◎ハイチ人女性は4歳の息子の目の前でレイプされたと警察に被害届を提出した
ドミニカ共和国、首都サントドミンゴの国際空港(Getty Images)

中米・ドミニカ共和国の入国審査官が首都サントドミンゴの国際空港内にある留置場でハイチ人女性をレイプした疑いで逮捕された。地元当局が26日、明らかにした。

それによると、この審査官は週末に逮捕されたという。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「ハイチ人女性は4歳の息子の目の前でレイプされたと警察に被害届を提出した」と伝えている。

サントドミンゴの検察は声明で、「裁判所に容疑者を勾留するよう要請した」と明らかにした。

事件はサントドミンゴの国際空港の留置場で23日未明に発生。当局によると、女性はニカラグアに向かう途中だったが、虚偽の書類を提出した疑いで拘束されたという。

女性は拘束後、留置場に入るよう命じられ、そこで審査官に服を脱ぐよう命じられたとみられる。

女性は抵抗したが、4歳の息子に危害が加えられるのではないかと恐れ、応じたという。

検察は逮捕した審査官の身元と認否を明らかにしていない。

女性と子供は中央政府が管理する移民保護センターに移された。

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