◎ナイジェリアを含む西アフリカ諸国では昨年、モスクの老朽化に伴う倒壊・崩壊事故が少なくとも12件報告されている。
ナイジェリア、北部カドゥナ州のモスク(Getty Images)

ナイジェリア北部カドゥナ州にあるモスクの一部が崩壊し、礼拝者7人が死亡した。地元当局が11日、明らかにした。

それによると、事故はカドゥナ州中心部の市街地にあるモスクで発生。23人が天井の崩落に巻き込まれたという。

地元の消防当局は声明で、「崩壊に巻き込まれた礼拝者は市内の病院に搬送され、このうち7人が死亡した」と述べている。

このモスクは1830年代に建設された。

ソーシャルメディアで拡散した動画には天井の一部が崩落したモスクと逃げ惑う人々の姿が映っていた。

AP通信によると、死亡した7人の遺体はモスク近くの墓に埋葬されたという。

州政府は天井が崩れた原因を調査するよう求め、被災者に必要な支援を提供すると約束した。

ナイジェリアを含む西アフリカ諸国では昨年、モスクの老朽化に伴う倒壊・崩壊事故が少なくとも12件報告されている。

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