◎このヘリは隣国コンゴ民主共和国でイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」との戦闘に使用されていた。
ウガンダ軍の攻撃ヘリが民家に墜落し、乗組員と民間人が死亡した。現地メディアが3日に報じた。
それによると、このヘリは隣国コンゴ民主共和国でイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」との戦闘に使用されていたという。
ウガンダ軍の報道官は声明で、「ヘリは西部のコンゴ国境近くの地区に墜落した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
墜落原因は不明。地元メディアによると、墜落現場周辺には陸軍と警察が配備され、立ち入れないという。
ヘリはADFと戦うコンゴ陸軍を支援するために現場に向かっていた。
ウガンダ軍ではヘリの墜落事故が相次いでいる。
昨年9月にはコンゴ東部で対ADF戦に参加していた2機の攻撃ヘリが墜落し、乗組員22人が死亡した。
ADFはウガンダで発足した反政府勢力。1990年代半ばからコンゴ東部の北キブ州などに拠点を置き、民間人数千人を虐殺したと告発されている。
コンゴ・ウガンダ連合軍とADFは戦争状態にある。