▽事故は現地時間午後8時頃、人類最大の集いとされるヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」が開催されている北部プラヤグラージに向かう列車が停まったホームで発生した。
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インド・ニューデリー中心部の駅構内で15日夜、群集事故が発生し、少なくとも15人が死亡、15人が負傷した。
それによると、事故は現地時間午後8時頃、人類最大の集いとされるヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」が開催されている北部プラヤグラージに向かう列車が停まったホームで発生したという。
主要紙タイムズ・オブ・インディアは関係者の話しとして、「女性10人、子供3人、男性2人の死亡が確認された」と伝えている。
地元テレビ局が報じた映像には警察や駅職員が混雑を緩和するために奔走する中、事故現場から逃れようとする人々の姿が映っていた。
デリー首都圏のアティシ(Atishi Marlena)首相はX(旧ツイッター)への投稿で犠牲者に哀悼の意を表し、クンブメーラの会場に向かおうとしていた人たちが事故に巻き込まれたと書いた。
モディ(Narendra Modi)首相も犠牲者に哀悼の意を表した。
首相府は別の声明で、この事件に関する調査が進められており、ニューデリー駅に殺到した人々を避難させるために4本の特別列車が出たと述べた。
インド鉄道(国鉄)は駅で大混乱が起きているという報道を否定したが、負傷者が病院に搬送されたことは事実であると認めている。
北部プラヤグラージでは先月末、クンブメーラの会場で群衆事故が発生し、少なくとも30人が死亡、数十人が負傷した。
北部ウッタルプラデシュ州の宗教行事で昨年7月に発生した群衆事故では少なくとも116人が死亡、80人以上が重軽傷を負った。