◎シャキーラさんは2012~14年の収入に対する税金約1450万ユーロおよび、2018年の収入に対する税金670万ユーロを支払わず、脱税の罪に問われていた。
コロンビアの歌手シャキーラ(Shakira)さんが脱税事件でスペインの検察当局と和解した。現地メディアが20日に報じた。
それによると、シャキーラさんは罰金730万ユーロを支払うことに同意し、実刑判決を免れたという。
バルセロナの検察当局は今年9月、脱税の疑いでシャキーラさんを追起訴した。
シャキーラさんは2012~14年の収入に対する税金約1450万ユーロおよび、2018年の収入に対する税金670万ユーロを支払わず、脱税の罪に問われていた。
バルセロナ検察は9月の声明で、「シャキーラ被告は納税を逃れるためにオフショアのタックスヘイブンのファンドを利用した」と主張していた。
現地メディアによると、バルセロナ地裁の判事は20日、法廷で取引内容を読み上げ、シャキーラさんはそれに口頭で同意したという。
シャキーラさんの弁護士は声明で、「シャキーラさんは常に正しいことを行い、他の人々の模範となるよう努力してきた」と述べた。
シャキーラさんはスペインサッカー1部・FCバルセロナのジェラール・ピケ(Gerard Pique)選手と昨年まで交際。その間、バルセロナに住んでいたものの、昨年交際に終止符を打ち、米フロリダ州マイアミに移住した。