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メキシコ2026年8月前半インフレ率3.26%、前月上回る

物価上昇圧力がやや強まったものの、依然として中央銀行が設定するインフレ目標の3%±1ポイントの範囲内に収まっている。
メキシコ、首都メキシコシティのバー(Getty Images)

メキシコのインフレ率が8月前半に再び上昇した。メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が24日に公表したデータによると、2026年8月前半の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3.26%増で、7月前半の3.10%から加速した。物価上昇圧力がやや強まったものの、依然として中央銀行が設定するインフレ目標の3%±1ポイントの範囲内に収まっている。

前半月比では0.10%上昇した。特に市場が注目するコアインフレ率は前年同期比3.93%となり、7月前半との比較でも0.08%上昇した。コア指数は食品やエネルギーなど価格変動の大きい項目を除いて算出されるため、基調的な物価上昇圧力を判断する重要な指標となる。今回の結果はインフレ率だけでなく、基調的な物価上昇にもなお粘着性が残っていることを示している。

中銀は8月初めの金融政策決定会合で政策金利を6.50%に据え置いた。公表された議事要旨では、サービス価格の上昇などインフレリスクが残ることを踏まえ、金利を長期間維持する可能性が示されている。7月のインフレ率は3.10%、コアインフレ率は3.95%まで低下していたが、中銀はインフレ率が目標の3%に戻る時期を2027年第4四半期まで先送りしている。

一方、メキシコ経済は2026年第2四半期(4~6月)に前期比で1.4%成長し、2022年以来の高い伸びを記録した。景気が持ち直す中でインフレが再加速すれば、中銀にとって金融緩和を急ぐことは難しくなる。中銀は景気回復と物価安定の双方を見極めながら、6.50%の政策金利を当面維持する可能性が高まっている。

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