▽この口論は4月下旬、新たに選出されたホティン市長が代議員団を設立するために野党市議会議員の支持を得られなかったことから始まった。
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カリブ海のフランス海外県グアドループの市長が5日、市議会幹部との口論の末、政府機関を閉鎖した。この結果、学校が閉鎖され、自治体サービスも停止した。
グアドループの南海岸に位置する人口約2万6000人の町ル・ゴジエの閉鎖はホティン(Michel Hotin)市長の決定に基づき、7日まで続く見込みである。
この口論は4月下旬、新たに選出されたホティン氏が代議員団を設立するために野党市議会議員の支持を得られなかったことから始まった。
この代議員団はホティン氏に代わって市の契約を承認するなど、行政府として機能することになる。
ホティン氏は野党との膠着状態が続いているため、市の運営が事実上妨げられていると非難している。代議員団がいなければ、すべての決定に議会の承認が必要となる。
ホティン氏は声明で、「代議員団がなければ重要な公共契約を更新することができない」と述べ、閉鎖を擁護した。
県知事は5日、ホティン氏の命令を停止するよう裁判所に提訴すると表明した。