◎7歳と8歳の女子生徒が重傷を負い、このうち1人は重体。
2023年5月3日/ドイツ、首都ベルリン南部、殺傷事件が発生した学校(Michael Kappeler/ドイツ通信社)

ドイツの警察は3日、首都ベルリン南部の学校にナイフを持った男が侵入し、生徒2人に重傷を負わせたと発表した。

ベルリン警察によると、7歳と8歳の女子生徒が重傷を負い、このうち1人は重体だという。

警察は39歳の男を現行犯逮捕した。身元と認否は明らかにしていない。

ベルリンの市長室は声明で、「理解しがたい暴力事件に衝撃を受けている」と述べ、負傷した生徒とその家族に必要な支援を提供するとした。

ドイツ通信社(dpa)によると、ベルリンの教育委員会は学校に職員を派遣したという。

ベルリン警察はテロの可能性も視野に捜査を進めている。

市長室の広報担当はSNSに声明を投稿。「現時点で政治的または宗教的な動機を示す証拠は確認できていない」と報告した。

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