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◎被告は2万人のフォロワーを持ち、コメディ風の寸劇で人気を博していた。
ティックトック(TikTok)のロゴ(Getty Images)

アフリカ東部・ウガンダムセベニ(Yoweri Museveni)大統領とその家族をティックトック(TikTok)上で侮辱したとして、21歳の男が禁固3年の実刑判決を受けた。地元メディアが18日に報じた。

被告は2万人のフォロワーを持ち、コメディ風の寸劇で人気を博していた。

報道によると、被告は18日、首都カンパラの裁判所でムセベニ氏に対する悪意のあるコメントやヘイトスピーチを認め、謝罪した。

被告がティックトックに投稿した動画はムセベニ氏が公開鞭打ち刑に処される様子を描いていた。

判事は判決の中で、「ウガンダは偽情報やヘイトスピーチなどにより、大統領を含む個人を誹謗中傷したり、暴力を扇動するような発言を許さない」と述べた。

また判事は被告に対し、「刑務所を出るまでに、コンテンツ制作の名目で他者を誹謗中傷することは許されないことを学びなさい」と述べた。

地元メディアによると、被告は控訴しない方針だという。

人権団体はウガンダ政府が表現の自由を侵害していると批判している。

ムセベニ氏は1986年に政権を掌握して以来、反対意見を厳しく取り締まってきた。

7月にもムセベニ氏とその家族に批判的なティックトック動画を投稿した24歳の男が禁固6年を言い渡されている。

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