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メキシコ・シナロア州の刑務所で暴動、10人死亡、16人負傷、麻薬組織間の抗争か

暴動が起きたのは、太平洋沿岸の観光都市マサトランにある刑務所。
2026年10月8日/メキシコ、シナロア州、暴動が発生した刑務所の入り口(AP通信)

メキシコ北西部シナロア州の刑務所で8日、暴動が発生し、少なくとも10人が死亡、16人が負傷した。州当局が9日、明らかにした。シナロア州では麻薬カルテルをめぐる抗争が激化しており、刑務所内で犯罪組織間の対立が暴力事件につながった可能性がある。

暴動が起きたのは、太平洋沿岸の観光都市マサトランにある刑務所。州公安当局によると、施設内で複数の受刑者が衝突した。負傷した16人の容体や、死亡した人々の身元については、当局による確認が進められている。

刑務所内では暴力行為が発生したほか、銃器が使用された可能性もあり、当局が状況を調べている。暴動の詳しい経緯は明らかになっていない。

シナロア州はメキシコの主要な麻薬組織であるシナロア・カルテルの本拠地として知られる。同組織では指導者層をめぐる対立を背景に、派閥間で武力衝突が続いている。州内では銃撃や殺人、誘拐などの事件が相次ぎ、市民生活や地域経済にも影響が及んでいる。

カルテル間の抗争は刑務所内の治安にも波及している。受刑者が犯罪組織とのつながりを維持している場合、施設内での勢力争いや報復行為が暴動につながるおそれがある。刑務所の管理体制や武器の持ち込みを防ぐ仕組みが十分に機能しているかも、今後の焦点となる。

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