◎墜落の原因は明らかになっていない。
2024年7月24日/ネパール、首都カトマンズのトリブバン国際空港、墜落した旅客機(国内線)の残骸(AP通信)

ネパール・カトマンズ北西の山中にヘリコプターが墜落し、乗客乗員5人全員の死亡が確認された。当局が7日、明らかにした。

それによると、現場はカトマンズの北西に位置するヌワコット郡の山中。救助隊が男性4人と女性1人の遺体を発見・収容した。

墜落の原因は明らかになっていない。

陸軍も現場に要員を派遣し、救助隊を支援した。

ヘリは現地時間午後1時54分にカトマンズ国際空港を離陸し、ヌワコット郡の中心部に向かっていた。

地元メディアによると、ヘリの所有者はカトマンズに本社を置く地元の航空会社。離陸から約3分後に管制塔との連絡が途絶えたという。

乗客4人は中国人、パイロットはネパール人であった。

ネパールでは航空機の墜落事故が相次いでいる。

カトマンズのトリブバン国際空港では先月24日、乗客乗員19人を乗せた小型旅客機(国内線)が離陸に失敗・墜落し、パイロットを除く18人が死亡した。

イエティ・エアラインズの航空機は昨年1月、カトマンズから中部ポカラに向かう途中、谷に墜落。乗客乗員72人全員が死亡した。

22年5月にはヒマラヤ山脈の山腹にタラ・エアが運航する双発プロペラ機が墜落、乗客乗員22人全員が死亡している。

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