◎ショイグ氏は今週、中国の王毅外相と会談。その後、珠海市に移動し、展示会に出席した。
ロシアのショイグ(Sergei Shoigu)安全保障会議書記が14日、中国南部・広東省珠海市の防衛産業展示会に出席し、両国の結束を再確認した。
ショイグ氏は今週、中国の王毅(Wang Yi)外相と会談。その後、珠海市に移動し、展示会に出席した。
その中には中国が同クラスの米軍ジェット機に匹敵すると言う殲22と殲35Aステルス戦闘機も含まれていた。
ショイグ氏はウクライナ戦争がほぼ膠着状態に陥り、ロシアが兵力増強のために北朝鮮軍兵士を投入していることから、両国間の絆を再確認する使命を帯びているように見えた。
中国はロシアへの軍事支援を否定しているが、ウクライナの標的を攻撃する能力を高める可能性のあるデュアルユース技術をロシアに販売している。
また中国は国際的な制裁によってロシアの世界金融市場へのアクセスが遮断されるなか、ロシアの石油とガスを積極的に輸入している。
ロシアがウクライナに全面侵攻する数週間前、プーチン(Vladimir Putin)大統領は北京を訪問し、無制限のパートナーシップを約束する協力協定に署名した。
両国は何度か合同軍事演習を行い米国主導のリベラルな西側秩序に挑戦するため、外交政策を一致させてきた。