ケニアで「エボラ出血熱」の2例目確認、最初の感染者の親族、当局が接触者追跡と検疫を強化
感染したのは39歳の男性で、10月5日に死亡した最初の感染者の近親者に当たる。男性は濃厚接触者として隔離措置を受けていたが、13日に症状が現れ、検査で陽性が判明した。
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ケニア保健省は14日、国内で2例目となる「エボラ出血熱」の感染者を確認したと発表した。感染したのは39歳の男性で、10月5日に死亡した最初の感染者の近親者に当たる。男性は濃厚接触者として隔離措置を受けていたが、13日に症状が現れ、検査で陽性が判明した。
最初の感染者は40歳のケニア人男性で、コンゴ民主共和国滞在中に発症し、現地の複数の医療施設で治療を受けていた。同国のエボラ流行地域3州を移動した後、10月1日に隣国ウガンダへ入国し、その後、ケニアに渡航した。帰国後に病院で治療を受け、10月5日に感染が確認されたが、同日死亡した。
ケニア当局は最初の感染者に関連する接触者を128人特定し、このうち108人を国内で隔離した。国外にいる5人についても、関係国に通知して監視を進めている。2人目の感染者は隔離対象者に含まれていたため、当局は感染を早期に把握できたとしている。保健省は早期発見によって回復の可能性が高まるとの見解を示した。
保健省によると、現時点で確認された2例は疫学的につながりがあり、地域社会に感染が広がった証拠はないという。一方、コンゴでは大規模な流行が続いており、国境を越えた感染拡大への警戒が強まっている。感染者の移動経路を踏まえ、複数国が連携して接触者の追跡や監視を行うことが重要となる。
ケニア政府は最初の感染者の確認後、国境検問所や空港での検査体制を強化した。保健当局は国民に対し、感染が疑われる症状がある場合には速やかに医療機関へ相談し、専用の緊急窓口に報告するよう呼びかけている。
今後は、隔離対象者の健康状態を継続的に監視するとともに、新たな感染を防ぐため、接触者調査と感染経路の特定を徹底できるかが焦点となる。
