◎救助隊はこれまでに17人の遺体を収容し、連絡が取れなくなっている18人の捜索活動を続けている。
東欧・ジョージアの山岳リゾートで発生した地滑りの死者数が17人に増加した。地元当局が5日、明らかにした。
地滑りは首都トビリシの北西約140kmに位置する地区で3日に発生。この地区は観光客に人気があり、コテージや小さなホテルがいくつも建っている。
中央政府の危機管理室によると、救助隊はこれまでに17人の遺体を収容し、連絡が取れなくなっている18人の捜索活動を続けているという。
亡くなった17人のうち身元を確認できたのは7人のみ。死因は明らかになっておらず、警察が関係機関と連携して調査に当たっている。
気象台によると、この地域では数日前から雨が降り続いていたという。国営テレビは専門家の話しとして、「最近の大雨で地盤が緩み、大規模な地滑りに発展した可能性がある」と伝えている。