自軍はウクライナで全ての戦術的方向で前進しており、今月28の集落を制圧したと発表。

5月30日
▽ウクライナ軍参謀本部、自軍は東部ハルキウ州の北部地域で防衛線を強化しており、ストリレチャ村付近でロシア軍の攻撃を1度撃退したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシアは東部ハルキウ州の北部付近で兵力を増強しているが、大規模な攻勢を仕掛けるには不十分という見方示す。

▽ウクライナ国家警備隊、ロシア軍は前日から東部ハルキウ州で前進できていないと報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、「ウクライナに供与した兵器の使用に課せられた制限の一部を見直す時が来た」と表明。西側諸国はウクライナに向けてミサイルを発射しているロシア領内の軍事拠点への攻撃を認めるかどうかで意見が分かれている。

▽ブリンケン米国務長官、バイデン政権が近く、ウクライナに向けてミサイルを発射しているロシア領内の軍事拠点への攻撃を容認する可能性があると示唆。

▽米財務省、ロシア経済に圧力をかけるため、あらゆる措置を講じる用意があると表明。

▽チェコ政府、NATOはロシア帝国主義を封じ込めるというシグナルを送る必要があり、ウクライナ支援はその一助になるという認識示す。

▽モルドバ議会、ロシアによる占領地域の子どもの処遇に関連して、ロシアのウクライナ侵攻を「ジェノサイド(集団殺戮)」と非難する宣言を可決。

▽ロシアのラブロフ外相、ロシアとウクライナ双方が参加する和平協議を中国が仲介できるという認識示す。

▽ロシアのラブロフ外相、米国が欧州やアジアに中・短距離ミサイルを配備した場合、「ロシアは核抑止力の分野で追加措置を講じる可能性がある」とけん制。

5月29日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を押し戻していると報告。防空システムの強化を急ぐ必要があるとし、西側の同盟国にさらなる支援を要請した。

▽東部ドネツク州政府、ロシア軍の誘導爆弾により民間人少なくとも2人が死亡、6人が負傷し、集合住宅が被害を受けたと報告。

▽南部ヘルソン州政府、ロシア軍がヘルソン市郊外の集落を砲撃し、住民1人が死亡したと報告。

▽ウクライナ国営電力会社ウクルエネルゴ、国内の原発を修理して予定より早く再稼働したと発表。計画停電を回避できるとみられる。

▽米政府、ウクライナ戦争が続く中、安全保障を脅かす中国とロシアの貿易を阻止するため、「米国はパートナー国と共に制裁と輸出規制を発動する用意がある」と表明。

▽ブリンケン米国務長官、米国がウクライナに供与している兵器が戦線の安定化に貢献しているという認識示す。

▽スウェーデン政府、ウクライナに130億クローナ相当の追加軍事支援を行うと発表。

▽マクロン仏大統領とショルツ独首相、ウクライナに向けてミサイルを発射しているロシア領内の軍事拠点について、「ウ軍による攻撃を認めるべき」という考え示す。

▽ロシア財務省、年収240万ルーブル以上を対象とする所得税の累進課税強化や、肥料・鉄鉱石生産者に対する鉱物抽出税の引き上げを提案。

5月28日
▽ゼレンスキー大統領、ベルギーを訪問し、デクロー首相と会談。二国間の安全保障協定に調印した。

▽ゼレンスキー大統領、ポルトガルを訪問。二国間の安全保障協定に調印した。

▽ゼレンスキー大統領、バイデン米大統領が来月スイスで開催されるウクライナ和平会議を欠席すれば、プーチン大統領を喜ばせることになると指摘。出席するよう改めて強く呼びかけた。

▽EU加盟国の国防相、ウクライナ軍の訓練をウクライナ国内で行う案について議論。共通の見解には至らなかった。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、フランス軍の教官がウクライナの訓練施設を近く訪問することを許可する書類に署名したと発表。

▽ポーランドのシコルスキ外相、「ポーランドはウクライナへの派兵を排除すべきでない」という考え示す。具体的な役割には言及しなかった。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部の2つの集落を掌握したと発表。東部ハルキウ州イバニフカとドネツク州ネタイロベを制圧したとしている。

▽プーチン大統領、訪問先のウズベキスタンで、「ウクライナがロシア領土を攻撃するために西側諸国から供給された長距離兵器を使用すれば、戦争は新たな段階に突入する可能性がある」と警告。

5月27日
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で十分な防空システムを確保する必要性を強調。「西側諸国にF16戦闘機の供給を加速するよう訴え続ける」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、スイスで6月に開催される「世界平和サミット」について、バイデン米大統領と中国の習近平 国家主席に出席を呼びかけた。

▽スペインのサンチェス首相、首都マドリードでゼレンスキー大統領と会談。二国間の安全保障協定を締結した。協定期間は10年。今年の軍事支援の規模は10億ユーロ。

▽スペイン政府、ウクライナとの安全保障協定に基づき、米国製地対空ミサイル「パトリオット」12基、中古のドイツ製主力戦車「レオパルト」19両、スペイン製の対ドローン装備や弾薬などの供与を約束。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民家や道路インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ当局、同国のドローンがロシア南部オレンブルク州オルスク近郊の早期警戒レーダー「ボロネジM」を標的にしたと報告。

▽ロシア大統領府、NATOのストルテンベルグ事務総長の発言に不快感を示し、「NATOがロシアと直接対決する構図になっている」と非難。ストルテンベルグ氏はエコノミスト紙のインタビューで、「NATO加盟国はウクライナに対し、西側が供給した武器でロシア国内を攻撃することを容認すべき」という考えを示していた。

▽ベラルーシ国防省、同国とロシアが5月27~31日の日程で合同軍事演習を実施すると発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍による東部ハルキウ州への攻勢は沈静化したように見えると指摘。ウクライナ側が複数の前線で体制を維持し、露側の侵攻を阻止しているとした。

5月26日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ハルキウ市の北西約90キロの国境沿いでこの地域への攻撃を強化する準備を進めていると警告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が25日に空爆した東部ハルキウ市の商業施設について、死者が14人に増加したと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が南部オデーサ州やザポリージャ州などに飛来したロシア軍のドローン31機と巡行ミサイル12発を迎撃したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシアが南部地域などに向けて30機以上のドローンと巡行ミサイル14発を発射したと報告。被害の有無は不明である。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍の攻撃で民間人4人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊がクルスク州上空で7機、オリョール州上空で3機のドローンを撃墜したと発表。

5月25日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部ハルキウ市への空爆を繰り返していると非難。西側諸国に防空システムの供与を急ぐよう改めて訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアが地上侵攻している東部ハルキウ州の戦況について、「国境地域をウクライナ軍が制御することに成功している」と表明。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍がハルキウ市の建材店を空爆し、民間人少なくとも2人が死亡、33人が負傷したと報告。

▽G7財務相・中央銀行総裁会議、制裁で凍結したロシア資産をウクライナに活用する案について、6月の首脳会談での判断材料の準備を進めることで一致して終了。ウクライナ侵攻を受けて凍結されているロシアの金融資産は約3000億ドル。

▽プーチン大統領、「ロシアは定期的に核演習を実施している」と述べ、先週開始した戦術核兵器の使用を想定した演習は緊張の高まりを示すものではないと言明。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウ州の戦況について、ロシア国境から5キロ圏内にある町の半分以上を制圧したと報告。

▽ロシア国防省、自軍が東部ドネツク州アウディーイウカ近郊の集落を制圧したと発表。

5月24日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州への攻撃が激化していることについて、「ロシア軍はウクライナ領外から長距離ミサイルで攻撃できるため、防空システムの強化が必要不可欠である」と同盟国に改めて呼びかけた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により、市内の複数の線路が破壊されたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州の北部でロシア軍の進撃を阻止し、反攻作戦を実施していると報告。

▽米国防総省、ウクライナに対し2億7500万ドル相当の追加軍事支援を実施すると発表。今回の支援には高機動ロケット砲システム「ハイマース」用の弾薬、155ミリおよび105ミリ砲、ミサイル、対装甲システム、精密徘徊型兵器などが含まれる。

▽G7財務相・中央銀行総裁会議、イタリアのストレーザで開幕。ウクライナ支援や中国の過剰生産問題などについて協議する。

▽イエレン米財務長官、米国内で凍結したロシア資産を活用した融資額は500億ドルにのぼる可能性があると表明。

▽世界銀行のバンガ総裁、ロシア凍結資産のウクライナ支援活用を巡り、「世銀はアフガニスタン向け融資など非軍事的支援を目的とする基金の運営で豊富な経験があり、ウクライナ向け融資でも同様の方法を再現できる」と表明。

▽プーチン大統領、開戦から2年あまりとなるウクライナ侵攻について、現時点でロシアが制圧する地域を認定する形で停戦する用意がある。ロイター通信が関係筋の話として報じた。

▽ロシア連邦保安局のボルトニコフ長官、今年3月に首都モスクワ郊外のコンサートホールで140人以上が死亡した銃乱射事件について、「ウクライナの情報機関が直接関与していた」と発表。この事件を巡っては、イスラム国(ISIS)が犯行声明を出している。

▽プーチン大統領、北朝鮮訪問の準備が進められており、訪問日程は後日発表される見通し。

▽プーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領は5年の任期を終え、すでに正当性を失っており、ロシアとウクライナが和平交渉を再開する場合の法的障害になると主張。

5月23日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州がミサイル攻撃を受けたことについて、「ロシアの攻撃に対抗する軍事支援を十分提供していない」と西側諸国を非難。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアは誘導爆弾を攻撃の主力にしているとし、ウクライナの都市を守るための防衛システム強化が必要と訴えた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルが市内の印刷工場などに着弾し、7人が死亡、28人が負傷したと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ市と近隣の集落に向けてミサイル約15発を発射。交通インフラと印刷工場が標的になったと明らかにした。

▽イエレン米財務長官、G7財務相・中央銀行総裁会議を前に、「ウクライナ侵攻をめぐる制裁で凍結したロシア資産の利子をウクライナ支援に活用するG7の計画は2025年以降も支援の重要な財源になり得る」という考え示す。

▽ウクライナ経済省、今年1~4月のGDP速報値が前年比4.4%増と報告。

▽ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長、ロシア大統領府でプーチン大統領と会談。ウクライナとの戦争でロシアを支援するため、戦闘員の追加派遣を申し出たと明らかにした。

▽プーチン大統領、米国で凍結されたロシア企業の資産を補償するために、ロシア国内の米国資産を没収できる法令に署名。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ドネツク州バフムートの南西にある集落アンドリーフカを制圧したと発表。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州上空でウクライナ軍のロケット弾35発とドローン3機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、住宅地の上空で撃墜されたウクライナ軍のドローンの破片が民家に落下し、女性1人が死亡したと報告。

5月22日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、複数のエネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、先週末に実施した作戦で、ロシア軍が南部クリミア半島に配備した艦艇のうち最後の巡航ミサイル搭載艦を破壊したと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が北部スムイ州にあるエネルギー施設にドローン攻撃を仕掛け、一部地域で停電が発生したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が北部スムイ州以外の5州に向けて発射したドローン24機を全て撃墜したと報告。

▽シャップス英国防相、ロシアがウクライナとの戦争に使用する殺傷兵器を中国が供与しているか、供与する態勢にあると非難。

5月21日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ヘルソン州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の複数の前線で激しい戦闘が続いていると報告。一部でロシア軍を押し戻しているとした。

▽ベルギー政府、EU加盟国が域内で凍結されているロシア中央銀行の資産から得る利子をウクライナ支援に充てる計画を正式に採択したと発表。合意に基づき、利子の90%がウクライナに軍事支援を行うためのEU基金に、残り10%は他の方法でウクライナを支援するために活用される。

▽ウクライナのクレバ外相、ロシア中央銀行の資産から得る利子をウクライナ支援に充てる計画を採択したEUに謝意を示し、「利子だけでなくロシア資産の没収がウクライナの最終目的である」と表明。

▽米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長、「米国はウクライナに軍事訓練員を派遣する予定はない」と表明。

▽イエレン米財務長官、押収されたロシア資産に関連した融資を利用して、G7がウクライナに最大500億ドルの支援を行う可能性があると発表。

▽イエレン米財務長官、欧州の銀行幹部に対して、ロシアによる制裁逃れを封じる取り組みを強化するよう要請。

▽米財務省、オーストリアの銀行大手ライファイゼン・バンク・インターナショナルに対し、ロシアの実業家デリパスカ氏が絡む取引を中止するよう要請。

▽イエレン米財務長官、欧米は製造業を守るため、戦略的かつ連携して中国の産業政策に対応する必要があるという考え示す。

▽プーチン大統領、サドベンコ国防次官に代わり、経済発展省の次官を務めたサベリエフ氏を指名。

▽ブリンケン米国務長官、国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を請求したことについて、「議会と連携して適切な措置を講じる」と言明。

▽ロシア国防省、戦術核兵器の使用を想定した演習を開始。

5月20日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州に地対空ミサイルシステム「パトリオット」を2基配備できれば状況は根本的に変わると表明。同盟国に防空システムの追加供与を改めて強く求めた。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍の激しい攻撃が続く東部ハルキウ州の国境の町ボウチャンスクの戦況について、「ウ軍が町の6割を死守している」と報告。

▽東部ハルキウ州知事、ウクライナ軍が市街地の細かい区域ごとに防衛を試みていると報告。「この地域の北部を素早く占領するというロシアの計画は失敗した」と述べた。

▽ロシア軍、東部ルガンスク州のビロホリフカを完全に制圧したと発表。

▽ロシア国防省、東部ハルキウ州のボウチャンスク、スタリツィア、フリボケ付近で激しい戦闘があり、ウクライナ軍の反撃を2回を撃退したと発表。

5月19日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の前線とその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも11人が死亡、数十人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州知事、ロシア軍の空爆で6人が死亡、27人が負傷したと報告。

▽東部クピャンスク当局、ロシア軍の攻撃により民間人少なくとも5人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン37機を全て撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン州のロシア当局、ウクライナ軍のドローンがミニバスに衝突し、1人が死亡、16人が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クラスノダール地方に飛来したウクライナ軍のドローン57機を全て撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、南部クリミア半島に飛来したウクライナ軍のミサイル9発とドローン1機を撃墜したと発表。

5月18日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ヘルソン州とドネツク州、南部ザポリージャ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。自軍はロシア軍を押し戻しているという。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍による17日の空爆の死者数が3人、負傷者数が28人に増加したと報告。

▽東部ハルキウ市当局、ロシア軍の空爆で民間人少なくとも5人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州知事、ロシア国境近くの前線地域から1万人近くの民間人を避難させる必要があると表明。

5月17日
▽ゼレンスキー大統領、「東部ハルキウ州に展開する自軍は前線を安定させているものの、ロシア軍が一部地域で10キロ進軍した」と明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、一部の受刑者の軍への入隊を認める法律に署名。ロシア軍の攻勢に対する防衛線維持に向けた措置とみられ、最大2万人の兵力増強につながる可能性がある。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により、民間人少なくとも2人が死亡、13人が重軽傷を負ったと発表。うち4人が重体だという。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシアが地上侵攻している東部ハルキウ州の前線に激しい戦闘が迫っていると警告。

▽ウクライナ軍、ロシア占領下のクリミア半島のベルベク空軍基地に長距離攻撃を行い、戦闘機3機と主要滑走路近くの燃料施設を破壊。米商業衛星会社マクサーが明らかにした。

▽プーチン大統領、ウクライナ東部ハルキウ州の制圧は現段階の計画に含まれていないと表明。そこで活動しているロシア軍は自衛のための「緩衝地帯」を設定しているとした。

▽プーチン大統領、訪中の締めくくりに開いた会見で、「習近平 国家主席との首脳会談ではウクライナを含め多くの重要な課題について意見交換した」と述べた。

▽プーチン大統領、ウクライナでの特別軍事作戦は計画通りに進んでいる強調。

▽プーチン大統領、ウクライナ大統領選が戒厳令の影響で延期されていることについて、「ゼレンスキー大統領の政治的正当性に疑問が出てくる」という考え示す。

▽ロシア外務省、西側諸国に対し、「ウクライナにミサイルや兵器を供与してロシア攻撃を容認するのは火遊びであり、無反応ではいられない」と警告。

5月16日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアが地上侵攻している東部ハルキウ州を視察。戦場の状況は極めて困難だが、制御下にあると述べた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により、ボルチャンスクの市民少なくとも6人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア国境から5キロに位置する東部ハルキウ州ボルチャンスクでロシア軍と交戦。ボルチャンスクの状況は制御下にあるとし、ロ軍の進軍ペースは落ちているとした。

▽NATO、ウクライナ東部ハルキウ州で攻勢を強めるロシア軍について、「大きく前進できるとは考えていない」と指摘。

▽スイス政府、同国で6月に開催するウクライナ和平サミットに50カ国以上が参加を表明したと明らかにした。

▽米財務省、北朝鮮からロシアへの武器移転に関与したとして、ロシア人2人とロシア企業3社を制裁リストに追加。

▽デンマーク政府、56億クローネ相当の追加軍事支援をウクライナに送ると発表。

▽ロシア軍、東部ハルキウ州への地上侵攻を開始して以来、12の集落を制圧したと発表。

▽ロシアのショイグ安全保障会議書記、ロシア軍はウクライナの全方面で前進していると発表。同氏はプーチン大統領の訪中に同行している。

▽ロシアのウォロジン下院議長、ウクライナが米欧を大規模な世界的戦争に引きずり込む恐れがあると警告。西側の指導者に対し、大惨事を避けるために責任ある行動を取るよう求めた。

▽ロシア国防省、南部クリミア半島に向かっていたウクライナ軍のドローン11機を撃墜したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、東部ハルキウ州のロシア軍は国境からわずか8キロしか前進できていないと指摘。

2024年5月11日/ウクライナ、東部ハルキウ州ハルキウ市、前線近くの集落から避難した住民(AP通信)
5月1日~15日

5月15日
▽ウクライナ政府、ゼレンスキー大統領の外遊予定を全て延期すると発表。東部ハルキウ州でロシア軍が攻勢を強めている影響とみられる。

▽ウクライナ軍、東部ハルキウ州でロシア軍が攻勢を強めたことを受け、州の2つの地域で部隊を新たな陣地まで後退させたと発表。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ハルキウ州で2集落、南部ザポリージャ州で1集落を新たに制圧したと発表。

▽ブリンケン米国務長官、ウクライナに20億ドルの追加軍事支援を提供すると発表。

▽ブリンケン米国務長官、バイデン大統領が向こう数週間以内にゼレンスキー大統領と会談する可能性があると明らかにした。

▽米財務省、オーストリアの銀行大手ライファイゼン・バンク・インターナショナルに対し、ロシアとの取引を理由に米金融システムへのアクセスが制限される可能性があると警告。

▽韓国の尹錫悦大統領、ゼレンスキー大統領と電話会談。来月スイスで開催予定のウクライナに関する平和サミットに韓国が出席すると確認した。

▽プーチン大統領、ウクライナ戦争を巡り中国が提示した和平案を支持すると表明。

▽プーチン大統領、ロシア軍はウクライナの戦線で全方位にわたって前進しており、進撃は計画通りに進んでいると強調。

▽ブリンケン米国務長官、パレスチナ・ガザ地区で政権の空白状態が生じ混乱で溢れかえる可能性があると指摘。イスラエルはガザの将来について明確かつ具体的な計画を策定する必要があると述べた。

5月14日
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウ入りしたブリンケン米国務長官と会談。「米国の援助は極めて重要」と評価し、先月成立したウクライナ支援法に謝意を示した。

▽ゼレンスキー大統領、ブリンケン米国務長官との会談で最も不足しているのは防空システムと説明。東部ハルキウ州向けに迎撃ミサイルシステム「パトリオット」の砲台2基が必要だと訴えた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により20人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州ボウチャンスクやドネツク州の複数の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽米エネルギー省、ロシアからの濃縮ウランの輸入禁止措置が8月11日から施行されると発表。

▽ロシア国営原子力企業ロスアトム、米国によるロシア製濃縮ウランの輸入禁止措置は差別的かつ政治的な動きであり、濃縮ウランの世界市場を損なうものと非難。引き続き世界事業を展開していくとした。

▽ロシア連邦捜査委員会、国防省人事総局長のクズネツォフ中将を収賄容疑で拘束したと発表。

▽ロシア南部ボルゴグラード州で貨物列車が脱線し、ディーゼル燃料のタンクで火災が発生。国内メディアはウクライナのドローン攻撃が原因と報じている。

▽ロシアのベロウソフ次期国防相、兵力の損失を最小限に抑えながら、ウクライナの戦場で勝利を収めることが主な課題になると表明。

▽中国外務省、ロシアのプーチン大統領が今週、2日間の日程で中国を国賓訪問すると発表。

5月13日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が戦線を拡大させようと、小規模な集団で新たな区域に対する攻撃を進めていると指摘。

▽東部ハルキウ州政府、現時点でウクライナ軍はボウチャンスクに続く全ての進入路の防衛に成功していると報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州ボウチャンスクの住宅地を攻撃し、少なくとも5人が負傷したと発表。

▽バイデン米大統領、ウクライナに侵攻するロシアへの制裁強化のため、ロシアからの濃縮ウラン輸入を禁止する法案に署名。同法が成立した。

▽EU、ウクライナに対する長期的な安全保障支援の確約を取りまとめ、向こう数年間にわたり一段の兵器供与や軍事訓練などの支援を保証する文書の草案を作成。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の9集落を制圧したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が東部ハルキウ州で「戦術的成功」を収めたと指摘。ボウチャンスクへの攻撃にかなりの兵力を動員しており、ロ側で少なくとも100人の死亡が報告されたとしている。

▽ロシアの新国防相に指名されたベロウソフ氏、人事承認手続きの一環で上院国防・安全保障委員会に出席。住居・医療・福祉給付などの面で、兵士のケアを改善する必要があると述べた。

▽米シンクタンク戦争研究研、プーチン大統領がベロウソフ氏を国防相に指名したことについて、「国防省の政策とより広範な経済政策をうまく統合することを期待している」と指摘。

5月12日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、公共インフラなどに被害が出たと明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ハルキウ州とドネツク州の前線とその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のミサイルが10階建てアパートに着弾し、11人が死亡したと発表。

▽プーチン大統領、ショイグ国防相を交代させ、副首相のベロウソフ氏を後任に起用する人事を提案。ショイグ氏は国家安全保障会議の議長に就任する。

5月11日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州の前線近くにある7つの集落で戦闘が続いていると報告。

▽東部ハルキウ州政府、前線に近い3つの集落とその周辺で激しい戦闘が続いているものの、自軍は状況を制御しており、ロシア軍を押し戻していると報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍による東部ハルキウ州への新たな攻撃により、民間人1700人以上が避難を余儀なくされていると発表。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍が少なくとも30の町や集落を攻撃していると報告。

▽東部ルガンスク州のロシア当局、ウクライナ軍が石油貯蔵施設を攻撃し、4人が死亡、8人が負傷したと発表。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍が市内のレストランを砲撃し、3人が死亡したと報告。

▽ウクライナのパブリュク陸軍司令官、ロシアは同盟国によるウクライナへの武器供給の遅れを利用しており、戦争は今後2カ月で重大な局面を迎えるという見方示す。

▽ウクライナ国営テレビ、東部ハルキウ州の4つの集落がロシア軍に占領されたと報じた。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシア軍がウクライナ東部ハルキウ州でより大規模な攻撃を仕掛ける可能性があると指摘。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ロシアが計画している戦術核兵器配備の演習の目的は西側によってウクライナに提供された兵器によるロシア領土への攻撃を西側が容認した場合の対応策を練ることと明らかにした。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州への地上攻撃を進め、5つの集落を占領したと発表。

5月10日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が北東部方面で新たな反撃行動を開始したと指摘。「東部ハルキウ州などで激しい戦闘が繰り広げられている」と述べた。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の攻撃により民間人少なくとも1人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国防省、東部の第2の都市ハルキウ市近郊への攻撃を開始したロシア軍部隊を撃退したものの、戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、西側諸国に供与を要請している米国製の戦闘機F16について、6~7月に初めての供与を受けるという見通し示す。どの国からの供与になるかは明らかにしていない。

ウクライナ軍、ロシア中部バシコルトスタン共和国にある石油精製施設をドローンで攻撃。

▽ロシア軍、東部の第2の都市ハルキウ市近郊で地上攻撃を開始。

▽キャメロン英外相、NATO加盟国に対し、GDPの2%を国防費に充てるという誓約を守るよう促したうえで、世界はかつてないほど危険な場所になっており、より強力な外交政策が必要という認識示す。

▽プーチン大統領、ミシュスチン氏を再び首相に任命。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州や首都モスクワ郊外などに飛来したウクライナのドローン7機を全て撃墜したと発表。

5月9日
▽ゼレンスキー大統領、「同盟国が武器供給を増やせば、ロシア軍によるウクライナ東部へのさらなる侵攻を阻止できる」と言明。

▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー前軍総司令官を駐英大使に正式に任命。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーイウカ周辺の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が東部ドネツク州オチェレティネ村付近への攻撃を強化し、過去24時間で45回の地上攻撃を仕掛けたと報告。

▽ウクライナ議会、クブラコフ副首相の解任決議案を可決。

▽ウクライナ議会、汚職疑惑で捜査を受け、辞表を提出していたソルスキー農相の解任決議案を可決。

▽イギリス国防省、ウクライナ東部におけるロシア軍による攻撃が3月から4月にかけて17%増加したと発表。

▽ロシアの首都モスクワで対独戦勝記念日パレード。ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キューバ、ラオス、ギニアビサウの首脳が出席した。

▽プーチン大統領、第2次世界大戦でソ連がナチスに勝利した記念日の演説で、「ロシアは世界的な衝突を避けるために全力を尽くすが、自国が脅かされることは容認しない」と警告。

▽プーチン大統領、同国が戦術核兵器配備の演習を計画していることについて、異例ではないという認識示す。

▽ロシア南部クラスノダール当局、ウクライナのドローン攻撃により、燃料貯蔵庫で火災が発生し、貯蔵タンク数基が損傷したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナのドローン攻撃により、11歳の少女を含む8人が負傷したと報告。

▽ロシアのリャブコフ外務次官、西側諸国のエスカレーションに向かう行動を理由に、「ロシアは核抑止力を強化せざるを得ないと感じている」とけん制。

5月8日
▽ゼレンスキー大統領、「第二次世界大戦でナチズムに勝利した日に、ナチスのプーチン大統領がウクライナに対する大規模なミサイル攻撃を開始した」と非難。

▽ショルツ独首相、ゼレンスキー大統領と電話会談。6月15~16日にスイスのルツェルン近郊で開催される平和サミットに対するドイツの支持を強調した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が国内のエネルギーインフラに大規模攻撃を仕掛けてきたと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル55発中39発、ドローン21機中20機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ政府、「再びエネルギーインラフに対する大規模な攻撃があった」とSNSに投稿。ポルタワ州、キロボフラード州、ザポリージャ州、リビウ州、イワノフランコフスク州、ビンニツァ州の発電・送電施設が標的になったと明らかにした。

▽ウクライナのクリメンコ内相、ロシア軍の攻撃により、キーウ州で2人、キロボフラード州で1人が負傷したと報告。エネルギーインフラのほか、住宅30戸、公共交通機関、自動車、消防署が被害を受けたと明らかにした。

▽EU、域内で保有するロシア中央銀行の凍結資産から得た利益でウクライナに数十億ドルの武器弾薬を提供する計画に暫定合意。

▽ルーマニアのヨハニス大統領、ロシアが侵攻するウクライナに地対空ミサイルシステム「パトリオット」を供与する用意があると表明。

▽ロシア外務省、フランスのマクロン大統領がウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の正当な標的になると警告。

