
目次
ロシア・ウクライナ戦争
▽2023年
・9月16日~現在
・9月1日~15日
・8月16日~31日
・8月1日~15日
・7月16日~31日
・7月1日~15日
・6月16日~30日
・6月1日~15日
・5月16日~31日
・5月1日~15日
・4月16日~30日
・4月1日~15日
・3月16日~31日
・3月1日~15日
・2月16日~28日
・2月1日~15日
・1月16日~31日
・1月1日~15日
▽2022年
・12月16日~31日
・12月1日~15日
・11月16日~30日
・11月1日~15日
・10月16日~31日
・10月1月~15日
・9月16日~30日
・9月1日~15日
・8月16日~31日
・8月1日~15日
・7月16日~31日
・7月1日~15日
・6月16日~30日
・6月1日~15日
・5月26日~31日
.jpg)
.jpg)
ロシア・ウクライナ戦争
2023年
9月16日~現在
<9月28日>
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでNATOのストルテンベルグ事務総長と会談。その後の記者会見でウクライナがNATO加盟国になるのは時間の問題と表明した。
▽ゼレンスキー大統領、NATOのストルテンベルグ事務総長との共同記者会見で、ロシア軍が実施すると予想されているウクライナの電力網への攻撃が始まる前にNATOに防空システムの追加供与を要請したと明らかにした。
▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人少なくとも3人が死亡したと報告。
▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ウクライナの首都キーウを電撃訪問。ウクライナの反転攻勢は徐々に進展していると述べ、NATO同盟国に防空システムの納入を早めるよう働きかけていると明らかにした。
▽イギリスのシャップス国防相、先月の就任後初めてウクライナの首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談し、防空強化について協議した。
▽フランスのルコルニュ国防相、ウクライナの首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談した。その後の協議には産業界の代表約20人も参加した。
▽ウクライナ軍、南部戦線の部隊がアゾフ海に向けて順調に南下し、ザポリージャ州の主要な町トクマクを目指し前進していると報告。
▽モルドバ政府、ウクライナ国境近くの湖でロケットの残骸を発見し、出自を確認していると発表。
▽ベラルーシ政府、ポーランドのヘリコプターが領空を侵犯したと主張。ポーランド政府はこれを否定した。
<9月27日>
▽ウクライナ軍、ロシアの民間軍事会社ワグネルの傭兵数百人がウクライナ東部に戻り戦闘に参加していると報告。戦況に大きな影響は出ていないという。
▽ウクライナ軍、東部戦線でロシア軍による攻撃を撃退したと報告。ドネツク州バフムート近郊のアンドリーフカとクリシチウカ付近でロ軍の激しい攻撃を撃退し続けているとした。
▽米財務省、イランのドローン向け部品調達網を対象に制裁を課すと発表。
▽米国のウクライナ経済復興担当特別代表プリツカー氏、米国の民間企業はウクライナのエネルギー、住宅、インフラ、農業、運輸、鉱業部門に投資する意欲を示していると表明。
▽欧州復興開発銀行、2023年のロシアの経済成長率は原油価格上昇を受けて1.5%のプラス成長になるという見通しを公表。5月の時点では1.5%のマイナス成長と予測していた。
▽ポーランドのテルス農業相、ウクライナ産穀物禁輸を巡るウクライナ政府との対立について、解決に向けた協議が順調に進んでいると明らかにした。
▽ロシア外務省、ウクライナ南部クリミア半島にある黒海艦隊司令部に対するウ軍のミサイル攻撃について、米国とイギリスがウクライナを支援したという見方示す。
▽ロシア国営メディア、ウクライナ南部クリミア半島にある黒海艦隊司令部へのミサイル攻撃で死亡したとされるソコロフ司令官が任務を継続していると話す撮影日不明の映像を放送。
▽ロシアの液化石油ガス(LNG)生産業者、8年間停止していたウクライナ南部クリミア半島ケルチ港を経由するプロパンとブタンの定期輸出を再開。
▽プーチン大統領、内閣に対し、小売り燃料価格を確実に安定させるよう命じ、国内燃料市場を落ち着かせる追加措置を導入するよう求めた。
<9月26日>
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で、「前線から良い情報について報告があった」とし、ウクライナ軍はロシアに圧力をかけるべき場所を明確に把握していると述べた。
▽ウクライナ大統領府、ロシア軍による直近24時間の空爆で民間人少なくとも9人が死亡、15人が負傷したと報告。
▽ウクライナ空軍、ロシアが夜間に発射したドローン38機のうち26機を撃墜したと発表。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部オデーサ州の港湾施設などを砲撃し、少なくとも2人が負傷したと報告。これにより、ウクライナとルーマニアを結ぶフェリーも運航を停止した。
▽アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフから脱出しアルメニアに到着した避難民が少なくとも1万3550人に達した。
▽ロシア国防省、ウクライナ軍が殺害したと発表した黒海艦隊の司令官が出席したとするビデオ会議の映像を公開。ウ軍は前日、クリミア半島のセバストポリ中心部にある海軍司令部を攻撃し、ソコロフ司令官を含む将校34人を殺害したと主張していた。
▽アントノフ駐米ロシア大使、「アルメニアの係争地ナゴルノカラバフで反ロシア感情を故意に高める、極めて危険な言動を慎むよう米政府に強く求める」とSNSに投稿。
▽米国務省、アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフで発生した戦闘とその後の難民危機について、「ロシアは頼れる安全保障上のパートナーではないことを示した」と指摘。
▽ロシア大統領府、ウクライナが受領した米国の主力戦車「エイブラムス」が戦況に影響を与えることはないと主張。
▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、米国がウクライナに主力戦車エイブラムスを送ったことについて、「ロシアとNATOの全面戦争が近づいている」と主張。
▽モスクワ地裁、野党指導者ナワリヌイ氏に懲役19年の有罪判決言い渡す。ナワリヌイ氏が実刑を言い渡されたのは5回目。
<9月25日>
▽ゼレンスキー大統領、米国の戦車「エイブラムス」がウクライナに到着したと発表。
▽ウクライナ特殊作戦部隊、南部クリミア半島のセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃で同艦隊のソコロフ司令官が死亡したと発表。
▽米政府、ウクライナの国内エネルギーシステムを強化するため、最大5億2200万ドルを支援する了解覚書に調印。
▽ウクライナ当局、南部オデーサ州の港がロシア軍による夜間のミサイル・ドローン攻撃を受け、港湾インフラと穀物貯蔵施設が大きな被害を受けたと発表。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍による空爆で民間人少なくとも6人が死亡したと報告。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に南部オデーサ州を中心とする地域に向けて発射したイラン製ドローン19機、巡航ミサイル11発、極超音速ミサイル2発を防空システムで撃墜したと発表。
▽国連のウクライナ調査委員会、ロシア軍が占拠した地域で残酷な拷問を行い、死者も出ていると報告。家族が近くにいる中で性的暴行を加えるケースもあったという。
▽アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフから脱出しアルメニアに到着した避難民が少なくとも6650人に達した。
▽ウクライナ農業食料省、9月1〜21日の穀物輸出量が145万トンとなり、前年同期の約294万トンから半減したと報告。
▽米国務省、ポーランド軍の近代化を支援するために対外軍事融資(FMF)の枠組みを利用して20億ドルの融資を行うと表明。
▽ロシア内務省、国際刑事裁判所(ICC)の所長を指名手配したと発表。ICCはプーチン大統領に逮捕状を出している。
▽ロシア国防省、防空システムが黒海北西部とクリミア半島上空でウクライナのドローン4機を撃墜したと発表。
<9月24日>
▽ゼレンスキー大統領、SNSに声明を投稿。「ポーランドとの連携が欧州全体の自由と安全を守る要になっている」として、ポーランド政府に謝意を示した。
▽ゼレンスキー大統領、国連総会などに合わせて訪米した際、ウクライナ復興のための投資について米実業家らと協議したと明らかにした。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃により民間人少なくとも2人が死亡、8人が負傷したと報告。
▽南部ヘルソン市当局、ロシア軍が住宅地を砲撃し、民間人5人が負傷したと報告。
▽東部ドネツク人民共和国政府、平日午後11時~午前4時までの外出禁止、集会や抗議デモの禁止、通信・オンラインメッセージ・電話での会話を禁じる政令を発出。
▽ロシア当局、西部クルスク州の行政庁舎にウクライナのドローンが衝突したと報告。死傷者が出たかどうかは明らかにしていない。
<9月23日>
▽ウクライナ当局、ロシアの占領下に置かれている南部クリミア半島セバストポリのロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃について、少なくとも9人が死亡、16人が負傷したと発表。
▽ウクライナ空軍、南部クリミア半島セバストポリのロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃について、人員、軍事装備、武器が集中している地域を標的に計12回空爆したと発表。対空ミサイルシステム2基と砲兵部隊に損害を与えたとしている。
