◎ナイジェリアでは毎年推定5万~6万人が交通事故で死亡している。
ナイジェリア当局は23日、北東部ボルノ州で旅客バスと旅客バスが正面衝突し、少なくとも37人が死亡したと発表した。
現場はボルノ州の州都マイドゥグリの中心部。バスの乗客数は明らかにされておらず、負傷者数も不明。
州警察の報道官は声明で、「バス2台は激しく炎上し、乗客の多くが焼死した」と述べている。
また報道官は「スピードの出し過ぎとタイヤのバーストが事故を誘発した」と説明したが、詳細は明らかにしなかった。
地元メディアは目撃者の話を引用し、「バスのタイヤが破裂して対向車線のバスに突っ込んだ」と報じている。
ナイジェリアでは毎年推定5万~6万人が交通事故で死亡している。その原因の大半が無謀運転とルール無視だ。
地元メディアによると、首都アブジャ近郊で22日に発生したバスとトラックの衝突事故では17人が死亡、4人が負傷したという。
19日には北部の都市カノ近郊で過積載の車のタイヤがバーストしてダムに転落。9人が溺死したと報じられている。