5月7日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争の解決策検討を目的とする「平和サミット」について、カボベルデがアフリカ諸国で初めて出席に同意したと明らかにした。

▽ウクライナ保安庁、ロシア連邦保安局(FSB)の指示を受け、ゼレンスキー大統領らの暗殺計画に関与した疑いでウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表。

▽ウクライナ当局、昨年12月下旬から今年2月下旬までにロシアが発射した北朝鮮製の弾道ミサイル約50発のうち、回収できた21発の残骸を調査したと発表。約半数が予定軌道を外れて空中で爆発したという。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で複数の家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽化学兵器禁止機関、ロシアとウクライナが禁止されている有毒物質を戦場で使用したと互いを非難していることをめぐり、「両国がそれを使ったことは十分に立証されていない」と声明を出した。

▽EU、ロシアに対する制裁第14弾として、ロシア産液化天然ガス(LNG)の積み替えや、同国の戦争に資する物品を輸送する船舶によるEUの港使用を禁止する案を協議。

▽ショルツ独首相、ロシアの凍結資産から得られる収益の9割をウクライナ向けの武器購入に充てるべきと提案。

▽中国の張漢暉 駐ロシア大使、ロシアを含む全ての当事者が対等に参加するウクライナ和平会議を支持すると表明。

▽プーチン大統領の就任式。通算5期目スタート。

▽ロシア・モスクワ地裁、米JPモルガンの欧州子会社と独コメルツ銀行がロシア国内に保有する資産1240万ユーロの差し押さえを認める。

▽ロシア内務省、米国人2人をそれぞれ別の容疑で拘束していると明らかにした。1人は米軍の兵士。

▽ベラルーシ軍、ロシアが実施する戦術核兵器の軍事演習の準備と並行して、同国軍の戦術核の準備点検を開始。

5月6日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、複数の家屋や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン13機のうち12機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナのドローン攻撃で少なくとも6人が死亡、子供を含む35人が負傷したと発表。

▽フランスのマクロン大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長、パリを訪問している中国の習近平国家主席と会談。均衡の取れた貿易を確保するよう求めたほか、ウクライナ戦争を終わらせるためにロシアに対する影響力を行使するよう要請した。

▽ロシア外務省、イギリスがウクライナに提供した兵器がロシア領内への攻撃に使用された場合、ロシアはウクライナ国内外のイギリスの軍事施設や装備に対し反撃する可能性があると警告。

▽ロシア国防省、プーチン大統領の指示で、戦術核兵器の使用練習を含む軍事演習を実施すると発表。

▽ロシア外務省、戦術核兵器の使用練習を含む軍事演習はNATO諸国の当局者による敵対的発言の内容を踏まえて検討されるべきと指摘。

5月5日
▽ゼレンスキー大統領、復活祭の演説で国民に団結を呼びかけた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも23人が負傷、家屋や公共インフラが被害を受けたと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン24機のうち23機を撃墜したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍によるドローン攻撃で子供を含む6人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ市当局、ロシア軍の空爆と砲撃で少なくとも14人が負傷したと報告。

▽東部ドニプロ当局、防空部隊が撃墜したロシアドローンが建物に落下し、火災が発生したと報告。死傷者は確認されていない。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の前線に位置するオチェレティネ村を制圧したと発表。

5月4日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とヘルソン州の前線とその周辺で激しい戦闘が続いていると報告。自軍はロシア軍の人海戦術を防ぎ、防衛ラインを堅持しているとした。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で多数の家屋や民間インフラが被害を受けたと報告。

▽ロシア当局、ゼレンスキー大統領を指名手配リストに追加。ロシア国営メディアが報じた。

5月3日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とヘルソン州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。ロシア軍による無謀な人海戦術で多数の死傷者が出ていると非難した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも5人が負傷、エネルギーインフラなどに被害が出たと報告。

▽ロシアがウクライナ侵攻した2022年以降、米農業企業がロシア産肥料を積極的に輸入している。米肥料大手CFインダストリーズが明らかにした。

▽キャメロン英外相、必要な限りウクライナを支援すると改めて表明。年間30億ポンドの軍事援助を行うと確約した。

▽ロシア大統領府、ウクライナでの和平実現を目指して6月半ばにスイスが開催されるハイレベル会合について、「ロシアが招待されていないため、開催の意味はない」という見方示す。

5月2日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が先月、ウクライナに向けて様々な種類のミサイルを300発以上、ドローンを約300機、誘導爆弾3200発以上を発射したと明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーイウカとバフムートの前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。一進一退の攻防が続いているとした。

▽NATO、加盟国のチェコ、エストニア、ドイツ、ラトビア、リトアニア、ポーランド、イギリスがロシアのハイブリッド攻撃を受けていることを深く懸念していると表明。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアが北朝鮮に対し、国連安全保障理事会の制裁に違反するとみられる規模の石油精製品を密かに輸出していると明らかにした。

▽米国務省、ロシアがウクライナ軍に対して、条約で禁止されている化学兵器を使用していると指摘。

▽ヘインズ米国家情報長官、ロシアのプーチン大統領は国内外の情勢がロシアにとって有利に進んでいると見ているため、ウクライナで攻撃的な戦術を推し進める可能性が高く、戦争がすぐに終結する可能性は低いという見方示す。

▽ウクライナ国営ガス会社ナフトガス、外国企業と貿易業者に供給するガスについて、今冬は前年比60%増の約40億立方メートルを貯蔵したいという意向示す。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍のドローンが西部ベルゴロド州など4地域に飛来し、全て撃墜したと発表。

5月1日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が負傷、電力インフラなどが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーイウカ近くの前線で激しい戦闘が続いており、自軍がロシア軍を押し戻していると報告。

▽米政府、ウクライナ戦争を巡るロシアへの新たな制裁措置を発表。中国企業などを通じた制裁迂回を対象としている。

▽ロシアのショイグ国防相、ウクライナにおける軍事作戦のために、より多くの武器をより迅速に供給するよう命じた。

▽米シンクタンク戦争研究所、東部と南部の1000キロを超える前線でロシア軍が人海戦術により優位に立っており、西側の兵器供与が遅れれば、さらに多くの地域でリスクが高まることになると指摘。

2024年4月10日/ウクライナ、首都キーウの訓練所、木材を運ぶ兵士たち(Getty Images)
4月16日~30日

4月30日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州とヘルソン州、南部オデーサ州とザポリージャ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍による前日のミサイル攻撃で、教育施設内にいた少なくとも5人が死亡、32人が負傷したと発表。うち8人は重体だという。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、武器納入の遅れにより、ウクライナでNATO加盟国に対する信頼が低下しているという見方示す。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が南部クリミア半島に向けて発射した米国製の長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」6発をすべて撃墜したと発表。

4月29日
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでNATOのストルテンベルグ事務総長と会談。戦況は西側からの武器供給のスピードに左右されるとし、ロシア軍が一部戦線で攻勢を強める中、ウクライナへの武器供与を加速するよう改めて要請した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、少なくとも4人が死亡、27人が負傷したと発表。

▽英王室、エドワード王子の妻ソフィー夫人が首都キーウを訪問、ゼレンスキー夫妻と面会し、チャールズ国王に代わってメッセージを伝えたと発表。2年前の開戦以来、英王室がウクライナを訪問したのは初めて。

▽トルコ政府、オランダ・ルッテ首相のNATO事務総長選出馬を支持すると同盟国に通知。

▽国連制裁監視団、ウクライナ東部ハルキウ市に今年1月2日に着弾したミサイルについて、その破片を調査したところ、北朝鮮の弾道ミサイル「火星11」のものと確認。

▽北朝鮮、米国がウクライナに長距離ミサイルを供与したことを批判。米政府は最大射程300キロの地対地ミサイル「ATACNS(エイタクムス)」をここ数週間で供与したと明らかにしていた。

4月28日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州の前線付近にある3つの集落から戦術的に撤退したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍が1000キロを超える前線に沿って攻撃を続けており、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカの西方で激戦になっていると報告。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により、市中心部のホテルを含む複数の建物やインフラが被害を受けたと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、深刻な弾薬不足がウクライナ軍の防衛努力を妨げ続ける中、ロシア軍が今後数週間で大きく前進する可能性があると予測。

▽ロシア国防省、自軍が東部ドネツク州アウディーイウカの北方約15キロに位置する集落を占領したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する南西部の4つ地域に飛来したウ軍のドローン17機を撃墜したと発表。

▽ロシア政府ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃で通信インフラに被害が出たと報告。

4月27日
▽ウクライナ大統領府、東部ドネツク州とハルキウ州、南部ヘルソン州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル34発のうち21発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ドニプロや西部リビウなどのエネルギー施設を攻撃し、技術者1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ電力大手DTEK、ロシアの攻撃で4基の火力発電所が損傷し、死傷者が出たと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルが精神病院に着弾し、少なくとも1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、東部ハルキウ市郊外の住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、1人が死亡したと報告。

▽南部クリミア半島のロシア当局、防空部隊がウクライナ軍のドローン2機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシア南部クラスノダールにある2つの製油所がドローンによる攻撃を受けたと認識ししていると発表。

▽ロシア国防省、南部クラスノダールに飛来したウクライナ軍のドローン60機以上を防空部隊が撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、郊外の集落がドローンによる空爆を受け、少なくとも5人が負傷したと報告。

4月26日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺の前線で激しい戦いが続いていると報告。

▽ウクライナのクレバ外相、国外の兵役に適している18~60歳までの自国民男性のパスポート更新を許可しない措置を擁護。「正義の問題である」と強調した。

▽ウクライナの裁判所、ソルスキー農業政策・食料相の身柄拘束を命じた。約700万ドル相当の国有地の違法取得に関与した疑いが持たれている。

▽米政府、ウクライナ向けに60億ドル規模の新たな兵器購入計画を発表する見通し。対砲兵レーダー、戦術車両、迎撃ミサイル「パトリオット」、ドローン、大砲、精密兵器、対ドローンシステムなどが含まれる模様。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、中国が西側諸国との良好な関係を維持したいのであれば、ロシアのウクライナ侵攻への軍事支援をやめなければならないと表明。

▽欧州委員会、ロシアに対する新たな制裁措置として、初めてLNG(液化天然ガス)を対象とすることを提案する見通し。

▽ロシア政府、NATO加盟国のポーランドが米国の核兵器配備の可能性を検討していると表明したことについて、非常に危険なゲームを行っていると警告。

4月25日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも20人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、前線の状況は依然として「困難」であると表明。同盟国に軍事支援を急ぐよう訴えた。

▽中部チェルカースィ州政府、ロシア軍が公共インフラを攻撃し、少なくとも6人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、住宅地にロシア軍の誘導爆弾が着弾したと報告。

▽東部ハルキウ州当局、鉄道駅近くにロシア軍の砲弾が着弾し、7人が負傷したと報告。

▽ロシアのリャプコフ外務次官、西側諸国がロシアの凍結資産を没収する案を進めた場合、米国との外交関係の格下げを検討すると表明。

▽プーチン大統領、産業界の会合で演説。来月訪中する予定と明らかにした。

4月24日
▽ゼレンスキー大統領、米国のウクライナ支援法案の成立を歓迎。「誰が何と言おうと、我々はロシアの攻撃から人命を守り続けるために必要な支援を得る」とSNSに投稿した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃を受け住宅などが損壊し、6人が負傷したと報告。

▽バイデン米大統領、950億ドル規模のウクライナ・イスラエル・台湾支援法案に署名。ウクライナへの兵器輸送は今後数時間以内に開始されるという。ウクライナ向けは610億ドル、イスラエル向けに260億ドル、パレスチナ自治区ガザ向けの人道支援が10億ドル、台湾が80億ドルとなっている。

▽バイデン米大統領、短編動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」の中国の親会社である字節跳動(バイトダンス)に約9カ月以内に同アプリの米資産売却を義務付け、従わなければアプリの利用を禁止する法案に署名。

▽ウクライナ政府、兵役に適している18~60歳までの男性について、国外でのパスポート更新を許可しないと発表。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、女性1人が負傷したと報告。

▽米政府、中国の一部銀行に対する制裁措置について予備的に協議。近い将来に制裁を科す計画はまだないと明らかにした。

▽ロシア西部スモレンスク州当局、ウクライナ軍のドローンがエネルギーインフラを攻撃したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部地域に飛来したウ軍のドローン8機を撃墜したと発表。

▽ロシア・モスクワ地方裁判所、収賄容疑で身柄を拘束されたイワノフ国防次官を6月23日まで勾留するよう命じた。

4月23日
▽ゼレンスキー大統領、米連邦議会下院が承認した法案について、「パッケージの一部として長射程の地対地ミサイルATACNS(エイタクムス)を受け取ることになる」と明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ市にある高さ240メートルのテレビ塔が22日にロシア軍のミサイル攻撃を受け崩壊したことについて、「情報を遮断し、ハルキウ市の占領を試みる取り組みのひとつである」と非難。

▽米上院、950億ドル規模のウクライナ・イスラエル・台湾支援法案を賛成79ー反対18で可決。

▽ウクライナ政府、徴兵の対象年齢にある海外在住の男性に対する領事サービスを「帰国手続きを除き」停止したと発表。徴兵を増やす狙いがあるとみられる。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が攻撃型ドローン16機と短距離弾道ミサイル2発を発射したと報告。うちドローン15機を撃墜したという。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍がアウディーイウカ近郊に誘導爆弾を投下し、車に乗っていた5人が重軽傷を負ったと発表。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部オデーサ州をドローンで攻撃し、少なくとも7人が負傷したと報告。

▽キーウ当局、ロシア軍のドローンが市内上空に飛来したものの、防空部隊によって撃墜されたと報告。負傷者や被害は確認されていない。

▽南部ミコライウ州政府、防空部隊が撃墜したロシアドローンの残骸で商業ビルに当たり、損傷したと報告。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、民間人4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国家警備隊、ロシア軍は今年の夏季攻勢時に予想外の地域を攻撃し、東部の主要都市ハルキウ市への進撃を試みる可能性があると指摘。

▽米政府、ウクライナに対する10億ドル規模の追加軍事支援を準備中。近く成立するとみられる約610億ドルの緊急予算案による最初の支援になる予定。

▽スナク英首相、20230年までに国防費のGDP比を2.5%に引き上げると表明。

▽英政府、ウクライナに車両400台、ボート60隻、砲弾1600発、弾薬400万発を含む5億ポンド相当の新たな軍事支援を提供すると表明。

▽ロシアのショイグ国防相、ロシアは西側から供給された兵器が保管されているウクライナ基地への攻撃を強化すると表明。

4月22日
▽ゼレンスキー大統領、バイデン米大統領と電話会談。米国の支援に改めて謝意を表明した。

▽ウクライナ当局、東部ハルキウ市にある高さ240メートルのテレビ塔がロシア軍のミサイル攻撃を受け崩壊したと報告。

▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。「ウクライナ支援法が成立次第、早急にウクライナのニーズを満たすかなりの安全保障支援を新たに提供する」と伝えた。

▽ポーランドのドゥダ大統領、ロシアに対抗してNATOがポーランドへの核兵器配備を決定した場合、それを受け入れる用意があると表明。

▽ロシア大統領府、ポーランドが米国の核兵器を受け入れる動きがあれば軍が分析し、それが実行されればあらゆる措置を講じると警告。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部の重要拠点であるチャシウヤール近郊の集落を制圧したと発表。

▽スウェーデンのストックホルム国際平和研究所、2023年の世界の軍事費が前年比で7%増の総額2兆4430億ドルにのぼり、過去最高を更新したと発表。

▽ロシアのラブロフ外相、西側によるウクライナ支援によって、世界は核保有国同士の直接的な軍事衝突の瀬戸際に立たされていると警告。「壊滅的な結果につながる恐れがある」と述べた。

▽EU、イランがイスラエルをミサイルやドローンで攻撃したことを受け、対イラン制裁の拡大で合意。

▽EU、ルクセンブルクで会合を開き、ウクライナの防空強化策を緊急に検討する姿勢示す。ウクライナが最も必要としている米国製地対空ミサイル「パトリオット」の供与を確約するには至らなかった。

4月21日
▽ゼレンスキー大統領、米NBCのインタビューでウクライナ支援法案を可決した下院に謝意を表明。「ロシアの計画を打ち砕くためにはより多くの長距離兵器と防空システムが必要だ」と訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、1年前に米製戦闘機F16の供与が決まったにもかかわらず、それはまだウクライナに届いていないと指摘。供与を急ぐよう改めて呼びかけた。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州やハルキウ州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により、民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国家警察、東部地域の検問所で警察官を殺害したとされるウクライナ人兵士2人を逮捕したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、米国の予算案が成立し、その支援が最前線に届くまでの間、ウクライナ軍はさらなる後退に見舞われる可能性があると指摘。

▽ロシア大統領府、米国によるウクライナへの援助は想定内であると指摘。

4月20日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が19日に南部オデーサ州の港湾インフラを攻撃し、被害が出たと発表。

▽米下院、610億ドルのウクライナ支援を含む4法案を可決。全体の予算規模は約950億ドル。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍のミサイル2発とドローン3機を撃墜したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍の弾道ミサイルが市内に着弾し、インフラが被害を受けたと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃により、男性2人が死亡、60歳の女性が負傷したと報告。

▽中部ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍の砲撃で54歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ国家警察、東部地域の検問所で警察官を殺害したとされるウクライナ人兵士2人の行方を追っていると発表。

▽ロシア国防省、8地域の上空に飛来したウクライナ軍のドローン50機を撃墜したと発表。ウクライナ政府はコメントを出していない。

▽ロシア国防省、ウクライナ空軍のスホイ25戦闘機を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、防空部隊が撃墜したウクライナ軍のドローンの破片が住宅地に降り注ぎ、民間人2人が死亡したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、妊婦が死亡したと発表。

4月19日
▽ゼレンスキー大統領、NATO国防相特別会合にオンライン出席。「ウクライナがロシアの空爆に対応するために、パトリオットもしくは高性能防空システムが少なくとも7基必要である」と説明し、軍事支援の強化を求めた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が中部ドニエプロペトロフスク州の鉄道駅や住宅にミサイルを撃ち込んだと報告。同盟国に対し、防空の強化が必要だと改めて訴えた。

▽中部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃があり、少なくとも8人が死亡、25人以上が負傷し、重要インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍、ロシアの長距離爆撃機ツポレフ22M3を撃墜したと発表。ウクライナ全土に対して巡航ミサイルを撃ち込んでいたツポレフ22M3の撃墜は侵攻開始以来初。

▽ロシア国防省、空軍のツポレフ22M3が戦闘任務を終えて基地飛行場へ帰還する途中、南部スタブロポリ地方に墜落したと発表。

▽ロシア南部スタブロポリ当局、ツポレフ22M3が墜落し、乗員4人のうち1人が死亡したと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATO加盟国がウクライナに追加の防空システムを提供することで合意したと発表。

▽欧州委員会、G7がロシアの凍結資産約3000億ドルをウクライナ向け融資の担保に活用することを協議していると明らかにした。

▽G7外相、凍結したロシア資産約3000億ドルをウクライナ支援に活用する方法の検討を続けると表明。

▽欧州委員会、中国が兵器製造に使用される可能性のある部品をロシアに供給している兆候が見られると報告。

▽ブリンケン米国務長官、中国がロシアに兵器の重要部品を提供することで、ロシアによるウクライナ侵攻を支援していると非難。

▽ロシア、西側との関係が冷え込む中、外国勢力によって国家機密が漏洩しかねないとの懸念から、一部の政府職員を対象に海外渡航を従来よりも制限。

4月18日
▽ゼレンスキー大統領、EUの首脳らに対し、防空システムの支援を急ぐよう改めて要請。「イタリアで開幕した外相会合の主要議題は防空である」と述べた。

▽ウクライナ当局、北部チェルニヒウの住宅地に対するロシア軍のミサイル攻撃による死者が18人に達し、78人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン13機をすべて撃墜したと発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、「NATOはウクライナの防空能力強化に向け、一段の取り組みを行っている」と表明。

▽ドイツ軍のブロイアー連邦軍総監、ロシアがウクライナ戦争の影響を受けた軍を再建すれば、5~8年以内にNATO加盟国を攻撃する軍事的準備が整う可能性があると指摘。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ウクライナの防空体制を強化するため、EU加盟国が自国のミサイル迎撃システムをウクライナに送るべきと表明。ウクライナ支援を米国だけに頼るわけにはいかないと述べた。

▽G7財務相、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用するため、あらゆる手段を引き続き模索すると表明。

▽イエレン米財務長官、ウクライナに財政・軍事支援を提供するバイデン政権の決意を強調。共和党が政治的な理由で支援承認を遅らせているのは許されないことだと批判した。

▽トランプ前米大統領、「欧州はウクライナにもっと資金を投入すべき」とSNSに投稿。

▽ドイツ当局、米軍施設などへの破壊工作を計画した疑いでドイツとロシアの国籍を持つ人物2人を逮捕したと発表。

▽ロシア国防省、領空内に侵入したウクライナのスパイ気球5機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、領内に向けて発射されたウクライナ軍のミサイル2発、ロケット弾19発、ドローン16機を撃墜したと報告。

4月17日
▽ゼレンスキー大統領、北部チェルニヒウがロシア軍のミサイル攻撃を受けたことに言及。「支援が十分であれば防げた可能性があった」とSNSに投稿した。

▽ウクライナ、北部チェルニヒウの住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも17人が死亡、60人以上が負傷したと発表。

▽チェルニヒウ州知事、ロシア軍が核弾頭搭載可能な弾道ミサイル・イスカンデルを住宅地に3発撃ち込んだと発表。

▽G7外相会合、イタリア南部カプリ島で3日間の日程で開幕。

▽チェコ政府、ウクライナのために50万発の砲弾を確保したと発表。最初の砲弾は6月に納品される予定。

▽ウクライナ軍のミサイルが南部クリミア半島の飛行場に着弾。AP通信が報じた。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、19日に開く会合で、ウクライナに対する防空システム追加供給の方策を巡り協議すると明らかにした。

▽ドイツ政府、EUとNATO加盟国に対し、ウクライナの防空体制を早急に強化するよう改めて呼びかけた。

▽イエレン米財務長官、G7制裁で凍結した約3000億ドルのロシア資産をウクライナ支援に活用するための選択肢を検討していると表明。G7はウクライナ支援に完全にコミットしていると強調し、米議会に軍事・財政支援を承認するよう訴えた。

▽通信アプリ「テレグラム」の創業者ドゥロフ氏、1年以内に同アプリの月間ユーザー数が10億人を超えるという見通し示す。

▽ロシア国防省、中部タタルスタン共和国の上空でウクライナのドローンを撃墜したと発表。ウ国境から1200キロほどの地点とみられる。

▽ロシア国防省、首都モスクワの東方約350キロの地点でウクライナのドローンを撃墜したと発表。

4月16日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争をめぐり、最前線の行動や同盟国からの兵器供給について軍司令官らと協議。

▽ゼレンスキー大統領、都市やインフラに対するロシアの攻撃を防御するためには同盟国の防空システムが必要だと改めて表明。

▽ゼレンスキー大統領、軍への動員規則を改正する法案に署名。男性は徴兵に関する最新データを当局に登録するよう義務付けられる。また、志願兵に支払う報酬を増やし、徴兵を逃れた場合の新たな罰則を導入する。

▽ウクライナ軍、今年納入されたドローンの数が既に2023年全体の3倍に達したと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシアとウクライナ、黒海での安全な商船運航の保障に関して先月合意に達したものの、土壇場でウ側が態度を変えたため、成立しなかったことが分かった。ロイター通信が報じた。

▽米共和党のジョンソン下院議長、イスラエルとウクライナへの支援を今週、別個の法案として審議すると発表。

▽プーチン大統領、イランのライシ大統領と電話会談。全ての当事者に新たな対立を引き起こすような行動を控えるよう求めた。

ウクライナのゼレンスキー大統領とシルスキー総司令官(Getty Images/AFP通信)
4月1日~15日

4月15日
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の情勢が一段と厳しくなっているとSNSに投稿。

▽ゼレンスキー大統領、イランによるイスラエルへのドローン・ミサイル攻撃を非難。空からの脅威を撃退するため、ウクライナもイスラエルのように同盟国の支援が必要だと訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍は先週、ウクライナに向けて約130機のドローン、80発以上のミサイル、約700発の誘導航空爆弾を発射したと報告。

▽ウクライナのクレバ外相、イスラエル軍がイランのミサイル・ドローンをほぼ全て撃墜したことについて、「同盟国の強力な支援があれば、ロシアのミサイルも迎撃できるということを示している」と表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍が対ナチス・ドイツ戦勝記念日である5月9日までに東部ドネツク州チャシウヤールを占領する任務を部隊に課したと指摘。

▽米英両政府、商品取引所でのロシア産アルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱い禁じる。

4月14日
▽ウクライナのウメロウ国防相日、ロシア軍は戦略的に重要な拠点である東部チャシウヤールの制圧を狙って攻勢を強めており、苦戦を強いられていると報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州、ハルキウ州、南部ザポリージャ州などの前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、エネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽米議会下院のスカリス院内総務、イランがイスラエルに対する報復攻撃を開始したことを受け、イスラエルを支援し、イランの責任を追及する法案を来週審議すると表明。

4月13日
▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が東部と南部の1000キロ以上にわたる前線で攻撃を強化していると指摘。ドネツク州の工業地帯の戦況がここ数日で著しく悪化していると警告した。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシアのプーチン大統領が先月の大統領選で勝利して以来、ウクライナ東部と南部の前線における攻撃を大幅に強化していると指摘。

▽南部ザポリージャ州のロシア当局、ウクライナ軍の12日の砲撃で子供を含む10人が死亡したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローンがクピャンスク近郊の集落に爆弾を投下し、救急車に着弾、58歳の運転手が負傷したと発表。

▽米政府、中国が工作機械や超小型電子機器、ドローン、巡航ミサイルなどの軍事兵器を大量供給することで、ロシアの対ウクライナ軍事行動を支援していると指摘。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州バフムートに近い集落を占領したと発表。ウクライナはこれを否定し、戦闘が続いているとした。

▽ドイツ政府、ウクライナに米国製の地対空迎撃ミサイルシステム「パトリオット」を追加供与すると発表。

4月12日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアによる空爆が激化する中、防空システムなどの軍事援助の約束を果たすよう同盟国に改めて要請。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州やハルキウ州の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、戦死した自軍の兵士99人の遺体がロシアから返還されたと発表。このうち77人が東部ドネツク州、20人がザポリージャ州、2人がハルキウ州で戦死したとされる。

▽国際原子力機関、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発について、「攻撃をやめなければ極めて危険な状態に陥る恐れがある」と警告。

▽ロシア連邦保安庁、イギリスの特殊舟艇部隊(SBS)がウクライナで活動し、ロシア軍に対する作戦を支援していたと主張。

▽ロシア外務省のルデンコ外務次官、武藤 顕・駐ロシア大使に対し、日米軍事協力の深化は危険な傾向であり、北東アジアの安定と安全に対する脅威だと懸念伝える。

▽ロシア国防省、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと報告。

▽ロシア大統領府、2022年3月にトルコ・イスタンブールで議論された文書の草案が和平交渉の礎になる可能性があると主張。ウクライナはこれを拒否している。

4月11日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ市の他、各地の重要インフラがロシア軍から夜間に攻撃を受けたと発表。一晩でミサイル40発以上と無人機40機以上が投入されたという。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のミサイルが住宅地に着弾し、少なくとも4人が死亡、14人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、同国の主要施設がロシア軍の大規模攻撃を受けたと発表。

