◎事故は3日遅くに発生。救急車17台が現場で対応にあたり、負傷者を市内の病院に搬送した。
2019年6月30日/エジプト、首都カイロの幹線道路(Getty Images)

エジプト当局は4日、西部ニューバレー県の高速道路でバスとトラックが衝突し、少なくとも14人が死亡、25人が負傷したと発表した。

同県知事によると、事故は3日遅くに発生。救急車17台が現場で対応にあたり、負傷者を市内の病院に搬送した。

地元警察は事故の詳細を明らかにしていない。一部の地元メディアは目撃者の話しとして、「路肩に駐車しようとしていたバスにトラックが追突した」と報じている。

それによると、バスの後部は追突の衝撃で大破し、遺体が周囲に散乱したという。

バスは首都カイロに向かう途中で事故に遭ったようだ。乗客は45人と伝えられているが、詳細は不明。

エジプトの年間交通事故死者数は1万人前後で推移している。事故原因のトップ3はスピード違反、悪路による運転ミス、ルール無視だ。

今年2月に東部の港湾都市イスマイリヤでトラックとミニバスが衝突した事故では6人が死亡。北部ダカリーヤ県で昨年11月に発生したバスの運河転落事故では21人が死亡している。

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