▽ロシア当局、ウクライナ軍が南部クリミア半島のセバストポリに2日連続でミサイル攻撃を仕掛けたと発表。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が南部ザポリージャ州などに向けてイラン製ドローン15機を発射し、そのうち14機を撃墜したと発表。
▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が同州内で86回砲撃を行い、民間人1人が死亡したと報告。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で65歳の女性が死亡したと報告。
▽東部ドネツク州のウクライナ当局、直近24時間のロシア軍による砲撃で民間人少なくとも1人が死亡、1人が負傷したと報告。
▽ロシアのラブロフ外相、国連総会で演説。西側諸国を繰り返し非難するも、ウクライナ侵攻には言及せず。
▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍はここ数週間、南部クリミア半島の海軍施設を標的にし、今夏の反転攻勢については、南部と東部で戦線が徐々に拡大していると指摘。
<9月22日>
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のカナダでトルドー首相と会談。連邦議会でも演説し、これまでの支援に謝意を示した。
▽カナダのトルドー首相、ウクライナに対する6億5000万カナダドル相当の追加軍事支援を発表。
▽ウクライナ軍、ロシアの占領下に置かれている南部クリミア半島のセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部の攻撃に成功したと発表。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人1人が死亡、1人が負傷したと報告。
▽東部ハルキウ州知事、州内の14以上の集落がロシア軍の攻撃を受けたと報告。死傷者はいなかったという。
▽ウクライナ当局、中部クレメンチュクの住宅地がロシア軍の砲撃を受け、民間人少なくとも1人が死亡、子供3人を含む31人が負傷したと報告。
▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、「米国はウクライナに長射程の地対地ミサイルATACNSを供与する」と伝えた。米NBCニュースが政府当局者の話しとして報じた。
▽ウクライナ南部クリミア半島のロシア黒海艦隊司令部、ウ軍によるミサイル攻撃を受け、兵士少なくとも1人が死亡したと発表。
▽ロシア国防省、ウクライナ南部クリミア半島の黒海艦隊司令部がウ軍の攻撃を受け、兵士少なくとも1人が死亡。防空システムでミサイル5発を撃ち落としたという。
▽南部クリミア半島のロシア当局、大規模なサイバー攻撃によってクリミア半島のインターネットサービスが遮断されていると報告。
▽ポーランドのドゥダ大統領、穀物輸入を巡るウクライナとの対立は両国の良好な二国間関係に大きな影響を与えることはないと言明。
▽スイス国立銀行、ウクライナでの戦争が欧州全体の経済成長を低下させ、インフレ率を大幅に押し上げ、今後さらに悪影響を与えるという見通し示す。
▽北朝鮮・国営朝鮮中央通信、金正恩 党総書記が20日の党中央委員会政治局会議で先のロシア訪問について説明し、今後の方針を協議したと報じた。
▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍が南部クリミア半島のセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部を攻撃したことについて、「この地域の通信を担う拠点が大きな被害を受けた」と指摘。
<9月21日>
▽ゼレンスキー大統領、ワシントンD.C.の連邦議会で演説。議員に対し、ロシアの侵略に対抗するための支援継続を訴えた。
▽ゼレンスキー大統領、米ホワイトハウスでバイデン大統領と会談。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が一晩のうちに発射した巡行ミサイル43発のうち36発を撃墜したと報告。
▽ウクライナ軍、ロシア占領下のクリミア半島にあるサキ空軍基地を攻撃したと発表。詳細は明らかにしていないが、基地の設備が深刻な被害を受けたとしている。
▽バイデン米大統領、ゼレンスキー大統領との会談に合わせ、3億2500万ドルの追加軍事支援を発表。米国のウクライナ支援は400億ドルを超えている。ウ側が求めていた長射程の地対地ミサイルATACMSの供与は見送られた。
▽ウクライナ当局、ロシア軍による全土への大規模空爆で民間人少なくとも2人が死亡、9歳の少女を含む18人が負傷したと報告。
▽ウクライナのクリメンコ内相、早朝の大規模空爆でキーウ、チェルカスイ、ハルキウで負傷者が出たとテレグラムに投稿。
▽ロシア軍、ウクライナの首都キーウを含む各地に大規模な空爆を行い、全土でエネルギー・インフラ施設が被害を受けた。
▽ウクライナ国営電力会社ウクルエネルゴ、ロシア軍による電力インフラへの空爆で西部と中部の施設が被害を受けたと報告。リブネ、ジトーミル、キーウ、ドニエプロペトロフスク、ハルキウの各地域で停電が発生したという。
▽西部リビウ州知事、ポーランド国境から約60キロのドロホビッチにロシア軍が発射したミサイル3発が着弾したと報告。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、夜間にヘルソン市の寮がロシア軍の砲撃を受け、2人が死亡したと報告。
▽米中央軍第9空軍の司令官、イランがロシアに提供しているとされるドローンについて、「ロシアが改造を行えば、イランのドローン開発における技術力を向上させ、さらにはシリア・アサド政権の支援強化にもつながる恐れがある」と指摘。
▽ロシアを訪問中の王毅 政治局員兼外相、プーチン大統領に対し、複雑な国際情勢に直面する中、両国は協力深化に努めなければならないと伝えた。中国国営メディアが報じた。
▽ロシア国防省、ウクライナ全土の軍事産業施設、無線情報施設、破壊工作グループの訓練センターを攻撃したと発表。
▽ロシア国防省、対空部隊が黒海とクリミア半島上空でウクライナのドローン19機を撃墜し、さらに他の地域上空でも3機を撃墜したと発表。
▽スウェーデン検察、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム1・2」で昨年確認された爆発について、「捜査は慎重な段階にあり、年内に起訴するかどうか決定する」という意向示す。
<9月20日>
▽ゼレンスキー大統領、国連安全保障理事会の特別会合に出席。国連憲章を守るための行動として、ウクライナの軍備、対ロシア制裁、国連決議支持の正当性を呼びかけた。
▽国連のグテレス事務総長、ウクライナに関する国連安全保障理事会の特別会合で演説。ロシアによるウクライナ侵攻で地政学的な緊張と分裂が悪化し、地域の安定が脅かされ、核の脅威が増大し、多極化しつつある世界に深い亀裂が生じていると深刻な懸念を表明した。
▽EUのミシェル大統領、ウクライナの公正な和平実現をロシアに働きかけるよう国連安保理で中国に直接要請。
▽アゼルバイジャン、隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフで開始した軍事行動について、米国が停止を求めている中でも作戦を継続していると表明。ロシアは両国に戦闘停止を呼びかけている。
▽アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフにおける軍事行動について、「戦闘行為を停止し、ナゴルノカラバフの反体制派指導者と会談する用意がある」と表明。
▽中国の王毅 国務委員兼外相、ロシアの首都モスクワでプーチン大統領と会談。中国はロシアとのビジネス協力を継続し、共通の利益を保全する用意があると伝えた。
▽ロシアのショイグ国防相、訪問先のイランで、ロシアとイランに対する西側の制裁圧力は無益とし、両国の関係は新たな段階に達していると表明。
<9月19日>
▽ゼレンスキー大統領、米ニューヨーク州で国連総会の一般討論演説に臨み、昨年2月に始まったロシアによる侵攻への非難を改めて各国に呼び掛けた。
▽バイデン米大統領、国連総会で演説し、ロシアによる侵略に対しウクライナを支持するよう各国首脳に呼びかけた。
▽国連のグテレス事務総長、国連総会の冒頭演説で、ロシアによるウクライナ侵攻は国連憲章違反であり、この戦争によって恐怖の連鎖が解き放たれたと指摘。
▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人少なくとも9人が死亡したと報告。
▽東部ハルキウ州当局、ロシア軍がクピャンスクの住宅地を砲撃し、6人が死亡したと報告。
▽西部リビウ当局、ロシア軍のドローンによる攻撃で倉庫が炎上し、人道支援物資が焼失したと報告。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が西部リビア方面に向けて発射したドローン18機のうち15機を撃墜したと報告。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍がドローン計30機と短距離弾道ミサイル・イスカンデル1発を発射し、このうちドローン27機を撃墜したと報告。
▽ウクライナのゼレンスカ大統領夫人、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の関連行事に出席。ロシアに連れ去られて洗脳を受け、国民としてのアイデンティティーを奪われているウクライナの子供たちが帰国できるよう、各国首脳に支援を要請した。
▽オースティン米国防長官、ウクライナへの供与を約束した主力戦車「エーブラムス」が間もなく引き渡されると発表。
▽米政府、G7はロシアがウクライナ侵攻の長期化を想定しており、ウクライナへの持続的な軍事的・経済的支援が必要なことを認識していると表明。