▽ウクライナ当局、5つの地域にある変電所と電力施設がロシア軍の攻撃を受け、停電が発生したと発表。少なくとも20万人が影響を受けているという。

▽トランプ前米大統領、現職大統領でないため現時点でウクライナを訪問するのは適切でないと表明。

▽ロシア軍、ウクライナのエネルギーインフラに対してミサイルとドローンによる大規模な攻撃を実施。

▽ロシア国防省、ウクライナの燃料・エネルギー複合施設に対し、高精度の長距離兵器とドローンで空と海から大規模な「報復攻撃」を行ったと発表。

▽プーチン大統領、ウクライナのエネルギーインフラに対する攻撃について、「ウ軍によるロ施設への攻撃の報復であり、攻撃を余儀なくされている」という見解示す。

4月10日
ゼレンスキー大統領、第2の都市ハルキウ市とその周辺地域がロシア軍の標的になっていると警告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の空爆を受け半壊したコンスタンチノフカの建物で13歳の少年を含む3人の遺体を収容したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン17機のうち14機を撃墜したと発表。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍が電力インフラを攻撃し、一部地域で停電が発生したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍が電力インフらを攻撃し、少なくとも2人が負傷したと報告。

東部ハルキウ州の町にロシア軍のミサイル着弾。14歳の少女を含む少なくとも3人が死亡した。

▽米欧州軍のカボリ司令官、米国の支援がなければウクライナはかなりの短期間に砲弾と防空迎撃ミサイルを使い果たし、ロシアに対し部分的、もしくは全面的に敗北する恐れがあると警告。

▽スイス政府、ウクライナでの和平実現を目指して6月15~16日に中部ビュルゲンシュトックでハイレベル会合を開催すると発表。

▽米政府、米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派から押収したイラン製武器をウクライナに先週供与。米中央軍(CENTCOM)が明らかにした。

▽米政府、ウクライナに提供した地対空ミサイル「ホーク」の機能維持・拡充に向け、最大1億3800万ドル相当の装備を同国に売却。

NATOのストルテンベルグ事務総長、砲弾と防空ミサイル不足により、ウクライナはロシアの攻撃に翻弄されていると指摘。

4月9日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州を視察。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州やハルキウ州の前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム、ロシアの支配下にある南部のザポリージャ原発をウ軍が攻撃したというロ側の主張をプロパガンダと非難。ロ軍が原発敷地内に地雷を敷設していると指摘した。

▽ブリンケン米国務長官、ロシアの防衛産業基盤を支える技術が北朝鮮、イラン、中国から流入していることを確認しているとし、米国と欧州の同盟国はこうした動きを懸念していると表明した。

▽国連人権高等弁務官事務所、ウクライナにおける先月の民間人の死傷者数が少なくとも604人となり、2月から20%増加したと報告。

▽ロシア・ボロネジ州にある航空機工場の主要生産施設がウクライナ国防省情報総局(GUR)の攻撃を受けた。ロイター通信が報じた。被害の有無は不明。

▽ウクライナ政府、ロシア軍による電力網への攻撃が激化しており、ここ数週間で火力発電所の80%と水力発電所の50%強に加え、多数の変電所が標的になったと報告。

▽中国の王毅外相、2日間の日程で同国を公式訪問したロシアのラブロフ外相と会談。両国の戦略的協力を強化する考えを示した。

▽中国の王毅外相、ロシアとウクライナの間で時宜を得た会議が開催されることを支持すると表明。

▽ロシア政府、ウクライナ南部にあるザポリージャ原発をウクライナが3日連続で攻撃したと非難。ウ政府は関与を全面的に否定している。

4月8日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアによる激しいミサイル・ドローン攻撃が続けば、防空ミサイルが枯渇する恐れがあると警告。米国の防空システム「パトリオット」を含む同盟国の支援が欠かせないと強調した。

▽ゼレンスキー大統領、スイスで開催される予定の平和サミットについて、「同国のアムヘルト大統領と近日中に日程を設定したい」と表明。「80~100カ国の参加を見込んでいる」と明らかにした。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州バフムートとアウディーイウカ周辺で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ロシア当局、ウクライナ南部でロシアの支配下にあるザポリージャ原発をウ軍がドローンで攻撃したとし、欧州の核安全保障が危険にさらされていると改めて非難。ウクライナは関与を否定している。

▽南部ザポリージャ州のロシア当局、ウクライナ軍がザポリージャ原発を2日連続で攻撃したと主張。

▽ショルツ独首相、同国はロシアとの戦争に対するウクライナ支援への取り組みを弱めないと言明。西側の同盟国に支援継続を要請した。

▽ロシアのラブロフ外相、8~9日の日程で中国を訪問し、王毅外相と会談する予定。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍によるザポリージャ原発へのドローン攻撃は極めて危険な挑発行為と非難。

▽ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム、「ザポリージャ原発がウ軍の攻撃を受けたというロシアの主張は捏造である」と非難。

4月7日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州のバフムートとアウディーイウカの周辺およびその前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍の飛翔体が民家を直撃し、少なくとも3人が死亡したと発表。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人2人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃で民間人3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ南部のザポリージャ原発がドローン攻撃受ける。放射線量に変化なし。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ザポリージャ原発が攻撃を受けたことに言及。大事故のリスクが高まっているとして、ロシア・ウクライナ当局に攻撃を控えるよう要請した。

▽ロシア国営原子力庁ロスアトム、ウクライナ軍がザポリージャ原発に前例のないドローン攻撃を仕掛けたと報告。3人が負傷したと明らかにした。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、防空部隊が撃墜したウクライナのドローンの破片が走行中の車に当たり、少女1人が死亡、4人が負傷したと発表。

4月6日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州バフムート周辺で激しい戦闘が続いていると報告。ロシア軍の進攻を防衛線で食い止めているという。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、アウディーイウカ近郊の2地点で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル6発のうち3発、イラン製自爆ドローン32機のうち28機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも6人が死亡、11人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、もう1人が負傷したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ各地にある装甲車両や車両、ドローンを製造・修理する軍事企業のほか、軍用飛行場や外国の傭兵が駐留する施設を攻撃、破壊したと主張。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したロケット弾10発を防空部隊がすべて撃墜したと発表。その破片が住宅地に落下し、被害が出たという。

4月5日
▽ゼレンスキー大統領、各地の前線・陣地を評価した結果、ウクライナ軍はロシア軍に兵力で劣っているものの、なんとか陣地を安定させているという見方を示した。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州やザポリージャ州などにロシア軍のドローン13機が飛来し、全て撃墜したものの、ミサイル5発の着弾を許したと報告。死傷者は出ていない模様。

▽ウクライナ軍、東部の拠点であるドネツク州チャソフヤール近郊で戦闘が激化していると報告。

▽ウクライナ当局、ロシア西部ロストフ州のモロゾフスク空軍基地を攻撃し、ロ軍戦闘機6機を破壊したと報告。

▽ニュージーランド外相、NATOとのパートナーシップ協定を数カ月以内に完了することを目指し、集団安全保障支援に向け協力を強化すると明らかにした。

▽ドイツ国防省、ロシアのウクライナ侵攻を受けて開始された連邦軍の再編をさらに推し進め、新たな中央司令部やサイバー空間専門の支部を含む軍の再編成を発表。

▽ロシアメディア、ウクライナ東部ドネツク州チャソフヤール郊外にロシア軍が入ったと報じた。ウ側はこの報道を否定し、ロ軍との戦闘は続いていると報告している。

▽ロシアの液化天然ガス(LNG)生産大手ノバテク、北極圏で進めているLNG事業「アークティックLNG2」の規模縮小。

▽ロシア産石油の輸入代金の支払いを中国経由で行う際、決済に最大6カ月かかることが分かった。ロイター通信が報じた。

▽ロシア国防省、一晩でウクライナのドローン53機を撃墜したと発表。その大半がロストフ州上空で撃墜されたという。

▽ロシア大統領府、米国との対話の主要な潜在的分野として、宇宙兵器を含む戦略的安全保障問題を挙げた。米国は来週、国連安全保障理事会に宇宙への核兵器配備を禁止する決議案を提出する予定。

4月4日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により、救助隊員を含む少なくとも4人が死亡、10人が重軽傷を負ったと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が電力設備に攻撃を仕掛け、停電が発生したと報告。

▽国営送電会社ウクレネルゴ、東部ハルキウ州の電力設備に対するロシア軍のドローン攻撃で停電が発生。約35万人が影響を受けていると述べた。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ドニエプロペトロフスク州の太陽光発電所を攻撃したと報告。火災が発生したものの、消し止められたという。

▽フランス政府、仏・ロ国防相による電話会談で仏側がウクライナを巡る対話や和平交渉の可能性を話し合う用意を示したとするロ側の主張を否定。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナにNATOの部隊を派遣することはなく、計画もないと言明。

▽NATO設立75周年。ブリュッセルの本部で記念式典が行われた。

▽フィンランド政府、ロシア国境沿いの陸路にある検問所の閉鎖を無期限に延長すると発表。ロシアからの渡航を禁止する港湾も増やすとしている。

▽ロシア連邦保安局、先月22日に発生した首都モスクワ郊外のコンサートホール銃乱射事件に関与した疑いがあるとして、新たに3人の身柄を拘束したと発表。

4月3日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が制圧したと主張するアウディーイウカ西方のトネンケも含め、ウクライナ軍が各地を防衛していると報告。トネンケがロ軍に制圧されたかは定かでないという認識を示した。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーイウカ周辺や南部の前線で激しい戦闘が続いていると報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナに対して、向こう5年で1000億ユーロの軍事支援をNATOとして直接行うことを提案。

▽NATO、ブリュッセル本部の外相会合でウクライナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意。

▽米政府、連邦議会でウクライナ支援法案を通過させるため、液化天然ガス(LNG)の新規輸出許可を一時的に停止している措置を終了することを検討。

▽ロシアのショイグ国防相、同国軍の攻撃によりウクライナ軍が西方に後退していると報告。

▽ロシア国防省、首都モスクワ郊外のコンサートホールで先月起きた銃乱射事件以降、軍への入隊が大幅に増えたと発表。

4月2日
▽ゼレンスキー大統領、戦闘任務に動員できる年齢を27歳から25歳に引き下げる法案に署名。

▽ゼレンスキー大統領、身体的理由で兵役免除を受ける男性に新たな医療検査を義務づける法案と、兵役対象者のオンラインのデータベースを構築する法案に署名。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が送電網を攻撃するためにイラン製自爆ドローンを10機発射し、うち9機を撃墜したと発表。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍のロケット攻撃により、10代の若者5人を含む18人が負傷したと発表。

ロシア連邦保安局、ウクライナからEUを経由して届いた爆発物数十キロを押収したと発表。

▽ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記、米国がNATO加盟国に防衛費について義務を課し、特定の武器や装備を購入する条件を設定していると指摘。

▽ロシア南東部タタールスタン共和国、国内最大級の製油所がウクライナのドローン攻撃を受け、火災が発生。

▽米フォーブス紙、ロシアの富豪の総資産が2024年に5770億ドルとなり、昨年から720億ドル増えたと報じた。

4月1日
▽ウクライナ軍、ロシアが今年に入り、首都キーウへの攻撃で極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を5発使用したと発表。ツィルコンは海上発射型ミサイルで、射程は1000キロ。音速の9倍で飛行する。

ウクライナ空軍、同国軍がロシアの高機能ドローン「フォルポスト」を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で戦闘が続いていると報告。少しずつロシア軍を押し戻しているという。

▽ロシア連邦保安局、南部ダゲスタン共和国で拘束された外国人4人が、モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件の資金提供に関与していたと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊がテロ攻撃を行おうとしていたウクライナのドローン6機を迎撃したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、防衛部隊が19の飛行体を撃墜したと報告。ウクライナによる州内への砲撃で10人が負傷したという。

2024年4月10日/米ワシントンD.C.ホワイトハウス、バイデン大統領と日本の岸田首相(AP通信)
3月16日~31日

3月31日
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説でロシア軍によるエネルギーインフラへの攻撃が続いていることに言及。国民に忍耐を求めた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したイラン製自爆ドローン11機のうち9機、巡航ミサイル14発のうち9発を撃墜したと発表。

▽西部リビウ当局、ロシア軍の巡行ミサイルが住宅地に着弾し、1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルがガソリンスタンドに着弾し、19歳の男性が死亡したと発表。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊が撃墜したロ軍ドローンの破片が電力インフラに落下、火災を引き起こし、約17万戸で停電が発生したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州にチェコ製ロケット10発が着弾し、女性1人が負傷したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍が国境沿いの集落を砲撃し、女性1人が死亡したと発表。

▽プーチン大統領、毎年恒例となる春の徴兵の開始を告げる大統領令に署名。15万人の徴兵を正式に開始した。

3月30日
▽ゼレンスキー大統領、首席補佐官を含む数人の側近を解任。理由は明らかにしていない。

▽ゼレンスキー大統領、米連邦議会で審議が滞っている軍事支援が得られなければ、ウクライナ軍は徐々に退却を余儀なくされると警告。迅速な可決を訴えた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がイラン製自爆ドローン12機を発射し、うち9機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が過去24時間にミサイル38発、空爆75回、多連装ロケットランチャーによる攻撃98回を行ったと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、東部ハルキウ州にある同国最大規模の火力発電所がロシア軍の砲撃を受け、完全に破壊されたと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が29日の一斉攻撃で全土にドローン99機を送り、集中砲火を行ったと報告。

3月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が複数の水力発電ダムを攻撃していると報告。ダムが崩壊すれば、隣国に影響を与える可能性があると警告した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が死傷したと報告。

▽ウクライナ送電会社ウクレネルゴ、中部と西部の火力および水力発電所が夜間にロシア軍のミサイルやドローンの攻撃を受けたと報告。

▽ウクライナ政府、中部のドニエプロペトロフスク州、ポルタワ州、チェルカスイ州の電力施設が攻撃を受けたと報告。

▽ウクライナのシュミハリ首相、全国6州のエネルギー施設がロシア軍の攻撃を受けたと発表。重要インフラや住民を守るために、より多くの防空システムが必要と訴えた。

▽ウクライナ国営石油・ガス会社ナフトガス、ロシア軍が朝方に同社のエネルギー施設を攻撃したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、インドのロシアとの緊密な関係はソビエト連邦時代の遺産に基づくものと指摘。ウクライナ支援に向け再考するようインドに促した。

▽ウクライナのクレバ外相、訪問先のインドでジャイシャンカル外相と会談。両国の貿易と協力関係をロシアによるウクライナ侵攻前の水準まで回復させることで合意した。

▽米商務省、国内企業少なくとも20社に対し、海外の約600組織への製品出荷を自主的に中止するよう要請。

▽イスラム国(ISIS)報道官、ロシア・モスクワ近郊のコンサートホールで140人以上が死亡した銃撃事件に言及。実行犯を称賛した。

▽ロシアのラブロフ外相、ウクライナが提案した和平案は制圧地域からのロシア撤退など、受け入れがたい概念を土台にしており無意味と非難。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、市内にウクライナ軍の砲弾15発が着弾し、多くの民家が被害を受けたと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ側のドローン攻撃で男性1人が死亡したと報告。

3月28日
▽ゼレンスキー大統領、ジョンソン米下院議長(共和党)と電話会談。ウクライナに対する新たな軍事支援法案を迅速に可決することが重要だと伝えた。

▽ウクライナのウメロフ国防相、NATOとウクライナの臨時会合で同盟国に防空強化を要請。今年のロシア空爆による影響はほぼ全て民間インフラに及んだと明らかにした。

▽国連安全保障理事会、対北朝鮮制裁を監視する専門家パネルの任期を延長する決議案を否決。ロシアが拒否権を行使した。現在の任期は4月30日に期限切れとなる。

▽ロシア連邦捜査委員会、首都モスクワ郊外のコンサートホールで先週発生した銃乱射事件について、「実行犯がウクライナの民族主義者と関連している証拠を入手した」と発表。

▽米政府、ロシア・モスクワ郊外のコンサートホールで先週発生した銃乱射事件にウクライナが関与しているというロシアの主張を「馬鹿げている」と一蹴。

▽プーチン大統領、ロシアにNATO加盟国を攻撃する意図はないが、西側がウクライナにF16戦闘機を供与すれば、ロ軍はそれを撃ち落とすとけん制。

▽ロシア軍、ウクライナ東部の都市ハルキウに対して27日に行った空爆で、新型爆弾を使用したとみられる。ロイター通信が報じた。

3月27日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ハルキウ州の住宅地を空爆し、民間人少なくとも1人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の空爆により、住宅地が被害を受け、負傷者が多数出ていると報告。

▽フランスとポーランド両政府、ウクライナ産農産物の輸入がEUの関税免除措置により急増した場合の緊急輸入制限(セーフガード)を強化するよう要請。

▽ウクライナのドローン攻撃を受け稼働を停止したロシア製油所の生産能力が合計で日量12万4580トン(日量90万バレル)に達した。ロイター通信が報じた。

▽米国務省、ブリンケン国務長官が来週フランスとベルギーを訪問すると発表。

▽ロシアのガチロフ国連ジュネーブ事務局常駐代表、スイスがウクライナの平和実現努力を主導する可能性はないと考えていると言明。

▽ロシアの石油会社に対する中国、トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)の銀行の原油・燃料売却代金送金に遅れ。米政府の対ロシア制裁の影響とされる。

3月26日
▽ゼレンスキー大統領、ダニロフ国家安全保障・国防会議書記を解任。後任はリトビネンコ対外情報局長官。解任の理由は明らかにしていない。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州と南部ヘルソン州・ザポリージャ州の前線付近で激戦が続いていると報告。多くの地域でロシア軍を押し返していると述べた。

▽ウクライナ海軍、この2年余りで黒海に展開するロシア軍艦の3分の1を沈没または無力化させたと発表。

▽フランス政府、ウクライナへの軍事支援として、榴弾砲78門を追加供与すると発表。

▽ロシア大統領府、ロシア抜きでウクライナ和平に関する国際会議を開催するのは馬鹿げており、失敗に終わるという認識示す。

▽プーチン大統領の側近、首都モスクワ郊外で22日に発生した銃乱射事件について、ウクライナが関与しているという見方示す。

3月25日
▽ウクライナ当局、ロシア軍のミサイルが首都キーウに着弾し、中心部の3階建てビルが損傷したほか、3地区で被害が確認されていると報告。

▽キーウ市長、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国営エネルギー会社ナフトガス、地下ガス貯蔵所がロシアのミサイル攻撃を受けたものの、消費者へのガス供給に影響はないと発表。

▽ウクライナ政府、ロシアでの事業を通じて間接的に戦争を支援している主要企業約50社を掲載していた「戦争支援企業」リストを廃止。

▽マクロン仏大統領、ロシア・モスクワ郊外のコンサートホールで137人を殺害した銃撃犯が過去数カ月間にフランスに対する攻撃を計画していたイスラム主義グループの一員だったと明らかにした。この計画は未遂に終わったという。

▽欧州の極右政党各党、イタリアのローマで会合を開き、欧州大陸への移民を抑制し、欧州委員会のフォンデアライエン委員長の2期目続投に反対する方針を表明。

▽ロシア外務省、首都モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件の実行犯が過激派組織イスラム国(ISIS)だという米国の主張に異議唱える。

3月24日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍による大規模ミサイル攻撃により、エネルギーインフラに被害が出たと報告。

▽ウクライナ軍、ロシアの支配下に置かれる南部クリミア半島でロ軍の揚陸艦2隻を攻撃したと発表。

▽南部クリミア半島のロシア当局、ウクライナ軍のミサイル攻撃で1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ポーランド政府、ロシア軍によるウクライナへの大規模攻撃中にミサイル1発がポーランド領空に一時的に侵入したと発表。ロシアに説明を求めたと明らかにした。

▽ウクライナ国営送電会社ウクレネルゴ、ロシアの大規模攻撃でエネルギーインフラが損傷したため、ポーランド、ルーマニア、スロバキアから緊急支援を受けていると報告。

▽プーチン大統領、首都モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射事件について、その背後にいる勢力を見つけ出して処罰すると表明。

3月23日
▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で戦闘が続いており、複数の地域でロシア軍を押し返していると報告。

▽ロシア連邦捜査委員会、モスクワのコンサートホールで発生した銃乱射事件について、死者が133人に達したと発表。

▽プーチン大統領、モスクワのコンサートホール銃乱射事件を受け、全土に治安当局を追加派遣。この事件にウクライナが関与している可能性があると示唆した。イスラム国(ISIS)が犯行声明を出しているが、真偽は不明。

▽ウクライナ外務省、ロシアがウクライナ侵攻への支持を集めるために、モスクワの銃乱射事件を利用していると非難。

3月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍がエネルギー・インフラに大規模攻撃を仕掛けたと非難。「テロリストは発電所やエネルギー供給ライン、水力発電ダム、民間の住宅用建物、トロリーバスなどを標的にした」と断じた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍の大規模攻撃により、同国最大のダムが被害を受け、各地で少なくとも5人が死亡、7地域の100万人以上が停電に見舞われていると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が各地に向けて88発のミサイルと63機のドローンを発射、それぞれ37発と55機を撃墜したと明らかにした。ミサイルに関しては通常よりも撃墜率が低下しており、撃墜が困難な極超音速弾道ミサイルの使用が増加している可能性がある。

▽ウクライナの水力発電公社ウクルヒドロエネルホ、南部ザポリージャ州にあるドニプロHES(水力発電ダム)が攻撃を受けたと報告。決壊の恐れはないという。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による一斉ミサイル攻撃について、「エネルギー・インフラに対する攻撃としては最大規模」と指摘。

▽ウクライナの民間エネルギー会社DTEK、ロシアがエネルギー・インラフに大規模攻撃を仕掛け、複数の火力発電所に被害が出ていると報告。南東部ドニエプロペトロフスク州で停電が発生する可能性があると述べた。

▽ウクライナ国営送電会社ウクレネルゴ、ロシア軍の一斉攻撃でエネルギー・インフラが損傷したため、ポーランド、ルーマニア、スロバキアの電力各社から緊急支援を受けていると発表。

▽ウクライナのステファニシナ副首相、軍事上の観点からロシア領内の製油施設はウ軍の正当な標的になるという認識示す。

▽欧州委員会、ロシアとベラルーシから輸入する穀物に関税を課すことを提案。両国の穀物収入を抑制するほか、数カ月にわたって安価な輸入品に抗議している域内農家をなだめる狙いがある。

▽国際通貨基金(IMF)理事会、ウクライナ向け融資プログラムに基づく3度目の審査を行い、同国に対する8億8000万ドル相当の金融支援を承認。これで支援総額は54億ドルに達した。

▽中国の李輝ユーラシア事務特別代表、ロシアとウクライナ両国について、「和平交渉をめぐっては互いの立場を強く主張しており、大きな隔たりがあるものの、話し合いを通じて危機を解決できると考えている」と表明。

▽ロシア国防省、ウクライナに対する大規模攻撃について、「大統領選中にウクライナ側がロシアに仕掛けた攻撃に対する報復」という認識示す。

▽ロシアのノズドレフ駐日大使、米国のライセンスに基づき日本で生産された迎撃ミサイル「パトリオット」が最終的にウクライナの手に渡れば、日本は報復措置を含む深刻な結果に直面すると警告。

3月21日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による首都キーウへのミサイル攻撃について、「毎日毎晩このようなテロ行為が行われる」とテレグラムに投稿。防衛システムが強化されればこのような攻撃を防ぐことができるとして、国際社会に支援を求めた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウと周辺地域にミサイルを撃ち込み、少なくとも17人が負傷したと報告。学校や住宅、工業施設が被害を受けた。

▽首都キーウのクリチコ市長、防空部隊がロシア軍のミサイルをすべて撃墜し、その破片が市内の複数カ所に落下、集合住宅や工業施設、幼稚園が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍が首都キーウに向けて発射したミサイル31発全てを撃ち落としたと発表。このうち2発が弾道ミサイル、29発が巡航ミサイルだった。

▽サリバン米大統領補佐官、共和党の反対で数カ月にわたり成立が阻まれているウクライナ支援法案について、「成立する」と表明。米政府は今後も支援を継続すると強調した。

▽ロシアのラブロフ外相、西側諸国がロシア産原油に設定した上限価格を「1バレル=30ドル」に引き下げるウクライナ政府が提示した案について、米国が支持する可能性は低いという見方示す。

▽ロシア大統領府、インドのモディ首相にロシア訪問を招請。プーチン大統領との会談を予定しているが、詳細の詰めはこれからだという。

▽ロシア中央選挙管理委員会、大統領選の最終結果を公表。プーチン大統領の5選が確定した。

3月20日
▽ゼレンスキー大統領、民主主義サミットでオンライン演説。世界の指導者に対し、ロシアの武力行使に立ち向かうことでルールに基づく国際秩序を再び機能させるよう呼びかけた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による北部スムイ州への空爆を非難。「今月に入ってから、ロシアの航空部隊はスムイ州に200発近くの誘導爆弾を投下した」と明らかにした。

▽北部スムイ州当局、ロシア軍が激しい爆撃を行ったため、民間人に避難命令を出した。

▽EU、経済制裁によって欧州で凍結されたロシア資産が生む利息などの収入について、EUが90%を徴収したうえで、ウクライナに武器調達資金を提供する欧州平和ファシリティー(EPF)に移すべきという見方示す。

▽欧州委員会、経済制裁によって欧州で凍結されたロシア中央銀行の資産が生む利息などの収入をウクライナに移転することを提案。こうした収入は年間25億~30億ユーロになる見通し。

▽インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領およびウクライナのゼレンスキー大統領と個別に電話会談ゼレンスキー氏とはウクライナが提案するロシアとの和平案について協議した。

▽ロシアのショイグ国防相、ロ軍の攻勢でウクライナ軍が後退していると主張。年末までに2つの軍と30の編隊を新設すると表明した。

▽ロシア当局、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州やクルスク州などの上空でウ軍が発射したミサイルやドローンを撃墜したと発表。

▽プーチン大統領、5期目となる新たな任期入り後、最初の外遊先として中国を検討する意向示す。

3月19日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が今月だけでミサイル130発、攻撃用ドローン320機超、誘導爆弾約900発を発射したと報告。同盟国に弾薬の供与を急ぎ、防空システム強化に向けたさらなる支援を呼びかけた。

▽ウクライナ空軍、東部ドネツク州郊外の住宅地にロシア軍のミサイルが着弾し、4人が負傷したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ウクライナのシュミハリ首相、4月までに十分な弾薬を確保したいという考え示す。EUからの供給が遅れ、米国のウクライナ支援が連邦議会の審議難航で停滞。ウクライナは弾薬不足に直面しており、チェコが主導し弾薬の供給を進めている。

▽ウクライナのクレバ外相、今年7月に米ワシントンD.C.で開かれるNATO首脳会議でウクライナが加盟に向け強力、かつ重要な一歩を踏み出せるよう取り組んでいると表明。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、数で勝るロシア軍に対しウ軍が優位に立つためにはドローンの開発が重要という見方示す。

▽EU、ロシアとベラルーシから輸入する穀物に関税を課す準備を進めている。ロイター通信が報じた。

▽オースティン米国防長官、ウクライナが存亡の危機に瀕していると警告。米国は引き続きウクライナにコミットしていると強調したものの、連邦議会の審議難航でウクライナ支援が停滞する中、同盟国を納得させるには至らない可能性がある。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、NATO加盟国のフランスがウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の優先的な標的になると警告。

