◎ネパール以外の国もティックトックを含む一部のSNSが過激なコンテンツ、ヌード画像、イスラム教など特定の宗教にとって不快なものを拡散もしくは拡散する可能性があるなどとして、国内での使用を禁じている。
ネパール政府は13日、中国のソーシャルメディアアプリ「ティックトック(TikTok)」の国内での使用を禁じると発表した。
外務省は声明で、「ネパール国内でティックトックは使用できなくなる」と述べている。
それによると、多くのユーザーがこのアプリでわいせつな情報を拡散しているため、規制する必要があったという。
政府はSNSプラットフォーム向けの連絡事務所を開設し、法律に基づき税金を納め、規制を遵守するよう各社に求めている。
ティックトックが当局の要請に応じなかったのかどうかは不明。一部の地元メディアは政府筋の話しとして、「ティックトックは法律に抵触するわいせつな投稿を削除するよう求める政府の要請に応じなかった」と伝えている。
ネパール以外の国もティックトックを含む一部のSNSが過激なコンテンツ、ヌード画像、イスラム教など特定の宗教にとって不快なものを拡散もしくは拡散する可能性があるなどとして、国内での使用を禁じている。
米国、イギリス、ニュージーランドはティックトックが中国共産党とユーザーの個人情報を共有したとして、政府系機関での使用を禁じている。
ネパール政府は2018年、ポルノサイトへのアクセスを完全に禁じた。