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▽許可なくVPNを使用した場合、懲役刑や罰金が科せられる可能性がある。
タンザニアのハッサン大統領(Getty Images)

アフリカ東部・タンザニアの規制当局は21日、政府機関の一部のX(旧ツイッター)アカウントがサイバー攻撃を受け、ポルノ画像が投稿されたことを受け、Xへのアクセスを遮断した。

当局は20日遅くに一部の政府機関のアカウントが乗っ取られたと発表。その後、警察のアカウントがポルノ画像を投稿した。この画像はその後削除された。

またこのアカウントはハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領が亡くなったという偽情報も投稿した。

国家警察は21日の声明で、「このサイバー攻撃に関与した者を捜索している」と述べた。

それによると、国営通信会社のアカウントも一時的に乗っ取られたという。

大統領府の報道官は市民に対し、冷静さを保つよう促し、「タンザニアのサイバー空間は安全である」と強調した。

現地メディアによると、21日正午の時点でXにはアクセスできないままとなっている。許可なくVPNを使用した場合、懲役刑や罰金が科せられる可能性がある。

与党・タンザニア革命党(CCM)を率いるハッサン氏は10月の大統領選で再選を目指している。

タンザニアでは多くの政治家、メディア、批評家がXで自由に意見を表明している。

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