▽ロシア西部ベルゴロド州知事、ウクライナからの砲撃を理由に子供約9000人をベルゴロド市などから避難させる方針示す。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州に飛来したウクライナのドローン2機を撃墜したと報告。

3月18日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの選挙には正当性がないと非難。「プーチン氏が権力を求め、永遠に支配するためにあらゆることを行っていることは、世界中の誰にとっても明らかだ」と断じた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射した自爆ドローン22機のうち17機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部ハルキウ州とスムイ州にミサイルを発射し、標的を破壊したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍による攻撃と空爆が激しさを増しており、過去1週間で子供を含む56人がロシア国境近くの集落から避難したと報告。

▽ウクライナ当局、東部と北部のロシア国境付近に対する過去2カ月半の空爆が3000回を超えたと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により民間人4人が死亡したと報告。

▽欧州理事会、ウクライナ軍に対する支援を50億ユーロ増額すると発表。

▽プーチン大統領、NATOとの直接衝突は第3次世界大戦の一歩手前を意味すると警告。大統領選勝利を受け記者会見した。

▽プーチン大統領、反体制派指導者ナワリヌイ氏について公の場で数年ぶりに言及。同氏が北極圏の刑務所で先月死亡したのは「悲しい出来事」だったと述べた。

▽中国政府、スイスが計画しているウクライナ和平会議に参加することを検討すると明らかにした。会議はウクライナ戦争の終結を目指すもので、数カ月以内に開催される可能性がある。

▽ロシア大統領府、ロシア領土をウクライナの攻撃から守る唯一の手段は緩衝地帯の設置になるという見解示す。

▽中国、インド、北朝鮮、イランなどがプーチン大統領の再選に祝意示す。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領の再選について、「大統領に対する国民の支持および大統領を中心とした団結を物語っている」という見方示す。

3月17日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア大統領選でプーチン大統領が再選を確実にしたことを受け、「プーチンは権力欲の強い独裁者だ」と糾弾。

▽ゼレンスキー大統領、国際社会に対し、ロシア大統領の結果を認めないよう改めて強く要請。

▽南部ミコライウ州、住宅地にロシア軍のミサイルが2発着弾し、少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州に飛来したロシア軍のドローン14機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ側に付いて戦う義勇兵「自由ロシア軍団」、西部ベルゴロド州のウクライナ国境近くにある集落を制圧したと発表。

▽西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、16歳の少女が死亡、父親が負傷し、その後の再砲撃で男性が死亡、11人が負傷したと発表。

ロシア国防省、領内に飛来したウクライナのドローン35機を撃墜したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州、クルスク州、ロストフ州などに多くのドローンが飛来したと報告。

▽首都モスクワ市長、防空部隊がドモジェドヴォ空港近くに飛来したテロリストのドローンを撃墜したと報告。

▽南部クラスノダール地方、製油所にウクライナのものとみられるドローンが墜落、火災が発生した。

▽ロシア国営メディア、大統領選の出口調査の結果を一斉に公表。プーチン氏の当選確実と報じた。

3月16日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州へのミサイル攻撃を非難。報復を約束した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍による15日のミサイル攻撃の死者が21人に増加したと報告。70人以上が負傷した。

▽南部ザポリージャ州当局、ウクライナ軍のドローンがロシア大統領選の投票所近くに爆弾を投下したと報告。負傷者は確認されていない。

▽ロシア人義勇軍、ロ領内への侵入に成功し、ロ兵25人を拘束したと主張。その様子をソーシャルメディアで公開した。

▽ロシア国防省、ウクライナ北部スムイ州から侵入したテロ工作部隊を撃破。ロシア人義勇軍組織の戦闘員を30人殺害したと明らかにした。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ国境から2キロほど離れた集落にウ軍のドローンが飛来し、少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ側に付いて戦うロシア人義勇軍組織の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が西部ベルゴロド州に飛来したウクライナ軍のロケット弾15発を撃墜したと発表。

2024年3月15日/ウクライナ、南部オデーサ州の住宅地(AP通信)
3月1日~15日

3月15日
▽南部オデーサ州の住宅地に核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」が着弾。少なくとも16人が死亡、53人が負傷した。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が東部と南部地域に向けて発射した27機の自爆ドローンをすべて撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア西部カルーガ州の小規模民間製油所をドローンで攻撃し損害を与えた。ロイター通信が報じた。

▽ウクライナ国防省情報総局、プーチン政権に反対するロシア人武装組織がロ領内に侵入しており、ウクライナと国境を接するロ西部ベルゴロド州とクルスク州が活発な戦闘地帯になっているという見方示す。

▽ウクライナ外務省、ロシアが占領地域で大統領選を実施することは違法かつ無効として、国際的パートナーに結果を認めないよう求めた。

▽駐ハンガリー米国大使、NATO同盟国がハンガリーに対し、ロシアとの緊密な関係が拡大することの危険性を警告していると明らかにした。

▽ショルツ独首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。軍事支援でパートナー国が緊密に協力していくと表明した。

▽ショルツ独首相、マクロン仏大統領とポーランドのトゥスク首相とベルリンで会談。

▽G7、イランに対しロシアに弾道ミサイルを提供しないよう呼びかけ、提供すればイランに対する行動を起こすと警告する声明を発表。

▽プーチン大統領、ウクライナがロシア大統領選を妨害するためにロ領内の民間人を標的に砲撃を行い、2500人の代理武装兵を投入してロシアとの国境を突破しようとしていると非難。こうした犯罪行為に対しウクライナを罰すると警告した。

3月14日
▽ウクライナ軍参謀本部、東部と南部の前線付近で戦闘が続いており、ロシア軍を押し返していると報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATO加盟国はロシアの侵攻を受けているウクライナに対する支援を行うための経済力を持っているにもかかわらず十分なことを行っていないと指摘。各国に政治的決断を呼びかけた。

▽EUのボレル外交安全保障上級代表、ウクライナ戦争の結末は今春から夏にかけて決まるという見方示す。多くの専門家が今夏にロシアの大規模な攻撃を予想しているという。

▽ロシア軍、ウクライナ北東部の通信インフラをドローンとミサイルで攻撃。5つの市町村でテレビとラジオの信号が途絶えた。

▽ロシア大統領府のペスコフ報道官、プーチン大統領の核兵器に関する発言は核使用の脅しには当たらないとし、米国が意図的に文脈を無視したとして非難。

3月13日
▽ウクライナ当局、ロシア各地をドローンで攻撃。石油大手ロスネフチの製油所で火災が発生した。

▽米政府、ロシアのプーチン大統領が核戦争への準備が整っていると述べたことについて、「従来の核使用に関するドクトリンを改めて表明したもの」という見方を示し、「米国は核態勢を調整していない」と明らかにした。

▽EU、ロシアのウクライナ侵攻後にEU内で凍結された資産について、「世界的な金利動向にもよるが、2027年までに税引き後で150億~200億ユーロの利益が発生する可能性が高いと報告。

▽ロシア西部グラトコフ州政府、ウクライナ軍が発射した4機のドローンを撃墜し、落下した破片で被害が出たと報告。

▽ロシア・クルスク州政府、ウクライナ軍が発射したドローン4機を防空システムが撃墜したと報告。被害には言及せず。

▽プーチン大統領、「ロシアは戦闘態勢にあり、核戦争への準備も万端に整っている」としつつも、現時点では差し迫ってはいないと表明。

▽プーチン大統領、陸海空から発射される三位一体の核戦力では、米国よりもロシアの方がはるかに進んでいると主張。

▽プーチン大統領、どの国の選挙にもロシアは干渉しないと言明。米国で今年選出される大統領が誰であれ、協力するという考えを示した。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍がロシア各地にドローンを送り込んだと報告。約60機を撃墜したとしている。

▽ロシア外務省、一部のNATO加盟国の思慮に欠ける行動によって、ウクライナ戦争が制御不能になり、地理的に拡大する恐れがあると警告。

3月12日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で数人が負傷、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽バイデン米大統領、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、3億ドル規模の追加軍事支援を送ると発表。

▽ロシアの反体制派武装集団「自由ロシア軍」、ウクライナからロシア西部に向けて戦車で越境攻撃を行ったと発表。ロシア側はこれを撃退したとしている。

▽ウクライナ当局、ロシアの反体制派武装集団「自由ロシア軍」は単独で行動していると発表。

▽バチカン(ローマ教皇庁)国務長官のパロリン枢機卿、ウクライナ戦争を終わらせるための交渉の第1条件はロシアが侵攻を止めることであると言明。

▽米政府、ウクライナに対する最大4億ドル規模の新たな軍事支援策を準備中。ロイター通信が報じた。

▽米中央情報局(CIA)のバーンズ長官ら情報機関トップ、下院情報委員会の公聴会に出席。ウクライナに対する追加的な軍事支援実施は中国による侵略の抑止にもつながるという考えを示し、対ウ軍事支援の承認を呼び掛けた。

▽ルーマニアのヨハニス大統領、NATOの次期事務総長に立候補すると表明。米英独仏などは先月、ストルテンベルグ事務総長の後任にオランダのルッテ首相を起用することに支持を表明していた。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍がロシア各地をドローンやミサイルで攻撃したと報告。少なくとも25機のドローンと9発のロケットが使用されたという。

3月11日
▽ゼレンスキー大統領、米アカデミー賞でウクライナのドキュメンタリー映画「マリウポリの20日間」が同国初のオスカーを獲得したことを称賛。ウクライナで活動する世界中のジャーナリストに謝意を表明した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍によるドローン攻撃で高層ビル2棟、ホテル、市庁舎が被害を受けたと報告。

▽オデーサ州政府、ロシア軍の砲撃で公共インフラが被害を受けたと報告。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、NATOがウクライナに軍隊を派遣する計画はないと言明。「NATOはロシア・ウクライナ戦争の当事者ではない」と述べた。

▽日本の林房長官、ウクライナがどのような姿勢で対ロシア交渉に臨むべきかは「ウクライナの意思によるものでなければならない」という見解示す。

▽ストックホルム国際平和研究所、欧州諸国による2019~23年の武器輸入が14~18年から94%増となり、ほぼ倍増したと報告。ロシアの侵攻を受けるウクライナが欧州最大の武器輸入国となった。

▽在米国・ロシア大使館、今週行われるロシア大統領選を前に外交使節団の安全を確保するため、米国務省と緊密に連絡を取り合っていると明らかにした。

▽ハンガリーのオルバン首相、「トランプ前米大統領が復権すればロシアと戦うウクライナへの支援を差し止めるため、戦争の終結を促しそうだ」と主張。

▽ロシア大統領府、バチカンのフランシスコ教皇がウクライナにロシアと和平交渉を始めるよう促したことについて、「極めてよく理解できる」と表明。

3月10日
▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシア軍のドローン39機のうち35機を撃墜したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の自爆ドローンが民家を直撃し、2人が死亡したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で66歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が東部ドネツク州ミルノフラドにミサイル攻撃を仕掛け、民間人少なくとも11人が負傷したと発表。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍の砲弾が民家を直撃し、女性1人が死亡、もう1人が重傷を負ったと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン9機が飛来したと報告。負傷者には言及していない。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境から1000キロ以上離れた地域に飛来したウ軍のドローン3機を撃墜したと発表。

3月9日
▽ウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で10代の少年を含む少なくとも2人が死亡したと発表。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、16歳の少年が死亡、22歳の男性が負傷したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ポーランドのシコルスキ外相、NATO軍のウクライナ派兵は考えられないことではないと発言。

▽ロシア国防省、領内に飛来したウクライナ軍のドローン46機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州ポクロフスクに飛来したウクライナ軍の戦闘機ミグ29を撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローンが国境近くの2つの集落を攻撃したものの、負傷者は出なかったと報告。

3月8日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のトルコで声明発表。「ウクライナとトルコは食料の安全保障や黒海の航行安全保障で協力しなければならない」と表明した。

▽トルコのエルドアン大統領、ゼレンスキー大統領をイスタンブールに迎えた。首脳会談でウクライナ戦争の行方のほか、黒海経由の穀物取引や防衛産業協力の拡大などについて協議する予定。

▽ウクライナ政府、ロシア軍の制圧下にある南部ザポリージャ原発の安全性が日々悪化していると報告。

▽EU欧州議会の最大会派・欧州人民党、現職のフォンデアライエン氏を党の欧州委員長候補に選出。再選の可能性が高まった。

▽国際原子力機関(IAEA)理事会、ロシアにウクライナ南部ザポリージャ原発からの退去を求める決議を採択。

▽在ロシア・米国大使館、過激派組織が首都モスクワで襲撃を計画していると警告。詳細は明らかにしていない。

▽インド中央捜査局、仕事を約束して若者をロシアに呼び寄せ、ウクライナ戦争へ送り込む大規模な人身売買ネットワークを摘発したと発表。

▽ロシア連邦保安局、イスラム国(ISIS)の下部組織によるモスクワのユダヤ教会の襲撃を未然に防いだと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、バイデン米大統領を「米国にとって狂気の恥」と批判。自身をルーズベルト元大統領と比較する資格はないと主張した。

3月7日
▽スウェーデン、NATOに正式加盟。32カ国目のNATO加盟国になった。

▽ゼレンスキー大統領、先月解任した軍トップのザルジニー前総司令官を駐英大使に充てる人事を承認。

▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでシャップス英国防省と会談。

▽ウクライナ大統領府、東部ドネツク州や南部ザポリージャ州の前線で激戦が続いていると報告。

▽イギリス政府、ウクライナにドローン1万機を供与すると発表。

▽トルコ大統領府、ゼレンスキー大統領が8日にトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談すると発表。

▽バイデン米大統領、スウェーデンがNATOに正式加盟したことについて、「NATOはこれまで以上に結束し、力強くなった」と言明。

▽イエレン米財務長官、ロシアの侵攻に対抗するウクライナ軍の弾薬が不足する中、「ウ軍への新たな支援を連邦議会が承認しないことはプーチン大統領やイラン、その他敵対勢力への贈り物にほかならない」と警告。

▽ロシア外務省、駐米国大使を召喚。ロシアの内政に干渉しないよう警告したと明らかにした。

▽ロシア軍参謀本部軍事アカデミー学長、ウクライナ戦争が欧州の全面戦争にエスカレートする可能性があると警告。ロシアが新たな紛争に巻き込まれる可能性が著しく高まっているという認識を示した。

3月6日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州でギリシャのミツォタキス首相と会談。共同記者会見ですぐ近くのインフラがミサイル攻撃を受け、死傷者が出ていると非難した。

▽ウクライナ当局、南部オデーサ州の港湾インフラに対するロシア軍の攻撃で5人が死亡したと報告。

▽ギリシャのミツォタキス首相、黒海に面したウクライナ南部オデーサ港でゼレンスキー大統領と会談。ウクライナを引き続き支持すると表明した。

▽マクロン仏大統領、ロシアの侵攻を受けるウクライナの同盟国が行動を強める時が来たと表明。「欧州が弱腰にならないことが近く適切になる」という見方を示した。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、ウクライナにNATO部隊を派兵する可能性に言及したマクロン仏大統領の発言について、世界を核戦争寸前の状態に追いやるものだと批判。

▽国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長、ロシア軍の支配下にある南部ザポリージャ原発の安全性を巡りロシアのエネルギー当局者と協議を行った後、プーチン大統領と会談。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍のドローン2機が鉄鉱石工場を攻撃したと報告。負傷者はなく、工場は通常通り稼働しているという。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍のドローンボートを格納していた南部オデーサ州の港湾インフラを攻撃、破壊したと発表。

3月5日
▽ウクライナ国防省、南部クリミア半島の近くでロシア黒海艦隊の哨戒艇セルゲイ・コトフを水上ドローンで攻撃し、損傷させたと発表。

▽ウクライナ軍、先月掌握された東部ドネツク州アウディーイウカ郊外でロシア軍の前進を食い止めているものの、ロ軍は同地域の南方に増援を送っていると発表。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーイウカの北方に位置するクラマトルスク付近で消防士2人が消火活動中にロシア軍の砲撃を受けて死亡したと報告。

▽オランダ・ハーグの国際刑事裁判所、ウクライナで戦争犯罪に関与した疑いでロシア軍の司令官2人に逮捕状を発行したと発表。

▽ウクライナ大統領府、国際刑事裁判所がロシア軍司令官2人の逮捕状を発行したことについて、「ロシアが計画的かつ大規模な戦争犯罪の責任を回避することは絶対にできないことを明確にした」と評価。

▽スウェーデン、NATOによる冷戦後最大規模の演習に参加。同国の加盟は先週ハンガリー議会の承認により決定したばかり。

▽米国務省、ヌランド次官(政治担当)が近く退任すると発表。ヌランド氏はロシアの侵攻を受けるウクライナの強力な支持者として知られる。

▽ロシア国防省、先月掌握した東部ドネツク州アウディーイウカ近郊で協調行動の結果、さらに有利な拠点を制し続けていると報告。

3月4日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナへの軍事支援実現に向けて、「西側諸国の政治的意思が必要」と訴えた。

▽ウクライナ軍、ロシア南西部サマラ州の鉄道橋を爆破したと発表。軍事貨物の輸送に使用されていたためとしている。

▽ウクライナのウメロフ国防相、ロシアとの戦況や武器供給についてオースティン米国防長官と協議。

▽ロシア南部サマラ州の国営鉄道会社、鉄道橋で爆発が発生し、一部区間で列車の運行が休止していると発表。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、プーチン露大統領との会談が実現すれば、ロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発について協議すると表明。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、「ウクライナはロシアの一部」という認識示し、現在のウ政府との和平交渉は否定。将来のウ政府がロシアとの交渉を望む場合は「新しい現実」を認める必要があるいう見解を示した。

▽中国の李輝ユーラシア事務特別代表、訪問先のロシアでガルージン外務次官と会談。ウクライナを巡る協議について、「ロシアの参加なしに進めることは不可能」という見解で一致した。

▽ロシア大統領府、ドイツ軍高官の会議の内容が漏えいした問題でロシア領内への攻撃計画が話し合われていたという見解示し、ショルツ独首相が事態を把握していたかどうかに疑問を呈した。

3月3日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州の住宅地に対するロシア軍のドローン攻撃について、西側の同盟国に軍事支援を強化するよう改めて要請。「防空システムの強化が急務である」と訴えた。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍によるドローン攻撃の死者が11人に増加したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を空爆し、民間人少なくとも16人が負傷、集合住宅15棟が被害を受けたと報告。

▽トルコ外相、ウクライナ戦争の停戦を協議する時が来たと表明。「これはロシアによるウクライナ領の一部併合を認めることを意味するものではない」と述べた。

▽南部クリミア半島の石油貯蔵所で爆発。ロシア当局は付近の高速道路が約8時間通行止めになったと報告している。

▽ロシア国防省、クリミア半島に飛来したウクライナ軍のドローンを38機撃墜したと発表。

3月2日
▽ゼレンスキー大統領、南部オデーサ州の住宅地に対するロシア軍のドローン攻撃を非難。西側の軍事支援が遅れていることに触れ、「防空システムの強化が急務である」と訴えた。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍が住宅地にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも7人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、南部オデーサに飛来したロシアドローン8機のうち7機を撃墜したと報告。過去24時間で全土に飛来したドローンは17機、うち14機を撃墜したとしている。

▽東部ハルキウ州政府、20以上の集落がロシア軍の砲撃を受けたと発表。死傷者は出なかった。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により53歳の男性が死亡したと発表。

ロシア・サンクトペテルブルクのアパートにウクライナ軍のものとみられるドローン墜落。負傷者はいなかった模様。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍の動向について、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを占領した後、南部と東部前線への攻撃を強化しているように見えると指摘。

3月1日
▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の葬儀、首都モスクワで執り行われる。数千人が参列した。

▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州でオランダのルッテ首相と会談。二国間の安全保障協定に署名した。ウクライナと二国間安全保障協定を締結したのはカナダ、イタリア、ドイツ、フランス、デンマーク、イギリスに次いで7カ国目。

▽ゼレンスキー大統領、オランダとの二国間安全保障協定についてX(旧ツイッター)に声明を投稿。「この協定には今年の20億ユーロの軍事支援と今後10年間の追加軍事支援が含まれている」と明らかにした。

▽イエレン米財務長官、米国と同盟国はウクライナ侵攻に対する制裁で凍結したロシア資産約3000億ドルを活用する選択肢を引き続き検討すると表明。

▽米政府、ロシアのプーチン大統領が2月29日の年次教書演説で、「西側がウクライナ紛争をエスカレートさせた場合、核戦争に発展するリスクがある」と発言したことについて、無責任と非難。ロシアが核兵器を使う準備をしている兆候はみられないと述べた。

▽カジュアルブランド「ザラ」を展開するスペインのアパレル大手インディテックス、市場環境の改善を理由に、ウクライナで4月1日から順次店舗を再開する予定と発表。

▽モスクワの地方裁判所、独立系新聞ノーバヤ・ガゼータの編集長に対し、軍の信用を失墜させたとして、3万ルーブルの罰金を科した。

2024年2月16日/ドイツ、ミュンヘン、ロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏(AP通信)
2月16日~29日

2月29日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも8人が死亡、12人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、ロシア軍が今月制圧した東部ドネツク州の要衝アウディーイウカの西方に位置する集落オルリウカでロシア軍を撃退したものの、東部戦線の状況は依然厳しいと報告。

▽ウクライナ空軍、今月の戦闘でロシア軍の戦闘機を13機撃墜したと発表。

▽ウクライナ国防省、同国軍がロシア軍の戦闘機スホイ34を3機撃墜したと発表。

▽ウクライナ財務省、今年を乗り切るには海外からの資金援助が月約30億ドル必要になると表明。米国の追加支援が行き詰まる中、ウクライナが直面している課題を浮き彫りにした。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、3月1日にモスクワで執り行われる夫の葬儀での妨害や逮捕を恐れていると表明。

▽フランス外務省、ロシアがモルドバに対する不安定化工作を強化しているとみられることから、EUがモルドバへの軍事支援を強化する方法について協議していると明らかにした。

▽プーチン大統領、議会で年次教書演説を行い、内政干渉を許さないと表明。NATO加盟国がウクライナに軍隊を派遣すれば核戦争のリスクがあると警告した。

▽プーチン大統領、戦略核戦力は完全な準備態勢にあると言明。

▽ロシア大統領府、ウクライナ派兵の可能性に触れたマクロン仏大統領に対し、「派兵すればナポレオンの大軍が1812年のロシア侵攻で敗北した時と同じ結末を迎えることになる」と警告。

▽モルドバで分離独立を宣言した親ロシア派支配地域「沿ドニエストル」 、全階層の議員による会議を開き、モルドバ政府からの圧力への抵抗を支援するようロシアに要請する決議を採択。

2月28日
▽ゼレンスキー大統領、アルバニアの首都ティラナで開催されたバルカン諸国の首脳会議に出席。ウクライナ和平ビジョンに対する各国からの支援を求め、兵器共同生産を視野に入れたフォーラムの開催を提案した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーイウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、東部と南部前線近くの民間インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ情報当局、同国を不安定化させ、国際的な支援を妨げるためにロシアが現在行っている情報操作を今春に強化するという見解示す。

▽米財務省、紅海での商船攻撃を巡り、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のファラザデ副司令官を制裁リストに追加。

▽米財務省、紅海での商船攻撃を巡り、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のメンバーを制裁リストに追加。

▽ポーランドのトゥスク首相、ウクライナ産穀物に課している輸入禁止措置について、EUが市場保護策を講じなければ他の産品への拡大も排除できないと表明。

▽ロシア外務省、スウェーデンのNATO加盟は攻撃的かつ誤りと指摘。自国を守るために軍事技術などを用いた対抗措置を実施すると表明した。

2月27日
▽ゼレンスキー大統領、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談。ロシアによる侵攻が3年目に入る中、自らが提案するロシアとの和平案などについて協議した。

▽ゼレンスキー大統領、米CNNのインタビューで返り咲きを目指すトランプ前大統領に言及。「ロシアのプーチン大統領を理解しておらず、同大統領の側に付いている」と指摘し、「米国の支援がなければウクライナで数百万人が命を落とす恐れがある」と警告した。

▽ゼレンスキー大統領、サウジ訪問について、「ロシアによる侵攻を終わらせるために自らが提唱している和平案の枠組みのほか、捕虜交換などが主要議題」とSNSに投稿。

▽ウクライナ軍、ロシアの占領下に置かれた東部ドネツク州の要衝アウディーイウカ近郊の2つの集落から部隊を撤退させたと発表。

▽イギリス、ドイツ、スペイン、ポーランド、チェコなど、ロシアによる侵攻を受けているウクライナに部隊を派遣する可能性を否定。

▽米ホワイトハウス、ウクライナに軍隊を派遣しないと表明。

▽ウクライナ大統領府、西側の民主主義国がウクライナ戦争への直接軍事介入について議論することは良いことであり、ロシアの侵略が欧州にもたらすリスクを認識していることを示していると指摘。

▽ロシア大統領府、NATO加盟国がウクライナに部隊を派遣すれば、NATOとロシアの衝突は避けられないと警告。

▽イエレン米財務長官、対ロシア制裁で凍結している資産を没収し、ウクライナ支援に充てる取り組みが喫緊の課題という認識示す。

▽カナダのフリーランド財務相、制裁措置の下で凍結されたロシア資産を没収し、ウクライナの支援に充てる案について、「カナダと米国は完全に合意している」と表明。

▽韓国の申源湜・国防相、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、昨年7月以降、コンテナ約6700個の武器・弾薬をロシアに提供したと明らかにした。

▽プーチン大統領、特殊作戦部隊の機動力と攻撃能力を高め、新世代の兵器を装備すると表明。

▽ロシア裁判所、ウクライナ侵攻を繰り返し批判したとして、ベテラン人権活動家のオルロフ氏に対し、懲役2年6月を言い渡した。

2月26日
▽ハンガリー議会、スウェーデンのNATO加盟を承認。賛成188ー反対6。

▽ゼレンスキー大統領、同国およびその国際的なパートナー国はロシアが2014年に併合したクリミア半島に対する領有権を再び得るために戦い続けなければならないと表明。

▽ゼレンスキー大統領、武器弾薬の共同生産を拡大し、ウクライナの防空体制を改善し、制裁や資産没収を通じてロシアに圧力をかける必要性を強調。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のドローン9機とミサイル3発を迎撃したと発表。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が住宅地を攻撃し、夫婦が死亡したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍に占領された東部ドネツク州の要衝アウディーイウカの西方に位置する村から撤退したと報告。

▽マクロン仏大統領、欧州諸国など約20か国によるウクライナ支援会合を主催。ロシアの侵攻開始から2年となり、支援疲れへの懸念が高まる中、ウクライナ支持の姿勢を改めて打ち出す。

▽マクロン仏大統領、パリで開催したウクライナ支援会合閉幕後、同国に侵攻するロシアに勝利するため、西側諸国はウクライナに地上部隊を派遣する選択肢も排除するべきではないと表明。

▽スロバキアのフィツォ首相、NATOとEUに加盟するいくつかの国が2国間ベースでウクライナへの派兵を検討していると発表。

▽米国のアデエモ財務副長官、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、カザフスタンなどの国とロシアとの間の資金の流れに大きな変化が見られていると報告。 対ロシア制裁の中で、関与が疑われる第三国の金融機関も制裁の対象にすると表明したことが影響しているという。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州アウディーイウカ西方の集落からウクライナ軍を追い出したと発表。

