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▽政権奪取を目指す自由党は伸び悩んでいる。
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州シドニーの夜景(lucylin/Pixabay)

日刊紙オーストラリアンが14日に発表した最新の世論調査(対象約1300人)によると、中道左派の与党・労働党が5月3日の総選挙で勝利する可能性が高まっている。

最大野党・自由党の支持率は前回調査から低下。アルバニージー(Anthony Albanese)首相の支持率はわずかに上昇した。

今回の選挙では労働党が少数政権を樹立する可能性が高まっているように見える。政権奪取を目指す自由党は伸び悩んでいる。

2党の支持率は労働党が52%、自由党が48%となっている。

アルバニージー氏の支持率は過去最低となった2月の21%から改善したものの、それでも30%に届いていない。

一方、自由党のダットン(Peter Dutton)党首の支持率も過去最低水準まで落ち込んでいる。2人の支持率はわずかにダットン氏が上回っている。

オーストラリアはトランプ米政権による関税政策の混乱に振り回されている。自由党は最近、景気後退圧力が高まる中、連邦政府職員にフルタイム勤務への復帰を強制する計画を断念した。

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