▽米紙ニューヨーク・タイムズ、今月6日にウクライナ東部ドネツク州コンスタンチノフカの繁華街で起きた爆発により少なくとも16人が死亡した件について、ウ軍が誤射したミサイルが原因であることを示す証拠があると報じた。
▽ロシア国営メディア、プーチン大統領が来月訪中し、習近平 国家主席と会談すると報じた。
<9月18日>
▽ゼレンスキー大統領、米ニューヨーク州に到着したとSNSに投稿。国連総会に出席した後、21日にバイデン大統領と会談する。
▽ウクライナ軍、ロシア軍が南部オデーサ州などに向けて発射した巡航ミサイル17発すべてとドローン24機のうち18機を撃墜したと報告。
▽ウクライナ政府、同国産農産物の禁輸措置を巡り、ポーランド、ハンガリー、スロバキアの3カ国を世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。
▽G7外相、ニューヨークで開いた会合後に共同声明を発表。中国に対し、ロシアにウクライナでの侵略阻止に向け圧力をかけるよう呼びかけた。
▽国連人権理事会、昨年2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシアの人権状況が著しく悪化していると指摘。市民社会に対する組織的な弾圧が行われているとし、是正を求めた。
▽ウクライナ政府、国防次官6人を解任。国防相の交代に続く人事となる。解任の理由は明らかにされていない。対ロシア戦の戦況の公表をしていたマリャル国防次官も解任となった。
▽ウクライナのマリャル国防次官、解任前の声明で東部ドネツク州の前線の戦況について報告。ウ軍はバフムート周辺で奪還した地域に塹壕を張り巡らせているとした。
▽米民主党のケリー上院議員、首都キーウでウクライナ政府高官らと会談。ウ軍の現在のニーズを評価し、バイデン大統領が供与を検討している地対地ミサイルATACMSなどについて協議した。
▽ブリンケン米国務長官、ニューヨークの国連総会に先立ち、中国の韓正 国家副主席と会談。
▽ブルガリア国防省、領内で初めて爆発物を搭載したドローンが黒海に面した町で見つかり、海軍の専門班が爆破処理を行ったと発表。
▽ブラジル大統領府、ルラ大統領が20日に米ニューヨーク州でウクライナのゼレンスキー大統領と会談すると発表。
▽ロシア国防省、ウクライナの主要施設を空爆し、西側が供与したミサイルや劣化ウラン弾の保管庫、電子情報センターやウ軍偵察兵の訓練施設を破壊したと主張。
▽イランのライシ大統領、ロシアへのドローンや兵器供与を否定し、米国によるウクライナへの軍事支援を批判。
<9月17日>
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ軍が東部ドネツク州バフムート近郊の集落クリシチウカを奪還したと発表。過去3日間で2度目の大きな前進とみられ、前線の部隊を称賛した。
▽ウクライナ軍参謀本部、数カ月にわたる激しい戦闘の末、東部ドネツク州バフムート南方の集落クリシチウカを奪還したと発表。
▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州にロシア軍の巡航ミサイル10発とイラン製ドローン6機が飛来したと報告。ミサイル6発とドローン全機を撃墜し、残りのミサイル4発は農業施設に着弾した。
▽ウクライナ当局、南部オデーサ州の港に黒海の暫定人道回廊を利用して、2隻の貨物船が先週初めて入港したと発表。
▽ウクライナ政府、南部オデーサ州の港に入港した貨物船2隻について、小麦約2万トンをアフリカやアジアの国々に届ける予定と発表。
▽ロシア当局、ウクライナ軍のドローンが南部クリミア半島とロシア本土に攻撃を仕掛けたと報告。
▽ロシア・モスクワ市長、首都郊外の防空部隊がドローンを2機撃墜したと報告。
▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する南西部の都市ボロネジにドローン1機が飛来し、防空部隊に撃墜されたと報告。
▽ロシア国防省、南部クリミア半島でウクライナのドローン6機を撃墜したと報告。
▽北朝鮮の金正恩 党総書記、ロシアから帰国の途に就く。
<9月16日>
▽ゼレンスキー大統領、EUが中東欧5カ国がウクライナ産穀物の輸入を禁じるのを認める措置を15日の期限切れをもって延長しなかったことについて、歓迎の意を示した。ただし、EU加盟国がその規則に従わない場合、ウクライナは文化的な方法で対応すると表明した。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部ヘルソン州の複数の集落を砲撃し、民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと報告。
▽ドネツク人民共和国当局、ウクライナ軍が住宅地を砲撃し、民間人5人が死亡したと発表。
▽米軍のミリー統合参謀本部議長、北朝鮮がロシアに兵器を供与しても、ウクライナ侵攻に大きな変化をもたらすことはないという見方示す。
▽ノルウェー首都オスロでNATOの国防相会合始まる。
▽ロシア・クルスク州知事、ウクライナ国境に近い集落が砲撃を受け、30歳の男性が死亡したと発表。
▽北朝鮮の金正恩 党総書記、ロシア東部ウラジオストク郊外の軍事施設を視察。
.jpg)
9月1日~15日(目次に戻る
<9月15日>
▽ウクライナ政府、同国産穀物に対する東欧諸国(ポーランド、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア)の禁輸措置について、期限が切れる15日以降の延長は違法であり、共通の経済的利益を損なうと反発。
▽ウクライナ大統領府、南部ヘルソン州に対するロシア軍の砲撃で民間人少なくとも1人が死亡、6人が負傷したと報告。
▽南部ザポリージャ州のウクライナ当局、ロシア軍が住宅地にドローン攻撃を仕掛けたと報告。死傷者は出なかった模様。
▽ウクライナ軍、東部ドネツク州バフムート近郊の集落アンドリーフカを奪還したと発表。ロシア側に多数の犠牲者が出たとみられ、ロ軍は装備も失い、ウ軍は一部の地域を要塞化できたという。
▽ウクライナ軍、黒海の南西部でロシアのセルゲイ・コトフなど、パトロール艦2隻を攻撃し、クリミア半島西部ではロシアの防空システムを破壊したと報告。
▽ベルギー政府高官、G7は今後2~3週間以内にロシア産ダイヤモンドの禁輸を発表するという見通し示す。国内に世界最大のダイヤモンド取引拠点を持つベルギーはダイヤモンドの原石を追跡し、研磨された宝石と照合する計画を提案している。
▽ウクライナの海上無人偵察機(ドローン)が南部クリミア半島の港湾都市セバストポリの港湾入り口でロシアの小型ミサイル艦サムームを攻撃。大きな損傷を与えたとみられる。
▽ゼレンスキー大統領、来週の国連総会に出席した後、ワシントンD.C.の連邦議会を訪問し、民主・共和党の代表と会談予定。
▽米政府、バイデン大統領が来週21日にウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談すると発表。
▽米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩 党総書記の会談後、北朝鮮によるロシアへの武器提供を巡る協議が進展していると発表。
▽ロシアの軍事裁判所、ウクライナでの戦闘を回避するため脱走した兵士に対し、重警備の矯正労働収容所での懲役13年を言い渡した。
<9月14日>
▽ウクライナ政府、夜間にロシアのドローン22機の攻撃を受け、そのうち17機を撃墜したと発表。
▽ウクライナ政府、南部ヘルソン州に対するロシア軍の砲撃で6歳の子供が死亡、4人が負傷したと発表。
▽ウクライナ軍、南部クリミア半島の西にある町エウパトリヤ付近のロシア防空システムに夜間に長距離攻撃を仕掛けたと発表。
▽ウクライナ空軍、南部と北部の複数の地域に対するロシア軍のドローン攻撃を迎撃したと報告。
▽南東部ドニエプロペトロフスク州知事、ロシア軍のドローン3機が同州の上空を通過し、複数の建物に損害を与えたと報告。
▽米ホワイトハウス、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が日本の秋葉 剛男国家安全保障局長および韓国の趙太庸 国家安保室長と電話会談し、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩 党総書記の首脳会談について協議したと発表。
▽ロシア外務省、外国の協力者として起訴されたロシア人と共謀したとして、米国の外交官2人に国外退去を要請したと発表。
▽ロシア国防省、南部クリミア半島上空でウクライナのドローン11機を撃墜したと発表。
▽北朝鮮の金正恩 党総書記、ロシア極東のボストーチヌイ宇宙基地から移動した模様。ロシア国内にとどまっているものとみられる。
<9月13日>
▽ウクライナ政府、穀物輸出の代替ルートとなっている南部ドナウ川沿いの港がロシア軍のドローンによる大規模攻撃を受け、港湾インフラに被害が出たと報告。攻撃は4時間半にわたり続いたという。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製ドローン・シャヘド44機のうち32機を撃墜したと発表。
▽ウクライナ軍、南部クリミア半島の港湾都市セバストポリにあるロシア海軍の資産および港湾インフラに対する攻撃を実施し、成功したと発表。ウ軍がロシア領やクリミア半島への攻撃を公式に表明するのは異例。
▽ロシア国防省、南部クリミア半島の港湾都市セバストポリがウクライナによるミサイル10発と高速ボート3隻の攻撃を受け、造船所で火災が発生。船舶2隻が損傷したと明らかにした。
▽南部クリミア半島のセバストポリ当局、ウクライナ軍の攻撃で少なくとも24人が負傷したと報告。
▽ハンガリー政府、EUが9月15日に期限を迎えるウクライナ産穀物の輸入制限措置を延長しない場合、ウクライナ産穀物の輸入を禁止することでルーマニア、スロバキア、ブルガリア政府と合意したと発表。
▽ルーマニア国防省、自国領内でドローンの破片が発見されたと発表。同国内でロシア軍のものとみられるドローンの破片が発見されたのはここ数日で3回目。