▽ロシアメディア、米国がウクライナに供与した主力戦車「M1エイブラムス」1両が初めて破壊されたと報じた。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローン攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、3人が負傷したと報告。

2月25日
▽ゼレンスキー大統領、この2年間で3万1000人のウクライナ兵が戦死したと明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアの占領地で数万人の民間人が殺害されたと発表。戦争が終わるまで正確な数は分からないと述べた。

▽ゼレンスキー大統領、昨年始めた反転攻勢の作戦計画が事前にロシア側に漏れていたという見方示す。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ国防省、同盟国が約束した軍事支援の供与が半分にとどまっており、多くの兵士が命を落としていると表明。

▽ウクライナ軍、東部ハルキウとクピャンスクの前線付近でロシア軍による激しい砲撃が続いていると報告。

▽米ホワイトハウス報道官、西側がウクライナに必要な軍事支援を提供する限り、ウ軍は勝利できると信じていると表明。

▽ドイツ外相、ウクライナ南部ミコライウ州を訪問。新たに1億ユーロの人道支援を送ると明らかにした。

▽フランシスコ教皇、ロシアによるウクライナ侵攻から2年となったことを受け、戦争の外交的解決を呼びかけた。

▽ロシア国防省、ウクライナ東部で激しい戦闘が続く中、今月占領したアウディーイウカの西方に部隊が進んでいると報告。

2月24日
▽ロシアによるウクライナ侵攻、開戦から2年。

▽ゼレンスキー大統領、G7オンライン首脳会議に出席。「ウクライナは勝利する」と述べ、米軍事支援の遅れや東部アウディーイウカ陥落などの難局に直面する中、国民に奮起を促した。

ゼレンスキー大統領、G7議長国のメローニ伊首相、トルドー加首相、欧州委員会のフォンデアライエン委員長らを首都キーウの空港で出迎える。

▽首都キーウ中心部でロシア軍に拘束されたウクライナ兵捕虜の解放を求めるデモ。約100人が参加した。

▽G7オンライン首脳会議開催。ゼレンスキー大統領も出席した。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃による民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ゼレンスキー大統領夫人、2年前の開戦以来、200万人以上の子供が国外に避難したりロシアやベラルーシに誘拐され、少なくとも528人が殺害されたと発表。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営、当局が同氏の遺体を母親に引き渡したと発表。

▽ロシア南部リペツク州政府、市内の製鉄所がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、大規模な火災が発生したと報告。死傷者は出ていない模様。

▽ロシア首都モスクワでウクライナ侵攻に反対する小規模なデモ。人権団体によると、デモに参加した市民少なくとも5人が逮捕されたという。

2月23日
▽ウクライナ空軍、ロシアの早期警戒管制機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線付近で激戦が続いていると報告。

▽米政府、ウクライナ侵攻開戦から2年になるのに合わせ、ロシアに対する大規模な追加制裁を発表。金融や防衛、資源部門など、500を超える団体や個人を対象としたほか、反政府活動家ナワリヌイ氏の死への関与が疑われる当局者も制裁リストに追加した。

▽米政府、ロシアのウクライナ侵攻を支援したとして、ロシア、中国、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、キルギス、インド、韓国の企業93社に新たな制裁を科すと発表。米国から対象企業への輸出を実質的に禁止する。ロシアの63社、トルコ16社、中国8社、UAE4社など。

▽バイデン米大統領、ウクライナでの戦争に加え、ナワリヌイ氏の死に対する責任を問うとし、「ロシアのプーチン大統領は国外での侵略と国内での抑圧に対し、確実に一段と厳しい代償を払うことになる」と表明。

▽バイデン米大統領、G7、EU、NATO首脳らと近くロシアについて協議すると発表。

▽ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営、当局が同氏の母親に対し、「密葬に同意しなければ、遺体を刑務所の敷地に埋葬する」と圧力をかけていると明らかにした。

▽スイス政府、高官レベルのウクライナ和平会議を夏までに開催すると表明。

▽アルメニアのパシニャン首相、ロシア主導の軍事同盟CSTO(集団安全保障条約機構)への参加を凍結。

▽プーチン大統領、ロシアの戦略核戦力の95%が近代化されたと明らかにした。軍人をたたえる祖国防衛の日に合わせて声明を出した。

▽ロシア国防省、ロ軍はウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを制圧した後、西方に向けさらに進軍していると明らかにした。

2月22日
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカをロシア軍に奪われたことを重視せず、同盟国に対し、迅速な支援を改めて要請。

▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のロシア占領地にある軍の訓練場を攻撃したと報告。ロ兵約60人が死亡したという。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーイウカを先週掌握したロシア軍部隊が近隣の町への攻撃を続けていると報告。

▽国際通貨基金(IMF)とウクライナ政府、総額156億ドルのウクライナ向け融資プログラムのうち8億9000万ドル分の拠出に向けて交渉中。

▽ウクライナ国営ガス会社ナフトガス、外国企業がウクライナ国内に貯蔵する天然ガスを増やすことを期待すると表明。

▽イギリス政府、50以上の個人・団体を対象とした新たな対ロシア制裁を発表。ロシアの兵器保有を減らし、軍資金を断つのが狙い。

▽プーチン大統領、核弾頭を搭載できる近代化された戦略爆撃機「TU-160M(白鳥)」に乗り込み、テスト飛行を行った。

▽ブラジル外相、G20外相会合に出席したほぼ全ての外相がイスラエルとパレスチナの紛争を和平に導く唯一の道として、2国家共存案を支持したと発表。

▽デンマーク政府、ウクライナに17億クローネ相当の新たな軍事支援を供与すると発表。

2月21日
▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ国防省、同盟国とのドローン連合について、少なくとも新たに20カ国の参加を目指すと表明。

▽バイデン米大統領、ロシアのプーチン大統領を「クレージーなサノバビッチ(くそ野郎の意)」と非難

▽EU、第13弾となる対ロシア制裁を承認。ロシアの武器調達の支援、ウクライナの子供の誘拐に関与したとして約200の団体や個人を制裁リストに追加した。

▽国連難民高等弁務官事務所、ロシアによるウクライナ侵攻で生じている難民危機の改善には米国による資金提供継続が不可欠という見解示す。

▽ウクライナ国営武器製造会社ウクルオボロンプロム、エアバス・BAEシステムズ・レオナルドによるミサイル合弁会社の子会社である独MBDAドイチュラントと防空システムで協力すると発表。

▽イラン、ロシアに大量の地対地弾道ミサイルを供与し、両国間の軍事協力を深めている模様。ゾルファガールを含む約400発のミサイルを供与する計画。専門家によると、これらは300~700キロの射程距離にある目標を攻撃できる。

▽西側当局者、ロシアは制裁措置の影響でウクライナでの戦争に必要な弾薬を国内で十分に生産できていないという見方示す。ロイター通信が報じた。

▽ポーランド外務省、自国の農民がウクライナからの安価な農産品流入により打撃を受けているとして抗議デモを激化させていることについて、「ロシアの影響を受けている可能性がある」と警告。

2月20日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が東部と南部の前線約1500キロのいくつかの地点で部隊を増強していると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも5人が死亡、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の自爆ドローンが民家に直撃し、5人が死亡したと発表。

▽ウクライナ空軍、各地に飛来したロシアドローン23機をすべて撃墜したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍の爆撃機スホイ34と35を撃墜したと発表。

▽獄死したロシア反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、プーチン大統領に対する圧力を強めるため、来月予定されているロシア大統領選の結果を認めないようEUに要請。

▽ウクライナのシュミハリ首相、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が獄死したことを受け、新たな経済制裁をロシアに科すよう日本とEUに要請。

▽イタリア首相府、ロシアによるウクライナ侵攻から2年を迎える2月24日にG7首脳会議をテレビ会議形式で開催すると発表。ウクライナ支援について協議する。

▽ウクライナ政府、米実業家マスク氏率いる米スペースXに対し、ロシア支配地域で同社通信衛星サービス・スターリンクの利用を阻止するよう求めた。

▽ウクライナ財務省、これまでに同盟国から425億ドルを受け取り、うち116億ドルは返済不要の無償資金であると報告。

▽NATO加盟を目指すスウェーデン政府、ウクライナへの新たな軍事支援を発表。71億クローナ相当。

▽ロシアのナルイシキン対外情報局長官、ウクライナに亡命した元ロシア軍パイロットがスペインで死亡した事件について、「道徳的な価値観を失った結果」という認識示す。

▽プーチン大統領、ショイグ国防相と会談。ウクライナ東部アウディーイウカの占領報告を受けた。

▽ロシアのショイグ国防相、プーチン大統領に対し、ウクライナのロシア支配地域であるドニエプル川東岸のクリンキーも新たに奪還したと報告。

2月19日
▽ゼレンスキー大統領、北東部ハルキウ州の前線を視察。同盟国からの追加支援が遅延しているため、前線は極めて困難な状況にあるという認識を示した。

▽ゼレンスキー大統領、人為的な武器不足でロシア軍が優勢になっていると同盟国に訴え、米国の援助が不可欠と言明した。

▽バイデン米大統領、ウクライナ支援を盛りこんだ緊急予算案を巡り、共和党のジョンソン下院議長と協議する用意があると表明。共和党によるウクライナ支援への反対は大きな過ちという認識を示した。

▽バイデン米大統領、ロシアに対する追加制裁を検討していると表明。

▽EU、ブリュッセルで外相会合開催。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対する制裁第13弾の合意に向けて前進した。

▽欧州委員会のフォンデアライエン委員長、防衛産業戦略案を3週間後に公表すると表明。ウクライナに防衛技術革新室を開設する方針も示した。

▽日・ウクライナ経済復興推進会議開催。岸田首相とウクライナのシュミハリ首相が出席した。

▽ロシア当局、反体制派指導者の故ナワリヌイ氏の獄死に関する捜査を延長する旨を同氏の母親と弁護士らに伝えた。

▽ロシアがウクライナ侵攻のために使用する装備や部隊配置、維持の戦費が最大2110億ドルに達し、武器輸出の取りやめや延期に伴う損失も100億ドル以上にのぼっている。ロイター通信が報じた。

▽ロシア国防省、軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーイウカのコークス工場を完全に掌握したと発表。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ハルキウ州と南部ザポリージャ州でも攻勢を強めていると指摘。

2月18日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーイウカやバフムートの前線付近で戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民家や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍がウ兵捕虜を射殺した疑いがあるとし、戦争犯罪に該当するか調査を開始したと明らかにした。

▽ロシア人権団体、全国各地に反体制派指導者ナワリヌイ氏を追悼する献花や小規模な集会が続いていると報告。当局はこれまでに400人以上を逮捕したとみられる。

▽中国の王毅 外相、ウクライナのクレバ外相に「中国はロシアに対し、ウクライナ侵攻に使用する殺傷兵器を売却しない」と伝えた。

2月17日
▽ゼレンスキー大統領、独ミュンヘン安全保障会議で演説。同盟国に軍事支援を継続・強化するよう改めて要請した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州の激戦地アウディーイウカから撤退。

▽ウクライナ軍のシルスキー総司令官、東部ドネツク州アウディーイウカから部隊を撤退させたことについて、「兵士の人命を優先し、包囲されるのを防ぐための決断だった」と説明。

▽獄中で死亡したとされるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏の妻ユリア氏、プーチン大統領はロシアとナワリヌイ氏の家族に対する残虐行為で裁かれなければならないと訴えた。

▽国連人権理事会、ロシアの反体制派ナワリヌイ氏が死亡したことを受け、「ロシア政府が反体制派に行っている弾圧の氷山の一角にすぎない」という見方示す。

▽ハリス米副大統領、独ミュンヘンでゼレンスキー大統領と会談。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州アウディーイウカのウクライナ軍を撃退し、完全制圧したと発表。

2月16日
▽ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏、懲役19年を言い渡され服役していた北部ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡したとみられる。

▽ゼレンスキー大統領、ドイツの首都ベルリンに続きフランスの首都パリを訪問。両国との安全保障協定に署名した。

▽ゼレンスキー大統領、訪問先のミュンヘンでナワリヌイ氏に言及。「プーチン大統領は自分の地位さえ守れれば、誰が死のうと構わない」と述べ、ナワリヌイ氏はプーチン氏に殺されたと非難した。

▽ウクライナ当局、ロシアが昨年12月30日以降、少なくとも24発の北朝鮮製弾道ミサイルをウクライナに向けて発射したと報告。

▽獄中で死亡したとみられるロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリヤ氏、ナワリヌイ氏の死亡が確認されれば、プーチン大統領とその側近は罰を免れるわけにはいかないと非難。

▽ナワリヌイ氏の母リュドミラ氏、ナワリヌイ氏と2月12日に面会したときは「生きていて、健康で、幸せだった」と明らかにした。ロシア独立系紙ノーバヤ・ガゼータが報じた。

▽ショルツ独首相、ベルリンでゼレンスキー大統領と会談。2国間の長期的な安全保障協定に署名し、ウクライナに対する追加支援も発表した。

▽マクロン仏大統領、パリでゼレンスキー大統領と会談。2国間の長期的な安全保障協定を「野心的かつ非常に実質的」と評価し、ドローンや電子戦争システムの共同生産について協議したと明らかにした。

▽国連人権事務所、獄中で死亡したとみられるナワリヌイ氏について、信頼できる調査を行うよう要請。

▽ロシアの調査委員会、ナワリヌイ氏の死亡を巡る調査を開始したと発表。

▽ハリス米副大統領、独ミュンヘン安全保障会議でナワリヌイ氏が死亡したという情報に言及。「事実であれば、ロシアに責任がある」と指摘した。

▽EUのミシェル大統領、ナワリヌイ氏が死亡した責任は全てプーチン政権にあると表明。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、「ナワリヌイ氏の死に関する全ての事実を明らかにする必要があり、ロシアはその死の状況に関する疑問に答える必要がある」と表明。

▽ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記、キルギスでイラン最高安全保障委員会のアフマディアン事務局長と会談。

▽ロシア軍、米実業家マスク氏率いる米スペースXの通信衛星サービス・スターリンクの端末数千台の使用を継続中。ロイター通信が報じた。

2024年2月16日/セルビア、首都ベオグラード、ナワリヌイ氏の死を悼む人々(AP通信)
2月1日~15日

2月15日
▽ゼレンスキー大統領、防空システムの改善が最優先課題のひとつであると言明。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が郊外の集落にミサイルを撃ち込み、5人が死亡、10人が負傷したと報告。

▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人4人が負傷したと報告。

▽西部リビウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により学校や民家が被害を受け、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が首都キーウなどに向けて発射したミサイル26発のうち13発を撃墜したと発表。

▽G7首脳、ロシアによるウクライナ侵攻から2年を迎える2月24日にテレビ会議形式で首脳会議を開催する。議長国のイタリアが明らかにした。

▽ウクライナの経済再建には10年間で4860億ドルの費用がかかる見込み。世界銀行、国連、欧州委員会、ウクライナ政府による調査で明らかになった。

▽スウェーデン外務省、ハンガリーがスウェーデンのNATO加盟申請を早期に承認すると予想していると表明。

▽イエレン米財務長官、米国がウクライナを支援する約束を果たすことが重要であり、それを怠れば、ロシアのプーチン大統領などによる罪のない民主的な国への攻撃を助長することになると警告。

▽米ホワイトハウス、ロシアが対衛星兵器を開発していると明らかにした。米国にとって懸念すべきことではあるが、地球上の人々の直接の脅威にはならないとしている。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、州都ベルゴロド市が空爆を受け、少なくとも5人が死亡、18人が負傷したと発表。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ軍が市内の石油貯蔵所をドローンで攻撃し、火災が発生したと報告。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州上空でウクライナ軍のロケット弾14発を迎撃したと発表。

2月14日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも9人が死亡、25人が負傷したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が前線近くの民家と病院を砲撃し、子供と妊婦が死亡、子供3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、南部クリミア半島沖の黒海でロシア海軍の揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」を無人艇攻撃で破壊したと発表。

▽ウクライナ軍のシルスキー新総司令官、東部ドネツク州の前線を視察。現地の状況は極めて困難だと警告した。

▽ウクライナ政府、国内農業部門のEUとの統合条件は交渉で決定されると表明し、政府がEUグリーンディール要件の緩和を求める可能性があるとした報道を否定。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、加盟31カ国中18カ国が今年、国防費GDP比2%とする目標を達成する見通しと明らかにした。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアがウクライナでの戦争に勝利すれば、中国が勢力を増すと警告。米下院に対し極めて重要なウクライナ支援法案を速やかに可決するよう呼びかけた。

▽オースティン米国防長官、ウクライナ関連の会合にオンラインで参加。米国は短期的、長期的なウクライナ支援から手を引くつもりはないと言明した。

▽ロシア国防省、黒海上空でウクライナ軍のドローン偵察機6機を撃墜したと発表。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領が仲介役を通じて米国にウクライナでの停戦を提案したという報道を否定。

▽プーチン大統領、3月15~17日に行われる大統領選の前にトルコを訪問する見通し。国営メディアが報じた。

▽プーチン大統領、軍に関する虚偽情報を流した市民の資産を没収する法案に署名。

2月13日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン23機のうち16機を撃墜したと報告。

▽ウクライナのエネルギー大手DTEK、ロシア軍のドローン攻撃で火力発電所1カ所が大きな被害を受けたと発表。死傷者は出ていないという。

▽バイデン米大統領、ウクライナなどへの支援を盛り込んだ法案が上院を通過したことを受け、下院にも迅速に可決するよう呼びかけた。

▽米国のスミスNATO大使、ウクライナが望むNATO加盟について、7月にワシントンD.C.で開催されるNATO首脳会議で加盟招待が実現する可能性は低いという見方示す。

▽国際通貨基金、今後5年間のウクライナの経済・金融改革を支援するための新たな信託基金「ウクライナ能力開発基金」を正式に設立したと発表。供与国から6500万ドルの資金調達を目指す。

▽国際通貨基金、「凍結したロシア資産の使途を決める際には法的根拠を確保し、将来のリスクを避けるべき」と警告。

▽英シンクタンク国際戦略研究所による世界の軍事情勢を分析した報告書「ミリタリー・バランス」、ロシアがウクライナで喪失した戦車が3000両以上に達したと報告。

▽ロシア、先週行ったウクライナの首都キーウへの攻撃で極超音速巡航ミサイル・ツィルコンを初めて使用したとみられる。

▽ロシア税関当局、昨年は同国の対アジア貿易依存が大きく高まった一方、欧州との貿易は大幅に減少したと報告。

▽ロシア軍、ミサイルとドローンでウクライナ東部ドニプロを攻撃。発電所が被害を受け、一部で水の供給が断たれた。

▽ロシアのプーチン大統領が現在の占領ラインに沿ってウクライナ戦争を凍結する停戦案を提示したものの、米国がこれを拒否した。ロイター通信が報じた。

2月12日
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州・ルガンスク州と南部ザポリージャ州・ヘルソン州の前線付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間インフラが被害を受け、数人が負傷したと報告。

▽ショルツ独首相、国防費にGDP比2%を拠出するというNATOの努力目標にコミットしていると表明。

▽国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事、今年のロシア経済について、「経済成長は大規模な軍事費に支えられているものの、人口の流出と技術不足を受け、厳しい局面を迎える」という見方示す。

▽フィンランド大統領選、与党・中道右派「国民連合」のストゥブ元首相が勝利宣言。親欧州派で、ウクライナを支持する対ロシア強硬派である。

▽ロシア大統領府、同国軍がウクライナの占領地域で米宇宙企業スペースXが提供する衛星インターネットサービス・スターリンクを利用しているというウクライナの主張を否定。

▽イスラエルのヘルツォグ大統領とパレスチナ自治政府のシュタイエ首相、ドイツのミュンヘンで今週16~18日に開催されるミュンヘン安全保障会議に出席予定。

▽モルドバ当局、隣国ウクライナの国境近くに墜落したロシアドローンの爆発物を解除したと発表。

2月11日
▽ウクライナ空軍、首都キーウを含む9地域に飛来したロシア軍のイラン製ドローン45機のうち40機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民間インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ大統領、元国防副長官を陸軍の司令官に任命。総司令官に就任したシルスキー氏の後任。

▽ウクライナ軍、ロシアへの攻撃を支援するために米スペースX社のマスク氏が提供したスターリンク端末をロ軍が使用していたことが判明したと発表。

▽NATO、トランプ前米大統領が在職時、国防費をGDPの2%にするという目標を達成していないNATO同盟国を糾弾し、ロシアに攻撃を奨励すると発言したことが明らかになったことについて、「NATOとその安全保障を脅かすとんでもない発言」と断じた。

2月10日
ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州へのドローン攻撃を非難。犠牲者とその家族に哀悼の意を表し、「ロシアに責任を負わせる」と断じた。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン31機のうち23機を撃墜したと報告。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウ州の住宅地にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも7人が死亡、3人が負傷。

▽ウクライナ内務省、東部ハルキウ州へのドローン攻撃について、「石油貯蔵所の燃料が漏れ出し、近隣の民家少なくとも15棟が全焼。7歳、4歳、9カ月の子供3人を含む5人家族が死亡し、別の家で成人2人の遺体が発見された」と明らかにした。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃で民間人少なくとも4人が負傷したと報告。飛来したドローンはすべて撃墜したものの、その破片が住宅地や港湾インフラに落下、被害が出た。

▽ルーマニア国防省、ロシアがルーマニア国境近くに位置するウクライナの河川港に対し、夜間にドローン攻撃を行ったと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナが黒海を航行する民間輸送船に海上ドローンによる攻撃を仕掛けたと主張。

2月9日
▽ゼレンスキー大統領、更迭した軍のザルジニー前総司令官に最高の称号である「ウクライナの英雄」を授与。

▽ウクライナ政府、ロシア軍による有毒化学物質を装填した弾薬の使用が急増していると非難。今年1月だけで200回以上にのぼるという。

▽ウクライナ軍当局、ロシア軍が化学物質を装填した弾薬をドローンで運んでいると指摘。

▽ウクライナ軍のシルスキー新総司令官、当面の目標は前線部隊のローテーション改善と、新技術の力を活用することと表明。

▽米国務省、ブリンケン国務長官が14~17日の日程でアルバニアとドイツを訪問すると発表。ウクライナや中東情勢について協議する見通し。

▽プーチン大統領、同国で勾留されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者をロシア人受刑者と引き換えに釈放することが可能かもしれないと表明。

▽ロシアのショイグ国防相、ロ軍はウクライナにおける戦闘のほとんどの局面で成功を収めていると強調。さらに活発な偵察作戦を行うよう呼びかけた。

▽プーチン大統領、遺伝学や人工知能(AI)の発展のリスクに言及。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナ軍の新たな総司令官に起用されたロシア生まれのシルスキー氏を裏切り者と批判。

▽米シンクタンク戦争研究所、「数年に渡って戦争を続けている国家にとって、指揮官の変更は珍しくない」と指摘。

▽ロシア大統領府、ウクライナ軍の総司令官がザルジニー氏からシルスキー氏に変更になったことについて、「戦況に変化をもたらすとは考えていない」と指摘。

2月8日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍のザルジニー総司令官の交代を発表。後任に陸軍のシルスキー司令官を充てる。

▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー総司令官とウクライナ軍に必要な刷新について協議し、誰が軍の新たな指導者に得るかについても話し合ったと報告。

▽ザルジニー総司令官、ゼレンスキー大統領と重要かつ真剣な対話を行い、戦術・戦略を変更することを決定したと表明。

▽国連子どもの権利委員会、ロシアに対し、占領したウクライナの地域からの子供たちの強制移送をやめ、家族の元に戻すように要求。強制移送は国際法に違反していると訴えた。

▽ロシア大統領選への立候補を目指しているナジェージュジン氏、中央選挙管理委員会から立候補者としての登録を阻止されたと明らかにした。

▽ドイツ政府、ロシア石油大手ロスネフチのドイツ事業について、国有化に向けた準備を進めている。

2月17日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が6州に大規模攻撃を仕掛けてきたとSNSに投稿。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍によるドローンやミサイルによる大規模攻撃があり、民間人少なくとも5人が死亡、30人以上が負傷したと発表。

▽首都キーウ当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽南部ミコライウ州政府、ロシア軍が住宅地を砲撃し、少なくとも1人が死亡したと報告。

▽西部リビウ州政府、ロシア軍の大規模攻撃で住宅や公共インフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、「ロシア軍がドローン、巡航ミサイル、弾道ミサイル、対空誘導ミサイルなど、さまざまな航空攻撃手段を使って複数の都市を攻撃した」と明らかにした。

▽首都キーウを訪問中だったEUのボレル外交安全保障上級代表、ロシア軍による攻撃の間、ホテル内の防空壕に避難。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発を視察。

▽ロシア国防省、南西部ベルゴロド州上空でウクライナ軍が発射したロケット弾7発とドローン2機を撃墜したと発表。

▽スウェーデン当局、ロシアから欧州へ天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で2022年9月に起きた爆発に関する捜査を中止した。

2月6日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃により生後2か月の乳児が死亡、女性3人が負傷したと発表。

▽国際原子力機関のグロッシ事務局長、ロシア軍が制圧しているウクライナ南部ザポリージャ原発を7日に訪れると発表。核燃料の安全性などを確認した後、モスクワを訪問する予定。

▽ウクライナの調査報道機関bihus.info、同国の情報機関である保安局(SBU)の支部が記者を違法に監視していたと指摘。

▽ロシア大統領府、欧米諸国が制裁の一環として凍結しているロシア資産について、ウクライナ向け資金調達の担保に活用することは違法だと指摘。実行すれば何件もの訴訟を引き起こすと警告した。

▽ロシア国防省、ウクライナから西部ベルゴロド州に向けて発射されたドローン7機をすべて撃墜したと報告。

2月5日
▽ウクライナ軍参謀本部、同国は今後、F16戦闘機とともに射程300~500キロメートルのミサイルを受領する予定であると発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽米上院、ウクライナとイスラエルへの支援を盛り込んだ1180億ドル規模の超党派国境警備法案を発表。

▽EUの複数の外交官、第13次対ロシア制裁案の中身を拡充しないという見通し示す。可決スピードを重視する方針。

▽オランダ国防省、ウクライナに供与を約束しているF16戦闘機18機に加えて、追加の6機を準備していると発表。

▽韓国外務省、尹錫悦大統領による北朝鮮関連発言をロシアが批判したことについて、ジノビエフ駐韓大使を呼んで抗議したと発表。

2月4日
▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー軍総司令官を含む複数の高官の交代を検討していると明らかにした。

▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近でロシア軍による激しい砲撃が続いていると報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍による住宅地への砲撃を少なくとも16回確認したと報告。

▽東部ルガンスク州リシチャンスのロシア当局、ウクライナ軍の砲弾がパン屋に着弾し、少なくとも28人が死亡したと報告。

2月3日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が負傷、送電線やガスインフラが被害を受けたと報告。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州と南部ヘルソン州郊外の前線でドローンなどによりロシア軍を攻撃したと報告。

▽ロシア・モスクワ、ウクライナで捕虜になったロ軍兵士の家族が抗議デモ。現地で取材に当たったジャーナリストなど、20人以上が拘束された。

2月2日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、エネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が墜落した事故について、「ロシアが死亡したとされるウクライナ兵捕虜の遺体引き渡しを拒否している」と発表。

▽米財務省、ロシア産原油に対する価格制限に参加するG7やEUなどが市場参加者による制限回避や違反行為の報告方法についての通達まとめる。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、「ウクライナは主要同盟国からの支援縮小により、軍事戦略の変更を余儀なくされる可能性がある」という見解示す。

