◎現場はボロネジ州郊外の集落。ドローンの破片が倉庫に落下し、爆発を伴う火災が発生した。
偵察用ドローンを飛ばすウクライナ兵(Getty Images)

ロシア西部のウクライナ国境近くのある集落にウ軍のドローンが墜落し、火災が発生した。地元当局が7日、明らかにした。

それによると、現場はボロネジ州郊外の集落。ドローンの破片が倉庫に落下し、爆発を伴う火災が発生したという。

SNSに投稿された動画には倉庫のように見える建物から黒煙が立ち上る様子が映っていた。

ボロネジ州知事は声明で、「防空部隊が撃墜したウクライナドローンの破片が倉庫に落下したようだ」と述べた。死傷者は報告されていないという。

一方、AP通信はウクライナ軍当局者の話しとして、「ロシア国境近くに展開する保安局(SBU)の部隊がボロネジの弾薬庫を攻撃、破壊した」と報じた。

それによると、この倉庫は地対地ミサイル、地対空ミサイル、戦車と大砲の砲弾、銃器のカートリッジなどを保管し、ウクライナ領内で活動するロシア兵にそれらを供給していたという。

この当局者は南部クラスノダール地方で前日に発生した石油備蓄基地の火災にもSBUが関与していると述べた。

ロシアはドローンの破片が落下して火災が発生したと報告していた。

ロシア国防省は7日、どちらの攻撃にも言及しなかったが、防空部隊が西部ベルゴロド州上空でウ軍のドローンを破壊したと明らかにした。

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