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ケニアのエボラ感染者7人に増加、最初の患者を治療した医療従事者3人も陽性

ケニア当局は感染経路の追跡と接触者の隔離を急ぎ、さらなる感染拡大を防ぐ構えだ。
2026年10月15日/ケニアとウガンダの国境付近(AP通信)

ケニア保健省は17日、国内で確認された「エボラ出血熱」の感染者が7人に増加したと発表した。新たに感染が確認された4人のうち3人は、国内初の感染者を治療した医療従事者だった。残る1人は最初の患者の親族で、隔離措置中に陽性が判明した。新規感染者4人は全員隔離され、治療を受けている。先に感染が確認された2人の容体は安定しているという。

 

国内初の感染者はコンゴ民主共和国から帰国した40歳のケニア人男性で、10月3日に首都ナイロビに到着。男性はコンゴで約1カ月にわたり体調不良が続いていたとされ、10月5日に死亡した。今回の感染拡大は、男性から国内で感染が広がった初めての事例とみられる。

保健省は最初の患者と接触した約130人を特定した。このうち128人は隔離され、残る2人の追跡を進めている。接触者の大半を把握し、隔離できていることから、政府は現時点で市中感染の証拠はないとしている。一方、感染者との接触が疑われる人や症状がある人に対応するため、緊急相談窓口を設置したほか、国境や空港での検査体制を強化している。

 

今回の流行で問題となっているのは「ブンディブギョ株」と呼ばれるエボラウイルスである。エボラウイルスは感染者の血液や嘔吐物などの体液、汚染された衣類や寝具などを介して感染する。ブンディブギョ株向けの承認済みのワクチンや治療薬はなく、感染拡大の抑制が課題となっている。

コンゴでは5月以降、感染者が9000人、死者は4300人を超えた。ケニア当局は感染経路の追跡と接触者の隔離を急ぎ、さらなる感染拡大を防ぐ構えだ。

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