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ハリケーン・トルーディ、メキシコ太平洋岸に接近、豪雨や土砂崩れの危険高まる

トルーディは週末にかけてメキシコ南西部から中西部の太平洋沿岸に接近すると予想されている。
メキシコ、バハカリフォルニアスル(ロイター通信)

ハリケーン・トルーディが15日、メキシコ西部の太平洋沿岸に沿って北西へ進み、豪雨や強風による被害拡大が懸念されている。米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、トルーディは観光地アカプルコの南南西約480キロの海上に位置し、最大風速は35メートルとなっている。勢力はカテゴリー1で、16日にはさらに発達して大型ハリケーンとなる見通しだ。

<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)

トルーディは週末にかけてメキシコ南西部から中西部の太平洋沿岸に接近すると予想されている。特にコリマ州とハリスコ州では大雨が見込まれ、洪水や土砂崩れが発生する恐れがある。NHCは、週末までの雨量が両州で100~200ミリに達し、一部地域では300ミリを超える可能性があると予測した。山間部や斜面では、地盤の緩みによる土砂災害への警戒が必要となる。

メキシコ西部ではこの数週間の大雨によって複数の死者が出ており、洪水被害も発生している。被災地域では復旧が続く中、トルーディが被害を拡大させる可能性がある。

一方、トルーディより北西の沖合では、旧ハリケーン・サイモンがほぼ停滞している。サイモンは沿岸地域に大雨をもたらしていた。NHCによると、今後は北西へ進み、週末にかけてバハカリフォルニア半島付近をかすめる見通しだ。複数の熱帯低気圧が相次いで接近することで、地域の防災対応は一段と難しくなる可能性がある。

気象台は沿岸部の住民に対し、最新の気象情報を確認し、洪水や土砂崩れへの備えを進めるよう呼びかけている。

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