▽フーシ派は昨年10月にガザ紛争が始まって以来、紅海などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。
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米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派のミサイル貯蔵施設や指揮所などを空爆した。米中央軍(CENTCOM)が21日、明らかにした。
それによると、CENTCOMはフーシ派の支配地域である首都サヌアの施設や指揮所など、複数の目標を標的にしたという。
CENTCOMは声明で、「今回の空爆はフーシ派の作戦を混乱、低下させることを目的としている」と述べた。
フーシ派は昨年10月にガザ紛争が始まって以来、紅海などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。
フーシ派はイスラエル軍の侵攻に直面するパレスチナ人への支援と連帯を示すためと主張しているが、戦争とは明らかに関係のない船舶も攻撃している。
フーシ派は21日、イスラエル・テルアビブに向けてロケット弾を発射し、ガラスが割れるなどして16人が軽傷を負った。イスラエル軍はロケット弾の迎撃に失敗したことを認めている。
イスラエル軍は19日にサヌアとホデイダの港を空爆、少なくとも9人が死亡した。この空爆はフーシ派によるミサイル攻撃への報復であった。
CENTCOMは先月と10月にもフーシ派が支配する地域の武器貯蔵施設などを複数回空爆している。