▽ルーマニア国防省、ウクライナとの国境付近で住民向けの防空壕の建設を開始したと発表。
▽北朝鮮の金正恩 党総書記、ロシア極東のボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と会談。
▽ロシアと北朝鮮の外相、極東のボストーチヌイ宇宙基地で会談。今年10月に北朝鮮で会談することに合意した。ロシア国営メディアが報じた。プーチン大統領の訪朝は予定されていないという。
▽中国外務省、ローマ教皇庁のズッピ枢機卿がウクライナ紛争解決に関する協議のため訪中すると発表。中国とバチカンは正式な国交を結んでいない。
<9月12日>
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍に対する反転攻勢に遅れが出ているという声が出る中、引き続き国の防衛に集中しなければならないと表明。
▽米政府、クラスター弾を搭載した、より長射程のミサイルなどをウクライナに供与するための調整段階に入ったとみられる。ロイター通信が報じた。
▽G7外相、ロシアが昨年一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州で統一地方選を実施したことについて、「ロシアが占領するウクライナ領内で見せかけの選挙が行われた」と非難する声明を発表。
▽ウクライナの軍事情報当局GUR、南部ザポリージャ原発の近くにあるエネルホダルに対するドローン攻撃の映像を公開。ロシアがパスポート発行に利用している建物のほか、ロシア人将校が駐在している場所などを攻撃したとしている。
▽ロシア国営原子力企業ロスアトム、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発の近くにあるエネルホダルにウクライナ軍がドローンによる攻撃を行ったと報告。6機のドローンはすべて撃墜されたという。
▽北朝鮮の金正恩 党総書記を乗せた専用列車がロシア入り。13日にもプーチン大統領と会談するとみられる。
▽ロシア大統領府、米政府が北朝鮮によるロシアへの武器売却をけん制していることについて、「ロシアと北朝鮮は米国の声明に関心がない」と表明。
▽プーチン大統領、東方経済フォーラムで演説。ウクライナが和平交渉を開始するのは資源が尽きた場合のみで、戦闘を停止すれば西側の助けを借りて再軍備しようとするという見方を示した。
▽プーチン大統領、消費者物価指数の上昇により中央銀行は先月、主要政策金利を12%に利上げせざるを得なくなったと指摘。物価上昇が制御不能になればロシア経済は打撃を受けると警告した。
▽プーチン大統領、中国の張国清副首相と会談。両国の関係が歴史的に前例のないレベルに達しているという認識を示した。
<9月11日>
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で、2014年にロシアに併合したクリミア半島を取り戻すために全力を尽くすと改めて表明。同盟国にこの努力を支援するよう呼び掛けた。
▽ウクライナ国防省情報総局、2015年以降、ロシア側が支配していた黒海沿いの石油・天然ガスの採掘プラットフォームを奪還したと発表。
▽ウクライナ国防省、黒海沿いの石油・天然ガスの採掘プラットフォームを奪還する作戦の中で、船に乗ったウクライナ軍の特殊部隊とロシア軍の戦闘機スホイ30の間で戦闘が起き、スホイ30は被弾して退却を余儀なくされたと明らかにした。
▽ウクライナのマリャル国防次官、南部ザポリージャ州でウクライナ軍の主力反撃部隊がロシアの要塞と密集した地雷原を突破し、ロ軍の重要な兵站拠点、鉄道の接続点である要衝トクマクの奪還に向けて少しずつ前進していると報告。
▽ウクライナのクレバ外相、首都キーウでドイツのベーアボック外相と会談。
▽ドイツのベーアボック外相、ウクライナに対する軍事、経済、人道支援の継続を約束。これまでの支援総額が220億ユーロに達したと明らかにした。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が中部ドニプロペトロウシク州の住宅地にドローン攻撃を仕掛けたと報告。死傷者は出ていない模様。
▽米国務省、北朝鮮からロシアへの武器移転は複数の国連安保理決議に違反すると表明。
▽米中央情報局、ロシア人スパイ獲得を積極的に進める一環として、ロシア政府職員を標的に「真実」を明かす大切さを訴えかける動画を公開。
▽ロシアが占領したウクライナ4州の統一地方選の投開票。政権与党・統一ロシアが勝利した。
▽イギリス政府、ロシア軍が8月24日に黒海の港に停泊中の民間貨物船にミサイル攻撃を仕掛けたと非難。このミサイルはウクライナ軍によって撃墜された。
▽北朝鮮とロシア、金正恩 党総書記が近くロシアを訪問し、プーチン大統領と会談すると発表。
▽プーチン大統領、東方経済フォーラムに出席するため極東ウラジオストクに到着。北朝鮮の金正恩 党総書記とは12日に会談する可能性がある。
▽英国防省、ウクライナ軍がロシアに占領・併合されたいくつかの石油・天然ガス基地を攻撃し、その一部を奪還したと報告。
<9月10日>
▽ウクライナ当局、東部ドネツク州バフムートに向かっていた外国援助関係者を乗せたバンがロシア軍の砲撃を受け、少なくとも2人が死亡、2人が重傷を負ったと報告。
▽ウクライナ軍参謀本部、同国軍が南部ザポリージャ州ロボティネでさらに前進し、領土を1.5平方キロメートル奪還したと発表。南部戦線では激戦が続いているとした。
▽ウクライナ軍参謀本部、フェイスブックの投稿で、自軍が南部ザポリージャ州ロボティネと東部ドネツク州バフムート近郊の集落からロシア軍を追い出したと報告。
▽ウクライナ軍、首都キーウとその周辺に一晩でドローン32機が飛来し、うち25機を撃墜したと発表。
▽ウクライナ空軍、首都キーウとその周辺に飛来したドローン計33機うち26機を撃墜したと発表。その破片が市内のいくつかの地区に落下し、民間人少なくとも1人が負傷したという。
▽首都キーウ当局、まとまった数のドローンが多方向からキーウに飛来したと報告。防空部隊が20数機の撃墜に成功したと明らかにした。
▽ロシア国防省、ロシア占領下の南部クリミア半島に向けて航行していたウクライナ軍の高速艇3隻を撃沈したと発表。
▽ロシア国防省、同国の防空部隊が南部クリミア半島を狙ったウクライナのドローン8機と、西部ブリャンスク州上空を飛行したドローン1機を撃墜したと発表。
▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍が南部ザポリージャ州とその東方に位置するドネツク州境界付近で前進したと報告。
<9月9日>
▽ゼレンスキー大統領、日本の林外相が首都キーウを訪問したことについて、「アジアにおける重要な同盟国であり、ウクライナを支援してくれる日本に感謝する」と表明。
▽日本の林外相、首都キーウを訪問し、クレバ外相と会談。キーウ郊外のブチャを視察し、犠牲者に哀悼の意を表した。
▽国際原子力機関、ウクライナ南部ザポリージャ原発がこの地域の戦闘に巻き込まれ、安全性が脅かされる可能性があると警告。
▽英国防省、ロシア軍が南部ザポリージャ州ロボティネをウクライナ軍から奪還すべく、この地域に増援部隊を送ったと報告。
▽米シンクタンク戦争研究所、ロシア軍が指揮インフラを保護し、情報共有システムを改善するために、指揮統制機能に変更を加えたと指摘。
▽ロシア大統領府、西側諸国がロシアの農産物輸出に関する同政府の要求を完全に満たすまで、ロシアはウクライナが黒海を通って安全に穀物を輸出できる協定を再開しないと発表。
▽G20、アフリカ連合(AU)の加盟を全会一致で承認。
▽G20サミット、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、「あらゆる国家は領土獲得のための武力行使を控えなければならない」などとする首脳宣言を採択。ロシアを名指しして非難する文言は盛り込まれなかった。
<9月8日>
▽ゼレンスキー大統領、同盟国がロシアに対する制裁の手を緩めているとし、ロシア制裁を強化するよう求めた。
▽ゼレンスキー大統領、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が死亡した背後にはプーチン大統領がいると主張。証拠は示さなかった。
▽ゼレンスキー大統領、定例のビデオ演説で東部・南部で活動する部隊の戦闘状況を報告。ロシア占領地奪還作戦で一定の成果を上げたとした。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部クリブイリフの住宅地を攻撃し、警察官1人が死亡、少なくとも73人が負傷したと報告。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の攻撃で民間人少なくとも3人が死亡したと報告。
▽国連、ロシアに対し、ロシア農業銀行がルクセンブルクにある子会社を通じて国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網に30日以内に実質的に接続できるようにすると伝えた。ロイター通信が報じた。
▽EUのミシェル大統領、週末に開催されるG20サミットで宣言を巡り、コンセンサスが得られるか予測することは難しいと表明。
▽ロシアに併合されたウクライナ4州(ドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポリージャ)とクリミア半島で統一地方選の投票始まる。
▽米起業家のイーロン・マスク氏、昨年、宇宙開発企業スペースXの衛星通信サービス・スターリンクをクリミアの港湾都市セバストポリで使用したいとするウクライナ側の要請を拒否していたことが分かった。
<9月7日>
▽ゼレンスキー大統領、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。ロシアの侵攻を受けるウクライナをイスラエルがどのように支援できるかについて協議した。
▽ウクライナ当局、6日にロシア軍の攻撃を受けた東部ドネツク州コンスタンチノフカの犠牲者数を17人から16人に訂正。負傷者は33人としている。
