ケニアで「エボラ出血熱」3例目を確認、最初の感染者の親族
エボラウイルスは感染者の血液や体液、汚染された物品などとの接触を通じて感染する。
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ケニア保健省は16日、国内で3例目となる「エボラ出血熱」の感染者を確認したと発表した。感染者は65歳の女性で、最初に確認された患者と2例目の患者の近親者に当たる。女性は10月6日から隔離措置を受けていたが、発熱や喉の痛み、倦怠感などの症状が現れ、検査で陽性と判明した。保健省は早期に診断できたことで、回復の可能性が高まっているとしている。
ケニアで最初の感染が確認されたのは今月。コンゴ民主共和国に約7年間滞在していた40歳のケニア人男性が、現地で体調を崩した後、陸路でウガンダに移動し、航空機で首都ナイロビに入った。男性は複数の医療機関で治療を受けていたが、10月5日にナイロビの病院でエボラウイルスへの感染が確認され、同日死亡した。
その後、男性の親族である39歳の男性にも感染が確認された。2例目の患者は隔離中に発症し、10月14日に陽性と判明した。今回の3例目も同じ感染者との接触に関連しており、当局は患者の周囲で感染が広がったとみている。
当局は感染者と接触した人々の追跡調査を進め、隔離や検査を実施している。最初の患者が利用した航空便の乗客や乗務員、空港関係者、医療従事者らも調査対象となった。国境や空港での検査体制も強化し、感染拡大の防止に努めている。
今回の感染は、コンゴで続くエボラ流行と関連している。同国では2026年5月以降、感染が広がり、感染者は9000人超、死者は4000人以上を超えた。エボラウイルスは感染者の血液や体液、汚染された物品などとの接触を通じて感染する。ケニア当局にとっては、国内でのさらなる感染拡大を防ぐとともに、国境を越えた移動による感染経路を特定することが急務となっている。
