◎死亡した8人の身元と運転手の安否は明らかにされていない。負傷者の容体も不明である。
ネパールの首都カトマンズ郊外でミニバスが川に転落し、少なくとも8人が死亡、10~20人が負傷した。地元当局が23日、明らかにした。
それによると、事故はカトマンズの西方約120kmの山間部の道路で発生。乗客数十人を乗せたミニバスが道路を逸脱し、数メートル下の川に転落したという。
ソーシャルメディアで拡散した動画には車体の一部が水に浸かったミニバスが映っていた。
消防と警察は乗客10数人を救助し、近くの病院に搬送した。一部の乗客は自力でバスから抜け出し、自分の足で病院に向かったと伝えられている。
死亡した8人の身元と運転手の安否は明らかにされていない。負傷者の容体も不明である。
警察が事故原因を調べている。現場の路面は降雨の影響でぬかるんでいた。
バスはカトマンズから山間部の観光地に向かっていた。外国人観光客は乗っていなかったようだ。
地元メディアによると、ネパールの交通事故原因のトップ3は▽スピード超過▽車の整備不良▽道路整備の不備だという。