◎今年これまでに殺害された報道関係者は前年同時期の67人を大幅に上回り、400人近くが投獄された。
2023年10月7日/パレスチナ・ガザ地区、イスラエル軍のミサイル攻撃(ロイター通信)

国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は8日、今年仕事中に殺害された報道関係者が確認できているだけで94人に達し、昨年から大幅に増加したと発表した。

それによると、今年これまでに殺害された報道関係者は前年同時期の67人を大幅に上回り、400人近くが投獄されたという。2021年は47人だった。

IFJの事務局長は国際社会に対し、メディア関係者の保護を強化し、加害者の責任を問うよう求めた。

またIFJは10月7日にガザ紛争が勃発して以来、この取材に当たっていたジャーナリスト68人が死亡したと明らかにした。その大多数がパレスチナ・ガザ地区のジャーナリストである。

ロシアの侵攻に直面するウクライナでも今年、3人のメディア関係者が殺害された。

アメリカ大陸で殺害されたジャーナリストは昨年の29人から7人に減少。IFJによると、メキシコ人3人、パラグアイ人1人、グアテマラ人1人、コロンビア人1人、アメリカ人1人がギャングや公金横領の調査中に殺害されたという。

アフリカではカメルーンで2人、スーダンとレソトでの各1人が殺害された。

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