◎このヘリは隣国コンゴ民主共和国でイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」との戦闘に使用されていた。
2022年12月13日/ウガンダ、首都カンパラ郊外(Getty Images/AFP通信)

ウガンダ軍の攻撃ヘリが民家に墜落し、乗組員と民間人が死亡した。現地メディアが3日に報じた。

それによると、このヘリは隣国コンゴ民主共和国でイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」との戦闘に使用されていたという。

ウガンダ軍の報道官は声明で、「ヘリは西部のコンゴ国境近くの地区に墜落した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

墜落原因は不明。地元メディアによると、墜落現場周辺には陸軍と警察が配備され、立ち入れないという。

ヘリはADFと戦うコンゴ陸軍を支援するために現場に向かっていた。

ウガンダ軍ではヘリの墜落事故が相次いでいる。

昨年9月にはコンゴ東部で対ADF戦に参加していた2機の攻撃ヘリが墜落し、乗組員22人が死亡した。

ADFはウガンダで発足した反政府勢力。1990年代半ばからコンゴ東部の北キブ州などに拠点を置き、民間人数千人を虐殺したと告発されている。

コンゴ・ウガンダ連合軍とADFは戦争状態にある。

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