◎乗客乗員43人のうち26人が病院に搬送され、19人の死亡が確認された。
2022年11月6日/タンザニア、西部ブコバのビクトリア湖、転覆した旅客船(AYO TV)

タンザニア政府は6日、西部ブコバの空港に向かっていた旅客機が空港近くのビクトリア湖に墜落したと発表した。

地元警察によると、空港周辺の視界は悪く、雨が降っていたという。墜落の原因は不明。墜落時刻も明らかになっていない。

旅客機は主要都市ダルエスサラームからブコバに向かっていた。首相府報道官によると、乗客乗員43人のうち26人が病院に搬送され、19人の死亡が確認されたという。

地元テレビ局は、「旅客機は湖畔近くに墜落し、多くの地元住民が救助作業に参加した」と報じている。

旅客機を運航していたのは地元の航空会社プレシジョン・エアー(Precision Air)と報告されている。

警察の報道官はメディアの取材に対し、「負傷者は病院で治療を受けている」と述べた。

また報道官は生存者と目撃者の話を引用し、「旅客機は空港に着陸を試みたが、何らかのトラブルに見舞われ、湖に突っ込んだ」と説明した。

ハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は6日、犠牲者に哀悼の意を表し、乗客の救助を最優先するよう関係機関に命じた。

またハッサン氏は救助活動に参加した地元住民に謝意を示し、身の安全を守りつつ落ち着いて行動するよう呼びかけた。

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