▽米連邦議会の超党派グループ、ハンガリーに対し、スウェーデンのNATO加盟議定書を速やかに批准するよう要請。

▽中国、ウクライナに対し、「中国企業を戦争支援企業に指定したことで2国間関係が損なわれる可能性がある」と伝えていたことが分かった。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUがウクライナ向け支援で合意したことについて、「国益のために最大限粘った結果」と強調。

▽プーチン大統領、ウクライナにおける特別軍事作戦はロシアの存亡をかけた戦いであり、同胞の大多数が自らの方針を支持していると主張。

2月1日
▽ゼレンスキー大統領、EUによる500億ユーロ規模の資金支援が合意に至ったことを歓迎。ロシアによる侵攻が3年目に突入する中、この支援はウクライナの長期的な経済的・財政的安定を強化すると述べた。

▽EU、ベルギー・ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナに500億ユーロ規模の資金支援を行うことで合意。

▽EU、今年3月までにウクライナに100万発の砲弾を供給するという自主目標は達成できず、期限までに届けられるのは半分強にとどまると発表。

▽ウクライナ当局、黒海でロシア軍のコルベット艦を撃沈したと報告。爆薬を積んだ海上ドローン6機を使用したとしている。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍が11の町や村を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が郊外の住宅地を砲撃し、民間人6人が負傷したと報告。

▽ロシア連邦捜査委員会、ウクライナ人捕虜らが搭乗していたとされるロシア軍輸送機の墜落について、ウクライナが米国から供与された防空システムパトリオットを使用し撃墜したと推測されると発表。

▽ウクライナ中央銀行、2023年の経常収支が98億ドルの赤字に転落したと発表。22年は80億ドルの黒字だった。

ウクライナ、東部ドネツク州、RPGを発射するウクライナ兵(Libkos/AP通信)
1月16日~31日

1月31日
▽ロシアとウクライナ、捕虜交換(双方約200人)を実施。アラブ首長国連邦が仲介した。

▽NATO加盟国ドイツ・オランダ・ポーランド、軍部隊や兵器を国境を越えて移動させる際の手続き簡略化に関する合意文書に署名。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、米国のトランプ前大統領が11月の大統領選で再選されたとしても、NATOは弱体化しないという考え示す。

イエレン米財務長官、EU高官に対して、バイデン政権は118億ドルのウクライナ向け予算の議会承認を得るため取り組んでいると表明。

▽国際司法裁判所、2014年のマレーシア航空機撃墜事件への関与などについてロシアを訴えたウクライナの主張の大半を退けた。

▽ロシアの元下院議員であるナジェージュジン氏、3月の大統領選への立候補に必要とされる支持者の署名を中央選管に提出。

▽プーチン大統領、ウクライナ人捕虜らが搭乗していたとされるロシア軍輸送機の墜落について、「ウクライナが米国から供与された防空システムパトリオットを使用し撃墜した」という見解示す。

▽プーチン大統領、2月12日にNATO加盟国のトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談する予定。

▽南アフリカのパンドール外相、国際司法裁判所(ICJ)が示したイスラエルをめぐる判断を受け、全ての国はイスラエルの軍事行動への資金提供を停止する義務を負っているという見解示す。

1月30日
▽ゼレンスキー大統領、ザルジニー軍総司令官の交代を準備。英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

▽ウクライナ軍、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島にあるロ軍の防空レーダー基地を攻撃したと発表。

▽ハンガリー政府、500億ユーロのウクライナ支援を含むEU予算見直し案を容認する姿勢示す。

▽ロシア軍、クリミア上空でウクライナが発射したドローン11機を撃墜したと報告。

▽ロシア太平洋艦隊のフリゲート艦マーシャル・シャポシニコフ、南シナ海で対潜水艦訓練を実施。国営メディアが報じた。

1月29日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナにおけるロシアとの戦争が第三次世界大戦に発展する恐れがあると指摘。西側諸国に改めて支援を要請した。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州バフムート郊外で激戦が続いていると報告

▽ウクライナとハンガリーの外相が会談。EUのウクライナ支援などについて協議した。

▽中部ポルタワ州当局、ロシア軍がクレメンチュク地区にある工業用地に2日連続でミサイル攻撃を行ったと報告。死傷者は確認されていない。

▽ハンガリーのシーヤールトー外相、ウクライナのクレバ外相やイエルマーク大統領府長官らと会談。両国はウクライナのハンガリー系住民の権利をめぐる問題で協力することで合意した。

▽プーチン大統領、欧州のロシア嫌悪を強く非難。バルト海諸国に人権問題が存在すると指摘した。

1月28日
▽ゼレンスキー大統領、EU加盟基準達成に向けた透明化政策と汚職体質一掃の一環として、過去2年間の自身の所得を公表。同氏の所得公表は初めて。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による過去24時間の攻撃で公共インフラや送電鉄塔が被害を受けたと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州と南部ヘルソン州の前線付近で戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、政府当局者と共謀して国防費約4000万ドルを横領したとされる5人を逮捕したと発表。うち1人は国境を越えようとしたところで逮捕された。

1月27日
▽ウクライナ当局、ロシア軍による過去24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が墜落した事故について、「ロシア当局はウ軍が撃墜したという主張を裏付ける証拠を提供していない」と指摘。

▽米政府、長きにわたる交渉の末、トルコへのF16戦闘機40機の売却を承認。法律に従って議会に通知した。売却総額は230億ドル、トルコが保有している79機の改修も行う。

▽米政府、ショルツ独首相がワシントンD.C.を訪問し、2月9日にバイデン大統領と会談すると発表。ウクライナ支援などについて協議する予定。

▽ウクライナ赤十字国際委員会、ロシアに対し、西部ベルゴロド州の飛行機事故で死亡したとされるウクライナ兵捕虜の遺体を返還するよう要請。

▽ウクライナのクレバ外相、首都キーウでリトアニアの外相と会談。EUのウクライナ支援などについて協議した。

▽南部ヘルソン州のロシア支配地域、ウクライナ軍のドローン攻撃で70歳の女性が負傷したと報告。

1月26日
▽ウクライナ当局、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽ウクライナ政府、ハンガリーのオルバン首相による初の訪問に向けた調整を進めていると明らかにした。

▽欧州中央銀行理事会メンバーのイタリア中銀総裁、国際的な紛争で通貨ユーロを武器として使うべきではないと指摘。将来的な魅力低下につながる恐れがあるという認識を示した。

プーチン大統領、ウクライナ兵捕虜を乗せていたとされるロ軍の輸送機イリューシン76が西部ベルゴロド州で墜落した事故について、ウ軍が撃墜したと非難し、調査結果を公表すると表明。

▽ロシア産のソコール原油を計1000万バレル積んだ14隻のタンカーが数週間にわたって韓国沖にとどまり、販売できずにいる。ロイター通信が報じた。

1月25日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナはロシアの侵攻に関するあらゆる戦争犯罪の国際調査を推進し続けると改めて表明。

▽ウクライナ保安局(SBU)、国境を接するロシア西部ベルゴロド州でロ軍の輸送機イリューシン76が撃墜されたことについて、刑事捜査に着手したと発表。

▽ウクライナのルビネツ行政監察官、ロシア軍輸送機の墜落について国際的な調査を求めると表明。

▽米海軍のドック型揚陸艦ガンストンホールが米バージニア州ノーフォークの基地を出港。NATOの大規模演習ステッドファスト・ディフェンダー(不動の守護者)2024が始まった。

▽国営エネルギー会社ナフトガス、同社のデータセンターの1つが大規模なサイバー攻撃を受け、ウェブサイトとコールセンターが閉鎖されたと発表。

▽トルコ政府、スウェーデンのNATO加盟を正式に承認。官報に掲載された。

▽ロシア議員、捕虜のウクライナ兵を乗せたロ軍輸送機の墜落をめぐり、ウクライナの軍事情報機関は同機が撃墜された空域に入る15分前に警告を受けていたと主張。

▽ロシア連邦捜査委員会、墜落したロ軍輸送機はウクライナ製の地対空ミサイルで撃墜されたと主張。

▽ロシアメディア、西部ベルゴロド州で墜落したロ軍の輸送機イリューシン76のブラックボックスが回収されたと報じた。

1月24日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ人捕虜を乗せたロシア軍輸送機の墜落をめぐり、ロシア側がウ軍に撃墜されたと主張したことを受け、「ロシアはウクライナ人捕虜の命をもてあそんでいる」と反発。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍による過去24時間の大規模ミサイル攻撃で18人が死亡、130人が負傷したと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、自軍はロシア国境近くでミサイルを輸送していると考えられるロ軍輸送機を標的にしていると発表。

▽EU、ウクライナ侵攻を受けて凍結したロシア中央銀行の資産を没収する可能性は低いという見方示す。

▽イエレン米財務長官、ウクライナのシュミハリ首相とテレビ会議方式で会談。118億ドルの対ウクライナ支援のための予算をバイデン政権は確保すると確約した。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍がウクライナの防空網に穴を開けるために、23日の大規模ミサイル攻撃でおとりミサイルを使用した可能性があると指摘。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の捕虜65人を乗せた輸送機イリューシン76がウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州に墜落したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍の捕虜65人を乗せた輸送機イリューシン76が西部ベルゴロド州に墜落したことについて、ウ軍が東部ハルキウ州から地対空ミサイルを発射し、撃墜したと主張。

▽ロシアのラブロフ外相、国連での記者会見でウクライナが輸送機を撃墜したと主張。国連安全保障理事会に緊急会合を開くよう呼びかけた。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境付近で防空部隊がウ軍のドローンを4機撃墜したと発表。

▽ドイツ国防省、シーキングMk41ヘリコプター6機をウクライナに供与すると発表。

1月23日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が夜間に首都キーウをはじめ各地にミサイル攻撃を行い、少なくとも9人が死亡、多数の負傷者が出たと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したミサイル44発のうち22発を迎撃したと発表。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、ロシア軍が発射したのは巡航ミサイルや弾道ミサイルなど計41発のうち21発を撃墜したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人5人が死亡、51人が負傷したと報告。

▽ドニプロペトロウシク州政府、ロシア軍がパウロフラードを攻撃し、少なくとも1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽キーウ当局、ロシア軍によるミサイル攻撃で20人が負傷、うち13人が病院に搬送され、女性1人が集中治療を受けていると報告。

▽国営エネルギー会社ナフトガス、ロシア軍のミサイル攻撃で東部ハルキウ州のガスパイプラインが被害を受けたと報告。電力インフラも被害を受けたため大規模な停電が発生している模様。

▽米連邦議会上院の外交委員会、制裁で凍結したロシア資産をウクライナの再建と復興に使うための法案を可決。

▽NATO、12億ドル規模の砲弾調達契約に調印。155ミリ砲弾が20万発以上納入される見通し。

▽オースティン米国防長官、ウクライナ軍事支援に関する国際会議に自宅からオンラインで出席。極秘入院後、公の場に姿を見せたのは初めて。

▽今年のG7議長国を務めるイタリア、ロシアに侵攻されたウクライナに対して、G7として全面的な支援を続ける意向を示す見通し。

ロシア大統領府、ウクライナの首都キーウや東部ハルキウ州が攻撃を受けたことに言及。ロシア軍はウクライナで民間人を標的に攻撃することはないと改めて表明した。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ軍のミサイル、爆発物や弾薬を製造する企業を攻撃したと主張。

▽米誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ、人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す終末時計を90秒と発表。1947年の創設以来最短となった昨年から変わらず。ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ・ガザ情勢に絡む核の脅威、気候変動、人工知能(AI)などを要因に挙げた。

1月22日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦闘に参加している外国人義勇兵に対し、ウクライナ国籍の付与を可能にする法案を公表。

ゼレンスキー大統領、ロシア軍が過去1日の間に9州の100以上の市町村を砲撃し、東部ドネツク州への攻撃が特に激しかったと報告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア西・南部について歴史的にウクライナ人が居住してきたと認定する大統領令に署名。

▽ポーランドのトゥスク首相、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。

▽ポーランドとウクライナの両首脳、同盟関係の妨げとなっていた政治的摩擦の解決に向け取り組んだうえで、防衛面での協力を強化すると確約。

▽英シンクタンク国際戦略研究所、ウクライナでの戦闘はロシアが抱く通常戦力に対する信頼を下げたと指摘。将来紛争が起きた場合にはNATOから守り、打ち負かす手段としてロシアが非戦略核兵器(NSNW)の重要性を高めているという見解を示した。

▽ロシア大統領府、ウクライナ戦争をめぐり、2024米大統領選の共和党最有力候補であるトランプ前大統領と接触していないと発表。

▽国営ロシア通信、西側諸国がロシアの資産を没収してウクライナ復興に充当し、ロシアが報復に動いた場合、西側が失う資産と投資の規模は少なくとも2880億ドルにのぼるという試算結果を公表。

▽ロシア天然ガス大手企業ノバテク、サンクトペテルブルク西方約170キロのフィンランド湾で運営している巨大製油輸出ターミナルの一部の操業停止を余儀なくされたと発表。

1月21日
▽ウクライナ軍、東部ハルキウ州郊外の小さな集落から部隊が撤退したと発表。空き家5軒がロシアの支配下に置かれたと明らかにした。

ウクライナ東部ドネツク人民共和国、ウ軍が郊外の市場を砲撃し、少なくとも27人が死亡、25人が負傷したと発表。

▽ロシア国営メディア、西部のウクライナ国境付近にウ軍のドローンが6機飛来し、全て撃墜されたと報じた。

▽ロシア国防省、自軍が東部ハルキウ州郊外の集落を占領したと発表。ウクライナ軍はこれを認めたものの、「占領エリアは限定的である」という見方を示した。

▽ロシア外務省、ウクライナ軍がドネツク人民共和国の市場を砲撃したと非難。

1月20日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン市などを夜通し砲撃し、民間人1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部ヘルソン市の住宅地を砲撃し、市民少なくとも1人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、西側諸国に対し、制裁の抜け穴をふさぎ、ロシアの兵器生産能力の抑制に真剣に取り組むよう改めて要請。

▽国際原子力機関、ロシアの占領下にあるウクライナ・ザポリージャ原発の周囲に地雷が再設置されたと警告。

▽ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム、戦争初期からザポリージャ原発を占拠してきたロシア軍による地雷埋設疑惑を新たな戦争犯罪と糾弾。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍のドローンがガスパイプラインを攻撃したと発表。

1月19日
▽ウクライナ大統領府、東部ハルキウ州の住宅地がロシア軍の砲撃を受け、57歳の女性が死亡。地雷を踏んだ男性の死亡も確認されたと明らかにした。

▽ウクライナ軍、国産ドローンでロシア第二の都市サンクトペテルブルクを攻撃。

▽米国務省、国政選挙が続く今年の欧州でウクライナ問題を巡る世論操作を狙ってロシアが情報戦を仕掛けるという見方示す。

▽ロシア西部ブリャンスク州政府、ウクライナのドローンを撃墜した際に石油タンクで火災が発生したと報告。

▽ロシア西部ベルゴロド州、ウクライナ軍のドローン攻撃が相次いでいることを受け、ロシア正教会のイベントを中止。

1月18日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が東部クピャンスクの集落を砲撃し、高齢女性1人が死亡、10歳の少年と13歳の少女が負傷したと明らかにした。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルが市内の高層ビルに着弾し、57歳の女性が死亡、男性2人が負傷したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍の砲撃により民間人少なくとも2人が死亡、81歳の女性を含む7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したイラン製自爆ドローン33機のうち22機を撃墜したと発表。

▽NATOのEU軍最高司令官、約9万人の兵士が参加する大規模演習「ステッドファスト・ディフェンダー(不動の守護者)2024」を来週から5月にかけて実施すると発表。

▽NATOのバウアー軍事委員長、ロシア・ウクライナ戦争は現在、膠着状態にあるという見方示す。

▽フランス外務省、ウクライナに仏軍の傭兵が紛れ込んでいたというロシアの主張を否定。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアが今のところ米国との核問題に関する協議を拒否していることは新戦略兵器削減条約(新START)の順守や後継の枠組みに取り組む意思に疑問を投げかけていると指摘。

▽米共和党のジョンソン下院議長、ウクライナ支援をめぐるバイデン大統領と議員らの協議で、移民政策の見直しを求めたと明らかにした。

▽格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス、西側がウクライナ侵攻を受けて凍結した3000億ドル相当のロシア資産を没収しても、ロシアが保有していた外国債の発行国はデフォルト(債務不履行)と見なされないという見解示す。

▽ロシア国防省、自軍がウクライナ東部ドネツク州のベセレという集落を制圧したと発表。

▽西部ベルゴロド州政府、ウクライナから発射されたロケット弾10発が撃墜され、落下した残骸で女性1人が負傷したと発表。

1月17日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイルがアパートや医療機関に着弾し、少なくとも17人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシアが夜間に発射したイラン製自爆ドローン20機のうち19機を撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、男性1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃で少なくとも3人が負傷、約130人が避難を余儀なくされたと報告。

▽ウクライナのクレバ外相、西側の支援疲れが指摘される中、「ウクライナはどれほど疲れてもロシアから国を守るために戦い続ける」と言明。同盟国に支援継続の重要性を訴えた。

▽マクロン仏大統領、ウクライナとの2国間安全保障協定を取りまとめるため、来月ウクライナを訪問すると表明。フランスが長距離巡航ミサイルなど、より高度な兵器を提供することが盛り込まれる見通し。

▽ブリンケン米国務長官、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説。パレスチナ・ガザ地区やウクライナ戦争、台湾を巡る緊張など、自身のキャリアにおいてこれ以上の世界的な課題に直面した時期は考えられないと語った。

▽NATOのバウアー軍事委員長、加盟国の政府・民間部門に対し、「戦争を含め、いつ何がきてもおかしくない時代に備える必要がある」と呼びかけた。

▽プーチン大統領、戦争が続けばウクライナは国家として回復不可能な打撃を受ける可能性があると主張。ロシアが得たものを手放すよう迫られる事態にはならないという見方を示した。

▽ロシア大統領府、ウクライナのゼレンスキー大統領が紛争解決に向けて提唱している和平案に成功の見込みはないと主張。同案を話し合う会合は無意味で有害と一蹴した。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州でウクライナのドローン2機とミサイル4発を撃墜したと発表。

1月16日
▽ゼレンスキー大統領、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説。ロシアのウクライナ侵攻開始からまもなく2年を迎える中、ロシアの勝利を阻止するために西側の結束とウクライナへの支援を訴えた。

▽ゼレンスキー大統領、西側によるウクライナ支援へのためらいや戦闘激化を巡る懸念によって戦争が長引く恐れがあると警告。

▽ゼレンスキー大統領、ロシア制裁を適切に実施する必要があると指摘。原子力部門が制裁対象になっていないことは西側の弱さを物語っているとしたうえで、各国の制裁措置に感謝していると表明した。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍による攻撃が激化しているとして、前線に近い20か所以上の集落の住民に避難命令を出した。

▽ブリンケン米国務長官、ダボスでゼレンスキー大統領と会談。

▽EU加盟東部5カ国(ブルガリア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア)、不公正な競争を理由にウクライナの穀物に輸入関税を課すようEUに要求。

▽世界保健機関、ウクライナ、パレスチナ自治区ガザ、アフガンなど、全世界で人道危機に巻き込まれている何百万人もの人々の医療ニーズに対応するため、15億ドルの資金拠出を加盟国に呼びかけた。

▽ロシア南部ボロネジ市、ウクライナによるドローン攻撃で建物数棟が損壊し、子ども2人が負傷したことを受け、非常事態を宣言。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接するボロネジ州上空で夜間にドローン5機を破壊し、他に3機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州に飛来したウクライナ軍のドローン4機を撃墜したと発表。

2024年1月16日/スイス・ダボス会議、ウクライナのゼレンスキー大統領(AP通信)
1月1日~15日

1月15日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のスイスでアムヘルト大統領らと会談。

▽ウクライナ空軍、最大650キロ離れた目標を発見できるロシアの早期警戒管制機と、地上部隊に情報を中継する指揮統制機を撃墜したと発表。

▽世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)開幕。

▽ウクライナ国防省、ロシアは最近、軍産複合体に集中して空爆を実施しているが、エネルギー施設に対する脅威は依然として高いと指摘。

▽ウクライナ大統領府、ロシアによる侵攻を巡るウクライナの和平案「平和の公式」に関する今後の協議にロシアと友好関係にある中国も参加する必要があるという見解示す。

▽スイス政府、ウクライナのゼレンスキー大統領の要請を受け、ウクライナに関する世界平和サミットを開催することに合意したと発表。

▽国連、加盟国に対し、今年ウクライナ国内および国外避難民を支援するために42億ドルを拠出するよう要請。

▽ロシア大統領府、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でのウクライナ和平案を巡る協議について、「ロシアが参加していないため何も達成できない」と批判。「全ての目標を達成するまでウクライナでの軍事作戦を継続する」と改めて表明した。

▽ロシア連邦捜査委員会、ウクライナ人捕虜200人以上に対し、終身刑を含む長期刑を言い渡したと発表。

▽プーチン大統領、インドのモディ首相と電話会談。ウクライナ情勢を巡り協議した。

1月14日
▽ゼレンスキー大統領、今週開幕する世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で対ロシア制裁の強化と戦争終結に向けた取り組みを支援するよう改めて強く求めると表明。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で東部と南部の前線付近の住宅地が被害を受けたと報告。

▽スイス東部ダボスでウクライナが提唱する和平案を協議する会合開催。83カ国の代表団が出席する予定。

▽ロシア大統領府、ダボス会合を「非現実的」と批判。「ウクライナが提案する和平案を受け入れるつもりはない」と改めて表明した。

1月13日
▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、公共インフラや民家などが被害を受けたと報告。

▽フランスの新外相に起用されたセジュルネ氏、ウクライナでゼレンスキー大統領やウクライナ議会の議長らと会談する見通し。

1月12日
▽ゼレンスキー大統領、イギリスと結んだ安全保障協定について、「前例のないもの」と述べ、ウクライナがNATOに加盟するまで効力を持つと表明。

▽スナク英首相、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領会談。2国間の安全保障協定に署名した。

▽ウクライナ経産省、同国の2023年経済成長率は5%だったと発表。今年は4.6%と予想。国内消費の伸びと防衛部門の成長が見込まれ、経済成長を支える見通し。

▽米国務省、ロシアがウクライナに対して使用する北朝鮮の弾道ミサイルの移転と実験に関与したロシアの3団体と1個人を制裁リストに追加。

▽スイス外務省、東部ダボスで14日にウクライナが提唱する和平案を協議する会合を開催すると発表。

1月11日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ戦争の停戦は政治的な対話につながらないと指摘。「停戦すればロシアが軍需物資を補給して有利になるだけだ」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、ロシアの侵略はプーチン大統領が3月の再選を目指す前に戦術的な前進を目指し、今後、より大規模な軍事行動が予想されると指摘。

▽ゼレンスキー大統領、エストニア議会で演説。

▽ウクライナ国防省、先月議会に提出した追加動員に関する法案を取り下げ、新たな法案を用意したと発表。

▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、ウクライナが米国とその同盟国から供与された兵器でロシア国内のミサイル発射基地を攻撃すれば、核兵器で反撃する可能性があると警告。

▽ウクライナ当局、東部と南部の前線付近でロシア軍による砲撃やドローン攻撃が相次ぎ、民間人数人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル2発がホテルに着弾し、複数の外国人記者を含む13人が負傷したと発表。

国連人道問題調整事務所、今年のウクライナ支援資金として31億ドルの拠出を来週加盟国に要請する予定。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、ロシアとの戦争において米国がウクライナに提供している支援は現在停止していると表明。

1月10日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のリトアニアで演説。「ウクライナはロシアとの戦いをやめるよう同盟国から圧力を受けていない」と言明した。

▽米英日など国連8カ国、ロシアが安全保障理事会の常任理事国としての立場を利用し、安保理決議に違反して北朝鮮のミサイルを入手しウクライナに向けて発射したと非難。

▽イタリアのクロセット国防相、ウクライナの反転攻勢は望ましい結果を生んでおらず、軍事的な状況を現実的に見る必要があると指摘。「和平に向けた外交の時が来た」と述べた。

▽NATO、ウクライナとテレビ会議形式の会合を開催。ウクライナに対し大規模な軍事、経済、人道支援を提供し続けると表明した。

▽ロシアの政府系ハイテク複合企業ロステック、新型滑空爆弾・ドレルの連続生産を年内に開始する計画。国営メディアが報じた。ドレルは最新兵器のひとつで、発射後に自力で滑空してより遠くの標的に向かい、適切なタイミングで攻撃できるとされる。

▽ロシア国防省、西部のウクライナ国境上空でウ軍のドローンを撃墜したと発表。

1月9日
▽ゼレンスキー大統領、「ロシアの防衛産業が減速している明白な兆候がある」という認識示す。

▽ゼレンスキー大統領、対ロシア制裁の効果を100%にするため、制裁の抜け穴を完全にふさぐ必要があると表明。同盟国に一段の行動を求めた。

▽ウクライナ情報機関・保安局(SBU)に関連があるとされるハッカー集団、ロシア・モスクワに拠点を置くインターネット企業のシステムに侵入。

▽米国を含む約40カ国、ロシアと北朝鮮間の武器移転を非難する共同声明を発表。

▽米ホワイトハウス、ロシアが1月6日にウクライナに向けて北朝鮮のミサイルを複数発射したという見解示す。

▽ロシア西部クルスク州政府、ウクライナ国境に近い集落が砲撃を受け、女性1人が死亡したと報告。

▽ロシア西部オリョール州政府、燃料施設が2機のドローンによる攻撃を受け、火災が発生。3人が負傷したと明らかにした。

▽ロシア西部ブリャンスク州政府、州内でウクライナ軍のドローンを撃墜したと報告。

1月8日
▽ウクライナ当局、ロシア軍による全土へのミサイル攻撃で住宅地や商業施設などが被害を受け、少なくとも4人が死亡、38人が負傷したと発表。

▽西部フメリニツキー州政府、重要インフラにロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも2人が死亡したと報告。

▽南東部ドニエプロペトロフスク州政府、ロシア軍のミサイルが9発着弾し、商業施設のほか多数の民家に被害が出たと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したミサイル51発のミサイルのうち18発を防空部隊が撃墜したと発表。迎撃できたミサイルの数が少なかったことについて、「放物線状の軌道を描いて着弾する弾道ミサイルが多用されているため」と説明した。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の砲撃により3人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、ウクライナの軍事産業目標を海と空からミサイルで攻撃したと発表。「ウクライナの軍産複合体の施設を標的に、極超音速弾道ミサイル・キンジャールを含む高精度・長距離兵器による多重攻撃を行った」と述べた。

1月7日
▽南部ヘルソン市当局、ドニエプル川東岸に陣取るロシア軍から多数の砲撃を受け、少なくとも2人が死亡、数人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍がクピャンスクの住宅地を砲撃し、民間人少なくとも1人が死亡、2人が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射した自爆ドローン28機のうち21機を防空部隊が撃墜したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、首都キーウ郊外のブチャで日本の上川外相と会談。

▽プーチン大統領、ウクライナ侵攻で亡くなったロシア兵の家族と面会。モスクワ郊外ノボオガリョボの教会で行われたクリスマス礼拝に兵士の家族らと共に出席した。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、ウクライナ軍の攻撃により市民100人以上が避難を余儀なくされたと発表。

1月6日
▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州の住宅地を砲撃し、子供5人を含む少なくとも11人が死亡、8人が負傷したと報告。

