◎イランと同盟を結ぶフーシ派は昨年10月にガザ紛争が始まって以来、紅海やアデン湾などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。
米海軍の駆逐艦2隻がイエメンの親イラン武装組織フーシ派が放ったミサイルとドローンを撃墜した。米中央軍(CENTCOM)が1日、明らかにした。
それによると、フーシ派は米国籍の商業船3隻を狙っていたという。駆逐艦はこの3隻を護衛していた。
CENTCOMは声明で、「関係する船舶に被害はない」と明らかにした。
またCENTCOMは「駆逐艦USSストッケイドとUSSオケインは11月30日と12月1日にアデン湾内を移動している間、フーシが発射したミサイルとドローンを撃墜した」と述べた。
フーシ派は犯行声明を出していない。同組織は攻撃から声明を出すまでに数日かかることがある。
イランと同盟を結ぶフーシ派は昨年10月にガザ紛争が始まって以来、紅海やアデン湾などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。
商船などに対するドローンやミサイルによる攻撃が数ヶ月続いた後、米国はイギリスとともに2024年1月からフーシ派の標的に対する空爆を開始した。