メキシコ大統領、ハリケーン・サイモン接近で沿岸住民に屋内退避を要請、最大級の警戒態勢
サイモンは11日午前の時点でカテゴリー4の勢力を維持し、最大風速は65メートルとなっている。
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メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は11日、太平洋沿岸に接近する大型ハリケーン・サイモンについて、ハリスコ州、コリマ州、ナヤリット州、ミチョアカン州の沿岸住民に屋内退避を呼びかけた。
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、サイモンは11日午前の時点でカテゴリー4の勢力を維持し、最大風速は65メートルとなっている。暴風や高潮、生命を脅かす洪水が発生する恐れがあり、当局は住民に対し、気象台の各種警報が解除される避難場所にとどまるよう求めた。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
サイモンは11日の午前9時時点で、コリマ州マンサニージョの西北西約105キロに位置し、時速約11キロで北北西に進んでいる。NHCは11日から12日にかけて、メキシコ中西部の太平洋沿岸に接近すると予測した。
シェインバウム氏は市民に対し、予防的な避難を進めるとともに、不要不急の外出を控え、当局の指示に従うよう要請した。ハリスコ州とコリマ州では計28自治体がハリケーンに関する最高警戒レベルに指定され、さらに93自治体が警戒レベルの対象となった。
NHCは12日までにミチョアカン州、コリマ州、ハリスコ州などで大雨が降り、山間部を中心に洪水や土砂崩れが発生する可能性があると警告した。
メキシコでは前週、ハリケーン・ポロがバハカリフォルニア半島にカテゴリー2の勢力で上陸し、倒木や電柱の損壊、道路冠水などの被害をもたらした。相次ぐハリケーンへの対応を迫られる中、政府は住民の安全確保とインフラ被害の抑制を急いでいる。