▽ウクライナ当局、南部オデーサ州のドナウ川沿いにあるイズマイル港がロシア軍のドローン攻撃を受け、穀物貯蔵施設などが被害を受けたと発表。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したドローン33機のうち25機を撃墜したと発表。大部分は南部オデーサ州を標的としたものだったが、一部は北東部スムイ州に向かっていた。
▽北東部スムイ州政府、ロシア軍のドローン1機の攻撃で住宅地が被害を受けたと発表。死傷者は確認されていない。
▽南部ヘルソン州のウクライナ知事、ロシア軍が同州オドラドカミャンカを砲撃し、男性1人が死亡したと報告。
▽国連のグテレス事務総長、ロシアに黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意に復帰してもらうため、ロシア産の穀物・肥料の輸出状況改善に向けて積極的な働きかけをしていると明らかにした。
▽ハリス米副大統領、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに軍事支援を提供することは「大きな間違い」とけん制。ハリス氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合出席のため、インドネシアのジャカルタを訪問中。
▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ルーマニア領内でロシア軍のドローンの破片が見つかったことについて、ロシアがルーマニアを意図的に攻撃した形跡はないと表明。
▽マクロン仏大統領、来年のパリ五輪について、ロシア国旗は掲げられるべきではないという見解示す。
▽ブリンケン米国務長官、ウクライナ北部の集落を視察。住民らと面会した。
▽ロシア当局、ウクライナ軍のドローン5機を撃墜し、そのうち1機は首都モスクワに向かっていたと発表。
<9月6日>
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでブリンケン米国務長官と会談。
▽ゼレンスキー大統領、首都キーウでデンマークのフレデリクセン首相と会談。
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州コンスタンチノフカに対するロシア軍の攻撃を非難。戦場に近い工業都市の市場、商店、薬局が攻撃されたとし、「ロシアの悪事は一刻も早く打ち破られなければならない」と言明した。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が東部ドネツク州コンスタンチノフカを攻撃し、子供を含む少なくとも17人が死亡し、32人が負傷したと報告。
▽ブリンケン米国務長官、訪問先の首都キーウで総額10億ドル超のウクライナ追加支援策を発表。
▽米国防総省、ウクライナに対する最大1億7500万ドル相当の新たな安全保障支援策を発表。主力戦車エイブラムス向けの劣化ウラン弾が含まれる。
▽ウクライナ議会、更迭されたレズニコフ国防相の後任に国有財産基金のトップを務めていたウメロフ氏の起用を圧倒的賛成多数で承認。
▽ロシア外務省、トルコがカタールの財政支援を受け、ロシアがアフリカに輸出する予定の100万トンの穀物を割引価格で取り扱うことに基本的に合意したと発表。
▽ルーマニアのティルバル国防相、ロシア軍のドローンの部品がルーマニア領内に落下した可能性があると発表。
▽ルーマニアのヨハニス大統領、領内にロシアのドローンの破片が落下したとされる問題について、部品がロシアのものと確認されれば、そのような状況は容認できず、ルーマニアの主権と領土保全に対する重大な侵害になると指摘。「われわれは警戒態勢にあり、NATO加盟国と連絡を取り合っている」とした。
▽G7と同盟国、ロシア産原油価格に上限を設けた取り組みについて、世界的な原油高によりほとんどのロシア産原油が上限を超えて取引されているにもかかわらず、価格の定期的な見直しを棚上げにしている。ロイター通信が関係者の話しとして報じた。
▽トルコのエルドアン大統領、黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意について、国連のグテレス事務総長と密に連絡を取っており、ニューヨークで今月開催される国連総会でグテレス氏と協議する予定。トルコメディアが報じた。
<9月5日>
▽ウクライナ政府、ゼレンスキー大統領が2つの前線地域を視察する中、ロシア軍への反攻により東部戦線でさらに多くの領土を奪還し、南部でも前進していると表明。
▽ウクライナ大統領府、黒海を通じたウ産穀物輸出合意を復活させるためにはウクライナが姿勢を軟化させるべきというトルコの提案を拒絶。ウ政府はロシアへの制裁緩和やロシアの宥和政策を支持しないとした。
▽米大統領府、バイデン大統領と中国の習近平 国家主席による首脳会談は予定されていないと言明。習主席はG20サミットを欠席するため、サミット中の会談は実現せず、米中首脳会談は今のところ予定されていないとした。
▽NGOクラスター弾連合、クラスター爆弾による死傷者が昨年の8倍に増加し、1000人を超えたという報告書を公表。クラスター爆弾の大半はウクライナ戦争で、特にロシアが使用しているという。昨年の被害者は1172人で、うち353人が死亡した。
▽プーチン大統領、西側諸国はナチズム賛美を隠蔽するために、ユダヤ人であるゼレンスキー氏をウクライナの大統領に据えたと主張。
▽ロシア外務省、ウクライナがオーストラリアのドローンを使ってロシア領内の標的を攻撃していると指摘。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは先週、ウ軍が豪のドローンを使ってロシア・クルスクの飛行場を攻撃したと報じていた。
▽ロシア大統領府、プーチン大統領と中国の習近平 国家主席が今週インドで開催されるG20サミットを欠席することについて、事前に調整したわけではないと説明。
▽ロシア大統領府、北朝鮮の金正恩 党総書記がロシアを訪問しプーチン大統領と会談する可能性があると米当局者が明らかにしたことについて、「ロシア政府としては発表することはない」と述べた。
▽ロシア国防省、首都モスクワに向けてウクライナが放った少なくとも3機のドローンを撃墜したと発表。
▽ロシア国防省、ウクライナ南部ザポリージャ州が最近の戦闘の激戦地になっていると報告。
▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍の歩兵部隊が南部ザポリージャ州のロシア軍の対戦車壕と密集した地雷原の一部を越えて前進したと指摘。
▽ウクライナの農業業界団体UCAB、8月の農産物輸出が前月比16%増の430万トンだったと発表。
<9月4日>
▽ウクライナのレズニコフ国防相、議会議長宛てに辞表を提出したと発表。国防省の汚職疑惑で責任を取ったものとみられる。ロシアによる侵攻後、国防相の交代は初。
▽ウクライナ外務省、ロシア軍が夜間に南部オデーサ州イズマイル港を攻撃した際、ロシア側のイラン製ドローンがNATO加盟国である隣国ルーマニア領内に墜落・爆発したと発表。
▽ウクライナ国防省情報総局、ロシアによる侵攻に反対してウクライナに亡命したとするロシア軍のヘリコプター操縦士の氏名を公表。亡命はウ側が主導した長期間にわたる特殊作戦だったと明らかにした。
▽ルーマニア国防省、ウクライナ南部に攻撃を仕掛けたロシア軍のドローンがルーマニア領に墜落したというウ外務省の発表について、「ロシアが使用した攻撃手段がルーマニアの領土や領海に直接的な軍事的脅威を与えたことはない」と説明。ウ側の情報を全面的に否定した。
▽ウクライナ当局、南部オデーサ州の主要穀物輸出港として知られるドナウ川沿いのイズマイル港がロシアによるドローン攻撃を受け、倉庫が損壊、建物が炎上したと発表。
▽ウクライナ空軍、南部オデーサ州と中部ドニプロペトロウシク州を標的とするドローン32機のうち23機を迎撃したと発表。
▽首都キーウ当局、市内の全ての学校・大学に対し爆弾脅迫があったと報告。
▽ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領、ロシアのリゾート地ソチで会談。エルドアン氏は会談後の記者会見で、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出合意は近く再開可能だという見方を示した。
▽プーチン大統領、トルコのエルドアン大統領との会談後、「西側諸国が依然としてロシアの農産物輸出を制限している」と主張。そのうえで「我々は穀物取引を復活させる可能性を検討する用意があり、今日もエルドアン大統領にこの話をした。ロシア産農産物の輸出制限の撤廃に関する全ての合意が成立し次第、これを実行する」と強調した。
▽ウクライナのクレバ外相、ロシアが黒海の穀物協定から離脱する法的・政治的根拠はないと非難。協定への復帰を求めた。
▽ロシアのショイグ国防相、北朝鮮との合同軍事演習を検討していると表明。国営メディアが報じた。
▽米政府当局、北朝鮮の金正恩 党総書記が月内にロシアにわたり、プーチン大統領と会談する可能性があると明らかにした。ニューヨーク・タイムズ紙などが報じた。
<9月3日>
▽ゼレンスキー大統領、レズニコフ国防相を解任すると発表。国防省の汚職疑惑の責任を取ったものとみられる。後任は南部クリミアのイスラム系少数民タタール人で、国有財産基金のトップを務めるウメロフ氏。就任には国会の承認が必要。
▽ゼレンスキー大統領、マクロン仏大統領とフランス国内におけるウクライナ兵のパイロット訓練について、「重要な合意に達した」と明らかにした。
▽ウクライナ軍、ロシア軍が南部オデーサ州の南部を3時間半にわたってドローンで攻撃し、ドナウ川の港湾インフラが被害を受け、少なくとも2人が負傷したと発表。
▽国際オリンピック委員会、中国・杭州で今月行われる第19回アジア競技大会へのロシアとベラルーシの選手の出場について、実現不可能と結論付けた。
▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、今年これまでにロシア軍に約28万人が入隊したと発表。
