◎事故は首都ルカサの東方約50キロにある採石場で25日に発生。作業中に大きな砂利の山が突然崩れた。
アフリカ南部・ザンビアの採石場で砂利の山が崩れ、男性9人が死亡した。警察が26日、明らかにした。
それによると、事故は首都ルカサの東方約50キロにある採石場で25日に発生。作業中に大きな砂利の山が突然崩れたという。
国家警察の担当官は地元テレビ局の取材に対し、「この採石場は当局の許可を得ずに操業していた」と語った。
また担当官は「トラックに砂利を積み込む最中に事故が起き、運転手は負傷しながら一命を取り留め、病院で手当てを受けている」と述べた。
警察によると、25日に8人の遺体を収容し、翌日、9人目を発見したという。トラック本体も砂利の下に埋まっていた。
警察が採石場を封鎖し、関係者から話を聞いている。
ザンビアでは近年、採石場や鉱山で死亡事故が何件か発生している。
昨年12月には北部の露天掘り銅山で30人近い非正規労働者が崩落に巻き込まれ死亡。この銅山も違法操業であった。