◎ナイジェリアでは毎年推定5万~6万人が交通事故で死亡している。
2003年4月24日/ナイジェリア、ラゴス郊外、大破したバスと野次馬(Pius Utomi Ekpei/AFP通信/Getty Images)

ナイジェリア当局は23日、北東部ボルノ州で旅客バスと旅客バスが正面衝突し、少なくとも37人が死亡したと発表した。

現場はボルノ州の州都マイドゥグリの中心部。バスの乗客数は明らかにされておらず、負傷者数も不明。

州警察の報道官は声明で、「バス2台は激しく炎上し、乗客の多くが焼死した」と述べている。

また報道官は「スピードの出し過ぎとタイヤのバーストが事故を誘発した」と説明したが、詳細は明らかにしなかった。

地元メディアは目撃者の話を引用し、「バスのタイヤが破裂して対向車線のバスに突っ込んだ」と報じている。

ナイジェリアでは毎年推定5万~6万人が交通事故で死亡している。その原因の大半が無謀運転とルール無視だ。

地元メディアによると、首都アブジャ近郊で22日に発生したバスとトラックの衝突事故では17人が死亡、4人が負傷したという。

19日には北部の都市カノ近郊で過積載の車のタイヤがバーストしてダムに転落。9人が溺死したと報じられている。

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