◎ネパールの山岳地帯では交通事故が多発している。
ネパールの警察当局は13日、首都カトマンズ近郊でバスが山道の側壁に接触・横転し、少なくとも17人が死亡、22人が負傷したと発表した。
カトマンズ警察によると、事故を起こしたバスは市内で行われたパーティーの客を郊外の町に送る途中だったという。
警察が事故の経緯を調べている。乗客の身元と運転手の安否は不明。
地元メディアによると、現場はカトマンズの東方約48kmに位置する集落の近く。地元の村人が負傷者を救助し、その後、軍と警察が遺体を収容した。
カトマンズの北西約400kmに位置する村で12日に発生した小型バスの転落事故では運転手を含む12人が死亡している。報道によると、生存者はいなかった。
バスは定員オーバーで走行し、山道から逸脱。山の斜面を約200m転がり落ち、大破した。
警察によると、事故は12日深夜に発生し、救助隊が現場で8人の死亡を確認したという。さらに3人が医療機関に搬送される途中で、1人が医療機関で死亡した。
ネパールの山岳地帯では交通事故が多発している。警察によると、その原因の多くが無謀運転、車の整備不良、ルール無視だという。