▽ウクライナ東部ハルキウ州検察、ロシアが北朝鮮から提供されたミサイルでウクライナを攻撃した証拠としてミサイルの破片を公開。

▽ウクライナ空軍、ロシア占領下にあるクリミア半島西部の空軍基地への攻撃が成功したと発表。

ロシア国防省、クリミア半島上空に飛来したウクライナ軍のミサイル4発をすべて撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が黒海上空でウクライナ軍の対艦ミサイル6発をすべて撃ち落としたと報告。

▽クリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋、3日連続で一時通行止め。

▽ロシア西部ベルゴロド州政府、領内に侵入した飛行物体を撃墜したと発表。負傷者が出たかどうかは明らかにしていない。

1月5日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアに占領されたクリミア半島や南東部4州への攻撃を強化すると言明。

▽ゼレンスキー大統領、軍事援助、特に防空兵器に重点を置いたドイツの支援に謝意を表明。

▽ウクライナ空軍、ロシアの自爆ドローン29機のうち21機を撃墜したと発表。この攻撃で14歳の少年を含む2人が負傷した。

▽ウクライナ空軍、米ホワイトハウスが前日にロシアが北朝鮮から供与された弾道ミサイルを12月30日に少なくとも1発、ウクライナに向けて発射したと発表したことについて、現時点で確認できていないと報告。

▽英国防省、東部と南部の前線について、「地上戦の動きは鈍く、ロシア軍が一部地域で非常に緩やかに前進しているように見える」と指摘。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミアなどに飛来したウクライナ軍のドローン数十機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、黒海北西部でウクライナ軍の対艦ミサイルを撃墜したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍のドローン・ミサイル攻撃で3人が負傷したと報告。

▽ロシア中央選挙管理委員会、大統領選の立候補届を提出した野党候補2人の出馬を承認。

1月4日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍は12月29日~1月2日にかけて、ウクライナに向けて500機以上のドローンとミサイルを発射したと報告。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が中部キロボフラード州クロピブニツキーを攻撃し、民間人少なくとも1人が亡し、7人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア支配下の南部クリミアのイェウパトーリヤ付近のロ軍部隊を攻撃したと表明。

▽ウクライナ空軍、南部クリミア・セバストポリ近郊のロシア軍指揮所を攻撃したと発表。

▽米ホワイトハウス、ロシアが北朝鮮から供与された弾道ミサイルを12月30日に少なくとも1発、ウクライナに向けて発射したと判断したと発表。

▽イギリス政府、ロシアがウクライナへの攻撃に北朝鮮から調達した弾道ミサイルを使用したことを非難。北朝鮮に対し、ロシアへの武器供給を中止するよう求めた。

▽ウクライナ保安局、ロシアのハッカー集団が少なくとも昨年5月からウクライナ最大の通信事業者キーウスターのシステムに侵入していたと報告。

▽ウクライナ警察、徴兵逃れを支援していたとされる2人が隣国モルドバで逮捕されたと発表。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミア上空でウクライナ軍のミサイル10発を撃墜したと発表。

1月3日
▽ウクライナ当局、UAEが仲介したロシアとの交渉に基づき、ウクライナ人捕虜230人が帰国したと発表。

▽ウクライナのクレバ外相、ロシアとの戦いで滞っている米国の軍事援助をめぐり、代替案は検討していないと表明。米議会の承認を得られると確信していると述べた。

▽ロシア国防省、ウクライナの捕虜になっていたロ軍兵士248人が解放されたと発表。

▽EU、新たな対ロシア制裁の一環として、世界最大のダイヤモンド鉱山会社と経営者を制裁リストに追加。

▽NATO、最大1000発の地対空ミサイル・パトリオットを調達すると発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したミサイル12発を防空システムが撃墜したと発表。

▽英国防省、ロシア軍はウクライナの防衛産業を標的にしているように見えると指摘。

1月2日
▽ゼレンスキー大統領、テレグラムに声明を投稿。ロシアの極超音速ミサイルが首都キーウと東部ハルキウ州の街区に撃ち込まれ、民間人4人が死亡、92人が負傷したと明らかにした。

▽ゼレンスキー大統領、X(旧ツイッター)に声明を投稿。ロシアが様々な種類のミサイルを約100発発射し、うち少なくとも70発を撃墜したと述べた。

▽ウクライナ空軍、首都キーウなどの都市でロシアのドローン35基を全て撃墜したと発表。

▽キーウ当局、ロシア軍のミサイル攻撃で公共インフラに被害が出たと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃を複数の地域で確認したと報告。

▽ロシア国防省、キーウと周辺地域の軍需産業施設に対するミサイル・ドローン攻撃を開始したと発表。

▽ロシア西部ベルゴロド州当局、ウクライナ軍が発射したミサイル4発を防空システムが撃墜したと発表。

1月1日
▽ゼレンスキー大統領、新年のメッセージで、ロシアの侵攻から2年になろうとする中、ウクライナは深刻な困難を克服して強くなったと表明。前線の状況、昨年6月に開始した反攻作戦の戦果が限定的なこと、米欧の支援疲れなど、政治・外交上の課題には言及しなかった。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部地域に向けて自爆ドローンを90機発射したと報告。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊がロシア軍のドローンを87機撃墜し、その破片の一部が民家に落下。15歳の少年が死亡、7人が負傷したと明らかにした。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍のドローン攻撃と砲撃により73歳の女性を含む3人が死亡したと報告。

▽西部リビウ、ロシア軍のドローン攻撃で公共施設が被害を受けたと発表。死傷者は報告されていない。

▽プーチン大統領、ロシア西部ベルゴロド州への攻撃で20人以上が死亡、100人以上が負傷したことを受け、ウクライナへの攻撃を強化すると表明。

▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍の砲撃により、民間人少なくとも4人が死亡、13人が負傷したと報告。

▽ロシア西部ベロゴロド州当局、ウクライナ軍が国境付近の集落を砲撃し、1人が死亡、1人が負傷したと報告。

▽プーチン大統領、国民向けのテレビ演説でウクライナと西側諸国を非難。国民に団結を呼びかけた。

▽メドベージェフ安全保障会議副議長、「ネオナチ」と戦うためにウクライナに侵攻するというプーチン大統領の主張を繰り返し、国民に対し、「2024年をネオファシズム敗北の年にする」と訴えた。

2024年1月2日/ウクライナ、首都キーウの住宅地、ロシア軍のミサイル攻撃で負傷した市民と救助隊員(AP通信)

2023年

12月16日~31日

12月31日
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のドローン空爆で民間人少なくとも28人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射した自爆ドローン49機のうち21機を撃墜したと発表。

▽キーウ当局、ロシアのドローン攻撃により重要インフラ施設で火災が発生した発表。詳細は明らかにしなかった。

▽ロシア軍、ウクライナ東部に対する新たな攻撃を実施。ロシアは前日、西部ベルゴロド州に対するテロ攻撃への報復を宣言していた。

12月30日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による29日の大規模攻撃の死者が39人に増加し、160人以上が負傷したと報告。数十人が瓦礫の下敷きになった可能性があると述べた。

▽ウクライナ軍参謀本部、南部地域に飛来したロシア軍のドローン10機を撃墜したと報告。

▽ロシア非常事態省、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の中心部が攻撃を受け、子供2人を含む14人が死亡、108人が負傷したと発表。ウクライナ軍は声明を出していない。

▽ロシア国防省、西部ベルゴロド州の中心部への攻撃にチェコ製のロケットとクラスター弾を搭載したミサイルで使用されたと主張。

▽ロシア当局、ウクライナ軍のドローン32機が首都モスクワなどに飛来し、全て撃墜したと発表。

▽ポーランド軍司令官、前日にロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があると発表したことについて、「あらゆる兆候がそれが事実であることを示している」と表明。

▽ロシア、同国が開催を要請した国連安全保障理事会の緊急会合で、ウクライナ軍が禁止されているクラスター弾を使ってロシア西部ベルゴロド州の民間人にテロ攻撃を実施したと主張。

12月29日
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が今年最大規模のドローン・ミサイル攻撃を仕掛けてきたことについて、「ロシアはありとあらゆる武器を使って攻撃してきた」とSNSに投稿。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が全国各地にドローンやミサイルによる大規模攻撃を行い、少なくとも31人が死亡、120人以上が負傷したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が全国各地に向けて発射したミサイルやドローン158のうち114を撃墜したと発表。首都キーウ、東部ハルキウとドニプロ、西部リビウ、南部オデーサ州など6都市が標的になった。

▽バイデン米大統領、ロシア軍がウクライナに今年最大規模の攻撃を仕掛けたことについて、「この壊滅的な戦争が始まってから約2年が経った今も、プーチン大統領の目的が変わっていないと世界に痛感させた」と表明。

▽ポーランド軍司令官、ロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があると発表。ミサイルは3分弱程度ポーランド領空を飛行し、ウクライナ領空に戻ったとみられる。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアのミサイルがポーランド領空に侵入した可能性があることについて、状況を注意深く監視していると表明。

▽キーウ当局、ロシア軍の大規模空爆で複数の建物が被害を受け、少なくとも8人が死亡したと報告。

▽東部ドニプロ当局、ロシア軍の空爆による火災で民間人5人が死亡、20人が負傷したと発表。

▽南部オデーサ州政府、撃墜したドローンの破片がマンションに落下、火災を引き起こし、2人が死亡、子供を含む15人が負傷したと発表。

▽西部リビウ当局、ロシア軍のドローン攻撃で3つの学校と幼稚園が被害を受け、民間人1人が死亡、30人が負傷したと発表。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍のミサイル攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、9人が負傷したと報告。

▽ドイツ軍でウクライナ支援を統括する高官、ロシア軍はウクライナで人的・物的に甚大な損害を被っており、終戦後の弱体化は避けられないという認識示す。

▽ロシア大統領府、G7が凍結しているロシア資産の没収に動くようであれば、「ロシアには報復として没収する欧米諸国などの資産リストがある」と警告。

12月28日
▽ゼレンスキー大統領、バチカンのフランシスコ教皇と電話会談。ウクライナの平和実現に向けたプロセスについて協議した。

▽ウクライナ当局、黒海を航行していたパナマ船籍の貨物船が機雷に触れて爆発し、2人が負傷したと発表。

▽ウクライナとハンガリー、ゼレンスキー大統領とオルバン首相の会談を準備中。

▽米政府、G7の作業部会に対し、凍結したロシアの資産3000億ドル相当を没収する方法を検討するよう提案。

▽モルドバのサンドゥ大統領、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻を止めなければ欧州全体が高い代償を払うことになると警告。

▽ポーランドのトゥスク首相、トラック運転手らがウクライナとの国境検問所に通じる複数の道路を封鎖している問題について、解消に近づいているという認識示す。

▽ベラルーシのルカシェンコ大統領、ウクライナのロシア支配地域から連れてこられた子供たちとの政府主催の会合に出席。

▽ロシアのラブロフ外相、優位性を失いつつある西側諸国が世界を混乱に陥れようとしていると主張。

12月27日
▽ウクライナ当局、南部地域などにロシア軍の自爆ドローンが約50機飛来し、ヘルソン市などで大規模停電が発生したと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍のドローン攻撃と砲撃により警察官1人が死亡、少なくとも4人が負傷したと報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍のドローン攻撃により民間人少なくとも2人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、夜間に飛来したロシア軍の自爆ドローン46機のうち32機を撃墜したと発表。

▽ウクライナのザルジニー総司令官、ロシアが制圧したと主張している東部ドネツク州の激戦地マリンカについて、同軍はまだこの地域にとどまっていると報告。

▽ウクライナのスビリデンコ副首相、欧米からの資金支援が直ちに承認されなければ、公務員の給与や年金などの支払いが遅延する事態に直面すると警告。

▽ブリンケン米国務長官、ロシアの侵攻を受けているウクライナに対し、防空弾や大砲弾などを含む最大2億5000万ドルの兵器を供与すると表明。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍が東部ドネツク州の激戦地マリンカから他の地域に急速に侵攻する可能性は低いと指摘。

▽ロシアのノバク副首相、自国産の石油について、欧州向けの輸出量が激減し、中国とインドに大半が輸出されていると明らかにした。

▽ロシア外務省、日本が地対空ミサイルシステム・パトリオットを米国に輸出することを決定したことについて、ウクライナに供与されれば日本は重大な結果を負うことになると警告。

▽ロシアのラブロフ外相、モスクワでインドのジャイシャンカル外相と会談。軍用装備品の共同生産計画について具体的な進展があったと明らかにした。

12月26日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ空軍がロシア軍黒海艦隊の揚陸艦を攻撃したとしてSNSに投稿。

▽ウクライナ空軍、南部クリミア半島の黒海沿岸の港町フェオドシヤを空爆し、ロシア軍の大型強襲揚陸艦ノボチェルカッスクを破壊したと発表。

▽ウクライナ国防省、南部クリミア半島フェオドシヤの港でロシア海軍の揚陸艦ノボチェルカッスクを破壊したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシアのウクライナ侵攻を支持するベラルーシとの自由貿易協定の破棄を議会に提案。

▽ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州のウ軍が激戦地マリンカの北郊外まで後退したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が南部オデーサ州などに向けて発射したドローン19機のうち13機を撃墜したと報告。

▽ウクライナ大統領府、南部地域に飛来したドローン少なくとも6機がインフラに損害を与えたものの、死傷者は確認されていないと発表。

▽ロシアの反政権活動家ナワリヌイ氏、北極圏の刑務所に到着したと報告。SNSに「元気だ」と投稿し、弁護士と面会したと明らかにした。

▽ロシアのショイグ国防相、プーチン大統領に対し、クリミア半島フェオドシヤの港がウクライナ軍の攻撃を受け、海軍の揚陸艦が破壊されたと報告。

▽ロシアのマントゥロフ副首相、同国が西側諸国との武器生産競争で優位に立っており、高い生産ペースを維持すると表明。

▽ロシア当局、ウクライナ空軍の戦闘機2機を対空砲火で撃墜したと主張。ウ軍はこれを否定した。

12月25日
▽ゼレンスキー大統領、クリスマスイブにロシア戦闘機2機が撃墜されたことを称賛。「今年のクリスマスは今後1年の成果を反映する素晴らしいものになった」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、同盟国の軍事支援でウクライナの防空能力がさらに強化されれば、ロシアの悪魔的な攻撃は減るだろうと表明。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、夜間に飛来したロシア軍の自爆ドローン31機のうち28機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ議会、徴兵の対象年齢下限を27歳から25歳に引き下げるよう定める法案をウェブサイトに掲載。

▽ロシア北極圏LNG(液化天然ガス)開発事業「アークティックLNG2」について、出資した外国企業がウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁を理由に事業参加を停止。

▽ロシア国防省、東部ドネツク州の激戦地マリンカを完全に制圧したと主張。

12月24日
ゼレンスキー大統領、首都キーウの大聖堂前で撮影された動画をSNSに投稿。クリスマス・イブを祝い、「ロシアがもたらした闇は日に日に失われつつある」と述べた。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、80代の夫婦を含む4人が死亡したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン市の住宅地を砲撃したことについて、「敵に祝日はない」とSNSに投稿。

▽ウクライナ空軍、東部と南部の前線付近にロシア軍の自爆ドローンが15機飛来し、うち14機を撃墜したと報告。

▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍が20の町や村を砲撃し、民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が国境沿いの南部ブリャンスク州を攻撃し、男性1人が負傷したと発表。

12月23日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、東部と南部の前線付近におけるロシア軍の砲撃頻度が低下していると報告。双方は弾薬不足を補うためにドローンを多用している。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州のアウディーウカ周辺でロシア軍の攻撃が続いていると報告。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境付近の町や集落で正体不明のドローンを複数確認、撃墜したと発表。

12月22日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍のスホイ34爆撃機を3機撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、東部と南部の前線付近でロシア軍のドローンを28機撃墜したと報告。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、バフムートやアウディーウカ周辺の前線でロシア軍による砲撃が続いていると報告。

▽バイデン米大統領、ロシアに対する制裁強化の一環として、制裁逃れをほう助する金融機関も制裁対象とする大統領令に署名。

▽ロシア国防省、ウクライナ国境付近の集落にウ軍のドローンが5機飛来し、全て撃墜したと報告。

12月21日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの軍事活動が減速しつつある兆候があるという見方示す。「敵の計画やロシア産業の取り組みなど、減速を示す兆候がある」と述べた。

▽ウクライナ当局、首都キーウがロシア軍のドローン攻撃を受け、民間人少なくとも2人が負傷したと報告。同市でロシア軍の攻撃による負傷者が出たのはここ数か月で初めて。

▽ウクライナ空軍、ロシアは昨年2月の侵攻開始以降、ウクライナに対し合計7400発のミサイルを発射し、ウ軍はこのうち1600発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシアは昨年2月の侵攻開始以降、ウクライナに対しイラン製ドローンを3700機発射し、ウ軍はこのうち2900機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ政府、ロシア軍が東部ドネツク州トレツクにある2つの炭鉱を空爆し、民間人少なくとも3人が死亡、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ議会、医療用大麻の使用を合法化する法案を可決。

▽ロシア軍のゲラシモフ参謀総長、北朝鮮と包括的な意思疎通を構築したと発表。

12月20日
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で、「ウクライナ国民は皆、徴兵の分野で変化が必要であることを認識している」と述べ、追加の動員に理解を求めた。

▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシアのイラン製自爆ドローン19機のうち18機を夜間に撃墜したと発表。

▽ウクライナ最大の通信事業会社キーウスター、国内外での全てのサービスが復旧したと発表。

▽オースティン米国防長官、東地中海に派遣した最新鋭原子力空母ジェラルド・フォードを訪問。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が地域紛争に拡大することを阻止しているとして、乗組員に謝意を表明した。

▽ウクライナ当局、同国の国防産業は来年、数百キロ飛行できる中距離攻撃用ドローンを1万機以上、射程距離が1000キロを超えるドローンを1000機以上製造できると表明。

▽米財務省、G7などがロシア産原油の海上取引に設定した上限価格について、監視を強化する措置を発表。

▽ロシア国防省、北東部ハルキウ州に向けて弾道ミサイル2発を発射したと発表。

▽ロシア大統領府、ロシアとウクライナの和平交渉には現在のところ根拠がなく、ウクライナ政府が提案した和平案はロシアを排除した不合理なものと主張。

▽英国防省、東部と南部の前線におけるロシア軍の攻撃が落ち着きつつあり、ウ軍はこれに乗じて前線基地や拠点の要塞化を進めていると指摘。

12月19日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争がいつ終わるかは誰にも分からないが、ウクライナが回復力を維持すればより早期に勝利することができるという見方示す。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍は追加で45万─50万人の動員を要請しているが、最終決定はされておらず、この規模の動員を行うには追加の資金が必要と報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、子供と女性が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

 米ホワイトハウス、米国は月内にウクライナへの追加支援を計画しているが、その後の支援を提供するためには連邦議会が予算を承認する必要があると表明。

▽国連、昨年2月にロシアの侵攻が始まって以来、1万人以上の民間人の死亡を確認したと報告。

▽ロシア政府、EUの対ロシア制裁第12弾について、回避は困難ではないという見方示す。

▽プーチン大統領、軍幹部との会合で、ロシア軍はウクライナで主導権を握っており、有利な立場にあるという見方示す。

12月18日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が郊外の集落を砲撃し、民間人1人が死亡、複数の民家が被害を受けたと報告。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が市中心部を砲撃し、81歳の男性が死亡したと報告。

▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、自身のオフィスの1つで盗聴装置が発見されたと報告。詳細は明らかにしていない。

▽EUの最高意思決定機関である欧州理事会、ロシアからのダイヤモンド輸入禁止などを盛り込んだ対ロシア制裁第12弾を採択。

▽ドイツのピストリウス国防相、2023年までに新たな軍事的脅威が生じる恐れがあるとして、欧州は防衛能力の確実な強化を急ぐ必要があると表明。

▽ドイツのピストリウス国防相、リトアニアのアヌサウスカス国防相と会談。独軍部隊の常駐に関する合意文書に署名し、ロシアと国境を接するリトアニアで2027年に4800人規模の独軍常駐部隊の戦闘態勢が整うと発表した。

12月17日
▽ウクライナ空軍、南部と西部地域に向けてロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン20機と巡航ミサイル1発を撃墜したと発表。

▽南部オデーサ州政府、防空部隊が撃墜したロシア軍ドローンの破片が民家に落下し、1人が死亡したと報告。

▽ロシア国防省、同国南西部の3地域上空でウクライナ軍のドローンを少なくとも35機撃墜したと発表。

▽ロシア与党「統一ロシア」、来年の大統領瀬に出馬するプーチン大統領の5選を全会一致で支持。

▽トルコのフィダン外相、ブリンケン米国務長官と電話会談。イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区やヨルダン川西岸への攻撃の停止に向け米国が影響力を行使するよう求めた。

▽プーチン大統領、ロシアがウクライナ戦争に勝利すればNATO加盟国を攻撃する恐れがあるとバイデン米大統領が発言したことについて、「ナンセンス」と否定。

12月16日
▽ウクライナ空軍、防空部隊が国内11地域に対して発射されたロシア軍ドローン31機のうち30機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ国防省、軍事物資の欧米依存から脱却し、国内生産を強化する取り組みを進める中、共同生産や技術交換に関する企業間の新規契約が数十件あると明らかにした。

▽西側諸国、ウクライナ向けに資金を調達するため、ロシア中央銀行の資産を差し押さえる方法を模索。ロイター通信が報じた。

▽南部ヘルソン州のロシア当局、ウクライナのドローン15機を撃墜したと発表。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が負傷したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊がクリミア半島上空でウクライナのドローン32機を撃墜したと発表。

▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接するクルスク州でドローン6機が撃墜されたと発表。

2023年12月14日/ロシア、首都モスクワ、プーチン大統領(ロイター通信)
12月1日~15日

12月15日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、民家やエネルギーインフラが被害を受けたと報告。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUによる500億ユーロ規模のウクライナ支援に拒否権を行使。

▽ロシア大統領府、ロシアは米国と対話する用意があるものの、それは自国の条件に基づく場合のみと表明。

▽ロシアのリャプコフ外務次官、米国が核実験を再開した場合、ロシアは同様の対応を取ると警告。

12月14日
▽EU首脳、ウクライナの加盟交渉を開始することで合意。交渉には数年かかる可能性が高い。

▽ゼレンスキー大統領、EU首脳会議でウクライナの加盟交渉開始が決まったことについて、「歴史的勝利であり、全欧州にとっての勝利。やる気を起こさせ、鼓舞し、強化する勝利だ」と歓迎。「歴史は自由のためにたゆまず戦う人々によって作られる」と述べた。

▽ゼレンスキー大統領、ドイツにある米欧州軍司令部を電撃訪問。カボリ司令官と会談した。

▽ウクライナ軍、夜間にロシアのミサイルとドローンによる攻撃があり、民間人少なくとも1人が死亡したと報告。

▽ウクライナ空軍、首都キーウ上空で ロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」を迎撃したと発表。

▽EU首脳、第12弾の対ロシア制裁案(ダイヤ禁輸など)で合意。欧州理事会が発表した。

▽ウクライナ政府、半導体産業の育成や人工知能(AI)の開発を国家が後押しするハイテク産業支援策「ウィン2030」を発表。

▽米財務省、ウクライナ戦争がロシア経済に多大な影響を及ぼしているという見解を文書草案で示した。

▽ハンガリーのオルバン首相、ウクライナのEU加盟交渉を開始する条件が満たされていないとして、反対する考えを示した。

▽ロシア国防省、首都モスクワに向かっていたウクライナのドローン9機を防空システムで撃墜したと発表。

▽ロシア当局、自国領内での攻撃を主導したとして、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のブダノフ局長を指名手配。

▽プーチン大統領、首都モスクワで年末恒例の大記者会見。ウクライナとの和平は侵攻の目標であるウクライナの非武装化が達成されて初めて可能になると主張した。

12月13日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。首都キーウに対するロシア軍のミサイル攻撃を非難した。

ウクライナ当局、ロシア軍が首都キーウをミサイルで攻撃し、子供6人を含む民間人少なくとも53人が負傷し、家屋や小児病院が損傷を受けたと発表。

▽ウクライナ空軍、防空システムでロシア軍が発射したミサイルを全て撃ち落としたとSNSに投稿。その破片が住宅や病院などを直撃したと報告した。

▽北欧5カ国首脳、ウクライナのゼレンスキー大統領とノルウェー・オスロで会談。ロシアとの戦争において、必要な限りウクライナを支援すると表明した。

▽デンマークのフレデリクセン首相、10億ユーロ規模のウクライナへの追加支援策を今週国会に提出すると発表。

▽ウクライナ当局、南部オデーサ州などにロシア軍のドローン10機が飛来し、全て撃墜したと報告。

▽ロシアのラブロフ外相、国連のグテレス事務総長に対し、ガザ紛争の永続的な解決策を見いだすために国際会議を招集するよう要請。

▽ウクライナ最大の通信事業会社キーウスターに対する大規模なサイバー攻撃について、ロシアの軍事情報機関と関係があるとされるハッカー集団が犯行声明を出した。

▽ロシア大統領府、ウクライナに対する米国の軍事支援が減少しており、ウ軍が戦場で後退しているという認識示す。

12月12日
▽ゼレンスキー大統領、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で米議員らと会談。ロシアの侵攻を受けているウクライナに対する軍事支援を継続するよう改めて強く呼びかけた。

▽ゼレンスキー大統領、共和党のジョンソン下院議長と個別に会談。

▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談。ウクライナを見捨てることはないと表明した。

▽ロシア軍の死傷者がこれまでに31万5000人に達した。機密解除された米情報機関の報告書の情報を関係筋が明らかにした。

▽ウクライナ当局、600発近いロシアの砲弾、ロケット弾、その他飛翔体が南部地域に降り注ぎ、正体不明のハッカーが電話サービスやインターネットサービスを遮断したと発表。空とサイバースペースから激しい攻撃を受けていると述べた。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ軍、南部ザポリージャ州ノボポクロフカの西などでロシア軍の攻撃を3度撃退したと発表。

▽ロシア当局、南部ザポリージャ州で自軍が大きく前進したと主張。

▽EU、ロシア産ダイヤモンドの輸入禁止やロシア産原油の流入を抑制する新たな措置に焦点を当てた制裁第12弾で合意に近づいている模様。

▽アイルランド、ウクライナから新たに到着する難民への支援金額と宿泊施設の提供期間を大幅に引き下げ、欧州諸国の水準に一致させると発表

12月11日
▽ゼレンスキー大統領、訪問先の米ワシントンD.C.にある国防総合大学で演説。ウクライナに対する支援をめぐり、米国を頼りにできると期待していると表明した。

▽米ホワイトハウス、バイデン大統領と政府高官らはウクライナに対する約500億ドルの新たな安全保障支援を承認する緊急性について、連邦議会議員らと緊密かつ頻繁に連絡を取り合っていると明らかにした。

▽米ホワイトハウス、ロシアはウクライナの民間インフラに対するミサイルやドローンによる攻撃を強めているほか、冬季が近づくにつれてエネルギー施設を標的にすることが予想されると発表。

▽米下院、ロシアへの制裁強化のため、ロシア産ウランの輸入禁止法案を賛成多数で可決。

▽国際通貨基金、ウクライナでの紛争と米中間の緊張を踏まえると、世界経済の分断化と基調的な二国間貿易の明らかな変化が新たな冷戦を引き起こす可能性があると警告。

▽国際通貨基金、ウクライナへの156億ドル融資プログラムから9億ドルを拠出することを承認。ゲオルギエワ専務理事が訪米中のゼレンスキー大統領と会談した。

▽プーチン大統領、北部の造船所を訪問。新たに建造中の原子力潜水艦2隻を視察した。

▽ロシア中央選挙管理委員会、来年3月の大統領選について、ロシアが昨年併合したウクライナのドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソンの4州でも実施されると発表。