<9月2日>
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で民間人1人が死亡、2人が負傷したと報告。
▽北東部スミ当局、ロシア軍の砲撃により警察官1人が死亡、民間人2人が負傷したと報告。
▽東部ドニプロ当局、ロシア軍の砲撃およびドローン攻撃により、民間人4人が負傷したと報告。
▽ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍が過去24時間に42回の多連装ロケットランチャーによる攻撃および、4回のミサイル攻撃と39回の空爆を行ったと発表。
▽東部ドネツク州のロシア当局、ウクライナ軍の砲撃で民間人4人が負傷したと報告。
▽ロシア軍、ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋に攻撃を仕掛けたウ軍のドローン3機を撃墜したと発表。1機を1日遅く、残り2機を2日早朝に撃墜したという。
▽ロシア南部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍の砲撃により民間人1人が死亡、2人が負傷したと報告。
▽ロシア西部クルスク州知事、ウクライナ軍の砲撃で女性1人が負傷したと報告。
▽英国防省、ウクライナ軍が南部地域で前進していることについて、ロシアはウ軍の前線突破を阻止するために、この地域に展開した部隊を2つに分けて行動させる可能性があると指摘。
<9月1日>
▽ウクライナ大統領府、ロシア国内でのドローン攻撃は増加していくという見方を示し、こうした攻撃が頻発していることはウクライナの戦争が徐々にロシア国内に移行していることを示していると指摘した。
▽ウクライナのブダノフ情報局長、先月末に発生したロシア西部プスコフ州の空港に対するドローン攻撃について、ロシア国内から実施されたものだったと発表。
▽ウクライナ全土の学校で新学期スタート。
▽米政府、劣化ウラン弾を含む徹甲弾をウクライナに初めて供与する見通し。ロイター通信が報じた。
▽アルバニアのホクシャ国連大使、9月18日からニューヨークで開催される国連年次総会にウクライナのゼレンスキー大統領が出席するほか、安保理のウクライナに関する会合(9月20日)に参加することが見込まれると発表。アルバニアは9月の安保理議長国。
▽米国家安全保障会議、ロシアが新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)サルマトを実戦配備したという情報について、米国は確認する立場にないと表明。
▽プーチン大統領、ウクライナ東部・南部4州の開発に向け、今後2年半で連邦予算から1兆9000億ルーブル(約200億ドル)を充てる方針を表明。
▽プーチン大統領、中国の習近平 国家主席と近く会談すると発表。会談場所は明らかにしなかった。
▽ロシア西部クルスク州知事、クルスク原子力発電所から数キロ離れた町クルチャトフがウクライナのドローン攻撃を受けたと報告。
▽ロシア大統領府、英防衛大手BAEシステムズがウクライナに現地法人を設立したと発表したことについて、「ロシアに対して使用される兵器を製造する施設はロシア軍の標的になる」とけん制。
▽ロシア大統領府、プーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がリゾート地ソチで来週会談する予定と発表。
▽ロシア当局、同国西部の3地域に向かっていたドローンを防空部隊が撃墜したと発表。
.jpg)
8月16日~31日(目次に戻る
<8月31日>
▽ゼレンスキー大統領、同国が700キロ離れた標的を攻撃できる兵器を開発したと発表。詳細は明らかにしなかった。
▽ゼレンスキー大統領、英防衛大手BAEシステムズのウッドバーンCEOと会談。
▽ウクライナ政府、ロシアのエストニア・ラトビア国境近くにある空港が30日にドローン攻撃を受けたことについて、ウクライナの諜報機関が関与したことを認めた。
▽ウクライナのクレバ外相、ロシアの侵攻に対するウクライナ軍の反転攻勢への批判は兵士の顔に唾を吐く行為と非難。
▽英防衛大手BAEシステムズ、ウクライナに現地法人を設立し、同国政府と兵器・装備品の供給強化に向けた契約に調印したと発表。
▽トルコのエルドアン大統領、9月4日にロシアのリゾート地ソチでプーチン大統領と会談予定。黒海の穀物輸出が主な議題となる見通し。ロイター通信が報じた。
▽英シンクタンク国際戦略研究所、ロシア領内でドローン攻撃が相次いでいることについて、「ウクライナはロシア軍の士気を低下させ、司令官にかかる圧力を強めようとしている」と指摘。
▽ロシアが強制併合したウクライナ東部・南部4州(ドネツク州、ルハンシク州、ザポリージャ州、ヘルソン州)で地方選挙始まる。
▽ベラルーシのルカシェンコ大統領、ポーランドとバルト3国がベラルーシに駐留するロシアの民間軍事会社ワグネルの即時追放を要請したことについて、「根拠のない要求」と一蹴した。
<8月30日>
▽ウクライナ政府、ロシア軍が首都キーウにミサイルとドローンによる集中攻撃をしかけ、民間人少なくとも2人が死亡、2人が負傷したと発表。夜間に20以上のミサイルとドローンが撃墜された。
▽ウクライナ軍のザルジニー総司令官、ロシア軍が発射したミサイル28発と16機のドローンのうち15機を撃墜したと報告。
▽米政府、プーチン大統領と北朝鮮の金正恩 党総書記が書簡を交換したことを示す情報を入手したと発表。ロシアは北にミサイルや砲弾などの物資を輸出するよう求めている。
▽ロシア国営メディア、エストニアとラトビア国境近くにある空港が攻撃を受け、火災が発生。軍用機4機が損傷したと伝えた。負傷者はいない模様。
▽ロシア大統領府、本土の空港が攻撃を受けたことについて、現地の状況を分析し、容疑者を特定すると発表。
▽ロシア外務省、本土の空港が攻撃を受けたことについて、「ウクライナ軍は西側の通信衛星を利用してロシアにドローン攻撃を仕掛けている」と主張。
▽ロシア国防省、ウクライナの指揮所や偵察所を多数攻撃したと発表。
▽南部クリミア半島のロシア当局、主要港を狙ったドローン攻撃を阻止したと発表。
<8月29日>
▽東部ハルキウ州知事、ロシア軍がクピャンスクの食肉加工工場を砲撃し、民間人1人が死亡、1人が負傷したと報告。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍が州内の地域から撤退する際に残した地雷などの装置が爆発し、3人が死亡したと発表。
▽ブリンケン米国務長官、ウクライナに対する総額2億5000万ドルの新たな軍事支援を発表。医療車両や追加的な地雷除去装置のほか、防空用ミサイル、高機動ロケット砲システム・ハイマース向けの弾薬、300万発を超える小火器弾薬などが含まれる。
▽国連児童基金(ユニセフ)、ウクライナで学校への攻撃が続いているため、平常通り授業を受けている学齢期の子供は全体の3分の1にとどまり、多くの生徒が学習面で遅れをとっていると指摘。
▽ロシア大統領府、搭乗機の墜落で死亡した民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の葬儀について、プーチン大統領は参列しないと明らかにした。葬儀の日程や場所は公表されていない。
▽バチカン政府、ロシア帝国の領土を拡大した皇帝をたたえたフランシスコ教皇の発言について、ロシアの帝国主義を賛美する意図はなかったと釈明。
<8月28日>
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説でウクライナ軍はロシア側の計画にロ軍が予期せぬ方法で確実に対応する策を用意していると表明。
▽ウクライナのクリメンコ内相、ロシア軍が中部ポルタワ州の産業施設を夜間に攻撃し、民間人少なくとも3人が死亡したと発表。
▽ウクライナ軍参謀本部、戦略的に重要な南部ザポリージャ州ロボティネをロシア軍から奪還・解放したと発表。ウ軍は先週、ロボティネにウクライナ国旗を掲げたが、掃討作戦はまだ続いていると表明していた。
▽南部ヘルソン州のウクライナ知事、ロシア軍が州内の集落を砲撃し、63歳の女性1人が死亡したと報告。
▽東部ドネツク州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃により自宅の外で働いていた男性1人が死亡と報告。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が夜間に黒海からミサイル4発を発射し、そのうち2発を撃墜したと報告。
▽ウクライナのマリャル国防次官、ウ軍は現在、南部ザポリージャ州ロボティネ南東のほか、同じくザポリージャ州マラトクマチカの南方を移動していると報告。東部ドネツク州バフムート南方でも前進を続けていると明らかにした。
▽ウクライナのレズニコフ国防相、 ウ軍のザルジニー総司令官は同盟国の高官と組織的に会談しており、軍事戦略を巡るウクライナと米国の見解の相違(米メディア報道)は間違いであり、事実でないと指摘。全てが計画通りに進んでいると強調した。
▽ウクライナのクレバ外相、EUによる中東欧5カ国におけるウ産穀物の一時的な輸入禁止措置が9月15日に失効した後、近隣諸国がウ産穀物の輸入に制限を課すことに断固反対すると表明。
▽ポーランドとバルト三国、拠点をベラルーシに移したロシアの民間軍事会社ワグネルが関与する重大事件が発生した場合、ベラルーシとの国境を全面的に閉鎖すると表明。
▽ポーランドとバルト3国、隣国ベラルーシに対し、反乱失敗後に同国に身を寄せているロシアの民間軍事会社ワグネルの部隊を国外追放するよう要請。
▽ロシア当局、ウクライナ侵攻に関する情報を米外交官に渡した疑いで、在ウラジオストク・米国領事館に勤務していた元職員(自国民)を拘束したと発表。
▽ロシア国防省、南部ザポリージャ州ロボティネとベルボベ付近でウクライナ軍の攻撃を撃退したと主張。
<8月27日>
▽ゼレンスキー大統領、国内で選挙を実施する可能性について、「同盟国が費用を分担し、国会が承認し、国民が投票に行くのであれば戦時中でも実施することは可能」という見解示す。
▽ウクライナ空軍、防空部隊がロシアの巡航ミサイル4発を撃墜したと報告。
