◎現場は首都リロングウェの北約250kmに位置するムジンバ県の集落近く。
2022年10月20日/マラウイ、北部ムジンバ県で見つかった集団墓地(Getty Images)

マラウイの警察当局は21日、北部ムジンバ県で亡命希望者とみられる人々の集団墓地が見つかった事件で、新たに4人の遺体を収容したと発表した。

これで死者は29人となった。

集団墓地が見つかったのは首都リロングウェの北約250kmに位置するムジンバ県の集落近く。

報道によると、地元警察は墓地の周囲数キロを捜索し、4人の遺体を発見したという。4人が埋葬されていたかどうかは不明。

29人の身元は明らかにされていないが、19日に収容された25人は25歳~40歳のエチオピア人男性と報告されている。

国際移住機関(IOM)は20日の声明で、「マラウイは南アフリカを目指す人々の通過地点になっており、このルートはエチオピアで南ルートと呼ばれている」と説明した。

またIOMは、「今回の悲劇は各地で続く移民の大量移動に緊急に対処しなければならないことを意味する」と警告した。「子供と女性を含む多くの移民が支援を求めています...」

地元警察によると、集団墓地は18日遅くに見つかった。発見者はこの近くで蜂蜜を集めていた村人と報告されている。

マラウイ政府によると、今年1月~9月の間に拘束された不法移民は221人。そのうち186人がエチオピア人であった。

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