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米沿岸警備隊、メキシコ沖で16人を救助、行方不明者の捜索続く

米沿岸警備隊によると、16日の午前1時ごろ、メキシコの港湾都市エンセナダの西方約225キロの海域で、複数の人が海上を漂流しているとの通報があった。
米フロリダ州沖、亡命希望者を乗せたボートと沿岸警備隊(Getty Images)

米沿岸警備隊は16日、メキシコ西部バハカリフォルニア州沖の太平洋で16人を救助したと発表した。現場ではほかにも行方不明者がいるとみられ、米国とメキシコ当局が合同で捜索を続けている。救助された人々は米カリフォルニア州サンディエゴの病院に搬送された。漂流に至った経緯や、乗っていた船の所在は明らかになっていない。

 

米沿岸警備隊によると、16日の午前1時ごろ、メキシコの港湾都市エンセナダの西方約225キロの海域で、複数の人が海上を漂流しているとの通報があった。救助隊が現場に到着した際、船は確認できず、人々だけが海上に取り残されていたという。

救助された1人は少なくとも27人が船に乗っていたと説明した。当局は正確な乗船者数を把握できておらず、行方不明者数も確定していない。事故の原因や船が沈没したかどうかについても、調査が進んでいる。

捜索には米沿岸警備隊のヘリコプター、固定翼機、巡視艇が投入され、メキシコ当局と連携して生存者の発見を急いでいる。救助された人々の国籍や身元、健康状態については明らかになっていない。

バハカリフォルニア州沖から米カリフォルニア州沿岸にかけての海域は、密航業者が移民らを小型船で米国へ運ぶルートの一つとなっている。陸上の国境警備を避けようと、夜間に出航する船もあるが、小型船は高波に弱く、転覆や沈没による死亡事故が繰り返されてきた。

2025年5月には、米メキシコ国境から北へ約56キロの海域で小型船が転覆し、少なくとも3人が死亡した。2023年にもサンディエゴ近郊で移民を乗せた船が転覆し、8人が死亡している。救助活動が続く中、当局は乗船者の確認と事故の全容解明を進めている。

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