▽ウクライナ内務省、首都キーウ郊外に撃墜したロシア軍のミサイルの破片が落ち、民家10数軒が被害を受け、民間人2人が負傷したと報告。
▽ウクライナ空軍、西部ジトーミル州上空でL39練習機同士が衝突し、パイロット3人が死亡した事故の調査を開始したと発表。
▽ウクライナのクブラコフ副首相、黒海西岸に臨時に設置した人道回廊を利用して、アフリカ向けの鉄鋼製品を積んだ貨物船が南部オデーサの港を出港したと発表。
▽ロシア連邦捜査委員会、23日の小型機墜落で死亡した搭乗者10人のDNA鑑定を行い、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が含まれることを確認したと発表。
▽ロシア国防省、首都キーウの飛行場への攻撃に成功したと発表。
▽ロシア国防省、ウクライナと国境を接する西部ブリャンスク州とクルスク州上空でドローン2機を撃墜したと報告。負傷者は出ていない模様。
<8月26日>
▽ウクライナ当局、東部クピャンスクのカフェにロシア軍の砲弾が直撃し、民間人少なくとも2人が死亡、3人が負傷したと報告。
▽ウクライナ空軍、ロシア軍が発射したイラン製ドローン2機を夜間に同国北東部上空で撃墜したと報告。
▽ウクライナ空軍、西部ジトーミル州上空でL39練習機同士が衝突し、パイロット3人が死亡したと発表。
▽南部ヘルソン州のウクライナ当局、ロシア軍の砲撃で83歳の女性が死亡したと報告。
▽英国防省、ウクライナ軍が東部と南部の前線で戦果を上げていることについて、ロシア軍はウ軍の圧力を分散するために東部クビャンスクと要衝リマンへの攻撃頻度を高める可能性があると指摘。
▽ロシア国防省、ロシア軍はクビャンスクで前線沿いの陣地を回復し、前日のウクライナによる5回の攻撃を撃退したと主張。
▽米シンクタンク戦争研究所、ウクライナ軍は今週初めに東部の前線で進軍した後、南部ザポリージャ州の前線でも戦果を上げていると指摘。
▽ロシア国営メディア、首都モスクワに新たなドローンが飛来し、市内の3空港が一時閉鎖を余儀なくされたと報じた。
▽ロシア国防省、首都モスクワの赤の広場の西方約50kmにドローンが飛来し、まもなく撃墜されたと発表。死傷者は出ていない模様。
▽ロシア国防省、ウクライナ国境沿いのベルゴロド州に接近したドローンが撃墜されたと発表。死傷者や被害には言及せず。
▽ロシア南部ベルゴロド州知事、ウクライナ軍がクラスター弾で国境の村を攻撃し、民間人6人が負傷したと主張。
<8月25日>
▽ウクライナ陸軍のシルスキー司令官、ロシア軍は攻勢再開に向け、ロシアが支配するウクライナ東部で部隊を再編成していると報告。
▽英国防省、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が死亡したとみられることについて、ワグネル部隊が不安定化し、何かしらの混乱を引き起こす可能性があると指摘。
▽ロシアの反体制派武装集団、民間軍事会社ワグネルの兵士らに対し、創設者プリゴジン氏や司令官のウトキン氏の死に対する報復として、ウクライナ側に寝返るよう呼びかけた。
▽ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏と司令官のウトキン氏に対し、命を狙われる可能性があるので気をつけるよう警告していたと明らかにした。国営メディアが報じた。
▽ロシア国防省、ウクライナ南部クリミア半島周辺でウ軍のドローン42機を撃墜したと発表。
▽ロシア大統領府、航空機事故で死亡したとされる民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏について、同氏の暗殺を政府が命じたとするうわさを強く否定。西側の報道や指摘を真っ赤なウソと非難した。
▽ロシア連邦保安局、ウクライナ政府がロシア国民を操作して国の施設に放火させていると非難。こうしたテロ行為には19年以下の懲役刑が科されると警告した。
▽オランダのビール大手ハイネケン、ロシア事業から完全撤退したと発表。同事業を現地のアーネスト・グループに1ユーロで売却した。
▽ロシア国防省、ウクライナが首都モスクワに向けてミサイル1発を発射したと発表。死傷者は出ていない模様。
<8月24日>
▽ゼレンスキー大統領、32回目となる自国の独立記念日に合わせて動画を公開。自由のために戦う国民を称賛した。
▽ウクライナ軍、ロシアの占領下にある南部クリミア半島に部隊が一時的に上陸したと発表。
▽米政府当局、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏らを乗せたジェット機が墜落したとされる事件について、まだ情報を精査しているものの、米国はロシア国内から発射された地対空ミサイルが同機を撃墜した公算が大きいとみていると明らかにした。
▽米国防総省、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏らを乗せたジェット機が地対空ミサイルによって撃墜されたと示唆する情報は今のところないと発表。
▽バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領とオンライン会談。ウ軍パイロットに対するF16戦闘機訓練開始について協議した。
▽ノルウェーのストーレ首相、米製F16戦闘機をウクライナに供与すると発表。ゼレンスキー大統領との首脳会談で明らかにした。
▽米シンクタンク戦争研究所、南部クリミア半島の前線でウクライナ軍が前進したとされることについて、「ロシアの防衛線の構造から、戦術的に大きな意味を持つ可能性が高い」と指摘。
▽ロシア・サンクトペテルブルクのビル、通称ワグネル・センター前に創設者のプリゴジン氏を追悼する人々集まる。数百人が献花した。
▽プーチン大統領、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が搭乗したプライベートジェット機が墜落し乗員全員が死亡したとされる事件について初めて言及。プリゴジン氏の遺族らに哀悼の意を表した。
▽プーチン大統領、ロシアはアフリカ諸国との関係を深める意向があり、食料と燃料の供給で信頼できるパートナーであり続けると主張。南アフリカでの新興5カ国(BRICS)首脳会議にテレビ会議で出席し、アフリカと多面的な関係を発展させることに関心があると強調した。
▽北朝鮮、米国はウクライナ軍にF16戦闘機を供与することでウクライナ危機を世界的な核戦争に向かわせていると主張。北朝鮮とロシアの軍事協力を批判する権利はないと表明した。
<8月23日>
▽ロシア当局、首都モスクワの北方に墜落したプライベートジェット機の搭乗者リストにロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が記載されていたと発表。タス通信などが報じた。
▽ロシア民間航空局、首都モスクワの北方に墜落したとされるプライベートジェット機について、プリゴジン氏を含む乗客7人と乗組員3人が搭乗していたと認めた。生存者はいない模様。
▽バイデン米大統領、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏がプライベートジェット機の墜落事故で死亡した可能性があることについて、「何が起きたかは分からないが、驚かない」と表明。「ロシアで起きることでプーチン大統領が関与していないことはあまりないようだ」という考えを示した。
▽ゼレンスキー大統領、ロシアによる南部クリミア半島の併合について、占領に終止符を打つと改めて宣言。
▽ウクライナのクリメンコ内相、ロシア軍が北東部ロムヌイの学校を攻撃し、学校関係者4人が死亡、地元住民4人が負傷したと発表。
▽ウクライナ軍、ロシア軍が南部の穀物輸出拠点となっているドナウ川流域にある穀物倉庫を夜間にドローンで攻撃したと報告。倉庫が燃え上がり、火はすぐに消し止められた。
▽南部オデーサ州知事、ロシア軍によるドローン攻撃が3時間にわたって続いたと報告。ウクライナ空軍がドローン9機を撃墜したと述べた。
▽ウクライナ空軍、ロシアが発射したドローン20機中11機を撃墜したと発表。
▽米国務省、ウクライナ軍によるロシア領内への攻撃を奨励したり可能にしたりすることはないと表明。
▽ウクライナ当局、占領下の南部クリミア半島でロシアの地対空ミサイル防衛システムS-400を破壊したと報告。
▽フィンランド、ポルトガル、リトアニアの首脳ら政府高官が首都キーウを訪問。
▽国営ロシア通信、航空宇宙軍のスロビキン総司令官が解任されたと報じた。
▽ブラジルのダシルバ大統領、新興5カ国(BRICS)はウクライナやロシアと戦争終結に向けた取り組みを行っていると指摘。国連安全保障理事会による対応の限界を批判した。
▽プーチン大統領、南アフリカで開かれている新興5カ国(BRICS)首脳会議でオンライン演説。ウクライナ侵攻を正当化した。
▽ロシア国防省、首都モスクワに飛来したドローン3機を撃墜したと発表。負傷者は出ていない模様。
▽ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長、親ロシア派が分離独立を求めるジョージア領の南オセチアとアブハジアについて、ロシアが併合する可能性があると言及。
<8月22日>
▽ゼレンスキー大統領、ギリシャの首都アテネでEU・バルカン諸国の首脳らと会談。
▽ウクライナのマリャル国防次官、自軍が南部ザポリージャ州の前線近くにある集落に入ったと報告。ロシア軍の砲撃が続いていると明らかにした。
▽ウクライナの破壊工作部隊がロシア領内の空軍基地に駐機していた爆撃機2機をドローンで破壊。ウクライナの国営メディアが報じた。
▽ロシア国防省、黒海の要衝ズメイヌイ島の東方沖でロシア戦闘機がウクライナ軍の隊員を乗せた米製軍用高速艇を破壊したと主張。
▽ロシア国防省、ロシアのガス採掘施設がある黒海の海域でロシア戦闘機がウクライナの偵察船を破壊したと主張。
▽ロシア当局、首都モスクワ近郊と西部ブリャンスク州上空でウクライナのドローン4機を撃墜したと発表。
▽プーチン大統領、南アで開幕した新興5カ国(BRICS)首脳会議にオンライン出席。ロシアに対する西側諸国の制裁を非難した。
<8月21日>
