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▽セネガルにはフランス軍が駐留している。
セネガルの駐フランス軍兵士(Getty Images)

西アフリカ・セネガルのソンコ(Ousmane Sonko)首相は27日、同国内にあるすべての外国軍基地を閉鎖すると発表した。

セネガルにはフランス軍が駐留している。

フランス外務省はコメントを出していない。

ファイ(Bassirou Diomaye Faye)大統領は先月、駐フランス軍基地を閉鎖する意向を示していた。

ファイ氏は地元メディアのインタビューで「セネガルは独立国、主権国家であり、外国軍基地の存在を容認しない」と述べていた。

アフリカの大部分を植民地支配していたフランスは黒人を卑下し、高圧的なアプローチをとっていると批判され、各国の首脳から反感を買っている。

フランス軍はすでにアフリカ西部・マリ、ブルキナファソ、ニジェールから部隊を撤退させ、チャドからも撤退中だ。

AP通信はフランス政府高官の話しとして、「フランスはジブチを除くアフリカのすべての基地でのプレゼンスを大幅に削減することを目指している」と伝えている。

また高官は「フランスはその代わりに、これらの国々が表明するニーズに基づいて、防衛訓練や的を絞った軍事支援を提供する用意がある」と述べた。

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