▽ロシア政府、パレスチナ・ガザ地区の人道状況を評価するため、国際監視団を派遣するよう要請。

▽投獄されているロシアの野党指導者ナワリヌイ氏、消息不明に。主要メディアが弁護士の話しとして報じた。

12月10日
▽ゼレンスキー大統領、アルゼンチンのミレイ氏の大統領就任式に出席するためブエノスアイレスを訪問。

▽ウクライナ大統領府、ゼレンスキー大統領がアルゼンチン到着後、パラグアイ、エクアドル、ウルグアイの大統領と個別に会談すると発表。

▽ゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領と電話会談。軍事支援などについて協議した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡、2人が負傷したと報告。

▽東部ハルキウ州知事、ロシア軍が前線に近い住宅地を砲撃し、女性2人が死亡したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人1人が死亡、4人が負傷したと報告。

▽ウクライナ政府、ロシアとベラルーシ選手の2024年パリ五輪参加が条件付きで認められたことについて、戦争を奨励していると国際オリンピック委員会(IOC)を批判。

12月9日
▽ウクライナ大統領府、東部ドネツク州アウディーウカとバフムート近郊で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、ロシアが来年3月に東部・南部の占領地で大統領選の投票所を開設するという見方を示し、非難した。

▽首都キーウ当局、旧ソ連時代に設置された赤軍司令官の騎馬像を撤去。

12月8日
▽ウクライナ、国内で米企業2社と155ミリ砲弾を共同生産することで合意。生産開始は少なくとも2年後になる見通し。

▽バイデン米政権、ウクライナとイスラエルへの追加支援に共和党の支持を取り付けるため、国境対策として難民申請に新たな制限を設け、国外退去の略式手続きを拡充する措置を予算法案に盛り込むことに同意する方向で検討。

▽国際オリンピック委員会、ウクライナに侵攻しているロシアとその同盟国ベラルーシの選手について、中立選手として2024パリ五輪に出場できると表明。ただし、国旗、国歌、エンブレムの使用は禁じられるほか、出場できるのは個人競技のみで、団体競技には参加できない。

▽プーチン大統領、来年行われる大統領選に立候補する意向を表明

▽EUの国境警備を担う欧州沿岸国境警備機関、フィンランドとロシアの国境に約50人の警備隊を配置。

▽ロシア大統領府、ウクライナが提示した条件に基づき和平交渉に参加するという考えは非現実的と表明。

12月7日
▽ウクライナがロシアとの戦闘で必要とする米国の兵器を挙げた最新のリストに高性能防空システムやF18戦闘機などが含まれることが分かった。ロイター通信が報じた。

▽米司法省、ロシアによるウクライナ侵攻で米国人に対する戦争犯罪を犯したとして、ロシア軍部隊の指揮官ら4人を起訴。

▽国連、ロシアによるエネルギー・インフラへの攻撃でウクライナ全土の人道状況が悪化していると非難。

▽ロシア大統領府、6日に行われたプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子の会談について、原油市場における石油輸出国機構(OPEC)プラスの協力と中東情勢が話し合われたと明らかにした。

▽イランのライシ大統領、モスクワを訪問しプーチン大統領と会談。西側諸国がパレスチナ・ガザ地区におけるイスラエル軍の「大量虐殺」を支援していると主張した。

▽ロシア連邦議会、大統領選の投票日を2024年3月15~17日に設定。

▽サウジアラビアとロシア、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成するOPECプラスの加盟国に対し、減産合意に協力するよう呼び掛けた。

12月6日
▽ゼレンスキー大統領、G7首脳とのオンライン会談で演説。ウクライナへの支援継続をあらためて呼びかけた。

▽G7首脳、オンラインでウクライナのゼレンスキー大統領と会談。あらためて連帯を表明し、ロシア産ダイヤモンドの新たな禁輸措置で合意した。

▽米上院、ウクライナやイスラエルに対する安全保障関連の支援1105億ドルの法案審議入りできず。共和党がメキシコ国境の移民対策強化を求めたことから、賛成49ー反対51で審議入りに必要な60票の賛成を得られなかった。

▽バイデン米大統領、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領を勝たせるわけにはいかないと表明。ウクライナへの追加軍事支援の必要性を共和党に訴えた。

▽イギリス政府、ロシアがウクライナ侵攻を巡る制裁を逃れようとしているとして、同国への軍事関連製品の供給に関わっている計46の個人と団体を制裁リストに追加。

▽ロシア軍、ウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーウカ制圧に向けた作戦を続行。

▽イエレン米財務長官、政府が要請したウクライナ向け予算を連邦議会が承認しなければ、ウクライナが敗北した場合に米国が責任を負うことになるという見解示す。

▽プーチン大統領、アラブ首長国連邦(UAE)に到着。同国およびサウジアラビアを訪問し、エネルギー問題や地域情勢について協議する。

▽プーチン大統領、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談。パレスチナ・ガザ地区での紛争やOPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスにおける両国の協力についても話し合うとみられる。

▽ネパール警察、失業中の若者をロシアに密入国させたうえで軍に入隊させ、大金を請求した疑いで10人を拘束したと発表。

▽ハンガリー与党、ウクライナのEU加盟に関する協議開始を政府が支持しないよう求める決議案を議会に提出。

12月5日
▽ゼレンスキー大統領、米議会上院でオンライン演説を行う予定だったが、直前に中止された。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人少なくとも2人が死亡したと発表。

▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が市内の医療機関を砲撃し、医療従事者4人が負傷したと発表。

▽ウクライナ大統領府、米国の対ウクライナ支援が遅延されれば、ウクライナがロシアとの戦争に敗北するリスクが生まれると懸念示す。

▽ウクライナ軍、ロシアが支配する東部ルガンスク州の石油貯蔵施設を攻撃。

ウクライナ空軍、ロシア軍が5日夜に発射したイラン製ドローン17機のうち10機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がS-300ミサイル6発を発射したと発表。撃墜したかどうかには言及せず。

▽オランダ政府、2024年予算にウクライナ支援25億ユーロを割り当てると発表。

▽ロシア国防省、クリミア半島とアゾフ海上空で防空部隊がウクライナのドローン22機を撃墜。その後さらに13機を迎撃したと明らかにした。

▽カタール当局、ロシアによるウクライナ侵攻で子供がロシアに連れ去られている問題について、カタールの仲介でウクライナの子供6人が帰還し家族と再会すると発表。

12月4日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの侵攻に対抗するウ軍の体制を改善する総合的戦略の一環として、兵士動員の見直しが必要だと改めて表明。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカに対する直近24時間のロシア軍による攻撃が減少したと報告。

▽米行政管理予算局、共和党のジョンソン下院議長などに宛てた書簡で、ロシアと戦うウクライナを支援する資金も時間も尽きつつあると指摘。ウクライナやイスラエルへの支援、国境警備のための約1060億ドル規模の予算を承認するよう議会に要請した。

▽G7プラスとウクライナ政府、ウクライナのエネルギーシステム再建に向けたクリーンエネルギ・ーパートナーシップを締結。

▽プーチン大統領、週内にアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを訪問予定。

▽プーチン大統領、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で昨年9月に起きた爆発事件について、「これによりロシアとドイツの協力関係が中断された」という認識示す。

▽ロシア・ボロネジ州政府、ウクライナに派遣されていたロ軍将官が死亡したと発表。一部メディアはロ軍が設置した地雷を踏み死亡したと伝えている。

▽ロシアのバレエとオペラの名門「ボリショイ劇場」の総支配人に世界的指揮者のゲルギエフ氏が就任。

12月3日
▽ウクライナ当局、ロシア軍によるエネルギーインフラへの攻撃により、1000近くの町や集落で停電が発生したと報告。

▽ウクライナ当局、ソーシャルメディアでロシア軍部隊が降伏したウクライナ兵2人を射殺したとされる動画が拡散したことについて、捜査を進めていると明らかにした。

▽ウクライナ軍、東部ドネツク州アウディーウカの戦況について、ロシア軍の攻撃がここ数日で激化したと報告。ウ軍はこの地域の占領を目指すロ軍を押し返しているとした。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人少なくとも2人が死亡、7人が負傷したと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、悪天候により、ウクライナ軍の反攻が減速しており、軽装備での前進がより困難になっていると評価。

12月2日
▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも3人が負傷したと報告。

▽ロシア治安当局、首都モスクワのゲイクラブやLGBTQ+(性的少数者)を支援する団体の事務所を家宅捜索。

12月1日
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説で、東部を中心にロシア軍から攻勢を受けている主要地域で防御施設の建設を早めるよう指示。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、16人が負傷したと報告。

▽ウクライナ諜報機関SBU、ロシアと中国を結ぶシベリアの鉄道線路を2回爆破したとみられる。国営メディアが報じた。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製ドローン25機のうち18機、空中発射型ミサイル2発のうち1発を撃墜したと発表。

▽米ホワイトハウス国家安全保障会議、米国はロシアによる冬季のウクライナ攻撃に備えていると表明。

▽米国が射程距離を160キロ弱に修正した長距離ロケット弾「GLSDB」のウクライナ向け供与開始が来年にずれ込む見込み。

▽ハンガリーのオルバン首相、EUの執行機関である欧州委員会に対し、ウクライナとの加盟交渉を開始する前に戦略的パートナシップ協定を締結すべきという認識示す。

▽プーチン大統領、同国軍の兵力を17万人近く増員し、総兵力を132万人とする政令に署名。

2023年11月23日/ウクライナ、東部ドネツク州バフムート近郊(Shandyba Mykyta/AP通信)
11月16日~30日

11月30日
▽ゼレンスキー大統領、東部ハルキウ州の戦闘地域クピャンスクを訪問。兵士らを激励した。

▽ウクライナのクリメンコ内相、東部ドネツク州の住宅地が夜間にロシア軍のミサイル攻撃を受け、10人が負傷、5人が瓦礫の下敷きになったとみられると報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州のアパートにロシア軍のミサイルが着弾し、少なくとも2人が死亡したと報告。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン州の住宅地を砲撃し、公共インフラや学校に損害を与えたと発表。民間人1人が死亡したという。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アヴディーウカ付近と、もうひとつの要衝バフムート周辺で攻撃を強化していると報告。

▽ドイツのショルツ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。ウクライナに対する揺るぎない支持を伝えた。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領が12月14日に今年を振り返る記者会見を行うと発表。国営テレビで放送される予定。来年の大統領選挙出馬を表明する可能性がある。

11月29日
▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーウカ占拠に向けたロシア軍の作戦が悪天候で進んでいないと報告。東部地域では2日間にわたり暴風雨が続き、さらなる降雨が予想されている。

▽ウクライナのクレバ外相、NATOによるウクライナ支援の勢いに陰りはみられず、NATO加盟31カ国は占領地を取り戻すというウクライナの目標を支援することに引き続きコミットしていると述べた。

▽ウクライナのクレバ外相、ブリュッセルでブリンケン米国務長官らNATO高官と会談。

▽ロシア国防省、黒海艦隊のフリゲート艦がウクライナの軍事インフラを巡航ミサイル4発で攻撃したと発表。

▽ロシアのリャブコフ外務次官、米国が軍拡競争で勝利し、レーガン元大統領時代のような状況を繰り返そうとしているのなら、大きな過ちだと警告。

▽ロシア南部チェチェン共和国の指導者カディロフ首長の10代の息子がロシア国防省部隊に組み込まれている新しいライフル大隊のオブザーバーに就任。

▽ロシア内務省、同国に対する「忠誠承諾書」への署名を外国人に強制する法案を準備中。国営メディアが報じた。

11月28日
ウクライナ当局、ロシア軍が民間住宅や炭鉱などを攻撃し、少なくとも4人が死亡、10人が負傷したと発表。

▽中東部ドニエプロペトロフスク州知事、南部ニコポリで5階建てビルが砲撃を受け、男性1人が死亡したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア国境沿いの集落が砲撃を受け、民家少なくとも5軒が破壊されたと報告。

▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍は東部ドネツク州アヴディーウカを6方向から攻撃しており、北東部の工場と南東部の工業地帯付近で激しい戦闘が続いていると報告。

▽ウクライナ当局、国防省のブダノフ情報総局長の妻マリアンナ氏が重金属中毒により病院で治療を受けていると明らかにした。

▽ウクライナ海軍、最大8発の巡航ミサイル「カリブル」を搭載したロシア潜水艦2隻が黒海で戦闘任務に就いていると報告。

▽ウクライナとバルト3国(ラトビア、エストニア、リトアニア)、北マケドニアで今週開かれる欧州安保協力機構(OSCE)の外相理事会について、ロシアのラブロフ外相が参加を表明しているためボイコットすると発表。

▽NATOのストルテンベルグ事務総長、加盟国31カ国に対し、ウクライナ支援を継続するよう要請。

▽プーチン大統領、ロシア正教会のキリル総主教が主導する全世界ロシア民族大会議で演説。来年3月の大統領選を前に、「外国の干渉があれば侵略行為と見なす」と西側諸国に警告した。

▽フィンランド政府、ロシア国境の検問所をすべて閉鎖すると発表。当局は検問所8カ所のうち7カ所を閉鎖していた。閉鎖期間は最低2週間、その後は1カ所の運用を再開する可能性がある。

▽英国防省、ウクライナ東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いており、ロシア軍はこの1カ月で数千人の兵士を失ったと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ドネツク州アウディーウカ南東の工業地帯全域を制圧し、同南東部郊外に部隊を進めていると指摘。

11月27日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは穀物の輸出経路およびロシアとの国境地帯を守るため防空能力を増強する必要があると表明。同盟国にさらなる支援を呼びかけた。

▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人数人が負傷、公共インフラに被害が出たと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で戦闘が続いており、自軍はロシア部隊を押し返していると報告。

▽ブリンケン米国務長官、ブリュッセルで今週開催されるNATO外相理事会でウクライナに対するNATOの継続的な支援を強調する方針示す予定。

▽ロシアのラブロフ外相、欧州安保協力機構(OSCE)の外相会議に出席するため、今週末にNATO加盟国の北マケドニアを訪問すると発表。

11月26日
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に発射したイラン製自爆ドローン9機のうち8機を撃墜したと発表。

ウクライナ軍参謀本部、東部ドネツク州アウディーウカ周辺に展開する自軍の部隊がこの24時間で、ロシア軍による北東、西、南西からの攻撃を撃退したと発表。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも2人が死亡したと報告。

▽北東部スムイ州政府、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人1人が負傷したと報告。

▽ロシア当局、防空部隊が首都モスクワに向けて発射されたウクライナ軍のドローン数十機を撃墜したと発表。

▽ロシア当局、西部と南部の4つの州に向けて発射されたウクライナ軍のドローン24機が撃墜されたと報告。死傷者には言及せず。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍が発射したミサイル2発を南部クリミア半島沖で撃墜したと報告。

▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍は東部ドネツク州の要衝アウディーウカ付近への進軍を続けていると指摘。

11月25日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。「防空部隊が首都キーウとその周辺地域に向けられたロシア軍ドローンのほとんどを撃墜した」と書き込んだ。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍がイラン製ドローン75機を首都キーウなどに向けて発射し、そのうち74機を撃墜したと発表。

▽ウクライナ空軍、防空部隊が午前中に首都キーウと周辺地域上空で66の航空目標(ドローンとみられる)を撃墜したと発表。

▽首都キーウ当局、防空部隊が撃墜したロシア軍ドローンの破片が市街地などに落下し、民間人少なくとも5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ当局、首都キーウに対するロシア軍のドローン攻撃により、77のアパートと120の施設で停電が発生したと報告。送電線などが損傷したものの、停電は昼過ぎに復旧した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が直近24時間で南部ヘルソン州の住宅地などを少なくとも100回砲撃したと報告。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により民間人少なくとも1人が死亡、3人が負傷したと報告。

▽ベルギー、アイルランド、フィンランド、チェコ、ポーランド、エストニアの首脳、首都キーウでゼレンスキー大統領と会談。世界の食料安全保障について協議した。

11月24日
▽ゼレンスキー大統領、ロシアとの戦争が激化し終わりが見えない中、ウクライナは軍隊動員プログラムの改革を策定していると表明。

▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは米国とEUからの大規模支援策の承認およびEU加盟交渉の正式な開始という海外からの3つの重要な取り組みを確立する必要があると表明。

▽東部ドネツク州のウクライナ当局、要衝アウディーウカがロシア軍から3度目の大規模攻撃を受けていると報告。「ロ軍は全方向から攻撃してきている」と述べた。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アウディーウカを奪取しようと人海戦術を仕掛け、多大な損失を被っているにもかかわらず、次々と兵士を投入していると報告。

▽欧州委員会、ハンガリーへの9億ユーロの資金提供を承認。これによりEUのウクライナ支援が前進する可能性がある。

▽イスラエルとパレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマス、4日間の休戦を開始。

▽ロシアのミロノフ下院議員、ウクライナの孤児院から連れ去った2歳女児を養子にしたとする報道を否定。

▽ロシア大統領府、アルメニアが旧ソ連圏軍事同盟の集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議を欠席したことについて、遺憾の意を表明。

▽ロシア大統領府、NATOがロシアに対抗するため、加盟国内で部隊を自由に移動できるEUのシェンゲン協定のような体制を望んでおり、緊張をあおっているという認識示す。

▽ロシア外務省、モルドバがEUの対ロシア制裁への参加を決定したことについて、「ロシアとの関係破壊を目的とした敵対的な動きと見なしており、報復する」と表明。

▽プーチン大統領、西側諸国が人工知能(AI)の分野で独占的に発展することを容認すべきではないとし、「ロシアはAI開発に向けた野心的な戦略を近く承認する」と発表。

▽ロシア当局、ウクライナ軍が南部クリミア半島への大規模なドローン攻撃を開始したと報告。

▽ロシア国防省、防空部隊が南部クリミア上空でウ軍のドローン13機を撃墜したと報告。

11月23日
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。「ウクライナの天空の盾(防空システム)は日を追うごとに強力になっている」と書き込んだ。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部ヘルソン州を攻撃し、少なくとも4人が死亡し、5人が負傷したと報告。

▽ウクライナ大統領府、南部ヘルソン州のベリスラフがロシア軍の砲撃を受け、自転車に乗っていた男性が死亡。このほか、大規模な砲撃により州内の複数の集落で男性2人と女性1人が死亡したという。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍が南部ヘルソン州への攻撃にクラスター弾を使用した疑いがあると報告。

▽ロシア大統領府、ウクライナでの戦闘に参加した受刑者に恩赦を与える方針に変更はないと表明。

▽ロシア地方裁、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議し徴兵事務所に火炎瓶を投げ込んだ17歳の被告に対し、懲役6年を宣告。

11月22日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷、複数の公共インフラが破損したと報告。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州の要衝アウディーウカの戦況について、「ロシア軍の兵力や武器の投入が減少している」と報告。

▽南部オデーサ州政府、ロシア軍が市内の港湾インフラを攻撃したと報告。負傷者は確認されていない。

▽欧州理事会のミシェル大統領、ウクライナとの正式なEU加盟交渉を始めるかどうかを決める来月14~15日のEU首脳会議について、「話し合いは難航が予想される」という見方示す。

▽プーチン大統領、オンライン形式によるG20首脳会議で演説。ウクライナ戦争の悲劇を止める方策を考える必要があると表明した。

▽イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマス、4日間の人道的休戦に合意。

11月21日
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人少なくとも5人が死亡、10人が負傷したと報告。

▽ウクライナ内務省、ロシア軍のミサイル2発が東部ドネツク州の病院に着弾し、6人が負傷、多くの市民が瓦礫の下敷きになった可能性があると報告。

▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製自爆ドローン10機、S300ミサイル4発、弾道ミサイル・イスカンデル1発を撃墜したと発表。

▽ウクライナ軍、ロシア軍が東部ドネツク州バフムート周辺で攻勢を強めており、ウ軍は攻撃を食い止める作戦を展開していると報告。

▽国連人権事務局、ロシアが昨年2月に侵攻を開始して以来、ウクライナで1万人以上の市民が殺害され、最近の死者の約半数は前線のはるか後方で確認されていると発表。

▽米国家安全保障会議、イランがロシアへの弾道ミサイル提供を検討している可能性があると発表。ウクライナで使用される可能性があるという。

▽国連総会、来年のパリ五輪・パラリンピックの時期に「五輪休戦」を行う決議案を採択。

▽米ホワイトハウス、ロシアの民間軍事会社ワグネルがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラまたはイラン政府に防空システムを供与する計画があると報告。

▽ドイツ国防相、ウクライナに13億ユーロ相当の追加軍事支援を行うと発表。

ロシア大統領府、EUが提案したロシア産ダイヤモンド禁輸措置について、「適用した側にブーメラン効果が生じる公算が大きい」と指摘。

▽ロシア当局、ロシアはウクライナの現政権と共存できず、プーチン大統領が特別軍事作戦として進めているウクライナ侵攻の目標を改めて確認。

▽ロシア国防省、ウクライナ軍は南部戦線でドニエプル川東岸に渡ろうとしたものの、失敗に終わったと主張。

11月20日
▽ゼレンスキー大統領、オースティン米国防長官が首都キーウを電撃訪問したことについて、「極めて重要なシグナルであり、ウクライナは米国の支援を頼りにしている」と述べた。

▽ウクライナ当局、 ロシア軍が東部ドニエプロペトロフスク州と南部ヘルソン州の一部地域を攻撃し、少なくとも3人が死亡したほか、送電線とガスパイプラインが損傷したと報告。

▽東部ドニエプロペトロフスク州知事、ロシア軍によるニコポリへの砲撃で高齢の女性が死亡。送電線とガスパイプラインが損傷したと明らかにした。

▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ヘルソン市の民間輸送会社の駐車場がロシア軍の砲撃を受け、運転手2人が死亡したと報告。

▽オースティン米国防長官、首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する支援を継続していくと改めて表明した。

▽オースティン米国防長官、ウクライナに対し1億ドルの追加軍事支援を行うと発表。対戦車兵器や防空迎撃ミサイルなどが含まれる。

▽ウクライナ当局、ポーランドのトラック運転手による道路封鎖が原因で、両国国境のポーランド側で燃料や人道支援物資などを運ぶウクライナ行きのトラック約3000台が立ち往生していると報告。

▽ウクライナ政府、汚職取り締まりの一環として、サイバー防衛を担当する国家特殊通信・情報保護局(SSSCIP)のシチホリ局長とゾラ副局長が解任されたと発表。政府資金を横領した疑いがもたれている。

▽ロシア大統領府、プーチン大統領がオンライン形式で開催されるG20首脳会議(11月22日)で演説し、不安定な世界情勢について見解を示すと発表。

▽ロシア大統領府、隣国フィンランドによるロシアとの国境検問所の一部を閉鎖する決定を遺憾に思うと表明。フィンランドはロシアの難民申請希望者の流入を阻止するため、ロシア国境にある9カ所の検問所のうち4カ所を閉鎖した。

▽ロシア大統領府、アルゼンチンの次期大統領ミレイ氏のロシアに関する発言に留意していると表明。ミレイ氏は以前、ウクライナへの支持を表明し、米国およびイスラエルをアルゼンチンの主要なパートナー国と見ていると述べていた。

11月19日
▽ゼレンスキー大統領、軍に作戦の迅速な変更を求め、医療部門の責任者オスタシチェンコ司令官を解任。「本日ウメロフ国防相と会談し、最優先事項を定めた。結果を出すために残された時間は少なく、来るべき変革のためには迅速な行動が必要だ」と述べた。

▽ウクライナ当局、東部ドネツク州アウディーウカ周辺で激戦が続いていると報告。

▽ウクライナ大統領府、侵攻初期にロシアに連行された18歳の男性が帰国したと発表。ユニセフとカタール政府が交渉を仲介した。

▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の攻撃で民間人数人が負傷したと報告。

11月18日
▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のドニエプル川東岸周辺に展開するロシア軍を押し返す攻撃を続けていると報告。

▽ウクライナ軍、防空部隊がロシア軍の自爆ドローン38機のうち29機を撃墜したと報告。

▽南部オデーサ州当局、ロシア軍の自爆ドローンが電力インフラを攻撃し、約2000世帯が停電したと発表。

▽首都キーウで公務員の汚職に抗議するデモ。数百人が参加した。

▽EU、ロシアからフィンランド入りする非正規移民の数が急増していることに言及。「ロシアが移民を利用して周辺諸国に圧力をかけているのは恥ずべき行為」と糾弾した。

▽ロシア政府、西側の投資家からロ企業株を強制的に収用する新たな大統領令を検討中。西側投資家の間で大幅な安値での株式売却を迫られるのではないかとの不安が高まっている。

▽ロシア軍、南部ヘルソン州のドニエプル川東岸に陣地を築いたウクライナ軍をイラン製自爆ドローンで攻撃し、押し戻したと主張。

11月17日
▽ゼレンスキー大統領、ウ軍がドニエプル川で高速艇などを使った作戦を実行している様子を撮影した画像を公表。「力強い前進に感謝する」とSNSに投稿した。

▽ゼレンスキー大統領、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスの紛争が先月始まって以来、ウクライナに輸送される砲弾の数が減少したと報告。イスラエルは米国から軍事支援を受けている。

▽ゼレンスキー大統領、米国とウクライナによる軍事産業会合が来月開催されると発表。ウクライナと米国の兵器の共同生産計画は進展していると言及したものの、会合の開催場所は明らかにしなかった。

▽ウクライナ軍、南部ヘルソン州のロシア支配地域でウ軍がドニエプル川東岸の陣地からロ軍を押し出し、複数の橋頭堡を築いたと発表。

▽ウクライナ軍参謀本部、ウ軍部隊はドニエプル川左岸(東岸)でロシア軍を撃退し、地歩を固めたと報告。一連の戦闘でロ兵約3500人が死傷し、数十の弾薬庫や戦車が現場に放置されていると明らかにした。

▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州アウディーウカへの攻勢を強めていると報告。ロ軍は装甲車を使用し、工業地域、ウ軍陣地、高層ビルなどを24時間体制で攻撃しているという。

▽米エール大学、ロシアによるウクライナ侵攻以降、ウクライナ人の6~17歳の子供2400人以上がベラルーシの施設13カ所に連行されているという調査結果を公表。

11月16日
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナは水上ドローンを活用したことで黒海の主導権をロシアから奪還し、ロシアの海軍艦隊と軍艦を撤退させたと報告。トルコなどの黒海沿岸国の支援に謝意を表明した。

▽ゼレンスキー大統領、イギリスのキャメロン外相が首都キーウを訪問したことについて、「世界の注目がウクライナから中東に移っている中での訪問に感謝している」と表明。

▽ウクライナ大統領府、イギリスのキャメロン外相が首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談したと発表。

▽ウクライナ軍北部チェルニヒウ州でドローン迎撃訓練を実施。

▽ウクライナの市民団体、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来、これまでにオープンソースを通じて死亡が確認できたウクライナ兵は約2万4500人、総数は3万人を超えたとする調査結果を公表。

▽トルコ議会の外交委員会、スウェーデンのNATO加盟批准に向けた法案について、一段の討議が必要として採決を延期。

▽米財務省、新たな対ロシア制裁を発動。ロシア産原油の輸送に関与した企業や船舶などを制裁リストに追加した。

2023年11月15日/米カリフォルニア州、バイデン大統領(左)と中国の習近平 国家主席(ロイター通信)
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