▽ゼレンスキー大統領、ギリシャの首都アテネを訪問。ミツォタキス首相らと会談し、EUとバルカン半島の高官らによる非公開会合にも出席した。
▽ゼレンスキー大統領、ウクライナ空軍パイロットの米製F16戦闘機の訓練にギリシャが参加すると発表。
▽ゼレンスキー大統領、訪問先のデンマークで米製F16戦闘機の供与が確約されたことについて、ウクライナがロシアによる侵攻を終わらせることができると確信していると表明。
▽ギリシャのミツォタキス首相、記者会見でウクライナを全面的に支持すると改めて表明し、ロシアを「戦争犯罪」で非難した。
▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人少なくとも4人が死亡、25人が負傷したと報告。
▽ウクライナ農業連盟、黒海に新たに設置した人道回廊を通じて穀物を輸出することを検討中。ロイター通信が報じた。
▽ウクライナのマリャル国防次官、東部ハルキウ州の戦況が厳しいという認識示す。ただし、ロシアの攻撃を退けており、この1週間で数平方キロメートル奪還したと明らかにした。
▽英紙フィナンシャル・タイムズ、ウクライナのグリバン経済次官の話しとして、「黒海の港を発着する穀物船をカバーする保険の契約が近づいている」と報じた。
▽ロシア国防省、首都モスクワ西方でウクライナのドローン1機を迎撃したと報告。モスクワ郊外でもう1機撃墜したとしている。
<8月20日>
▽ゼレンスキー大統領、デンマークとオランダの軍事基地を訪問。両国の首脳と会談した。
▽ゼレンスキー大統領、ビデオ演説で、6歳の少女を含む7人が死亡した北部チェルニヒウの劇場に対するロシア軍のミサイル攻撃に言及。厳しい報復措置を取ると言明した。
▽ウクライナ内務省、ロシア軍による東部ハルキウ州への攻撃で男性1人が死亡したと報告。
▽デンマークのフレデリクセン首相、ウクライナに米製F16戦闘機19機を供与すると発表。そのうち6機は年明けに引き渡すことを望んでいるとした。
▽オランダのルッテ首相、ウクライナに米製F16戦闘機を供与すると表明。具体的な時期は明らかにせず、「パイロットの訓練とインフラの整備次第」と述べた。
▽ウクライナ北部チェルニヒウ当局、前日のロシア軍によるミサイル攻撃の負傷者が148人に増加したと報告。6歳の児童を含む少なくとも7人が死亡した。
▽東部ハルキウ州政府、ロシア軍の砲撃が1日中続き、民間人少なくとも11人が負傷したと報告。
▽ロシア当局、ウクライナのドローンがクルスク州の駅を攻撃し、民間人5人が負傷したと報告。
▽ロシア国防省、ウクライナによる首都モスクワへのドローン攻撃を阻止したと発表。
<8月19日>
▽ゼレンスキー大統領、ロシア軍が北部チェルニヒウの劇場にミサイルを撃ち込んだと非難。多くの民間人が死傷したと述べた。
▽ゼレンスキー大統領、NATO加盟候補国のスウェーデンを訪問。クリステション首相らと会談し、スウェーデンのCV90歩兵戦闘車の生産・訓練・整備に関して協力することで合意した。
▽ウクライナ北部チェルニヒウの劇場にロシア軍のミサイルが着弾。6歳の児童を含む少なくとも7人が死亡、144人が負傷した。
▽ウクライナ空軍、直近24時間でロシア軍のドローン17機のうち15機を撃墜したと報告。
▽ロシア当局、ウクライナのドローンが北西部ノブゴロド州の軍用飛行場に攻撃を仕掛け、火災が発生したと報告。負傷者はいなかったという。
▽ロシア国営メディア、プーチン大統領がウクライナ国境に近いロストフ州を訪問し、軍幹部らと会談したと報じた。
<8月18日>
▽ウクライナ大統領府、東部と南部の前線で激戦が続いていると報告。
▽米メリーランド州のキャンプデービッドで日米韓首脳会談。3首脳は安全保障と経済関係を拡大することなどで合意した。
▽米政府、ウクライナ避難民の保護資格を拡大すると発表。これにより、一時保護資格の対象が現在の2万6000人から16万6700人に拡大となり、その期間も2023年10月19日から2025年4月19日まで18カ月延長される。
▽ロシアによるウクライナ侵攻開始以来、ロシア軍とウクライナ軍の死傷者数が約50万人に上ると推計された。米ニューヨーク・タイムズ紙が政府当局者の話しとして報じた。ロシア軍の死傷者は約30万人、このうち死者は最大12万人、負傷者は17~18万人に達した模様。ウクライナ軍の死者は約7万人、負傷者は10~12万人と推計。
▽米政府、ウクライナ軍が現在進めるロシア軍に対する反転攻勢について、南部ザポリージャ州の要衝メリトポリを奪還できる公算は小さいという見方示す。
▽ロシア国防省、防空部隊が首都モスクワ上空に飛来したウクライナのドローンを撃墜したと発表。
<8月17日>
▽ウクライナ軍、ロシア軍に対する反転攻勢について、南東部の戦線でさらに多くの戦果を収めたと発表。
▽米政府、ウクライナへの米製戦闘機F16供与について、導入に向けた訓練が終了した時点でデンマークとオランダから供与することを承認。
▽ウクライナのクレバ外相、自国軍はロシア軍に占領されている全ての領土をどれだけ時間がかかろうとも奪還すると表明。2014年に併合されたクリミア半島も奪還すると改めて強調した。
▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る和平交渉に参加する条件がいつ整うかはウクライナ次第と指摘。
▽NATOのストルテンベルグ事務総長、ロシアの核戦力部隊に変化は見られず、これに対応するNATOの体制を見直す必要はないという認識示す。
▽ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシアのプーチン大統領はベラルーシをウクライナ侵攻に参戦させようとしていないと表明。親ロシアメディアのインタビューで語った。
▽ロシアがイラン製の攻撃ドローン量産という目標に向け着実に前進していることが分かった。米紙ワシントン・ポストが報じた。
▽EU統計局、6月のユーロ圏の貿易収支について、季節調整前で230億ユーロの黒字と報告。ロシアからの輸入が急減した。
<8月16日>
▽ウクライナのマリャル国防次官、ロシア軍に対し反転攻勢を強める自国軍が東部ドネツク州の前線に位置する集落ウロジャイネを奪還したと発表。
▽ウクライナのシルスキー陸軍司令官、東部ハルキウ州クピャンスクの戦線の状況は厳しさを増していると表明。ロシア軍の防衛網を突破できずにいるとみられる。
▽南部オデーサ州政府、ロシア軍による夜間のドローン攻撃でドナウ川の港のひとつの穀物備蓄施設などが損傷したと報告。
▽ウクライナ空軍、今秋もしくは冬までに米国製のF16戦闘機を運用することはできないという見通し示す。
▽ウクライナ政府、新しい黒海航路を初めて利用する貨物船が南部オデーサ州の港から出航したと発表。
▽米国務省、ウクライナの穀物輸出を確実にする代替経路を模索するために、同盟国などと協力していると明らかにした。
▽ウクライナ政府、同国を経由したロシア産天然ガスの欧州向け輸送について、2024年の契約満了に伴うロシアとの更新協議には応じない意向示す。
▽リトアニア政府、ロシアの民間軍事会社ワグネルによる安全保障上のリスクを理由に挙げ、ベラルーシとの国境検問所6カ所のうち2カ所について、18日から一時的に閉鎖すると発表。
▽ベラルーシ政府、同国との国境検問所2か所を閉鎖するとリトアニアが決定したことについて、非友好的な措置と非難。
▽米政府、ロシア・北朝鮮間の武器取引に関与したとして、3団体を制裁リストに追加。
▽英フィナンシャル・タイムズ紙、米政府がイランとの緊張緩和に向けた協議の一環として、ロシアへの武装ドローン売却を停止するようイラン側に求めていると報じた。
.jpg)
8月1日~15日(目次に戻る
<8月15日>
▽ゼレンスキー大統領、南部ザポリージャ州を訪問。ロシア軍に対する反転攻勢に参加している部隊を激励した。
▽西部リビウ州と北西ボリーニ州、ロシアによる大規模空爆を受け、民間人少なくとも3人が死亡、負傷者が多数出た。
▽ラトビア国防相、移民による不法入国の試みが過去24時間で96件発生したことを受け、ベラルーシとの国境警備を強化するよう軍隊に命じた。
▽ロシアのショイグ国防相、ウクライナの軍事資源について、西側諸国から支援を受けているにもかかわらずほぼ枯渇していると主張。
▽ロシア南部ダゲスタン共和国のマハチカラ市にあるガソリンスタンドで爆発発生。少なくとも35人が死亡、80人が負傷した。
▽プーチン大統領、北朝鮮で大日本帝国による統治が終了したことを記念する祖国解放記念日に合わせて金正恩 党総書記に送った祝辞で、ロシア、北朝鮮両政府の協力強化を呼び掛けた。
▽ロシア中央銀行、緊急会合を開催し、主要政策金利を3.5%ポイント引き上げ12%とした。
▽ロシア政府、中央銀行が発行するデジタル通貨「デジタル・ルーブル」の試験運用を開始。
▽ロシア西部ブリャンスク州政府、ウクライナの破壊工作グループによる越境を阻止したと報告。
<8月14日>
▽ゼレンスキー大統領、東部ドネツク州の前線部隊を訪問。兵士らと面会し、前線の作戦状況などについて協議した。
▽ウクライナ大統領府、直近24時間のロシア軍による攻撃で民間人少なくとも8人が死亡、23人が負傷したと報告。
▽ウクライナ当局、ロシア軍が南部の港湾都市オデーサに向けドローン15機とミサイル8発を発射したと発表。いずれも撃墜に成功し、その破片が地上に落下したことで被害が出たという。
▽ウクライナのマリャル国防次官、ロシア軍に対し反転攻勢を強める自国軍が先週、激戦地となっている東部ドネツク州バフムート付近でロシアに占領されていた3㎢の領土を奪還したと報告。バフムート一帯で解放した領土は計40㎢になったという。
▽ウクライナのマリャル国防次官、自国軍は南部ザポリージャ州にあるロシア軍占領下のメリトポリおよびベルジャンシク方面へ進撃しているほか、東部ドネツク州南部の前線の集落ウロジャイネでも戦闘が続いていると報告。
▽ウクライナ外務省、ロシアが前日、黒海を航行中の貨物船に威嚇射撃を行ったと発表したことについて、ロシアの挑発行為を非難し、国際社会に断固とした対応を取るよう要請。
▽EU、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援策として、砲弾22万3800発を提供したと発表。計100万発を供