◎この対テロ作戦は諜報機関の情報により行われ、武装勢力の隠れ家で銃器、弾薬、爆発物などが押収された。
パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州(Getty Images)

パキスタンの治安部隊がアフガニスタンと国境を接する北西部カイバル・パクトゥンクワ州の武装勢力の隠れ家を急襲し、4人を殺害した。現地メディアが26日に報じた。

それによると、この対テロ作戦は諜報機関の情報により行われ、武装勢力の隠れ家で銃器、弾薬、爆発物などが押収されたという。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

この作戦の数時間前、アフガンと国境を接する南西部バルチスタン州の分離主義勢力「バルチスタン解放軍(BLA)」が軍事施設を襲撃する事件が発生していた。

この襲撃は失敗に終わり、BLAの戦闘員4人が死亡。陸軍の報道官によると、兵士1人が搬送先の病院で死亡したという。軍事施設に被害はなかった。

BLAはこの襲撃の犯行声明を出している。

中央政府はバルチスタン州と北西部カイバル・パクトゥンクワ州の反乱を鎮圧したと主張しているが、過激派による攻撃は今も続いている。

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